Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

故意なければ犯罪なし

2018年05月19日 08時18分43秒 | Weblog
日大「悪質タックル」は「傷害罪が成立する可能性」 元アメフト部の弁護士が解説
 「――今回の反則の映像を見て、どういう印象を持ちましたか
非常に悪質、あり得ないタックルという印象を持ちました。パスを投げ終わった後のQBへの接触はかなり重い反則です。止まれずにぶつかった場合でも取られますが、自分からタックルに行くことなど通常あり得ません。ディフェンスも重い反則と分かっているから、QBがボールを離したら、ぶつからないための訓練をしています。それが投げ終わったQBを追いかけて、2、3秒後にタックルというのが、明らかに故意があります。」

 本件では、「故意」の有無が最大のポイントだと思われるが、元アメフト部の弁護士は、明らかに故意があると指摘する。
 また、監督が「(相手チームの)QBを壊してこい」と指示したという報道があり、これが事実であるとすれば、監督と選手との共犯による傷害罪が成立しそうである。
 ちなみに、「故意なければ犯罪なし」というのは心身二元論から導かれる原則で、ローマ法では、「過失犯」というものはなかったそうである(「新版 ローマ法案内」p25)。
 それにしても、「壊してこい」という言葉は恐ろしい。
 多くの人が、他人の「身」はもちろんのこと、他人の「心」を傷つけないように配慮して暮らしているというのに。
コメント
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