スルガ銀巡る不正融資 業者激白「私はこうして通帳を改ざんした」
「「通帳、源泉徴収票、確定申告書、レントロール(家賃収入表)や賃貸契約書。頼まれたら何でも改ざんしましたよ。業界では『書き換え』と呼ぶ。お客さんに黙ってやることもある。何人やったか、細かいことはもう覚えてないね」
こう告白するのは、大阪市の不動産業者で30代のA氏。」
「手口はこうだ。まず業者が多くの融資を引き出すために実際の取引価格より高い値段の「売買契約書」を偽造し、銀行に示す。そして1割分の自己資金があるかのように客の通帳コピーを改ざんする。客に耳打ちする例もあるが、資料は業者から銀行に渡るため、銀行の融資担当者さえ目をつぶれば顧客にナイショで不正工作を進められる。」
融資金の一部を手数料としてとる業者の存在が指摘されている。
儲かれば何をしてもいいという業者と、貸付フローの極大化を目指して「目をつぶる」銀行担当者とのコラボレーションである。
「「通帳、源泉徴収票、確定申告書、レントロール(家賃収入表)や賃貸契約書。頼まれたら何でも改ざんしましたよ。業界では『書き換え』と呼ぶ。お客さんに黙ってやることもある。何人やったか、細かいことはもう覚えてないね」
こう告白するのは、大阪市の不動産業者で30代のA氏。」
「手口はこうだ。まず業者が多くの融資を引き出すために実際の取引価格より高い値段の「売買契約書」を偽造し、銀行に示す。そして1割分の自己資金があるかのように客の通帳コピーを改ざんする。客に耳打ちする例もあるが、資料は業者から銀行に渡るため、銀行の融資担当者さえ目をつぶれば顧客にナイショで不正工作を進められる。」
融資金の一部を手数料としてとる業者の存在が指摘されている。
儲かれば何をしてもいいという業者と、貸付フローの極大化を目指して「目をつぶる」銀行担当者とのコラボレーションである。