世界が滅んでも生き残るため、京大生よ変人たれ。酒井教授が語る、カオスに立ち向かうための「京大の役割」 大学の試験は60点でいい
「大学では米をうまく作る・効率よく作る方法は教えられるが、新しいものは見つからない。だから学生を教室に閉じ込めちゃいけない。遊ぶべきだ!アホなことをやるべきだ! なまこなんて、最初に食べようと思ったやつは相当のアホにちがいない。でもその最初のアホのおかげで、ご飯がすすむのだ。でも泳ぎ方くらいは知ってないと溺れちゃう。だから60点でいい。60点だけ、ちゃんと勉強して知識をとっておくべきなんだ。」
既存の知識は60%程度で十分、後は新しいことを発見するために注力すべきという発想である。
これは、おそらく大企業でもやっていることで、例えば、非凡な才能のある社員については、営業はあまりやらせず、研究開発部門で新分野・新商品の開拓にあたってもらうなどという例がある。
ところが、そういう人材にルーティン・ワークばかりやらせると、いつも「60点」ばかりで評価されないという結果に終わる危険もあるわけで、結局、人をみる目が重要ということになる。
「大学では米をうまく作る・効率よく作る方法は教えられるが、新しいものは見つからない。だから学生を教室に閉じ込めちゃいけない。遊ぶべきだ!アホなことをやるべきだ! なまこなんて、最初に食べようと思ったやつは相当のアホにちがいない。でもその最初のアホのおかげで、ご飯がすすむのだ。でも泳ぎ方くらいは知ってないと溺れちゃう。だから60点でいい。60点だけ、ちゃんと勉強して知識をとっておくべきなんだ。」
既存の知識は60%程度で十分、後は新しいことを発見するために注力すべきという発想である。
これは、おそらく大企業でもやっていることで、例えば、非凡な才能のある社員については、営業はあまりやらせず、研究開発部門で新分野・新商品の開拓にあたってもらうなどという例がある。
ところが、そういう人材にルーティン・ワークばかりやらせると、いつも「60点」ばかりで評価されないという結果に終わる危険もあるわけで、結局、人をみる目が重要ということになる。