Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

AAの問題

2011年05月20日 07時55分40秒 | Weblog
<九州大学>入試「女性枠」見直し 「男子差別だ」苦情相次ぎ 来年度導入
 「理学部数学科の女性研究者を増やすため」という目的で、「募集人員9人のうち5人を女性に割り当てる」というのはさすがにおかしいだろう。女性研究者が少ない理由は、素人が考えても、一般論として、女性は数学が苦手だからと考えられる。たいていの高校では、理系の女子は圧倒的に少ないはずだ。
 学者と言うものは、常識では考えられない行動をとるものだ。
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守秘義務違反

2011年05月19日 07時39分53秒 | Weblog
福島第1原発 「米要請で汚染水」平田参与が発言撤回
 この手の発言は、「撤回」になじまない。公務員であれば、発言を行った時点で守秘義務違反でアウトである。
 それにしても、こんな口の軽い人が政権の中枢にいるような国は、どこの国も本気で相手にしないだろうという気がする。
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サイコパスとの付き合い方

2011年05月18日 08時00分17秒 | Weblog
 しばらく前から「サイコパス」という言葉が一般に流布するようになった。日本語では「精神病質」という。法律相談などで、相手方がサイコパス的であるという相談を受けることもある。
 厄介なのは、職場でサイコパスと同じ部署に配属された場合で、サイコパスが上司だと最悪である。
 サイコパスの特徴として、「慢性的に平然と嘘をつく」点が挙げられており、これが最も分かりやすい。「気に入らないことがあるとわめき散らす」などもそうだろう。
 付き合い方としては、「近寄らない」というのが鉄則らしい。職場であれば、「仕事以外の会話・接触を避ける」ということになるだろう。
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自由業の定年

2011年05月17日 07時41分36秒 | Weblog
 定年がないのが自由業のいいところだとされるが、高齢になっても仕事を辞めない人が多いのは、年金等が手厚くないことの反映でもある。
 さて、今月号の「自由と正義」に、登録を抹消した弁護士のリストが掲載されていたが、その中に「喜寿のため」と理由を記した人がいた。77歳がひとつの定年ということか。
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ネットスラング

2011年05月16日 07時51分29秒 | Weblog
 ネットスラングに「ブラック企業」というのがある。多義的なのがこの種の言葉の特徴だが、「労働条件その他の観点から就職してはいけない会社」とでも定義できるだろう。
 就職活動においては、90年代にも似たような状況はあった。学生は、労働条件のみならず、過労死や離婚、単身赴任を伴う転勤などが多く発生していないかなどという情報に敏感だった。だから、金融業界においては、「自殺の●●銀行、離婚の××銀行、不倫の■■銀行」などという標語が存在した(今も存在するかもしれない。)。だが、個別企業ごとにこんな標語を作らなければブラック的な企業を表現することができなかったということでもある。
 そういう意味では、「ブラック企業」という言葉は便利なのだねえ。
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30歳で成人?

2011年05月15日 07時56分30秒 | Weblog
 バーディーの最初の上司の口癖は、「ニューヨークのアメリカ人が二十歳の大人なら、東京の日本人は中学生」というものであった。海外勤務歴の長い人らしい発言だと当時は思っていたが、その後、アメリカに留学して、この上司の言葉が真実であることを実感した。もちろん、アメリカ人にも精神年齢の低い人はいるけれど。
 ところで、「快読シェイクスピア 増補版」によると、あのハムレットは30歳だったというから、ヨーロッパ人の中にも(デンマークの「王子」という特殊な人間だが)、「ママが再婚してダダをこねる」ような、精神的に幼い大人が昔からいたようである(そのような設定がおかしいとは思われていなかった)。
 「最近の日本人は30歳でようやく成人」とよく言われるものの、精神的な成長が遅いのは日本人だけではないようだ。
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反対尋問で崩れる

2011年05月14日 08時38分40秒 | Weblog
「あたご」無罪 ずさんな捜査を批判
 「横浜地裁の公判で、僚船船長の供述調書が大きく揺らいだ。調書には清徳丸が「自船の左前7度の角度、三マイルを航行」などと角度や距離が詳細に書かれていたが、船長は「この辺と言っただけ」と法廷で証言した。検察側が作成した清徳丸の航跡図も、この調書ができあがる前に既に作られていたことも分かった。」

 証人との打ち合わせ(反対尋問対策)が十分でなかった可能性があり、そうだとすれば、検察の失敗ということになる。あるいは、証人が単に正直なだけかもしれないが。
 もっとも、これによって事実が明らかになったわけだから、よしとすべきなのかもしれない。
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説教する資格

2011年05月13日 07時33分32秒 | Weblog
女子高生にわいせつのイケメン被告 「震災で皆大変な時に…」
 刑事裁判の判決言い渡しの際になされる「説諭」には、大抵の場合、あまり感心しない。ときに、「あなたに説教する資格があるのか」と思わせるような内容のものがあるからだ。
 サマーセット・モームも、被告人に説教する裁判官のことをボロボロにけなしていた。「世間知らずのあんたに他人のことが分かるのか?」というニュアンスである。
 一時期は、浮浪者風の窃盗被告人に対し、「こんなことをしないように、肝に銘じてください」などと説諭を行っているのを見て、司法の役割の限界を感じたものだ。もちろん被告人は悪いことをしているのだが、無間地獄の中で生きるために食料を盗むような人もいるのである。
 裁判官は、政治家、官僚や財界の大物に対しても、説教してほしいものである。
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身代わり代理人

2011年05月12日 08時29分32秒 | Weblog
 民事裁判の弁論準備手続期日に出席していると、依頼者とよく打ち合わせをしていないために、立ち往生寸前の代理人を見ることがある。
 ひどいのになると、全く打ち合わせをしないまま書面を書いているために、本人尋問で依頼者が「そんなことは言ってない」などと言いだす事件もある。
 これは、必ずしも代理人だけの責任ではないと思われるが(例えば、事件を丸投げする依頼者もいないとは限らない。)、基本的には、弁護士の仕事の進め方に問題があるのだと思う。「私がうまくやっておきますから、裁判のことは忘れてください」なんてリップサービスしているのであれば、大変な間違いだ。これでは、代理人ではなく身代わりになってしまう。そうすると、いずれは失敗することになる。
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相談無料化の流れ

2011年05月11日 07時51分15秒 | Weblog
 法律相談が危機に立たされている(らしい)。
 いくつも要因はある。
 まず、全般的な不況と震災のダブルショックである。弁護士に限らず、他の士業でも同様に相談は低下基調にあるという。
 次に、ネットの媒体化による影響がある。これは、相談料を徴収するのが困難になるという問題であり、他の士業も同様の問題を抱えているようだ。
 さらに、弁護士業界固有の要因として、法テラスによる無料相談がある。この影響は凄まじいらしく、ある弁護士会の相談センターなどは、近くに法テラスの事務所が開設されたために閉鎖に追い込まれたそうである。「民業圧迫」の一例と言うべきか。
 法律相談の無料化の流れは、次に「顧問契約の無意味化」をもたらすとの指摘がある。確かに、顧問先としては、無料で相談を受けてくれるところがあれば顧問弁護士は不要と判断しておかしくない。
 今日から司法試験だが、この業界はいろいろな意味で危機に立たされている。
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