Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

オアシス

2012年04月20日 07時45分38秒 | Weblog
 脱サラして10年年を過ぎたが、「脱サラしてよかった」「もっと早く決断すればよかった」としかいいようがない。かといって、会社の上司、先輩、同僚に対しては、今となっては感謝の思いと懐かしさしか残っていない。
 これはどういうことかというと、現在の私の中では、自由業者であるという一種の優越感と、組織で生きていける人・組織に守られている人に対する羨ましさとが渾然一体となっているのである。
 10年経過すれば、過去を振り返って総括するのに十分だと思うが、はっきり分かったのは、私がもといた会社が完全な閉鎖社会であったこと、ただし、砂漠の中のオアシスのような組織であったということである。
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金にならない

2012年04月19日 07時55分30秒 | Weblog
いまさら何がしたいんだ?この会議は
 まだこんな会議があったんだ。

 「独立した法務部というのもありませんし,法務関係だけやっていただくというよりも,人事や総務関係の仕事の経験があって,更に兼務をしていただける人であれば,採用に関して合理性はあるんですけれども,実業の経験がない人は非常に厳しいです」(石黒氏)

 
 というのが殆どの企業の実情だろう。法務予算などは、不景気になれば真っ先に削られるものだ。ニーズがないから、金を払おうという気が起きないのだ。
 ある弁護士が言った「司法制度改革で唯一成功したのは、労働審判制度」という言葉が真実味を帯びて聞こえる。
 
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15年後

2012年04月18日 07時49分59秒 | Weblog
 数年ぶりに、元勤めていた会社の同期と飲み、同期の動向の話題になった。
 さすがに、15年も経過すれば、仕事のできる人とそうでない人は分かるが、能力とポストが見合っていないという現象はどこの組織にもあるようだ。やはり人間関係が大事ということか。
 ちと気の毒に思ったのは、ここ数年給料がダウンし続けているということ。そういえば、官庁に出向した弁護士も、4月から給与が8%ダウンするので家を引っ越すと言っていた。いずこも同じ春の夕暮れ。
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怒りの効用

2012年04月17日 07時37分14秒 | Weblog
 ある雑誌に、橋下徹大阪市長のことを「いつも怒っている男」と表現していたが、私の古い記憶では、他人の前で怒りをあらわすと、共感を得やすいという実験結果があったと思う。経験則上、これはあたっていると思う。
 そういえば、石原都知事もしょっちゅう怒っているし、小泉元首相だって同じだ。政治家に限らず、歌手もそうかもしれない。尾崎豊はほぼ常に「怒り」か、そうでなければ「愛」を表現していた。
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ノスタルジー

2012年04月16日 07時51分48秒 | Weblog
 ふだんは苦手な人ごみをかき分けて、アーティストを見に行った。数年前までは、アカデミー作品賞は基本的にちゃんと見る習慣があったのだが、「クラッシュ」で外して以来、見ていなかったのだ。内容は「久々にいい映画を見た」と満足できるもので、これならアカデミー賞も納得。「古き良き映画」へのノスタルジーをかきたてる作品である。
 主人公は元サイレント映画のスターだが、トーキーへの移行を拒んだために落ちぶれていく。主人公の名前は「ジョージ・ヴァレンティン」で、明らかにルドルフ・ヴァレンティノをもじっている。
 
 
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職場にいる問題を抱えた人

2012年04月15日 07時52分40秒 | Weblog
 大学の元同級生と飲み会で話していると、職場にいるメンタル面に問題を抱えた部下・同僚の話になることが多い。だいたい、問題のある人というのは、境界性パーソナリティ障害アスペルガー症候群の特徴に当てはまる場合が多い。
 問題は、本人に自覚がないため、診断・治療を受けようという意思がないことである。会社側としても、そういう診断があれば話は別だが、「問題行動がある」という程度では、特別なケアをすることが難しい。結局、職場の上司や同僚に負担がかかることになる。
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特例承認

2012年04月14日 08時31分23秒 | Weblog
猫ひろしに暗雲漂う! ロンドン五輪出場取り消しの危機
 「猫が五輪に出るには、カンボジア陸連が特例として申請し、国際陸連から承認を受けるしかない」。って、抜け道があるのか。
 もと中国籍の卓球選手が他国に帰化してオリンピックを目指すのを見て違和感を抱いていたが、これは違和感というよりも呆れるというしかない。オリンピックに出られない方が、ギャグのネタになりそうだが・・・。
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病気に対する差別

2012年04月13日 08時10分40秒 | Weblog
死傷事故、運転の男はてんかんの障害~親族
 ニュースによると、事故とてんかんの発作との因果関係は今のところ不明ということであり、司法解剖によっても、事故当時、発作を起こしていたかどうかまでは分からないと思う。
 医師は、本人と家族に車の運転をしないように要請していたというから、それを無視して運転していた本人には、「原因において自由な行為」の理論が適用されるということになるのだろうか。
 この事件やクレーン車の事故の件から、てんかんに対する差別が広がるという懸念が指摘されている。だが、てんかんの発作を起こしている人に対し、運転免許の停止措置を行うくらいのことは、「差別」には当たらないのではないか。
 亡くなった方たちに合掌。
 
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反社との関係の「疑い」

2012年04月12日 08時10分41秒 | Weblog
UPDATE1: 富士通<6702.T>元社長の請求棄却、東京地裁が「辞任強要」の訴え認めず
 詳しい内容を見ていないので断定的なことは言えないが、「虚偽の事実で不当に社長を辞任させられた」という構成は、かなり難のあるストーリーと思われる。一般的に言って、事実の「虚偽性」を立証するのは難しいからである。
 判決は、「反社会的勢力」(略称「反社」)との「関わりが疑われる」ような人物と関係を持ったこと自体が問題とされていた旨を認定したようであり、自然な認定と言える。
 だけど、「反社」の概念がいつのまにか「準反社」「反社関係者」などという風に拡大していくのはどうだろう。テキ屋稼業の「寅さん」も「反社関係人物」ということになりそうだ。
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非科学的

2012年04月11日 07時49分14秒 | Weblog
Book:自白の信用性
これも「ボ2ネタ」で拾った記事。
 「法曹会4部作」は私も持っているが、「正しい事実認定」の在り方というよりは、裁判官の事実認定の「お約束」を知るうえで貴重な文献である。
 私も布川事件に関する記載を「闇に葬るべきではない」と考える。訴訟的真実と実体的真実とのかい離を示す貴重な例と言えるからだ。
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