迷走

議員外遊予算４・５倍の背景に中国の圧力？　決定直前訪中の議長らに「議員外交弱い」と指摘
丹羽中国大使の交代を画策
　「議員外交が弱い」という圧力が、丹羽大使と「中国の要人」からあったという。だからといって、単に往来を増やせばいいかという問題でないことは明らか。逆に、働かないのだから議員定数を減らすという発想があってよいと思う。
　ちなみに、鳴り物入りで就任した大使については、「財界のパイプ役」として貢献した形跡が見られないとの理由で、交代が取りざたされている。

不要な存在

就活失敗し自殺する若者急増…４年で２・５倍に
　私が就職活動を行ったころも「氷河期」で、大卒の女の子で就職がない人は風俗嬢になっていると噂されていたほどだった。
　だが、近年の就職難はもっとひどいようで、改善の兆しも見られない。就職浪人すれば、さらに状況は悪くなるというのは、精神的なプレッシャーを与える。
　よく聞くのは、「親が就活の厳しさを理解していない」ということで、状況が違うから無理もないのだが、本人に無用のプレッシャーをかけている可能性がある。親であれば、つてを探してやってもいいと思うのだが・・・。

自衛策

受動喫煙防止、飲食店配慮し再検討　努力義務も削除　労安衛生法改正案、今国会成立へ
　場合によっては放射能より危険だという受動喫煙だが、飲食店の従業員には、それを避けるすべがないということのようだ。
　飲食店のカウンターに座っていると、ときどき、隣の客がぷかぷか煙草を吸い始めることがあるが、極めて迷惑だ。私は、そんなときは席を変えてもらうか、店を出ることにしている。

暴動

オランド氏支持者、深夜まで歓喜＝「責任は私に」とサルコジ氏―仏大統領選
　フランスで現職大統領が敗れたとなると、次はアメリカ？ということになる。
　さて、フランスに限らず、ヨーロッパではいまだに「暴動」がときどき起きるようだが、日本ではもう「暴動」は起きない。この違いは、国民性だけではなく、おそらく、失業率の高さによるものだと思う。ヨーロッパでは、職がなくて憤懣やるかたない人々がわんさといるのだから。

物証

看護師刺殺　空白の４時間がカギ…元カレのアリバイ成立
　報道されている限りの警察の態度からすると、既にホシは分かっているようだ。
　だが、やはり物証が今一つ。
　ちなみに、推測だが、被害者の女性は、（直前まで会っていた）加害者と接触した際に携帯を忘れた可能性がある。というのも、マンションの前でわざわざ３０分も待っていたということは、オートロックの解除方法を教えてもらったときのメールなどを見られなかったと思われるからだ。

価格不破壊

ミスチルも危ない!?　「音楽事務所」というビジネスの終焉
　昨夜、数年ぶりに「ミュージック・ステーション」を見たら、ミスター・チルドレンが「３６５日」を歌っていた。
　だが、どうやら業界では「Mr.Children解散説」が出回っているらしく、ツアーやテレビ出演も「最後の荒稼ぎ」という見方が有力だ。その背景には、ＣＤの売上激減などによる事務所経営の危機があると指摘されていて、極論すれば、「若者がモノを買わない」というところに行きつく。かくいう私も、レディー・ガガのＣＤが中古でも2000円くらいすると、買うのをやめてしまう。YouTubeのせいばかりではない。ＣＤの価格はデフレに対応できていないということなのだろう。
　

ショートカット

「逃げ得許さない」殺人事件被告から２億円超回収　破産手続き活用
　「ボ２ネタ」経由の記事。
　加害者に資力があるが、訴訟になると最高裁まで争いそうな人物であるケースでは、こういう手段もあるということか。
　これは、訴訟よりもショートカットだ。
　
　
　

穴をあける

　通っているスポーツクラブ（ただし、別の店舗）で、ちょっとした事件が起きた。体調不良でレッスンを急きょ休んだフリーのインストラクターが、事実上「クビ」になったのである。
　担当のイントラが体調不良などの場合、通常、他のイントラが代行するか、プログラムを変更することになっており、これはおそらくどこのスポーツクラブでも同じである。問題は、朝一番のレッスンだったため、代替要員がおらず、レッスンが休講になってしまったこと。
　フリーのイントラというのがミソで、社員イントラなら、この程度で解雇することは無理である（寝坊したアナウンサーの解雇が無効とされた事件がある。）。フリーゆえ、契約形態は、労働契約ではなく、（スポットのレッスンについての）業務委託ということなのだろう。そうすると、店舗側としては、いつでも契約を解消できるということになる。
　仕事に穴をあけることはよくないことだが、そのような場合に備えていない方も悪い。
　

暴言？

デフレの正体」藻谷浩介さんに賠償命令　ブログコメントで名誉毀損
　やや古いニュースだが、「早く死んで子供に財産を残せ」というのにウケた。「デフレの正体」の要点は、人間が長く生き過ぎると経済が停滞するというところにあるからだ。
　でも、こういう当然のことを指摘する人が今までにあらわれなかったのも不思議だ。

ランティエの一日

　ハイキングに出かけると、電車の中で高齢者の方々の会話を聞かされるのは毎度のことだ。「俺なんか２日に１回は出かけてるよ」などという話、飼っている犬の話、今度行く海外旅行の話、などなど・・・。
　どうみても年金で生活している「ランティエ」である。そういえば、最近、６３歳で毎月５０万円の年金をもらっている人（金融機関出身者）の話を聞いた。年齢や金額からして、厚生年金だと思うが、引退してもイソ弁なみの収入が保証されるというのは、おそらく今後は難しいのではないか。