よく、民事事件の原告の勝訴率は約7割といわれる。これは、全部・一部勝訴判決と勝訴的和解を含んだものと思われるが、実感としてもこれはおおむねあたっていると思う。
だが、勝ちは勝ちでも、訴額に対して認容率が低い事件類型も存在する。例えば、業務上横領がそれに当たる。金の流れに関する立証が困難だからである。ましてや、刑事事件で警察に告訴状を受理してもらうとなると、証拠固めは相当困難である。この辺を依頼者に納得してもらうのも大変だ。
だが、勝ちは勝ちでも、訴額に対して認容率が低い事件類型も存在する。例えば、業務上横領がそれに当たる。金の流れに関する立証が困難だからである。ましてや、刑事事件で警察に告訴状を受理してもらうとなると、証拠固めは相当困難である。この辺を依頼者に納得してもらうのも大変だ。