季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

戌の日

2018-06-24 21:23:06 | 暮らし Daily life
昨日、娘がめでたく戌の日参りに行きました。
やっと友達にも職場にも伝える事になったので、私もブログに書けます。

この2か月はずっと娘の家に殆ど居て、時々うちに帰り。
食事つくりと家事に集中していました。

ゴールデンウィーク前に妊娠がわかって、
それからだんだんと進んで行ったつわり。
私自身がつわりがとても重く、その弊害が肉体的にも精神的にも後々まで残るくらいでした。
回復するのに10年くらい集中していろいろな治療を続けてやっと元気になったくらい。

ほんとうに苦しかったので、娘が妊娠してつわりがひどかったらその時はその世話をしようと心に決めていたので、
夫とも相談してそれに集中することにしました。

私が始めに行った時(4月の末)は、私の時のようにひどくて、吐いて吐いて何も食べられず、ひどくなる一方。
次の日に産婦人科に行って点滴をして貰った。
その日からつわり対策の日々が始まりました。

とにかく食べられるものを少しずつ。水分も摂ろうといろいろと観察したり考えたりして
わかった事がたくさんあります。
つわりは人によって違うので、誰の参考にもならないかも知れないけど、もしかして参考になる場合もあるかもしれないので少し書きます。

特にお粥やうどんなど柔らかいものでなくても良いってこと。
吐き気があるからと言って胃や腸の病気とかバクテリアのせいではないので、消化の良いものを食べる必要はないみたい。
以外と味の濃い物や消化しにくそうなものが食べれたりしました。
面白かったのは、ものを食べ始めた赤ちゃんの頃に好きだったものだったら食べれた事。
それはモズクの酢の物(買ったのじゃなくて私が調理したもの)とか。
まるで1歳の時のように手羽先だったら一本とか少しずつ、時間を離さないでこまめに食べると吐き気がコントロールできるのがわかった。

吐き始めると気持ち悪くて食べられなくてもっと吐き気が増すと言う悪循環に陥るので、そのタイミングを逃さない工夫をいろいろとした。
仕事中も少しずつ食べらえるように、旦那さんが小さなおにぎりを毎日5つくらい作って、それをポケットに入れてぱくっと食べた事。
スナックも持って行ってすきをみて食べる。

その頃は「食べられるかも!」と思って買って、食べたらやっぱり気持ち悪くて食べられない。ってのを繰り返していたので
その残骸のスナックや食材が大量に出て、それを旦那さんと私で食べる毎日って感じ。
仕方ない。

でもやっぱり娘を産まれた時から観ている私は、今の彼女にどんなものをどんな味付けのバランスで与えたら食べるかってのが経験と直感でわかるので、ものすごい離れ業で彼女の食べられそうなものを作って食べさせることに成功した。
お母さんってすごい。ずっと丁寧に食事を作って(って普通だけど)育ててきて良かった。そして今ひまで良かった。ってつくづく思った。

例えば、グラタンが好きなんだけど、娘が食べられるように工夫したのがこれ。

       

ホワイトソース使ってません。バターも。
オリーブオイルで具(ハム、ササミ、玉ねぎ、ブロッコリー)を蒸し焼きにして、小麦粉を絡めて炒めて、そこにコンソメ少し、牛乳を少しずつ入れてホワイトソース状にして行き、最後に水切りしたプレーンヨーグルトを加える。
そしてチーズをかけて焼きました。
これが普通にグラタンの味で美味しい。

       

彼女はハムが食べられた。そんなの食べられるなんて思わなかった。
だから毎朝サンドイッチです。
ちょうど、トールペイントの先生に教えて貰ったのが美味しくて食べれた。

       

だんだんうまくなってくる。

       

お弁当にも工夫していろいろ少なくてもちゃんと食べられるように作った。
そして帰ってくるまでにお腹が空くから、娘は帰りにちょっと食べて帰ったり。
ミスドの飲茶の鶏塩ラーメンが食べられたのでそれを。

調べたり観察したりしてわかったのは、血糖値が急上昇急降下しないようにすると良いと言う事。
だから肉とか野菜とかも一緒に食べた方が良いし、消化が良いからと柔らかい甘いものだと余計にあとでしんどくなることがあると言う事。
それで調べて低GI(血糖になりにくいもの)を取り入れるように注意して調理するようにしました。

そしてここ2週間くらいでだんだん吐き気が弱くなってきて、やっといろいろと食べられるようになってきました。

娘のうちに居る時は、自分ちでもあんまりしない片付けや掃除や皿洗いも結構やっていて、それがなんだか気持ち良く、
「私、やったら家事できるやん!」って自信が付き。
自宅の掃除も帰った時にやったりして、主婦としてなんだか成長した感があります。

戌の日を迎えて吐き気もだいぶと収まり、ずいぶん楽になったようです。
胎動も感じるようになり、そうすると具体的に嬉しい。(つわりの間は赤ちゃんいるのわからないから、ひたすらしんどいだけ。赤ちゃんいるっていう想像の中で、あの辛さを耐えるのってなかなか大変です。)

私も自宅に戻り、暮らしています。
私がやりたかったつわりの時期のお世話が思う存分できて良かった。
夫が少し痩せたので、うちの食事作って食べて貰おう。

今日は長くなったので、また続きは今度。
長い間、何も書けなかったけど、妊娠の事知らせられなかったし、それしかしてなかったので。
息子の仕事が決まって、娘の妊娠とつわりが来て、さらに夫の仕事も変わって
激動の我が家でひたすら家事を淡々としていた春でした。

このタイミングで来週から私はヨーロッパ。
荷造りも大体出来て楽しみに待つばかり。
書いてなかった分がまだあるので、また追加して行きます。

なにわともあれ、めでたい。心配して下さった方もいらしたと思います。
元気で頑張っていたので大丈夫です。
また書きます。







Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする