第3回公認心理師試験、終わりました。
一言で言うと。
難しかった!
試験中に
「なんやそれ〜?」
「こんなん知らんわ〜!」
って100回くらい心で叫びました。
まじで、きぇ〜っ!!って叫んで問題用紙をビリビリにする寸前でした。(しなかったけど)
私はいろんな参考書や資料、予備校のテキストや問題を一生懸命に習得して試験に臨みました。
勉強したことは聞かれたら答えられる自信があった。
そしたらその範囲で答えられる問題が3割〜4割くらいだった。
(自分調べ)←主観
後の3割は、その場面にパッと立たされて何を選ぶか自分の今持っている知識と経験と勘だけで決めると言うもの。
まさに実力問題。
老人に出す薬とか、ADHDの児童の対処に困っている先生にどう助言するとか難しい法律の選択とか。
その知識はそれまでに私の目にカスリもしなかった知らない用語ばかりだった。そのケースは今まで考えたこともない例だった、本当に賭け。
残る3割は、本当に知らないしわからないけど雰囲気と勘でとにかくマークシートを塗ったものです。
あんなに一生懸命たくさん勉強して身につけたのに、それが役に立つ問題が思っていたより少なく
「私の努力は無駄だったのではないか?」と言う学習性無力感に苛まれました。
流石の国家資格。合格の壁は厚い。
生半可じゃなかった。😞
コロナのせいで周りの人となんの会話もできず、帰りも悶々としたまま帰宅。
もうちょっとわかる試験にしてくれたら良いのに。
辛すぎる。知らないことばかり聞かれても。どうやって勉強したらいいのかわからない。
そればかり考えてた。
そして夜に予備校の解答速報と言うかみんなで解くと言うのをやったら、意外と合ってる問題がありました。
今の解答は信頼性に欠けるけど、それでも合計してみたらなんと!
合格点取れてたみたいです。←本当のところは2月までわからないけど
もし合格点取れてるとしたら、何がすごいかって言ったら私の「勘」です。あれは勘のテスト。
6割を勘で解くって何のテストなんかな?
公認心理師には勘が必要とされてるのかな?
嘘みたいだからあまり信じてない。ダメかもしれない。でもまあ仕方ない。
と思いながら、しばらくゆっくりします。
交通事情で試験の開始が30分遅れ、私は上着を着て建物の外へ出てフラフラと散歩していました。
もうそれまでも小一時間待ってたから、気分転換に。
そろそろ戻ろうと思ったら入り口から走ってくる男の人が。
一緒に検温と消毒をしてエレベーターに乗る。
すごく憔悴しているその人。
「南海が1時間も遅れたんですよ!」って。
私は「大丈夫です。開始までまだあります。大丈夫ですよ!」ってなぐさめる。
なんかそれが面白かった。私が偶然にその人を慰める役の人に抜擢されたのが。
こんな時にも天使のお計らい笑笑!
試験もあまりにもわからなすぎて、後半はほとんどクイズ番組に出てる人の気分でちょっと楽しく解答してた。
「ファイナルアンサー?!」って感じで。
そんな時に出てきた認知症のじいさんの問題がゆるい感じで和みました。
物忘れで受診して、今日は何日ですか?って聞かれたら「この歳になったら日にちなんか気にしない」って答えた。
その人の症状の名前は?
私が答えたのが「取り繕い反応」
そんなん聞いたことないわ!でもそれしかないわ!ってほとんど漫才のノリ。
でも多分正解です笑!
とにかく終わりました。とりあえず2月までは勉強しません。
さあやっとクリスマスとお正月が来ますよ!