孫と遊ぶのが日課。
本当に感心するくらい同じことを繰り返す。
この頃の流行りは松ぼっくり投げ。
公園の柵のところから斜面に向けて松ぼっくりを投げる。
するとコロコロ転がって、途中で止まるものや溝に入るもの、通路まで行くもの、その向こうの溝に入るものなど。
一つ一つ転がり方が違ってそれが面白い。
公園にはたくさん松ぼっくりがあるので、それを取りに行って次々転がして観る。
ひとしきり転がして松ぼっくりが無くなったら、私と一緒に降りて落ちたのを拾う。
籠とかないから私のショールに入れて運ぶ。
それでまた上から落とす。と言うのを何回も何回も。
朝も夕方もする。
子どもは基本的にこの重力遊びがすごく好き。
公園の下水溝の網から石や葉っぱを入れたり、溝の流れに枯葉を入れたり。
ソファの後ろにクッションを全部落としたり。
付き合うのは大変だけど、まああんなに楽しそうにするんだから仕方ない。
観ていると、まさに研究の姿勢そのもの。
繰り返し重力を体験する。何十回も。何百回も。
人は生まれつきの科学者なんだなとしみじみ思う。
落として遊ぶ、水で遊ぶ、砂で遊ぶ。
滑り台が楽しい、鉄棒が楽しい。
全部科学だと思う。
そして、子どもの頃にこうやってたくさん地球で遊んでいるほど、中学高校になって科学の授業が始まったときに、内容がスッと入ってくるんだと思う。
子ども達、地球で遊べ、好きなだけ。繰り返し。味わえ!