季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

傷つけた傷ついた子どもたちの回復の話、ルイスサッカー

2013-07-31 09:50:20 | 洋書 English books
スリランカに行ってる間に用意した本は殆ど読んだ。それくらいスリランカではゆったりとしたスケジュール。ちょっと動いては休んでって感じ。
ほぼストレスなし。
帰って来てから鍼灸師の先生に診てもらったんだけど「今までになくストレスのツボが柔らかいです」と言われました。

その中で読んだ本。
行く前に読んでしまったHolesからルイスサッカーの本に夢中。どれを読んでもなかなか感慨深いです。

2冊目が

Small Steps
Louis Sachar
Bloomsbury Childrens


Holesの後日談、キャンプグリーンレイクでスタンリーと一緒だったArmpitの話し。
X-rayからの怪しいお誘いに巻き込まれてのドタバタ、ロックシンガーとの出会い。胸キュンなティーンズストーリーです。
small stepsの意味がアームピットが受けたカウンセリングで聴いた「人生は急流の中を歩くようなもの、だから歩みを進める時は大きな一歩を踏み出しちゃダメ、いつも小さな一歩一歩を重ねて進んで行くのよ!」と言う言葉から。それだけでも何がしかで一度は人生を踏み誤った男子には大きな意味があると思う。

それから読んだのが

There's A Boy in the Girl's Bathroom
Louis Sachar
Yearling


ここに出てくるブラッドリーはクラスの嫌がられ者。教室の一番後ろの端っこの席で、授業中も一人でハサミとセロテープと使って何やらゴチャゴチャ作ってばかり。誰かが話しかけても憎まれ口しか叩かない。
それでも彼は家に帰ったら部屋にいるたくさんの動物の人形たちが歓迎してくれる。
そんな彼の隣に転校生が来てから何かが変わり始める。カウンセラーの先生との出会い。
これは思った以上に感動しました。良かった。

そして次が

Someday Angeline (Avon/Camelot Book)
Louis Sachar
HarperCollins


「生まれる前から知っている」とにかく並外れた天才に生まれてしまったアンジェリーナ。お母さんは3歳の時に死んでしまって清掃車に乗っているお父さんとの二人暮らし。
賢すぎるために彼女もクラスになじめない。
そんな中での友達ややさしい先生との出会い。魚たちへの憧憬。

どれにも共通するのは「何か苦しい立場にある子どもたちが偶然出会った周りの人たちとの出会いで内側から元気になって行く」と言う事。
いろいろあるけどとにかく仲間と生きて行く。

こんな体験がある人、大人になっても心の中にまだ傷ついた子どもが住まわっている人、今も苦しい立場にあって頑張ってる人たち、だれの心にも潤いと豊かさをもたらしてくれるだろうと思います。
ルイスサッカー、まだまだ読み進めたいです。今まで知らなかったのが勿体ないくらい。

私のスリランカ体験記を少しずつアップしています。日付に沿ってアップしているので遡っての記述になります。興味のある方はチェックしてみて下さい。私のスリランカ滞在は7月11日から24日まで。
始めから、また終わりの方からも書いています。
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