季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

遠くなる土佐の山と海

2015-02-21 22:06:05 | 食べ物 Eat
このブログでも度々登場する「とさ千里」がなくなるらしい。
2月の始めに聞いて驚いた。
どうしよう?

子どもたちが小さいころからずっとお世話になってて、北摂に住みながら、いつも高知の山や海と繋がる暮らしを続けられたのもこの店のおかげ。
これから山菜や小夏、苺。それに雛祭りの寿司も、初鰹も…と楽しみにしていた時期だけによりいっそう惜しまれる。

毎週決まって買って、定番になってたものもあるので、その暮らしのサイクルが途切れるのが信じられない気持ち。
野菜も新鮮で安く美味しいものがいつもあったので安心だったのに。
藁焼きのタタキは閉店後もどこか近くで買えるようにしてくれると言うので少し安心だけど、それでも母体がこうなってしまっては活動しにくいだろう。

娘が高知県出身の友達より高知の食べ物に詳しいとびっくりされたくらい、私たちは高知の食べ物を日々食べて暮らしていたので、これはちょっとした引越しくらいのショックだ。
なんでもない間引き菜や小魚や切干大根なんかでもやっぱり他とは違う。肉も味が違う。
おやつも素朴なものが多くて楽しみに食べてたのになあ。
イベントもいつも楽しみにいろんな土佐の食材に触れる機会だったのに。

あれもこれも、次食べる時は高知に行った時だと思ったら食べたくていろいろ買い求める。
このサバの姿寿司も高知特有。巻き寿司だって見かけは大阪のとあまり変わらないみたいだけど、全然違います。あっさりしている。
寿司酢に柚子が入っているから。具も甘くない。それが慣れてると美味しいです。
子どもたちが小さい時、ここのお惣菜にどれほど助けられたか。

       

サバ寿司なんかお正月などしか買わなかったのに、思わず買ってしまった。美味しい。

       

菜の花もたっぷりいつも入ってるのが嬉しかった。今日は一気に辛子醤油和えでパクパク食べる。

       

いつも私のお使い物はどこに行くにもここで買うのが多いので、高知の人かと思われたことがあるくらい。
ミレービスケットも芋ケンピも四万十の青のりも買っておいた。そんな事をしたところでもつのもたかが知れてると思うけど買わずにはおられない。
あまりにも私たちの体の生活の一部と言うかずいぶん大きな部分になっているだけにまだ実感もわかない。

あと3日。明日は行けるかな?これからどうしようか、ちょっと考えないといけない。

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