床の間があるので、生け花を習い始めました。
昔の子女がたしなんでいたお稽古事をしていないのがちょっともったいなかったなと思われる昨今。
公民館で生け花サークルを見つけて入会しました。
生け花の学校で教授を長年勤めていらっしゃった方が先生。
まずは生け花の歴史と基本の講義を1時間ほど。それから来た花に合わせて盛り花を生ける。
花の扱い方、道具の扱い方、生ける場所や順番長さ、角度など教えて貰いながら、自分で良いと思うように生けて行きます。
それが楽しい。ものすごく頭も感覚も使います。
生物学的な要素と力学的な要素、そして芸術的な要素をフルに使う生け花。
言われたように生けたら、とても素敵なものが出来上がった。
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習字もそうだと思ったけれど、生け花でも意識するのは空間。
物がある所、そしてない所を意識して作り上げていく。
そこに風や動きが出るように。
それが日本の文化に特有だなと思っています。
これからのお稽古が楽しみです。
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