季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

フェルト講習、学割あります

2016-08-26 20:24:50 | 工房working place
工房にて。
この前のオイリュトミーの講座に参加された大学生の方がフェルトを作りに来られました。
スマホケースを作りたいと言う事。
息子や娘と同じくらいの年齢。手仕事に興味を持ってもらえてうれしい。

工房の講習では羊毛もたくさんの種類があるし、ドラムカーダーが使えるので、元の素材作りから体験して貰えます。
好きな色を選んで、作りたい作品に合わせてブレンドして行く。
やさしい柔らかい色を選んだ彼。

       

羊毛に触るのもフェルトも初めてという事で、興味深く作業を体験していました。
羊毛を乗せる時はちょっと緊張して丁寧に乗せる。そして丁寧に擦って行きます。
縮絨の段階になったら、もう窓も開けて扇風機も回して、話も好きに出来る。
いろいろな話に花が咲く。

彼は吃音を持っているので、話しはじめに少し時間がかかります。
私も作業をしながら、ゆっくり待ちながら話を進めて行く。

夫の方の甥っ子にも吃音があるんだけど、あんまり具体的に知らなかった。
少し調べた情報と彼に実際の事を詳しく聞けて良かった。

小さいころから始まる事もあるけれど、大きくなってからなる人もいるよう。
やっぱりストレスが大きいと出やすいらしい。
そして年月が経つにつれて治る人が多いって。

彼を観てると、吃音であることに向かい合い、それを発端としていろいろな所に出向いたり、人に会ったりして世界が広がって深まってるなあと思う。
それも一つの人生だなと。

何が人生の負の要素なのか、ほんとはすぐに決める事が出来ないなあと。

私は彼に会えて、吃音の事に関心を持ったし理解も深まったのでとても良かったと思う。
彼はいろんな人に会って、これから私にあったみたいな、新しい理解の体験を増やしていくだろう。
勇気がいることだけど、有意義な事だと思う。

それでもきっと不便だろう。治る時が少しでも早く来ますように。

さすがにフェルトはどんどん縮まって、良いものが出来ました。

       

これから毎日フェルトを使う中で、その良さを体験して欲しい。
学生の方には特別の学生料金を設定することにしましたので、遠慮なく学生さんもおいでください。

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