季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

豊かな節約

2011-05-17 22:42:20 | 暮らし Daily life
一昨日の日曜日は家族みんなに用事がなく、家でゆっくり出来る日だった。
めずらしい!
それで私も一日ゆっくり食べ物を作る。
パンを焼き、ヨーグルトを発酵させて、ジャムを作り…。
朝も昼も夜もしっかり作ってみんなで一緒に食べた。

今日も息子はテスト前で帰ってくると言うのでラーメンの下ごしらえ。ラーメンは生麺で、結構お店みたいな味になる。
叉焼も煮玉子(叉焼のタレに漬けておいただけ)も作ったもの。
叉焼は息子用には豚バラを使い、大人用にはモモ肉だ。全部豚バラにしてほしいと彼は言うがそれは私たちの体には酷だ。
脂は美味しいからねえ。

       

こんな食事が我が家の宝だ。それは2年前の節約生活から出来たもの。
「俺、節約の時楽しかったわ。」と息子は言う。
そう、この頃なんだか物足りないと思っていたらそれだった。節約の時に作った食べ物たち。
それがまた復活している。その時の美味しさと楽しさが忘れられない。
美味しいし落ち着くし幸せな気持ちになる。
節約と手作りに励んだあの一年、大変だったけどあれが私たちの底力になっていた。
今もこうやって時々でも復活させるとみんなの元気がアップする。
それが私のストレス解消にもなるので一挙両得。

さっき近くの映画館に行ってきた。大きなシネコンじゃなくて昔からあるリバイバル専門の小さな映画館。
次々無くなっていく中でそれは生き残っている。見たかったのを見つけて一人1000円で観れたので。
「武士の家計簿」
淡々としみじみと良い映画でした。
子役がこの前の「JIN」に出てたきれいな子どもでうれしかった。
馴染みのあるひなびた映画館で見る映画は余計に良かった。音響も画像もそんなに良くなくても映画には力がある。それがこういう映画館だと良くわかる。

夫もあの時家計簿を付けはじめたのだ。エクセルで作って。自動的に表になって出てくるすごいやつ。
この人も「そろばん侍」だな。
息子が大学を出るまでは物入りな状態が続くだろうから、節約モードは保ったまま地道に生活しよう。
それが力になって楽しみにもなるとわかったし。

手をかけて作った食事を一緒に頂くことは プライスレス。
夫婦で安いリバイバル映画館で一緒に良い映画を観ることも プライスレス。
Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 次々生まれる帽子 | TOP | 信じる »

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
倹約 (スエゾウ)
2011-05-18 00:38:11
倹約も大事です。

と思っているのですが、どうしてもお金って使ってしまいますね。

しかし、ラーメン、ここまで本格的だとさぞかしおいしいだろうと思います。

本日、残りの羊2頭の毛刈りも無事おわりました。ご報告まで。
返信する
スエゾウさん (chico)
2011-05-18 08:02:21
お金、使ってしまいます。スエゾウさんはわたしからしたら倹約家だと思いますよ!
ラーメン美味しかったです。醤油とんこつ味だったので、これに紅ショウガとモヤシを加えたかったです。
すべての羊たちがサッパリですね!おめでとうございます。子どもたち喜んでいたでしょうね!
返信する

post a comment

Recent Entries | 暮らし Daily life