季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

次々生まれる帽子

2011-05-16 22:42:41 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

指編みで長い編地を編んで、それを綴じて行ってました。長い間かかった。
お世話になっている人にあげるらしい。もう寒い季節は終わってしまったけど完成しました。
長ーいニット帽なのでこれは下の縁を内側に折っています。これを伸ばせば後ろが垂れた帽子になる。
寒いときは耳元がダブルになるのでとても温かいでしょう。

       

手縫いで進めていた布キャスケットも次々完成する。
途中で被ってみてサイズが合わなかったら調整して、ぴったりのものが出来ていく。
出来た時の表情はキラキラです。
「針持つのなんか小学校の家庭科以来や!」とか「縫い物は苦手で…」と言う人たちがずんずんと縫い進めて仕上げていく。
一針一針の力って本当にすごい。そしてそうやって手をかけて丁寧に縫った作品はとても感じがいいんです。これはミシンのとやっぱり違う。
縫うことに自信が出来てきたみんなです。

いつも作りたいもの、やりたいことを聞きながら本人の力を見ながら手助けも加えながら作業を進めています。
そうやって「こんなことも出来るんや!」とその人の力を発見するのがなんか宝探しのよう。
今回のニット帽もいつもは私がする綴じる仕事を彼がやってみてスイスイできたのが驚きだった。
調子の良さや回復の度合いも現れていてそれが本人の大きな喜びになる。
見つけた宝の価値は計り知れない。

これからも掘り出す探し出す。宝物。
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