季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ウィルスの次にやってくるもの

2020-04-23 16:38:41 | 心と体 Mind&Body

うちに籠もっていても、社会に低く重く暗い空気が広がっていくのを感じる。
恐怖とそこから来る怒りの感情の濃度が高まってきている。
その怒りが向かいやすいのは、近くに居る自分より弱い人や遠くて高いところに居る人だ。

その怒りの作用は疫病と同じかまたはそれ以上に人類を破壊する可能性があると思う。

怒りが高まっている時は自分だけが被害者だと思ってしまう。
遠くて高いところに居る人や近くて弱い人が自分を攻撃しているように思えてしまう。だから攻撃する。

怒りには実は秘密があります。あんまり知られてないけれど、
それを今日はお伝えします。

「怒りの感情は自分のもの」と言うことです。

びっくりしませんでしたか?
私が怒っているのはあいつのせい!ってそれ以外考えられないって。
怒りは人を支配します。そう思うように仕向けます。
怒りは人の理性や客観性や生産性を麻痺させます。

それをどんな風に表すか、処理するかは自分に委ねられているんです。
自分が持っている不具合や問題が怒りの元だけれど、大抵の場合はそれを誰かにぶつけることでは解決はしない。
それに怒りの表現は相手を傷つけたりやっつける事以外でも出来る。
しかも問題を解決しようと思ったら、その方が実は近道。

それが真実だけれど、なかなか知られてないと思います。

もう一つ。実は怒りは進化します。
恐怖や我慢が重なって怒りになります。
それが憎しみになり、そしてその後呪いになります。
怒りは育たないうちに手放すのが肝心。

それでもその恐怖や怒りは自然に沸いてきて膨らんで来る。
その魔物に支配されて自分が自分でなくなり、どの一秒も自分のものでなくなってしまったと感じるようなときがあったら、もしかしたら役に立つかもしれない方法があるので、ご紹介します。

「今から3回呼吸する間は自分の時間。安全で安心な時間」って思います。
そして3回大きく呼吸をします。なかなか難しいかもしれませんがやってみてください。吸うのが難しかったら吐くのからしてみてください。

不安と恐怖と怒りでパンパンに膨らんだ風船の中に居るようでも、こうやって自分の安心なところを小さな点でも作っていけば、すこしずつその空気が抜けていって状況が変わっていきます。

せっかく生まれて生きているあなたの大事な人生を、恐怖や怒りに支配されないで取り戻しましょう。

そしてこの動画にもある通り、笑顔と日常を武器に。
食べて寝ること。
大きな魔物を倒す方法は、実は手洗いと同じで、ものすごく当たり前でシンプルなもの。簡単なようで難しいもの。

自分の中に小さな安心を作ることから。
今日、わたしたちに出来ることを それぞれの場所で。
温かい明るい空気を少しずつ膨らませましょう。




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