季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ヒュッゲ

2018-02-09 21:31:19 | 心と体 Mind&Body
須磨駅のすぐ近くに日本でただ一つのデンマークレストランがあります。
そこのマスターがハンセンさん。
陽気でやさしい人柄が人気。
もちろんそのお店のホットドッグやサンドイッチも人気。

この前行った時、ちょうどデンマークのペストリーが入ったと言う。
それでシナモンロールを頼んだ。

       

シナモンロール、好きでいろいろ食べるけどこれは今まで食べたのと違う。
甘さ加減、サクサク加減、シナモンの濃さなどいろいろが絶妙。すごく美味しい。
温かくして出してくれました。
これとルイボスティーを飲みながらほっこりとゆったりとした気持ちになる。
小さいけれども居心地に良いお店です。

その時にハンセンさんが持って来てくれたのが、デンマークで撮った写真のアルバムと一冊の本。

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方 (単行本)
ニコライ・バーグマン,アーヴィン 香苗
三笠書房


ヒュッゲって書いてあるけど、ハンセンさんの発音がちょっとそれと違った。この本にはずっと何百回もヒュッゲが出てきてその事ばかり書いてあるんだけど、その感触や意味は彼の発音の方がやっぱり合ってる。日本語でヒュッゲって読んだらちょっと違う感じ。もっと籠った穏やかなやさしい温かい言葉。

デンマークは幸せを感じる人が世界一多いらしい。それを理解するキーワードがヒュッゲなんだって。
暖炉に当たりながら、家族で美味しいコーヒーを飲みながら過ごす。なんてのがヒュッゲだそう。
そう言う小さなヒュッゲがたくさん載っています。

たぶん他の国にもそう言う言葉ってある。
ペットショップボーイの「Home and Dry」って歌があるけど、それもそうかも。忙しくても家に帰ってぬくぬくするとホッとするって感じ。
日本語だったらたぶん「ほっこり」とか「まったり」とか言うんだろ思う。

この本は幸せの事を研究している方が書いていて、最終的には人にとっての幸せとは何かと言う話になっている。
社会的な事や政治的な事が関わってくると難しいなと思うけれど、お金がなくても時間がなくても作れるヒュッゲな時間。
なるほどな、やっぱりなと共感できる。

しかもヒュッゲに大切なアイテムが温かいセーターと靴下って言うのも嬉しい。
羊の力が人を幸せにする。やっぱり。

寒い時ほどヒュッゲは味わいやすいんだって。
ひとりでも家族とでも友達とでも、小さなあったかなヒュッゲの時間を持ってみよう。





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