季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

初春

2019-01-01 06:29:08 | 暮らし Daily life
新年明けましておめでとうございます🎍



このブログも10周年を超えた辺りから毎日更新から都度更新に変わって行きました。
パソコンに向かう時間が短くなったのもその要因です。
それでもお付き合い下さる方々に感謝致します。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年末に初孫が生まれ、里帰りでのお世話のため年賀状を書き終わったのは元旦の朝でした。
年賀状を楽しみにしておられる方、しばらくお待ちください。

昨年は家族のそれぞれに大きな変化があり、その見守りとサポートに力を使いました。
特に娘の妊娠出産については、つわり期間と産褥期間をサポートする事を決めていたので、その間はしっかり関われたのが良かったです。

つわりは大きな難関でしたが、試行錯誤してなんとか少しずつ食べられるように出来、それほど大きな体重減少がなくて本当に良かったです。

安定期の間にちょうどフィンランド行きが決まっていたのが出来すぎた偶然のよう。
ずっと行きたかった手仕事と羊とデザインの国に行けて、幸せでした。オーストリアの羊牧場にも寄れて充実した旅。

暑い夏が過ぎ、娘が産休に入って里帰りしてくると、「巣作り本能」と言ってうちの片付けを毎日してくれました。新しいツールを使ってゴシゴシとくるくると綺麗にして行き、私がうちに帰るたびにどこかがピカピカになっているのに驚かされました。

そして出産。
出産については私に大きな振り返りと見直しの作業が伴っていました。それについてはまた書くことがあるかもしれません。
退院後、お世話をして大晦日、お正月を迎えています。
Chicolabo Wool crafts については、そんなこんなで予約してた個展の会場をキャンセルしました。この一年は販売のための作品作りはほとんど出来ていません。
クリニックでのお仕事はしっかりと取り組み、工房でのワークショップも依頼に応じて行ってきました。
生徒さんたちの作品作りに携わるのは、大きな喜びであり、私の中でも達成感が大きいです。

子どもの抱き人形作りのグループ講習も続いていて、子育ての話やいろんな話をしながらゆっくりとしっかりと作っていく時間が好評です。

ここ数年モンゴル文化との関わりで、イベントや大学の講義をやらせて頂いていて、それがしっかりと歩みを固めて行っています。
2月にもイベントがありますので、また告知いたします。
11月の大阪大学での講義では、フェルト作品作りと世界の羊についての話をしました。モンゴル羊毛を使ってフェルトを作るのは貴重な体験です。
その話を準備していて、人間の文明と歴史に羊が大きく関わっていることがわかり、そこから導き出された文化論に自分でも大きな発見がありました。それを沢山の言葉を学ぶ学生さんたちとシェアできたことは大きな喜びです。
これからもリサーチと研究を続けて、その文化論を深めて行きたい。
そのためにもフェルトを含む羊毛の手仕事を研ぎ澄まし深めるとともに、実際にその文化の残るところに出向いてみたいと思っています。

私のライフスタイルの変化や、媒体の変化とともに発信の仕方も変わってくることでしょう。
このブログもきっとまた変化して行きます。
見守ってくださっている皆様、これからも「季節の中で 暮らしの中で」をよろしくお願い致します。

皆様にとって今年が輝かしい平和な一年になりますように!




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