前々から良いなと思っていた。


DRM(DAYTONA REST&MOD) │ チタニウム フードロッド by Thunder Bolt
RZ34/Z34そしてZ33向けへ、チタン合金製フードロッドの製作を行いました。


海外サイトを見ていたら、ホンダ車向けチタン製フードロッドを目にしました。
よくある「チタン風」に着色したステンレス製などではなく、チタン製であることが僕の興味を掻き立てました。
これは、結構カッコが良いなとポストしていた海外業者へ問い合わせをしてみましたが、残念ながら日産車向けへの供給はないとのこと。
生産するとなると、果たしてどの程度の生産ロットになるものかと、チタン合金製ファスニングメーカーThunder Bolt社を経由し各サプライヤー等へ問い合わせを行ったところ、トータル500台程度の数量で生産できることがわかりましたので、思い切って取り組む事にしました。


テスト段階では、コストを少しでも抑えるべく純チタン(Gr.1/2)材を使用してみましたが、ボンネット重量の割にはロッドが細く長いため、折れないとわかっていながらでも僕でさえ不安になるほど「たわみ」が大きく、あえなく断念。
結局、チタン合金の中でも最もポピュラーかつ使用実績の多いGr.5材(64チタンチタン合金)を用いて再テストを行ったところ、とにかく驚くほど軽く(約200g)バーングラデーション(焼色)がカーボンファイバーとのマッチングが良く、コントラストの美しさに僕を興奮させてくれました。


また、ボンネットフードを直接支えるサポーターは、3Dプリンターで整形を行い純正と同じような樹脂で製作を行っています。
これで裏側とはいえ、フードに傷が生じることもありません。

出荷は9月下旬を目処に、現在生産を進めております。


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