セットアップのススメ・・・前編


お盆くらいに初めてデイトナに問い合わせをいただいたお客様が入庫してくださいました。
今回のメインのお仕事は車検ですが、少しお色直しもしたいと思われているそうです。
全体的な車のバランスを見ますと、ニスモのver1エアロやフジツボマフラーは付いていますが、肝心のホイルは純正の17インチのままです。
当然ながらオーナーさんは、この部分をリファインしたいと考えていました。

オーナーさんが当初希望されていたのは某有名メーカーのメッキ19インチホイールでした。
まあ、正直なところデザインやサイズも含め無難な線かと思いました。
ところが、オーナーさんに聞かれました。

「自分はホイールブランドも解らないので、知っているブランドの中で探した中ではこのホイールを選びましたが、山本さんならどれを選びますか?」

最初からホイールの銘柄も指定されていたので、まさかアドバイスを求められるとは思わずに少し驚きましたが、僕なりに今一番素敵と思うホイールを紹介しました。 
お勧めホイールのどの辺りがカッコが良いと思う理由や、サイズも含めたマッチングの説明など
3時間近く入念な打ち合わせを行いましてホイールは決まりました。
それに合わせ、当初予定にはなかった車高のリセッティングも含めオーダーいただけました。


ホイールはワーク シュバートSC4 先月出たばかりの新作です。 20インチの9.5jj 10.5jj 


車高のダウン量を測定したいので、とりあえず車高はノーマルのままホイールのみの装着
悪くはないけど、若干腰高です。


フロントのクリアランス


リアのクリアランス

リアの方が15mmほどクリアランスが広めです。
しかしながら通勤などにも使用している車ですので、無茶なローダウンはしたくありません。 乗り心地よく、ハンドリングよく、カッコよく デイトナ流車高短セットアップ術の基本です。

どのくらい下げるとベストなスタイルになるかを考えながら、足回りを組む準備をするのでした。

つづく





 


むむむ・・・



15年式 走行は2万キロのZ33オーナーのお客さんから相談がありました。

「4つあるスピーカーのうち、1つからしか音が出ないんですが・・・」


現車を確認すると、確かに1つしか音が出ていない。 右後 ただ1つしか音が出ていない。

・まず考えられることとして、オーディオの前後左右のスピーカー出力調整。

サウンドレベルを見る。。。   すべてセンター 異状なし 


・もしかしてスピーカーが取り外されているのかと確認する。

4つとも付いている 問題なし


・次にオーディオ本体 内部アンプの異常かと疑う

オーディオ本体を他に交換してみる。。。 やはり1つしか音が出ない つまり異状なし


・純正ナビが付いているのでステレオの音声出力がナビに入っていると疑う

配線図を見るがオーディオからナビには出力されていない ダメもとでナビ配線を外しオーディオ単体で音を鳴らすが・・・ やはりダメ 当然ナビは異常なし


・BOSEサウンドシステム車ではなかったが、もしかして外部アンプがあるかもと疑う

配線図を見るが何もなし 


つまり 残されたのは配線かスピーカー そのどちらかが怪しい
が、普通考えるに そのどちらもトラブル起こしそうにないのですが。。。


・スピーカー配線の導通を点検してみる

導通あり つまり問題 ナシ


・残された1つ スピーカー  まさかと思いながらも外して見る。

見た限り異状なし


・流石に残された道はないと まさかとは思うが適当なスピーカーと交換してみる・・

ジャンジャン♪ バリバリ♬ ガンガン♫

音が鳴りだした(汗


・残る2つも試してみる

ジャンジャン♪ バリバリ♬ ガンガン♫

音が鳴りだした・・・


なんで4スピーカーの3つ壊れるんだ? 平成1年式のZ32のスピーカーでも音くらい出るぞ!! ホントふざけた奴だと思いながらも日産にスピーカーの値段を確認すると、1個1,800円

「なんか 無茶無茶 安くないか?」

スピーカーメーカーはずっと日産に納入している国産メーカーだし、昨日や今日 スピーカーを作ったメーカーじゃなかろうにと思いながらも、1,800円の部品だから故障するのか、故障するから1,800円なのかは解りませんが、なんかシックリこない仕事でした。
 
もしかして車内は恐ろしいほどの磁気に侵されているとでも・・・




マフラー

新車から1オーナー とは言え13年と9か月 走行は10万キロを突破したフェアレディZ
緑亀Zのヒト君の愛車のZ32です。
 
ボディや内装 エンジンなどはある程度日ごろからメンテナンスできますが、ことマフラーに限ってはメンテナンスのやりようがありません。
せいぜい出来ても、マフラーフィニッシャーの磨きくらい? 仕方がありません。
つい先日、デイトナでオイル交換をしている際にマフラーの劣化を発見しました。


フロントパイプの遮熱板も錆びてボロボロです。 バンドで締めているはずですが、無くなっています。


リアマフラー 触っただけでも穴が開きそうです。

やはり全体的に錆がひどく、いつ穴があいても不思議ではありませんので交換することにして、純正部品の値段を調べてみました。

・フロントマフラー左右 202,000円
・リアマフラー左右 63,200円
・センターマフラー 74000円 
すべて税抜き

う~ん 予想以上に高い。
ここまでの予算を用意するのでしたら、さびとは無縁のステンレスマフラーへ変更することも可能です。 と言いますか、フルステンレスマフラーへ変更した方が安いです。 性能も音もいいし。

ということで変更しました

・セントラル20製ハイパワーキャタライザー
・フジツボ レガリスR
の組み合わせです。

どう見ても排気効率よさそうです。
そしてフルステンレスSUS304 
音量も比較的おとなし目で、音質はややレーシー 空ぶかしして回転が落ちてくるときに「パパッ」と跳ね返りの音が出ますが、それがカッコイイ。
それでいて純正より安い。

今デイトナで流行っている排気チューンです。

■藤壷 Legalis R. 
出口形状 94φラウンドストレート(R.L)
パイプ径 60.5φ
音量アイドリング 64dB (純正65dB)
近接排気騒音(4800rpm) 88dB (純正86dB)
最高出力 161.8kw(220.1ps) (純正155.1kw(211.0ps))
マフラー重量 24.1kg (純正26.0kg)
定価 134,400円

■ZSportsハイパワーキャタライザー(メタルキャタライザー付き)
パイプ径 60φ
触媒容量 1.1L×2
定価 168,000円

モナコミラー

僕が乗る車は基本的にはステアリングやノブ、シートを除いて、内装パーツのモディファイはあまりしません。
付けるのが嫌いだからというわけではなくて、純正のそっけない質感が好きなだけなんです。

各種パネルやカバーなど。。 アフターパーツメーカーは実に様々な物を販売しています。 普段なら気にも留めないのですが、1つだけ僕の心をひくものが現われました。

雲のような形をした物体の正体は


ルームミラーです。


フェラーリF40をイメージしたというルームミラーには
1400Rのブルーミラーを採用し純正よりも広範囲を映し出すように設計している遊び心満載のルームミラーです。


■モナコミラー 綾織りブラックカーボン/シルバーカーボン  
ボディーサイズ:横幅205mm,縦62mm,奥行60mm
定価15,225円/17,115円

別途 車種別アーム (Z32~現行Z33)
定価3,675~11,500円

5分間の説明

ホームページの問い合わせフォームから問い合わせがきました。

「サクラムの試聴をお願いしたいのですが、明日大丈夫ですか?」

もちろんOKです。 その旨メールすると、

「突然ですいません 明日行きます」

とすぐにメールが返ってきました。

翌日 メールをくださったお客様は、真っ黒のフェアレディZ nismoに乗ってきてくださいました。

「大人しく乗るつもりだったのですが・・・ デイトナさんがネットに上げているサクラムのサウンドがあまりにも良いので、思い切って来ました」

一通りの商品説明、他社マフラーとの違いなどを説明して、同乗試乗に出かけました。 
外で聞くサウンドと車内で聞くサウンドの違いをご自身の耳で感じていただき、その澄んだサウンドを楽しんでいただきました。 そして

「決めます お願いします」 



心に響くサウンドをお客さまに伝えるには、1時間の商品説明よりも5分の試乗の方が効果的です。 デイトナでは、その為のデモ車がありサクラムディーラーでもあります。



約2時間後
先ほどまではネットとデモ車のモノだったそのサウンドが、今は自分のモノに
嬉しそうに快音を響かせ帰って行かれました。

■SACLAM サイレンサーKIT 全年式対応 定価222,600円(技術料8,400円)

  

オーリンズのその後

先日「レポートしますね」等と書いておきながら、約1カ月以上の放置 さすがです山本さん。 と嫌みの電話が顧客さんからかかってきました。。
僕としては「良い商品よ」と簡単に終わらせることもできないので、1ヶ月間という時間をかけてきっちりと乗り味を確かめたかったんですよ。 と我ながら素晴らしい言い訳をしてBLOGを書くのでした・・・


さてさて
1か月のTESTでは、街中、通勤、高速、超高速、ワインディングとサーキット走行以外のステージを試走しました。
・DAYTONAデモ車 フェアレディZ ロードスターにてTEST
・減衰力はオーリンズ推奨値(ワインディング F,7クリック戻し R,10クリック戻し) 
・車高もオーリンズ推奨値(-25mmダウン)
・タイヤホイールはワーク製シュバートSC1 / ミシュラン パイロットスポーツPS2 F/20インチ 245/30R20 R/21インチ 255/30R21 

・初乗りの感想
元々DAYTONAデモ車にはビルシュタインBSS KITという高性能ダンパーが付いていましたので、オーリンズに変更したららと言って極端に何かが変わったようには思いません。 しかし全体的に少しだけ硬いような印象を感じました。 ピロアッパーマウントの影響かもしれません。

・街乗りでの感想
突き上げ感も、底つき感も無く上々です。
特にリア足の動きがビルシュタインに比べると沈み込みも滑らかでトラクション方向のセッティングになっているようで乗っていて気持ちいいです。 ですがリアは21インチのホイールで重量もそれなりにありますので、バタつき防止の意味も含めてもう少し減衰力を絞っても良いような気もします。
逆にフロントは、少し「ヒョコヒョコ」動くような印象が見受けられます。 こちらは減衰力を2クリックほど緩めて、もう少しソフトにした方が乗りやすいかもしれません。


・高速道での感想
基本的には良いのですが、やはりリア周りのバタつきやロールの大きさが目立ちます。 フロントは問題ないようです。
特にスラロームでは腰砕けのように感じます。 
TEST車両はロードスターなのでクーペに比べ+100kgの重量増の為、特にロールが大きいようです。 クーペだったら問題ないかも。
Fは丁度いい感じです。 何の問題もありません

・今は・・・
若干の微調整で、個々にあった理想的な状態に持って行けそうです。
バネも落ち着いたようで、車高が最初にSETした時に比べフロント3mm リアは5mmほどダウンしてきました。 
減衰力はF,R共に7クリック戻しで使用しています。 ずいぶん良くなり僕好みになりました。
Fは減衰力を2クリック緩めましたがソフトすぎるようです。
2クリック締めると今度は硬すぎ。 オールマイティに使うなら7クリック戻しがベターでした。

というのが僕の感想、意見です。

純正からのステップアップ 他メーカー品からのステップアップとして、今回の「オーリンズDFVダンパーKIT」は値段に見合った高性能ダンパーシステムと思います。
純正の足回りはそこそこ固くパッと乗るとスポーティっぽい気もしますが、乗れば乗るほどボロが出るといいますか。。。  バタつきが酷くて「ただ硬いだけの足回り」と、ほとんどのオーナーさんは感じているようです。
その点オーリンズダンパーでしたら硬さも軟さもある程度は調整できますので、自分好みの足回りを作るのが可能です。


・想像してみましょう
週末のドライブで阿蘇の綺麗な山並みを走る貴方がいます。
3.5LのパワフルなフェアレディZはグングンとワインディングを駆け抜けていきます。
高速コーナーでロール量が大きいかなと気がつき始めました「う~ん 少しフロントが弱いかな」と車を停めボンネットを開けアブソーバー上部にあるアジャスターで調整し走り出す。

減衰力を絞って硬くなったショックアブソーバーからは先ほどまでとは違う確かなステアリングの応答性を感じています。
「今度はリアが弱いかも」と思い再び車を停めリアホイールの隙間から手を伸ばしアブソーバー下部のアジャスターを「カチッカチッ」と、音と僅かな振動で確認しながらダイヤルを回す。
そして走り出す。

色付き始めた阿蘇の山々に秋の訪れを肌で感じながら大自然の中を走るのでした。。。


そしてこれを読んだ方は無性にオーリンズが欲しくなり、デイトナまで走るのでした(笑)


■価格
●ショック単体 \218,400 (本体価格 \208,000)
●スプリングレスキット \260,400 (本体価格 \248,000)
●コンプリートキット \323,400 (本体価格 \308,000)

■スペック
          Front              Rear
メインスプリング 10kgf/200mm ID65   7kgf/240mm ID98
基準車高(純正比) 約20mm DOWN    約20mm DOWN
全長調整範囲 上記基準に±15mm     上記基準に±15mm

大したネタもありませんので。。。

 
今日は特別急ぎの仕事もありませんでしたので、昼間に店を抜け出し久しぶりにガレージと車庫の掃除をしました。
普段はシャッターを閉めていますので、さほど汚れていませんでしたがエンジンをかけようとキーをひねるも1号車、ワークス共にバッテリー上がり・・・
そして1号車はパンク。。。さすがに悲しい・・
乗らなくても痛みは来るものです。

いくら乗らないとは言え、もう少しメンテナンスしてあげないとな~とほうきで掃きながら反省している「やまもと」です。

お待たせしました ステッカー完成です


長らくお待たせしました。 デイトナnewデザインステッカーが2種類完成しました。
前回も紹介しましたように、女性書家「吉田真紀」先生がデザインを担当してくださった力作です。

来店してくださるお客様に配るために作りましたので、遠慮なく「ステッカー下さい」と言ってくださいね。

石垣島へ行く!・・・その1

先月DAYTONAから納車した石垣島のお客様

「フェアレディZが到着したよ~」と、パイナップルやドラゴンフルーツ等 色々送ってくださいました。 ありがとうございます
「いろいろとご相談したいこともありますので」とのことでしたので最初は電話で色々やり取りしてましたが、せっかくなので石垣島までご挨拶に行きましょうと急遽出張予定に。
石垣のお客さまに連絡したら
「来ますか? そしたら色々資料を送りますよ」と話はとんとん拍子に話は進行。

問題は2つ
その1 休みが第一定休日の2日しかない。
その2 9月の石垣と言えば台風。

1は仕方がない。 仕事?ですので休んでもいいのですが、まあ ねえ・・
2も仕方がない。 天候なんて誰にもわかりません。

ということで何も考えずに行きましょう。
 
石垣から到着したパンフレットを眺めながらニヤニヤしている時間も楽しい時間です。 

さて出発

まずは福岡~石垣の直行便がありませんので那覇で乗り換え。
僕は那覇にも行ったことがありませんので、ワクワクドキドキです。
那覇で2時間ほど自由時間を作ったので、街中観光に行きます。
那覇と言えば・・・

ハブ酒
恐ろしい。。。  値段も恐ろしい・・・


そのほか見る物すべて珍しいものばかりです。


さてさて、あまり時間もありませんので空港に戻ります。

JTAの若干小型JETに乗っていくのですが。。。


足元見てください。
無茶苦茶ひろーい 足を伸ばしても全然余裕
福岡~那覇はクラスJで来ましたが、全く比べ物にならいほど広いです。
そのような特別な席に座りました。

はい 実は緊急脱出口です。

どうでもいいので次に行きます。

後から知りましたが、石垣空港の滑走路は日本で最短らしく、到着時のブレーキが凄いの何の あまりにも減速Gが凄く後ろから本当に物が飛んできます。 マンガのようですがホントです。

はい到着

夢にまで見た石垣島です。

さてさて時間がありません まずはタクシーでホテルまで移動しましょう。

今回お世話になるのは「ホテル日航八重山」 
フロントで荷物を預けて、まずは島観光に行きましょう。

定期観光バスで島を半周します。


中国人の墓「唐人墓」です。
派手です はい
ちなみに僕の右手に写ってるネズミ小僧のような方は、今回同じ定期観光している旅人さん 八重山列島を渡り歩いているそうです。
明日は那覇に行くとか・・・


石垣と言えば「川平湾」 とても美しい 感動しますよホント


ボートの真ん中がガラス張りになったグラスボートに乗ってサンゴや熱帯魚を見ます。 ニモもいます。

実際に覗き込むと

こんな感じです。


八重山ヤシ群落

そしてガイドさんが三味線で歌を歌ってくれながらホテルに帰ってきました。

さて石垣の街に出てみましょう。

お土産を買いに商店街に来ました。 何だかんだと色々買いあさり食事をしようと適当に店に入るが「スイマセン 今日は終わりです」と、、 残念


仕方がないのでホテルに帰って石垣牛を食べました。 それと鉄板焼きや寿司も少々・・
そしてorionビール! 飲んで飲んで 食べて食べて 非常に苦しくなってきました。
と、そこへお客さんからTEL 「ラウンジでお茶でもしましょう」と最上階のラウンジでお茶(酒)の時間を作ってもらいました。

せっかくなので記念撮影
「今度は福岡に行きますね」
この1言が嬉しかったな~
カクテル飲んで笑い話 石垣のいい話をたくさん聞けました。 お疲れのところ本当にありがとうございました。

さてさて時間も時間ですのでお休みします。
ちょっとした事情??があり、僕らは2人ですが4ベットのjrスイートに宿泊です。 
風呂もトイレも2つありますが。。。 
クローゼットも広すぎますが・・・ まあ小さいことは気にせずお休みします。

zzz