Bremboブレーキ オーバーホール。


車検の迎え方は人それぞれ。 それは、毎日通勤で距離を移動する方もいれば、逆に週に1度、2週に1度、月に1度程度しか車に乗らないケースも有り、同じ2年を過ごしても必要と寝るメンテナンスは大きく異なります。
今回のケースでは後者 月に1度エンジンを始動させドライブに出かける程度ゆえ停車状態はとても長く、今回の車検ではブレーキの固着を予防する意味も含めてブレーキキャリパーのオーバーホールを行いました。


整備の基本は洗浄です。 車体より取り外したブレーキキャリパーを高圧洗浄機を用いてスチーム洗浄を行います。
実は、この段階では頑固な汚れはほぼ取れません。 ブレーキダストやオイルを洗い流す程度の洗浄を行います。


キャリパーよりピストン、オイルシールを取り外します。


キャリパーボディのみとなったら再び洗浄。 こんどはエンジンクリーニング用の洗剤を用いてブラッシングを行います。
これがおどろくほど綺麗になります。


左が洗浄済み  右は洗浄前
洗浄だけでもこれだけの差がでます。


先ほど取り外したピストンは洗浄液ではなくシンナーで洗浄を行います。
また、同時に傷や錆が発生していないかをチェック。 程度によりまちまちですが2000番程度のペーパーで仕上げていきます。
そして全ての洗浄が終えたら、今度は逆の手順で組み立てです。


また、あわせてブレーキマスターシリンダーのオーバーホールも行いました。
やはり洗浄→組み立てが基本ですが、ブレーキキャリパーとは異なり熱や錆、ダスト被害が少ないから、比較的ラクに組み立てを行うことが可能です。


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nissan VRエンジン。



昨日の早朝にアメリカよりビックニュースが飛び込んできました。
それは、2016 Infinity Q50(日産スカイラインセダン)へ新しいパワーユニット"VR"エンジンを搭載するということです。
注目すべきは日産V6エンジン史上、最軽量かつ高出力の性能をマークするということ。 
ベースはV型6気筒3.0Lインタークーラー付きツインターボ。 パワーソースは2種用意され、300hp仕様と400hp仕様
これまでのVQシリーズと専有容積はほぼ同一のまま置き換えができるそうですから、今後VQエンジン搭載車はVRエンジンへとスイッチされるのかもしれません。
現段階で、VRユニットが日本へ導入されるかは不明。 2016年より福島県のいわき工場にて生産が行われると報じられています。

大排気量路線を進んできた日産も時代の変化とともに700ccのダウンサイジングを行うことは驚くことではありませんが、一般セダン車へ400hpをマークするユニットの搭載を行う方針には正直驚きました。
そして、ベーシックモデルを300hpとするならば、どのようなチューニングを行い100hpもの追加パワーを稼ぎだしたのかは気になる所です。
また、これを機にInfinity Q60へ搭載されていたVQ37は消滅する模様ですから、同じ流れでフェアレディZへも"VR"の搭載が行われるのか? 今後の動向がとても興味深いです。
ただし価格上昇も気になるところ。 VQ37に代わるVR300hpはほぼ据え置き、もしくは僅かな価格上昇としても、400hp仕様はそれなりに追加チャージが必要なパターンではないかと予想します。
後からのチューニングコストとして考えるなら+100万円程度なら良心的でしょうが、現状でのnismo Z34は560万円 エクストラで660万円 
さすがに700万円を超えてくることはないでしょうから、読みとしては悪くは無い妥当な線かと思います。


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まずは使って欲しい。きっと気にいるはずだから。

サンダーボルトが日本へ上陸して、まもなく1年が経過しようとしています。
DAYTONAにおいてもサンダーボルトの定着が広がりを見せ始め、私達のオンラインサイトからのオーダーも連日たくさん頂いています。
その中でも最も手軽に手を出しやすいライセンスボルトキットの導入事例をご紹介します。


〈Before〉 せっかくのチタニウムバーンカラーが美しいマフラーテールがあるのに・・・。



〈After〉ライセンスプレートのボルトをサンダーボルトへ変更。バツグンのマッチング。

特にチタンテールを持つ車両においては小さなライセンスボルトの存在が大きな変化へと繋がることはご覧のとおりです。
通常であれば”変化しない"と思い込んでいる「ネジを交換する」という行為そのものが、クルマ遊びを楽しめるという事に直結するのです。 

さあ、ナンバープレートに使用されているネジは、陸運局から支給されるものからサンダーボルトへと交換の時となりました。


サンダーボルト│ロングチタニウム ライセンスボルトキット


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24ヶ月目のリセットボタン。


日常的にDAYTONAへメンテナンスを出してくださっているオーナーさんの場合、車検(24ヶ月法定点検)だからといって多くの部品交換は出ないケースが大半です。
それは前回から今回までの2年間の間に気になる箇所は随時メンテナンスを行っていたから、この時期に修理が集中することはありません。
・エンジンオイル交換
・オイルエレメント交換
・ギアオイル交換
・ブレーキオイル交換
・LLC交換
・サイドブレーキ調整
・車高調整
・4輪アライメント調整
・HIDバナー交換
今回の車検で整備を行った箇所は上記のみ。  
乗りやすさ、乗り心地を優先し車高を10ミリUPし試走に出かけましたが、どことなく違和感を感じたからアライメントをチェックしたところ大幅にずれが生じていることを見つけました。
フロントのトータルトーは約3ミリも基準値よりズレていましたので調整を行いハンドリングの確認を行いました。

また、シルバーボディのため汚れや小キズは目立ちませんが、この時間を利用してガラスコーティングDAYTONAプレミアムを実施。
鉄粉除去→下地研磨に作業時間の90%ほどを集中させ、鏡面加工を行った後に完全硬化型コーティングの塗布を行っています。 12ヶ月毎にメンテナンス(軽研磨+コーティング剤再塗布)を行うことにより最長3年間性能を維持します。
雨の日の視界を確保するべくウインドウコーティングと、ブレーキダストより足元を守ってくれるホイールコーティングも同時施工を行いました。


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私達は悩みを共有できる存在でありたい。


九州中央からお越しの常連Z33オーナーさんは、大きなトラブルではないモノの"気になる"点が数か所、それにオイルメンテナンスの実施の為来店してくれました。
”気になる”点とは、フロントバンパーに埋め込まれている純正カメラのグラつきであったり、エアクリーナーダクトに巻かれているスポンジの劣化であったり、トランク部からの異音であったりと、どれを取っても走行に支障が出るトラブルではありませんが、オーナーさんにしてみると”どれ”も許しがたいトラブル。 1度でも気になりだすと段々と不快指数が高まっていくことを僕は理解しています。
今回、その全ての点を約1週間のお預かりで完治させることに成功しました。 
生産終了から7年経過ながらも走行距離は7000kmのZ33 新車です!と言っておかしくはないレベルの美しい個体ですが、やはり時間の経過とともにダメージを受けていくのはクルマとしては当然の流れです。
大切なのはその現実と向き合い、付き合っていくことの楽しさ。  昨日より今日のほうが性能が高いなんて、時間に逆行していく過ごし方もクルマ遊びの醍醐味です。


Z1モータースポーツ│マグネティックドレンボルト


Z1モータースポーツ│リアゲートダンパー
nismo│リアハッチ・リフトスプリング


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世界から信頼される理由。


中国地方より来店してくれたオーナーさんは、各種メンテナンスのため1週間のお預かりとなりました。
主な作業メニューはDAYTONA SPORTS ECM、WHITELINEデフマウントブッシュ、ATF交換といった定評のあるコースです。


DAYTON SPORTS ECM RS-Tune.
エンジンはVQ35DE 中期モデルですが、組み合わせるトランスミッションがATの場合。EXポートのVTCは装着されておらずスペック的には通常の280PSです。
ですが、制御方式、プログラミングは中期スペックのユニットですから、耐ノック性能は増しておりアクセルフィールは前期型よりも良い傾向にあります。 
また、今回はオーナーさんの強いリクエストもあり、オートマチックに行われるギアチェンジの段付きをあえて目立たせるよう、トルクマップを130%ほどの値でコントロールしました。


WHITELINE デフマウントブッシュ
走行距離2万キロ台といっても、やはりダメージが見受けられるデフマウントブッシュ。
交換を行うことにより対策を行うことが出来るのは百も承知の上で、強化ブッシュ=振動の発生を気にされる方もいらっしゃいますが、事実そのような不快な振動、異音を全く感じることはありません。
本製品はゴム硬度の高いポリウレタンではありますが、ブッシュ形状はストレートではなく球面であるためフレキシブルなメンバーとの当たり面を持っています。
ですので振動の発生は最小限に止め、純正ブッシュと相違ないレベルの快適性を保っています。 その上でシッカリとした硬度でデフキャリアの動きを抑制してくれる、とても美味しい奴なのです。


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硬いのは材質と製造方針。



サンダーボルト│チタニウム ホイールナットシリーズ バーンブルー
インチアップホイールに興味はあっても、そのホイールを固定するためのナットまでは気が回らないって方は多いと思いでしょう。
それは、スチール製ナットでも役目は十分に果たせているとか、軽いだけならアルミナットでも大差ないとか、様々な考えは有ることでしょうが、”比較的”常識の範囲で理想的な材質とデザインを手に入れることができるなら十分な検討材料の一つになる事は間違いありません。
Gr5鍛造チタニウムシャフト(64チタン材)から削りだされるサンダーボルトは、その両立をバランスさせた唯一のメーカーであり国内外の目利きなオーナーさんよりオーダーが続いていると言います。
また、現在は日産を含む国内メーカー向けのホイールナット2種、それとBMW Fシリーズのホイールボルトを展開していますが、来年へ向け更にバリエーションは増えていく予定となっています。

ただ1つだけ欠点があり、それは製造の全工程を機械作業で済ませることが出来ないということ。
ネジというのは良くも悪くも使用する数が多いため、大量生産、大量消費というのが世の常識です。しかし、サンダーボルトは機械作業にて形成を終えた後に手作業にてバリのチェックを行い、最終的な販売を行うまでに約20%の製品はリサイクル(再度溶解され新たな鍛造シャフトとして生まれ変わります)となってしまうため、生産数が極端に少ないです。 1ロット/45日の間に半数以上は予約販売で出荷が確約されていますので、今のところ欲しいと思った瞬間に手に入る可能性は約束されていません。
事実、本年分のホイールナットは完売し、現在は2016年のファーストロットの受注を受け付けています。


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まずは1歩。クルマ遊びはステップ バイ ステップ。


DAYTON SPORTS ECM e-Tune.
VQ35HRエンジンを搭載するフェアレディZ nismo。 Z34系のnismoとは異なりエンジンコントロールモジュールはスタンダード仕様のままです。
今回はSPORTS ECMの廉価版であるe-Tuneのインストールを実施しました。
スピードリミットの上限値を230kmにて設定。 空燃比、イグニッション、電子スロットル特性をサラリとチューニングを行うライトな仕様です。
イメージとしては、まさにZ34 nismo的なマッピング。 アジャスト値は僅かながらも、これまでは見えてこなかった新しい世界観が広がるのは事実。
e-Tuneをベースにクルマの面白さが広がるならば、いつかはフルチューニングを施したRS-Tuneに是非ともチャレンジして欲しい!


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料理もクルマも、あと一手間で更に美味しい。


DAYTONA│カスタムエンブレム
車の印象を大きく表す手法としてオーナメント・エンブレムのカスタムは、最も手軽に、最も効果的に車全体の雰囲気を変えてくれます。
よくあるパターンとしては純粋に逆輸入エンブレムの張替え。 日本では北米仕様へ交換することが流行っていますが、反対に北米ではJDM(日本仕様)へと交換することが流行っていますから、”人がやっていないと事でアピールしたい”という気持ちの現われかもしれません。


最近、国内外を問わずDAYTONAカスタムエンブレムのオーダーが増えています。 これはメッキ仕上げの純正(逆輸入)エンブレムをカーボンルックへと仕上げリアルさを追求しています。
実は、このシリーズは物凄い手間がかかっています。 とりあえずカーボン柄でいいのでしたら純正エンブレムの上から転写を行うだけで完成ですが、その場合明るすぎるブラックカーボン(イメージとしては灰色に近い)となってしまいます。
ベースの光沢が強すぎる事がその原因です。
対するDAYTONAカスタムシリーズは純正エンブレムを一度スモークメッキ処理を行い、その後転写にてカーボンパターンへと仕上げています。 ですので、よりリアルさを追求したカスタムエンブレムとなり、シックなトーンがZオーナーたちを唸らせています。


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コストを抑えてリペアを行う。


ローダウンの有り無しにかかわらず。可動部に用いられるジョイントは通常のブッシュやブーツ以上にストレスを生じる箇所です。
それに加えローダウン化されたクルマであれば、常に首が曲がった状態からの可動ということになり尚の事ストレスが集中してしまい、画像のようにブーツの破れ→グリス漏れへ繋がってしまいます。
その為、これまでの修理方法としては純正部品への交換しか手段がありませんでしたが、日産純正部品としてはジョイント及びブーツの供給は行っておらず、ナックルアームASSYでの交換となっていました。


DAYTONA│ナックルアーム・ボールジョイント
私達が提供するボールジョイントはジオメトリーを純正形状と同一の状態でキープし、ジョイント、ブーツ部のストレスを生じやすい箇所の強化を行っています。
それはライフの短いレーシングスペックではなく、真逆の発想で過度なストレスにも耐えうる商用トラック基準での耐久性を保持しています。 
さらに、ボールジョイント部をカートリッジ式、またはリビルトナックルアームとして販売を行っていますので、ナックルアーム本体は再利用を行うことによりコストを極限まで押さえながら信頼性を向上させています。 


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