NISSAN 370Z nismo × VOSSEN VVS CV3






Z34nismoオーナー”スギン"が20インチのタイヤ、ホイールを投入しました。 

今回、ホイル選びからサイズやタイヤの銘柄にいたるまでそのすべてがスギン指定という、僕はメーカーにオーダーしてそれを組んで取り付けただけダケド紹介します(笑)

まず驚くべきは10.5JJ 275/30-20の前後通しサイズ。
実に悩ましいサイズですが、思い切って行動に出た結果なんとか納まったというかギリギリというか、TPOに合わせて(笑)ちょっとドキッとしないでもないような???
DAYTONAでは前後通しサイズの組み合わせは殆ど行いませんので、日頃は見慣れない雰囲気のスギン流2012スタイルの完成です! 

リムまで張り出したスポークがセンターへと落ち込んでいく姿はとても大胆です。
そのデザインは「大型ブレーキのための逃げとして作られたもの」と聞き、なるほど、独特のデザインの訳を納得。
バーンと大きいブレーキのためにデザインされたホイルには、ギッチギチまで大口径のブレーキを入れてそのスタイルが完成です。

DAYTONAでは英国AP Racingのブレーキをオススメしていますが、この際USスタイルでコーディネイトするのもカッコイイかも。

その独特な雰囲気を醸し出すホイールは、アメリカからやってきたホイールブランド『VOSSEN』です。
 

信頼と言う名のブランド




RECARO SR-7や、DAYTONA CARBON × Leatherコンビネーションステアリングを装着してくださっているZ34 nismoオーナーさんが、TWS EXlete 118F Monoblockと英国GOOGRIDGEブレーキホースの限定版ファントムを装着しました。

ブレーキホースの交換で生まれる効果は抜群の制動性能ではなく、踏力に応じたブレーキコントロールの向上が主たる利点です。
簡単にいえばペダル剛性の向上が一番の目的です。 それに伴ないブレーキフルードを耐熱効果が高く粘土指数も高いフルードへと交換することにより、より一層効果が望むことができます。
やはりブレーキですから 『はっ!』としたり『ヒヤッ!』としたりすることは極力避けたい。 
自分の意(踏力)とブレーキパットを押す感覚が綺麗にシンクロさせることが出来る大切なチューニングパーツです。


1本のステアリングが生み出す世界




現在PHASE4まで進行中のZ33オーナーさん。

今回は触感Tuningを行いました。
人間には様々な感覚があります。 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、そして触覚。
特にヒトの手というのは多くの神経があり、例えば物を掴んだり、細かな凸凹を瞬時に感じ取ることができるほど、ヒトの手のひらから伝わってくる感覚というのは特別なものがあります。
ましてやドライブ中には決して放すことがない『ステアリング』  その中には革の質感、ステッチの縫製、さらに硬さを含む形状 たった1本のステアリングでドライブマインドが左右されるほどの重大な役割を『ステアリング』が担っていると僕は考えています。

今回製作した 新素材「ナッパレザー」は、しっとりとした触り心地、適度な柔らかさ、そしてグリップ性 どれをとっても今までの本革やアルカンターラとはまったく違う独自の世界観が生まれます。
1本のステアリングが生み出す世界は、それを保有するものにしか見えない上質な空間です。



絶対的満足感



お仕事場は神奈川県 ご自宅は福岡県 
月に1,2回 福岡へ帰ってきて、フェアレディZに乗って「スカッ」と楽しみ そして、また神奈川へ帰っていく。
そんなZ33オーナーさん久しぶりの来店でした。

今回はDAYTONA Sports ECM Pack.Bと、下回りの点検です。
新車からずっと乗ってきた愛車です。 誰よりも自分の愛車の特性はわかるし、例えば僕にわからないレベルのプラス変化があったとしても、オーナーにはすぐにわかる。
だけど全く逆に、ジワジワと劣化していくマイナス変化って気がつきにくく、気がついいた時には随分と傷んでいた なんてことも、現実の問題として起こりえます。

この日は両方を体験することになりました。
目に見えない 感覚のみで判断することになるSports ECMに当初 半信半疑であったそうですが、自分の身体が覚えている加速していく感覚と、Sports ECMへアップデートしてからの加速感が全く異なり、思わずアクセルを緩め冷静に判断する時間が必要になったほど戸惑いを覚えたそうです。 それは『扱いにくい』と言うものではなく、あまりにも自分の期待していた姿と異なりすぎていたということで、嬉しいショックをオーナーさんへ与えるには十分すぎる内容でした。
残念なことは、リアメンバーのブッシュが破れていたこと。 ここはZ33ではよくあるトラブルの1つですが、メンバーに設置されているデフマウントブッシュが大変傷みやすく、ブッシュから液体が漏れているほどダメージがありました。 修理の方法としてはリアメンバーASSY交換が必要になります。 だけど、プラス思考に考え、これを機に各部ブッシュ交換を行うなど、転んでもただでは起きないプランを僕からおすすめさせてください。
車の質が、また一段と高くなることに間違いはありません。


PRIUS G's × SPOONリジットカラー






まさかのPRIUS しかも、まさかのG's入庫です。

オーナーさんは有ちゃん先生の弟先生 同じく有ちゃん先生なのですが、このPRIUSは先日納車されたばかりで、何故か僕も納車に立ち会っていました。
奥様「ん~~~ なにこの車? タイヤも薄いし この車 私が知ってるPRIUSとなにか違うっ!」と言われていましたが、
有ちゃん先生(弟)は『事故にあったら危ないから補強だけ入れてとオーダーしておいた』と事実のみを言う所がサスガだなと。
有ちゃん先生(兄)は『タイヤは最近の車は薄いよ。 ほら、この車も薄いやん』指さした先にある車は、有ちゃん先生お父さまのW204ベンツに装着しているAMGタイヤ・ホイール。 それはそれで薄いはずだ・・・ これも事実、サスガだなと。

目の前で“オトナのテクニック”を見せて頂き、大変ためになりました。 
僕も立派なオトナになれるように先生方の”テク”を頂いておきます(笑)

さて、有ちゃん先生(兄)のススメもあり、SPOONリジットカラーのオーダーを頂きました。
メインフレーム~サブメンバー間のズレの修正、連結剛性の向上が主な目的なのですが、元から各種ブレースバーが装着されているPRIUS G'sにどこまで有効的なものかと期待半分、不安半分でしたが、
結果は、まあビックリ! 
車が1つの塊として動いている様子が手に取るように分かるんですね。 
事実、有ちゃん先生(弟)が昨日DAYTONAに来店していましたが
『これは全く ホントに全く変わりますね~ 車がしっかりとした感じが凄く良い。 この価格で今のパフォーマンスが手に入るなら、これは良い買い物だったと僕は思います。』
と、そこまで言わせてしまうほどの激変ぶりです。
その言葉には裏も表もなく、全ての真実が込められた貴重な感想を頂きました。


さあ、ここで ある人の顔が僕に浮かびました。
某税理士事務所のDAYTONA担当の平野さん 次はあなたのPRIUSの出番かもっ!!(笑)






手に入れてから、はじまる世界



念願のフェアレディZを購入。 めでたく、この日が納車の時でした。
『まずは・・・』の第一歩は愛車を手に入れること。 ここまでは実現しました。
『つぎに・・・』の第二歩は愛車に手を入れること。 ここも本日叶いました。

手を入れたのは2ヶ所
まずはATF(オートマチックフルード)の交換。
純正の燃費重視の低粘度ATFから、スポーツドライブも視野に入れ100%化学合成油のSUNOCOレーシングATFへチェンジ。
最新のレーシングATFは摩擦係数のみ上昇しシフトショックは低減させていますので、交換しない理由は見つからないほどフェアレディZに搭載されているジヤトコJR710Eとのマッチングは最高です。

フロントノーズから覗かせるメッキの輪。 DAYTONA TRACTION HOOKSでワンポイント アクセンス。
機能パーツでもありながら、光り輝くメッキのレーシングフックが、頼もしくも見え、オシャレにも見え 大人の遊び心をくすぐる一品です。

最近は気温も上昇し始め気持ちがいいドライブ日和が続いています。
念願のスポーツカー 夢にまでみたフェアレディZに乗って、お腹いっぱい楽しんでくださいね


100の説明よりも1の実績





もう、かれこれ10年以上のお付き合いになるでしょうか?
DAYTONAで全てのカスタマイズ&メンテナンスを任せていただいているオーナーさんです。

きっかけは定期メンテナンスでご来店いただいたのですが、さまざまなお話をしていくうちに、経年によりやはり気になるところが出てくるわけです。
普段よりオーナーさんの愛情をたっぷり受けて常によいコンディションのZ32ですが、そこはそれ、長く乗っているとどうしても消耗部品の劣化は否めず、せっかく交換するならということで+αの楽しみを見つけたくなります。

ということで、いつのまにか定期メンテナンスの話題はどこへやら・・・DFV OHLINS Ver.DAYTONA E.S.Eを装着して頂くことになりました。

今まで使用していたのも車高調整式ダンパーですがその特性は大きく異なり、トップマウントは突き上げを低減させる強化ラバー、ストロークを変化せせずに車高を調整できる全長調整形状、ダンパーへの急激な入力をバイパスさせるDFVバルブ、軽量かつソフトな乗り味を実現させるEibach ERSスプリング。
これまで同様の車高調整式ダンパーではなく、その性質は“似て非なる”特別なものであると我々は位置づけています。

■DFV OHLINS Ver.DAYTONA E.S.E for 300ZX


最適化



南部九州からお越しのZ33オーナーさんのオーダーでSPOONリジットカラーの装着を行いました。

リジットカラーの目的、効果は『アルミカラーを装着したら剛性が上げる』ではなく『アルミカラーを装着して適正値から外さない』がリジットカラーの正しい表現です。
それが結果として高剛性を感じさせてくれることになります。
『リジカラを装着したら変わりますか?』と問い合わせをいただくことがありますが、近年 オートメーション化によって次々と組み上げれれていく自動車は、効率アップが大きな目的です。
良くも悪くもある一定の『アソビ』が無いと、次から次にはシャーシ~メインメンバーを組み立てることが出来ません。
それは量産するには最適の方法であるわけですが、しかしこのズレが多いと動く幅も大きいというわけです。
つまりリジカラを装着して変わるのではなく、適正値に導くだけで本来の設計時の寸法と言う正しい姿に戻るというだけです。 逆に『マグレ』でもない限り、ラインから流れ出てきた状態では適正値になることは不可能です。

ここでまたまた話は最初に戻りますので最初に戻って再び読んで欲しいんですが・・・(笑)
つまりはリジットカラー装着の目的は剛性をあげることではなく、整った正常な状態へ導くものというわけです。 副産物として連結剛性の確保が可能になるというわけです。


GOODRIDGE PHANTOM



英国GOODRIDGEよりステンレスメッシュブレーキホースの限定商品『Gstop』が発売されました。

対向ピストンブレーキキャリパーを持つスポーツグレードのブレーキシステムを持ってしても、1.5トンもの重量、300馬力オーバーのエンジンパワーを持つ車体を確実に止めるには不足。
恐らくフェアレディZオーナー皆さんの共通の認識かと思います。
対策は色々あります。 根本からのブレーキシステムの変更 スポーツグレードのブレーキパットへ変更 耐熱温度が高いブレーキフルードへの変更 そしてスポーツブレーキホースへの変更です。

コストパフォーマンスで言えばブレーキパットの変更が効果的かもしれません。 しかしながら効きが良いパットは純正よりもダストが出やすかったり、ブレーキ鳴きも懸念されますから、一般的には効くか効かないかよりもその両方の問題をクリアーできる摩材を優先的に選ぶ必要があります。
それでしたら、前の段階 ブレーキホース、ブレーキフルードを見直ししてみてはいかがでしょうか?
ブレーキを踏んでも長く柔らかな純正のゴムホースではロスが多い為 どうしてもペダルタッチの悪化は避けられません。 それをステンレスホースへ交換することにより、よりダイレクトに より確実にブレーキを踏む圧力をキャリパーへ伝えることが可能になります。

同社は世界を代表するホースやフィッティングPartのメーカーです。 
フォーミュラー1、ル・マン、NASCAR、WRC 様々なモータースポーツシーンのみならず、自動車メーカーへもOEM供給されているほどの信頼性の高いホース、フィッティングメーカーです。
今回はステンレスメッシュホースPTFEにポリウレタンコーティングを施した特別限定バージョンその名も"PHANTOM"のご案内です。
数量限定でDAYTONA オンラインショッピングサイトで販売中です。


■ GOODRIDGE Phantom Brake line for 370Z 
 限定価格 ¥52,290

※ 今回は数量5SETのみ入荷です。

見せるオシャレ 見えないオシャレ 



Z33フェアレディZへDAYTONA Racing TRACTION HOOKSの装着を行いました。
純正の装着位置ではナンバープレートの真裏ということもあり、牽引フックの装着には一回一回ナンバープレートを取り外す必要がありますので、Z34のように牽引フックを装着したままと言うわけには行きません。
それだったら牽引フックの装着ポイントを変更してあげると問題は解決です。
実際にフックを「使う」「使わない」は別にしても、DAYTONAでは実用レベルでも問題がないように溶接、取り付けを行なっています。 そもそも牽引フックは『万が一』の時に役に立つ為ですので、強度は十二分に確保しています。

それともう1つとっても肝心な事は洒落っ気です。
引っ張るだけの道具でいいのでしたら何もメッキ加工のフックにする必要はありません。 だけど、一番目につくバンパーフェイスから味ッ気のないフックが伸びてきても何にも面白くもないし、それだったらキラキラ光り輝く牽引フックがあってもいいかなって。
『俺は特別だぞ~』って そんな気になりませんか?



もう一点
BLOGでの案内が遅れるに遅れましたが、DAYTONA RacingZ33フロントアンダーディフューザー が完成しています。
クーペ、ロードスター、Ver.nismo 全てのZ33フェアレディZへ装着可能です。
先行発売のZ34フェアレディZ同様に、軽量アルミで形成されたアンダーディフューザーにオイルパン冷却用のスリットダクトを追加し、さらにオイルドレンプラグにアクセスしやすいようにサービスパネルを設置しています。
 
DAYTONA Racingフロントアンダーディフューザーへ変更するだけで、高速走行時の整流効果による安定性。 冷却ダクトによりエンジンルーム内の放熱性。 純正の樹脂パネルとは異なり、走行風によるタワミもありませんし、なにより『ディフューザー』と言う響きが美しい(笑)
事実 フラットボトム形状による恩恵は多くの欧州車やR35 GT-Rでも確実に立証され、そのトレンドをフェアレディZへ流用させたアイデアは確実な実用を兼ねたオシャレと僕は考えています。 



MOTUL 300V



MOTULのフラッグシップオイル”MOTUL300V”が全面的にリニューアルされました。
これまでのダブルエステルから、新開発エステル・コアにベースオイルを改良し油圧、油温、耐久性、静粛性そして出力向上と、オイルとして評価される全ての面において旧300Vのみならず、ライバルオイルが持つSPECを大幅に超えてきました。
販売店向けDVD資料には、ルマンで活躍するTEAMクレーマーや、今季 日本を代表するコンストラクター童夢がルマンを制するためにタッグを組むTEAMペスカロロ、そしてnismoや無限のエンジン開発者のインタビューが収録されています。
その中で印象的なコメントが「使用オイルを新300Vにするだけで1~1.5%ものエンジン出力が向上するんだ」と言うものでした。
これは300馬力のエンジンでしたら約5馬力もパワーが上がり、かつルマンのように24時間全開で走るシーンでもその出力は全く落ちることがないというわけですから、我々のようにストリートをメインで走るユーザーにしてみましたら、オイル交換するだけで次回交換の5000キロ後まで高出力が続くのかと思うと僕は夢の様な話に聞こえました。 ですが、それは夢ではなく現実。

先日、新車のBMWのオイル交換記事を書きましたが、オーナーさんのコメントは「オイルだけでこんなにも静かにスムーズに走るもんですか? う~ん 未だに信じられない」と驚きを隠せない様子でした。
現在DAYTONAではNew300V PowerRacing5W-30をメインで使用していますので、是非ともその体で1%の出力向上を楽しんでみてください。

■MOTUL300V Power Racing 5W-30
 1L 3150円


BMW328i メンテナンス。



BMW328iのエンジンオイル交換を行いました。





ですが・・・・・・
僕はこれほどまでにエンジンオイル交換で緊張したことはありません!!
有田先生PORSCHEのエンジンオイル交換も非常に緊張しましたが、PORSCHE997の場合はそれなりに作業情報が豊富にありましたのでそのまで苦戦しませんでしたが、
今回のBMW3シリーズは先月よりデリバリーが開始された最新型F30Modelということもあり、そもそも日本中探しても誰もオイル交換を行った実績ないんじゃないかな(BMWディーラーでは15000kmに到達した段階でしかオイル交換は行わないとのこと)
したがいまして・・・  オイル交換のやり方がわからない・・・。
更にエンジンが新型の4気筒直噴ターボ、おまけに驚くことに樹脂製のオイルパン、樹脂製のドレンボルトということで、ますます緊張させてくれましたが(笑)

PORSCHEもBMWもオイルレベルゲージはエンジン本体にはなく車内で確認を行います。
多くの日本車とは異なり「エンジンオイルは消費するもの」と考え、日常的にレベルゲージを目視しやすいようにしている為です。 事実オーナーズマニュアルにもオイルを補充しながら乗るように記載されています。
ちなみにエンジンオイルの油量は約5Lと、欧州車にしては意外と少ないBMWニュー3シリーズでした。