認定中古車が入荷しました。

今現在もRZ34の新車受注は停止したままですが、DAYTONAでは2台のRZ34を行います。


【認定中古車】フェアレディZ 3.0 バージョン ST BOSEサウンド スポーツブレーキ デイトナ所有車両
DAYTONA所有 RZ34の販売を行います。
納車されて約2年間 主にパーツ製作やデーター収集等で使用を行い、各地のイベントへも本車両で参加しました。
当然ながらメンテナンス等は全て自社で行っており非常に状態もよく、ノーマル/チューニング派のどちらへも対応できるRZ34です。


【認定中古車】フェアレディZ 3.0 バージョン ST BOSEサウンド スポーツブレーキ
弊社顧客である医療法人所有のRZ34です。
社外TVキット装着以外は、完全ノーマル車両。
メンテナンスは1年点検を日産福岡販売で行っており状態はよく、色鮮やかなイカズチイエローボディも傷一つ無い状態です。

どちらの車両も納車前整備は日産ディーラーで行った後に、日産自動車の新車保証を継続し納車を行います。
たくさんのお問い合わせをお待ちいたしております。

DRM PCMカーボンシリーズに、新しい仲間が加わりました。


CFRPカーボン Aピラー カバー


CFRPカーボン Bピラー カバー


CFRPカーボン エキゾースト ヒートシールド

今回追加設定となった3アイテムは全て純正被せタイプとなり、外装のデザインは多きく変化しないながらもカーボンファイバーならではの意匠性の良さをアピールしてくれます。
FRPへカーボンシートを載せただけのカーボンファイバー製品が多い中、私達のCFRPは金属プレスと加熱を行う最新のPCM工法を用い、ドライカーボンに非常に近い強度と軽さ(薄さ)そして精密さを併せ持っています。
また使用する樹脂もPCM専用に開発された高UVカットジェルを採用し、高温多湿かつ紫外線の影響をうけにくい作りとなっています。
取り付けは両面テープで固定するのみですから、予約を行い工場へ愛車を運ばなくとも、休日の洗車後などに簡単にご自身で作業を行うことも出来ます。

谷は消え、綺麗に伸びゆく山があるのみ


DRM(DAYTONA REST&MOD) SPORTS ECM - nissan フェアレディZ nismo RZ34
RZ34 nismoへDRM SPORTS ECMのインストールを行いました。
基準車比+15馬力の出力を持つnismoは、純正マップではブーストのチューニングのみで出力向上を行っています。 
ピークブースト圧は実は基準車と同等ですが、中間域から高回転域に伸びる”ある一定”のゾーンのみのチューニングを行っており、最高出力の向上よりもギアチェンジやアクセルのON/OFF時等、回転が落ちたシーンにおいて立ち上がりの伸びをメーカーは求め、結果として15馬力の向上に留めているように僕には見えます。


パワーデーターの比較図です。
緑ライン=基準車(スピードリミッターは解除)
赤ライン=DRM SPORTS ECM
ご覧のように、自然吸気エンジンのようなスッと右上へ伸びるキレイなパワーラインを描いています。


DAYTONAでは、ピークブースト圧まで調整を行い、またブースト圧のスムース化を行ったことにより、パワフルかつフラットな特性へチューニングを施しました。
更に、ブーストリミッター/ワーニング値も最適化し、富士のような全開区間が長いシーンにおいてもDTCの点灯を誘発すること無く、同時に燃料マップの合わせ込みも行っています。
当然ながらスピードリミッターは解除しています。

PCM工法でつくるカーボンファイバーの優位性。


間もなく発売を開始する、RZ34用のカーボンインテリア・アップグレード123.
形成型に合わせ炭素繊維を樹脂で固めるウエットカーボンや、大きな釜で焼くドライカーボンでも無い、
Prepreg Compression Molding (PCM) 工法を用いられたカーボンパーツです。
高い生産性と品質で仕上げられるため、近年ではR35 GT−R nismoの外装へ、同様の技術を用いたカーボンアイテムが純正採用されるほどになりました。


DRMが提携するカーボン工場では、このように金属製の金型が製品毎に用意されています。
つまりは金型製作が重要となりますので初動に若干の遅れが生じてしまいますが、一度決まれば量産は比較的容易になります。


金型を油圧プレス機へ設置したところです。
イメージとしては”たいやき機”に近いところです。


右側に見える赤色の配線がヒーター線です。
熱硬化型エポキシ樹脂を浸透させた炭素繊維を金型へ敷き、130℃ほどに熱してゆき、6MPaほどのプレス圧をかけて完成するのです。
PCM工法で製造されたカーボンファイバーは、気泡(ピンホール)が入らず上質な仕上がりを約束してくれる大きな優位性があります。
また個体差が非常に小さいため、製品毎によるフィッティングのバラツキが無いことも大きな利点と言える、カーボン製作の最新手法です。


バトンは次の世代へ。


オイルリークでお預かりした、Z32ツインターボ最終モデル。
お父様から息子さんへ引き継がれることとなったZ32は、これまでも”ある程度”の整備を行ってきたとの事ですが、あまりにもオイル漏れが酷くディーラーへ相談したところ部品もない為修理不可。
そこでデイトナへ相談してくれることとなりました。


パット見は、そこまで悪くない雰囲気でしたが、所々”その場しのぎ”的な修理痕が見られ、また全体的に経年劣化していることからも段階的な修理を行い、必要な修理箇所を特定する方針にしました。


パワーステアリング系、クランクシール系、カム/オイルポンプシール系をエンジン車載状態で行いましたが、ファクトリー2のJunは、やはりオイルパンのシーラー痕が気になって仕方がないとの事。
推測する限り、再シールの施工が不十分である可能性が高いです。


仕方なく、と言うより当初の予定通りエンジンを降ろすことにしました。
2023年は19機 2024年の今現在で9機 VG30を降ろしていますので脱着作業は非常に早く、おそらく日本一のスピードと精確さです。


エンジンを降ろさないと、オイルパンを完全に外すことのできない構造であるZ32。
ですが、本個体はエンジンを降ろした形跡はなく、どうやって液体パッキンを充填することが出来たのだろうか?不思議ではありますが、液体パッキンの基本は古いシールを如何に完全除去出来るかが大きな鬼門となり、
不完全ならば再シールを行ったところで、凹凸が出来てしまった接合部よりオイルリークを生じてしまい、今回はこのパターンです。


また、シリンダーヘッド背面は相当な高温となり、純正シールは無惨にも溶け落ちてしまうのです。


デイトナでは単に修理を行うだけではなく、三日月キャップは高温対応型のシリコーンを
VTCソレノイドはASSY交換ではなく、オーバーホールを行いアルミニウム製のカバーへとアップデートしています。

エンジンを搭載し、最終調整を行い無事納車をおこなうことができました。
これで実際にステアリングを握る息子さんも、Z32を託したお父様も、皆が安心してフェアレディZを楽しむことが出来るかと思います。

ありがとうございました。

ADVAN オール フェアレディ ミーティングへ出展します。


5月5日に富士スピードウェイにて開催される、ADVAN オール フェアレディ ミーティングへ出展します。

ADVAN オール フェアレディ ミーティングへは、これまでにも協賛は行ったことがありますが、出典事態は初めての試みとなります。
GW終盤に開催ということもあり、スケジュールには少し頭を悩ませました。 
特にGW期間中の車両での移動に時間が読めず困っていたところ、御殿場遠征時には定宿としている施設にてRZ34を保管してもらえることになりましたので、身体1つで遠征できるようになりました。

また、今回もnismoフェスティバル同様に、エキゾーストチューナー"SACLAM"が応援に来てくれます。
RZ34エキゾーストのリードエンジニアがブースに常駐しますので、開発秘話やポイントをじっくりと質問してみるのも良いかもしれません。
DAYTONAからは”やまもと”が参加しますので、Z32~RZ34まで何でもご相談ください。

5月5日 富士スピードウェイにて、皆様とお会いできることを楽しみにしております!

トルクバンドがキーポイント。


■DRM(DAYTONA REST&MOD) │ スポーツエキゾースト feat. SACLAM for RZ34
厳しくなってゆく騒音規制の枠内で、可能な限り音色の美しさを追求したエキゾースト SACLAM。
実のところ、テスト時から関わっている僕でさえも、このエグゾーストの美味しいポイントを掴むまでには時間を要しました。

2002年に登場したZ33から2022年に製造が終了したZ34まで、実に20年間もの間 フェアレディZは自然吸気エンジンを搭載し、同時に自然吸気エンジンならではのエキゾースト・チューニングを楽しんできました。
マフラー特性はエンジン特性と深くシンクロするところがあり、エンジンを廻せば廻す程に良い鳴きが聞こえ、特に定評のあるマキシムワークス M-BITエキゾーストマニホールドを装着すると、その存在感は何倍にも増し震えが出るほどの快音となりました。

2022年後半から登場したRZ34は、これまでの自然吸気エンジンからツインターボ化し、あわせて3.5/3.7Lの排気量を持つVQエンジンから3.0L VRエンジンへと進化しました。
これまでのZ33/34用エキゾーストは、パワーに乗せて快音を引き出していたのに対し、RZ34用エキゾーストはトルクに乗せて音を導き出すイメージです。
言うなれば、自然吸気エンジンとターボエンジンとの特性の違いです。
SACLAMでの開発テストでは、当初 その”コツ”をうまく見つけることができず、Z33/34と同じような乗り方をしエンジンを廻せるだけ廻し、音を引き出そうとしていましたが上手くいくはずもなく、肩の力を抜きクルージング程度の回転域を常用すると、先程まで聞こえてこなかったSACLAMサウンドが嘘のように現れたことをしっかりと覚えています。

普段乗りで常用する3000rpm付近の回転域は、VR30DDTTエンジンで発生するトルクバンドの調度ど真ん中付近にあり、今回の快音を表す事のできるストライクゾーンとも言えます。
2024年に入り、RZ34の納車が随分と進みだしたと聞いています。
あわせて、東日本を中心にSACLAMのオーダーが徐々に動き出し、西日本でも少しずつ引き合いが来始めています。
多くのRZ34ユーザーの方へ、エキゾーストチューンを楽しんでいただきたいと願っています。

RZ34 nismo


現在DAYTONAではRZ34 nismoの純正ECUの解析を行っています。
ある程度の予測はついていましたが、初期モデルのECM番号はnismo発売と同時期の2023年11月より新番号へと変更がされています。
つまりは、これまでの定義ファイルでは表示が異なってしまいますので、約1年足らずで新しいファイルを制作することになりました。
カタログデータ上で15馬力の向上が見られるnismo。 どの辺りのMAPをチューニングしているのか?とても気になるところですが、ECM開発チームの解析を待つのみです。


nismoは一時オーナーさんへお引渡しを行い、解析後にチューニングファイルを制作し実車にて細部の調整を行う段取りになっています。
納車へ伺ったところR35 GT-R nismoがガレージから出されていました。 仕事が多忙すぎて、あまりクルマに乗る時間がないとお話されていましたが、この日は天気もよくRZ34 nismoで少しドライブへ出かけようとおっしゃっていました。
GT-R nismoより速いZを作るのは無理がありますが、より楽しい車を作るのならばZにも十分なチャンスはあるはずです。 

2023年 DAYTONA的 今年の漢字

毎年恒例となっているDAYTONA”やまもと”的 今年の漢字を発表します。
その前にこれまでを振り返ってゆきます。

・2022年"変”
2年間休憩
・2019年 "初”
・2018年 "挑"
・2017年 "基"
6年間休憩
・2011年 "満"
・2010年 "満"
・2009年 "実"
・2008年 "支" 
・2007年 "波"
・2006年 "和"
・2005年 "忍"
・2004年 "結"


去年から今年にかけての大きなニュースは、やはりRZ34の誕生でしょう。
この1年を振り返って思い出すと、何処を切ってもRZ34を思い浮かべることができるほど、僕的には集中した1年でした。
また2023年後半は、DSCC主催オールジャパンフェアレディミーティングに始まり、Z Car Fiesta 2023 そしてnismoフェスティバルと、少しでもフェアレディZオーナーの声を聞きたく、多くのイベントへ足を運んだ1年となりました。


ときに、頑張りすぎて酷い目にもあいましたが、それでも力強く前進したと自負しています。
精神的にも肉体的にも、自分を追い込みすぎるのは良いとは思えませんが、それでも自分の限界点はまだ先にあることがわかりました。
追い込みすぎると潰れるか、もしくは覚醒するかの2択だと言う人も居ますが、今回は引き分けだったような気もします。

また、別事業では恒例であった東京オートサロンへの出展は、残念ながら2024年のブース確保ができず見送りとなってしまいました。
これについては、コロナ禍に出展者が取りやめを行っても、私達は変わらず出展し続けていただけに残念でならず、また仲介を行う代理店云々でも多少の問題があり、個人的には関係者へ向け声を大に非常に言いたいことが有るには有ります。
大きなイベントは魅力的ですが、"要らん"と言われてる先へお願いをし、何とか出展できるよう頭を下げるようなダサい真似は行わず、少し考え方を変え 来年もDAYTONA山本を必要としてくれる人や場所のもとへ行くことが出来たら良いと思うようにしました。
前進あるのみです。

そして、2023年の漢字を発表します。
今年は簡単です。

"前”
をDAYTONA的 2023年の漢字とします。
Blogで何度か出てきたワードである

”前進あるのみ” 

度重なる困難に負けること無く、僕は前へ前へ進むしか有りません。 

余談ですが、あと数日で僕は50歳になります。 
いくつまで仕事を継続するか、できるかわかりませんが、そのかならず訪れる終わる日が来るまでに あと何回ほど大きな勝負に出ることができるでしょうか?

”今は前しか見てない”

それでいいと思っています。 
今年だけではなく、きっと来年も僕は振り返る余裕は無く、後退どころか停滞も許されません。

Just keep going.

ただ、前進あるのみです!


デイトナ株式会社
代表取締役 山本ゆうき


RZ34市場は動き出したようです。


嬉しいことに、この2−3ヶ月でRZ34のパーツ販売の勢いが見えてきました。
主に、カーボンアイテムをメインとしたインテリア/エクステリアや、スポーツカーらしく吸排気系のパーツの動きが良いです。
新車の納車が徐々に進んできている事に加え、中古車市場のプレミア価格が落ち着きはじめ、比較的”常識内”での入手が可能になってきたこと。
つまり市場に、生のRZ34が増え始めてきている事は容易に想像できます。
と同時に、これまでスローペースであったチューニングアイテム類は活発に動き出し、つい最近まで豊富な在庫で満たされていた倉庫は、気がつけば欠品ばかりの状況に、嬉しいやら慌てるやわで大忙しです。
年末へ向け、どのようなオーダーが来るのか想像できませんが、取り急ぎ人気なUS nismoアイテムやSACLAMサイレンサーは少量の在庫を確保しています。
ご注文はお早めに!

nismo Festival


本当に、あっというまに開催が迫ったnismo festival。
明日の正午頃には、再び羽田へ降り立ち、一路静岡県へ向かいます。

当日は、メインスタンド裏に設けられたショップ広場にて、DAYTONA Racingは独自のブースを設け、DRM RZ34の展示やパーツ展示、
またSACLAM宇野代表も、いくつかのサイレンサーを展示してくれることになっています。
相談や雑談 なんでも対応させていただきますので、是非ともnismo Festivalへ足を運ばれる方はDAYTONA Racingへお立ち寄りください。

ご来場をこころよりお待ちいたしております。

Z Car Fiestaより戻りました。


過去に1、2度ほど、Z Car Fiestaへお邪魔させていただいたことはありますが、自車での参加は今回が初めてとなりました。

会場は、日産自動車追浜工場GRANDRIVE 以前はテストコースとして使用されていたようですが、現在では今回のようなイベントやCM等で使用する事が大半とのこと。
とはいえ、普段使用していない施設とは思えないほど手入れが行き届いており、素人ながらに用途がイベント用では勿体無いような気にさえなります。



この日集まってくださった、日産自動車の開発陣 テストドライバーさんが同乗走行に使用するnismo Z
なんと7-8台用意されており、今回は全然当てはまる話ではありませんが、ある所にはあるなー。と。。


こちらの車
なんと本物のnismo Zテストカーだそうで、カモフラージュされたラッピングがなんとなく素敵です。


10月のつま恋以来に会う面々は、それはそれで気さくな友のような交流で、雑談が絶えません。
逆に本当に久しぶりに再会を果たした、シルバーのZ32を操る横浜の湾岸暴走族 溝田大先輩とは、雑談は雑談でも腰痛について長々と語り合いました(笑)


コース上ではグループ別で、テストコースを走行する事が許されており、旅の記念ではありませんが一走りしてきました。


ミーティングルームでは、基準車とnismoの相違点や、開発ストーリーなど。 とてもカタログやネット情報では得ることのできない、大変貴重な情報を得ることができました。
最後は質疑応答。

「なぜnismoにはMT車が用意されなかったのだろうか?」

と、僕は質問をしました。

要約すると、現状のマニュアルミッションでは、nismoが叩き出す420馬力という許容値を超えている。ということ。
トランスミッションを新開発すると言っても、費用は並大抵ではない。
もう1つは、たとえ420馬力のMT車が完成したところで、405馬力のATトランスミッションの基準車の方が速い。
それはnismoでは許されないと思う。
大きくはこの2点が理由でした。





追浜へ向け輸送開始。


今週末開催のZ Car Fiesta 2023。
プロトスペックは12月2日に開催されるnismoフェスティバルへ輸送するため、Z Car Fiestaへは黒RZ34テストカーで参加しようと思っていました。
ところが、イベント〜イベントまでの1週間 DAYTONAプロトスペックを保管する用意が出来ましたので、どちらのイベントへもプロトスペックで参加することとなりました。
金曜日に都内でプロトをピックアップして、横浜を経由し追浜へ向かい、存分に楽しんできます。

RZをコントロールする。


DRM(DAYTONA REST&MOD) Sports Steering Wheel by Bond(ボンド) - フェアレディZ RZ34
デビューから既に1年以上が経過していますが、なかなか納車が進まないRZ34。
それでも「納車されたら速攻でモディファイだ!」との勢いで、車より先にDRM Sports Steeringのご注文を頂戴しました。


センターストライプ仕様の特注モデルで、ステッチとリングはイエローに合わせています。
ステアリンググリップは細すぎず太すぎず、日本人男性の手でちょうど握りやすいレベルで調整を行っており、フラットボトム部に関しても370mmx355mm程度になるよう自然な形状で仕上げています。

また、RZ34に関してはコア(下取り)は不要で、全て新品ステアリングより制作を行い、当然ながらクルーズコントロールやオーディオSWに関しても全て新品となっています。

見えるピラー。 魅せるカーボン。


DRM(DAYTONA REST & MOD) │ CFRPカーボン Aピラー インテリア アップグレード
ダッシュボードや操作パネルを中心としたカーボンパネルは以前から様々用意していましたが、Aピラーのカーボン化はDAYTONAで初の試みとなりました。


以前よりAピラーのピラーのカーボン化には興味があり、当初は純正トリムに被せるパネルを検討していましたが、万が一サイドエアバックが作動したときにはAピラーが外れる仕組みとなっているため、パネルが飛んで2次被害を誘発する危険性があるために却下としました。
多少のコスト増は安全と品質には変えられませんので、カーボンステアリングの製造パートナーであるCarboTech社の協力の下に、純正トリムをベースにカーボン処理を行っています。
結果として、安全性の担保は保たれ、取り付けフィッティングも純正品がベースですから申し分なく、非常に品質の高いカーボンインテリアが完成しました。
また、フロントウインドウへの反射を抑えるために、あえてマット仕上げとしている点もポイントです。


Aピラーのアイデアは、僕が大好きなマクラーレンよりヒントを得ています。
マクラーレンの場合は、これはパネルでもカバーでもなく"モノコックの一部が見えているだけ"ではありますが、明らかに魅せるピラーです。
ドライバーからも、ウインドウ越しに見るギャラリーからも、このカーボンAピラーは、車の大きな象徴となっていることに違い有りません。

その感動をRZ34/Z34でも実現したいと、僕はそう考えて製作を行いました。
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