オーバーホール案件 継続入庫中。


この2週間ほどで3機のZ32ツインターボがエンジンオーバーホール案件にて入庫しています。
基本的にエンジン案件はフェクトリー2で引き受けていましたが、今年からはフェクトリー1でもエンジン業務を行う事のできるように設備の再構築を行い、2台同時進行にて作業ができるようにしています。
手前、レッドZ32は全塗装やシャーシリフレッシュも行いますので、完成予定としては秋頃。 奥のパールZ32はエンジンオーバーホールのみ行いますので約3ヶ月で完成させたいところです。


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2型オーバーホール案件 6


本当に申し訳のない程に納期が遅れている2型Z32はようやく車体へエンジンを搭載させるところまで進みました。
これほどまでに時間を要していながら最後にミスが有ってはなりませんので、エンジニアが始動前には入念な点検を行っていたこともありクランキングからの点火ではなんの不安もなくスムーズな吹け上がりを見せてくれました。
とは言え、これで作業が終わったわけではなく来週からは全塗装のためペイントファクトリーへ輸送します。今はエンジンのパートが完結したに過ぎません。
2ヶ月近く遅延しているスケジュールを一気に巻き返すことはもはや不可能ですが、それでも最短、最善のワークを行なうことのできるようにペイント部のボスと入念に打ち合わせを行いました。
自慢をしても仕方がありませんが、オリジナル ペイント分野についても私達は相当な自信があります。


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ベストコンディションを目指して。


2型ツインターボのZ32は車検の為入庫でした。


これまでにも、ある程度の整備は行っているとオーナーさんより聞いていたので油断していましたが、いざ点検のためにリフトで上げてみると実際にはオイル、水漏れが生じている状態です。
当然ながら車検には通りませんので修理作業から入ります。


特に水漏れがひどく、複数箇所より同時進行にてリークしている様子です。


また、サビの発生も多くパイプ内は目詰まりしている箇所もあります。
こうなってくると部分的なラバーホースの交換だけでは事態は解決しませんので、可能な限り金属パイプは錆落としを行った後にエアー等で詰まりの解消を目指します。



とは言え、中途半端に作業をしていたのでは、パイプのサビは取り除いても今度はラジエターやヒーターコアなどにサビ粉が廻っては元も子もありませんので、特にパイプ内部の作業には神経を使いました。
基本的に、LLC濃度を基準値程度でメンテナンスを行っていたらなばこのような結果にはなっていません。 今後は冷却水のメンテナンスを正確に行うことにより、サビの発生、進行を抑えることができます。



オイル漏れはパワステとクランクシールからです。
水漏れ修理のためにもトランスミッションを降ろす必要がありましたので、ちょうどよいタイミングでの作業となりました。

全てを組み終えた後に車検ラインを通過させ、無事にオーナーさんへと引き渡すことができました。


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アスリートの基本は、強さと柔軟さ。


Super Pro │システムキットB for Z33 フェアレディZ
気がつくとデビューより15年経過しているZ33は、すでに10万キロを突破した個体も多く、と同時にある程度のリフレッシュを強いられる車も少なくはありません。
一昔前なら10年10万キロは一つの終わりの始まり的な見方をされていましたが、近年においては自動車の性能も上がっていますので15年経過した車でも、事実1つ前のモデルで済みますので数値ほどデザインのふるさを感じさせないこともバリュー感を引き上げてくれる秘訣なのかもしれません。
ならば機能面にもしっかりと手を加え、キチンと走れる車に仕上げようと愛車へ投資を行うオーナーさんも相応に存在し、今回はサスペンションブッシュを純正→Supre Pro製ポリウレタンブッシュへ交換を行いました。
車のデザインに古さを感じさせないと先程は書きましたが、サスペンション ブッシュの性能は年式や距離と比例し硬化が進みます。
Super Proが持つブッシュとカラーの別体構造のおかげで、しなやかなジョイントを保持し可動域を広げてあげることにより、スポーツカーが持つ理想的な動きが手に入ります。 
それがたとえ部分的な若返りだったとしても、ブッシュに負担をかけないSuper Pro化のおかげでこのタイミングで新車以上の性能を発揮できるわけです。


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大阪オートメッセへ行ってきました。


先週金曜日からインテックス大阪で開催される大阪オートメッセへ行ってました。


これまで何度かオートメッセへ足を運んだことはありましたが、出展サイドとしての参加は今回が初めてです。
去年の東京オートサロン同様に、兵庫県のエニーズ・インターナショナル社との共同出展となりました。


3日間で行われるショーは終始反響も大きく、たくさんのビジターが会場まで足を運んでくれました。


差し入れを持ってきてくださるZオーナーさんがブースを訪ねてくださったり、Thunder Boltのユーザーさんや、機械加工に精通された方が質問を投げかけてくれたりと、私達にとっても大変貴重な時間となりました。


サンダーボルトをエンジンルームへ採用してくれたピットロードM製作のR34 GT-R


ホイールボルトへ採用してくれたNizo-Low製作のフェラーリとG63 AMG


おなじみのカーテック仙台 R35 GT-Rなど
会場内にサンダーボルトを装着してくれた車が展示されている事に喜びを感じます。



日産自動車整備大学が制作したリフトアップZ34も面白く、色々と質問してみました。
現状では2駆のままだそうですが、ぜひとも4駆へのアップデートを期待します。



注目度抜群はGRスープラ
カモフラージュされていない状態での日本公開はおそらく初なのではないでしょうか? すでにTRDパーツでアップデートされた個体も展示されていました。
来年のオートサロン等では、まず注目を集めるベース車となることは間違いないでしょう。


日産では大坂なおみエディションGT-R


大坂ではおなじみのスーパーGTブースではLEON AMG GTの展示がありました。


3泊4日の大阪出張。

ずっと立ちっぱなし喋りっぱなしで、それなりに疲れはありましたが、同時に充実した4日間でもありました。
お世話になった皆様、来場してくださった皆様 ありがとうございました。


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トラクションを楽しい事にする。


DAYTONA with OS GIKEN │スーパーロック LSD TCD
LSDの効果は左右車輪の差動差をコントロールする事ですが、大切なのはロック率ではなく課程を如何にナチュラルにするか、が重要なポイントであったりします。
ON-OFFのメリハリが明確になるのは体感する上ではいい事ですが、実際に運転をしてみると求めているのは"そこ"ではないという事はすぐに判明します。
ロック率は最大上昇点である100%になることは当然としても、緩やかなカーブを描くような立ち上がりが街乗りを行なう上でも"良いLSD"の基準となるわけで、もっと言うなら電子制御のアクティブはある意味究極のLSDと言えるわけです。
アクセル開度やスピードに反応し、ゆるやかなロック率を作り出してくれるTCDは機械式版のアクティブLSDと言っても過言ではなく、フリクションプレートへ刻まれたグルーブを流れるオイルがロック率を調整してくれ、オイル循環システムこそが最大のアピールポイントであるのです。

2月14日更新
下取りとして、これまで使用されていたOS技研スーパーロックLSDが入荷しています。 非常にお求めやすい価格かつ極上の商品です。
是非ともUesdページへアクセスしてください。

http://shop.the-daytona.com/?pid=131991863


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冬に夏の準備。


暦上では本日から春ということになりますが、春を通り越し「夏へ向けた準備を行なっている」と聞くと何だかピンとこないかもしれませんが、既に動き出しているオーナーさんがいる事は事実です。
クーペボディの車両はドアが長いので当然ながらガラスも相応な面積を有しています。 すなわち、夏日にはドアガラスから飛び込んでいる紫外線に肌が"ヤられる"割合も比例していると言うことになり、肌が弱い方や女性には悩みのタネであることは周知のとおり。
で、あるならば完全車検対応の高機能断熱フィルムを両窓に張り、肌や車内温度を外敵から守ろうということで、気温は一桁という時季にもかかわらず夏予防に踏み切りました。
透明度を表す可視透過率は85(純正ガラスは91)と高い透明度をマークしながらも、紫外線透過率は1(純正は65) また赤外線は80%カットという高性能フィルムです。
これで夏の準備はオッケー。 きつい日差しが待ち遠しい。かもしれないですね。


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主な課題は接地性の向上。リペアではなくアップデート。


去年12月からお預かりしていたZ33のリフレッシュ作業にようやく着手できました。 
お知り合いから譲り受けたというZは、サスペンションを始め少々問題のある様子。 であるならばと、一気にサスペンション廻りの見直しを計画し、Super ProポリウレタンブッシュにOHLINSダンパーの組み合わせを行いブラッシュアップを行います。
また、ヘットライトやテールレンズなども新調を行い、内外ともにリニューアルを行います。


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