The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
心はアツく!
DFV OHLINS ver DAYTONAやBBS LM championeditionを装着して、まずは足元から攻めていった370Z Roadsterに乗るM氏 次なる攻めどころはExhaust tuningでした。
SACLAM SILENCER KITと同時にSACLAM Y-PIPEも一緒にオーダー頂きましたが、一緒に来店されていた奥様から
「えっ!? マフラー買うとは(事後報告で)聞いたけど、一緒に付属品買うなんて聞いていないわよ!」
すかさず鋭い突っ込みが容赦なく入っていましたが その後 ご無事でしょうか(笑)?
11月も下旬 さすがに気温もぐっと下がり初め、朝晩共に肌寒い日が続きますが、この取り付け日のように天気もよく気温も高めのポカポカ陽気でルーフを開けオープンエアーを感じながら初めて愛車で聞くSACMAサウンドを存分に感じて頂けましたか?
「やまもと」的SACLAMsoundのおススメは やはりこの時期かな気温1ケタ 勿論オープンにして走り回って聞くSACLAMサウンドが一番大好きです。 張り詰めた冷気でこそ聞こえてくる、刀のように鋭いSACLAMサウンドは これまた別格ですよ。
本当に音のキレが鋭いんです。 シフトダウンしたら僅かに聞こえてくるパランパランッ♪音もこの季節 特によく聞こえるかな。
但しおススメポイントを聞くには非常にドライバーには厳しい条件下ですので、運転をしている本人は、ホッペタもキンキンに冷えてしまって涙は出るわ鼻水は出るわ、耳は痛いしと、あまりカッコが良い物ではないかもしれませんが、それでも心だけは誰よりもアツくなったという事実を このBLOGを書きながら 今思い出しました。
リジ☆カラ
ZはZでも、これは少し珍しい BMW Z4が入庫してきました。
さすがに飛び込みでこのような車両が入ってくるはずもなく、こちらは何時もお世話になっているS口先生のご紹介で来てくださいました。
S口先生の同業者でもあり、車仲間でもあり、時計仲間?飲み仲間?でもあるA先生です。
最初はコンバーチブル車には必須でもある風の巻き込み防止の間仕切り板「ディフレクター」のワンオフ加工をご依頼くださったのが始まりでしたが、A先生も随分凝性なようでしてMシリーズの強化ウレタンブッシュに交換していたり、ARQRAYのsportsマフラーに交換していたりと、会話していても車好きが体中から「楽しい楽しい」オーラーが出ているような方です(笑)
それもそのはず 美祢サーキットで開催されていた耐久レースに御兄弟でエントリーされていたということですので、ドライブの楽しさや小さな挙動変化がもたらせる味わいなども理解してくださる方です。
「COXボディダンパーを装着したい」
フェアレディZで言う「パフォーマンスダンパー」の装着依頼を受けましたが、探しても探してもこの型式に合うボディダンパーを見つけることが出来ず、メーカーに聞いても「ワンオフ対応になりますから、現車を関東まで持ってきてほしい」と言われ諦めかけていたころ、そのメーカーにワンオフにてCOXボディダンパーを造ってもらったというshopさんから、「実はもっとイイものありますよ」と親切に教えて頂きました。
それが「リジカラ」です。
リジカラ=リジットカラー ホンダ系TuningPartsMaker「SPOON」が製造を行っています。
これは車体「メインフレーム」とエンジンが搭載している「メンバー」を直結しているボルトに挟み込むように取り付けします。
Z32,33では定番だったリアメンバーカラーに似ている商品で、フレームとメンバーの動きを同化させると言うパーツになります。
残念ながら日産系のリジカラはありませんが、今後ラインナップが増えてくるとZ用も出てくる可能性は十分に考えることが出来ますよね。
装着後 某所まで試走に行ってきましたが、路面のつぎはぎやマンホールでのギャップを乗り越えるときに剛性の高さを感じることが出来、パタパタを小刻みに動き回るようなオープンカー特有の妙な振動も低減して、楽しい試走が出来ました。
今後はSACHSかOHLINSのsuspensionKITも導入したいと言う事ですので、益々楽しめそうなZ4です。
納車翌日 「いや~ 凄く良くなった ありがとう」
A先生が試運転を兼ねて美味しい卵を持ってきてくださいました。
こちらこそ ありがとうございました
TE37 Super Lap
いつも山口県より来てくれるO君
最初はマフラーが付いているだけだった彼の愛車も、最近ではグッとローフォルムに腰を落としパキパキと機械式LSDの作動音をさせながらデイトナに入庫してくる姿を見ていると、なんだか彼の顔つきもZの顔つきも心なしか男っぽくなってきて段々とCLUBSPORTSを匂わせるような姿になってきました。
今回入庫してもらったのはホイールの新調とサーキット走行前の各種メンテナンス
今週末に予定されているオートポリスでの走行会に行く為の下回りチェックやMOTUL300V PowerRacingへの交換
そしてTE37 SUPERLAPの取り付けでした。
タイヤサイズは265/35R18を前後で装着する為、ホイールは前後共に10jj +20 18inch
オートポリスを走るにあたり、重量級のZ33ではフロントのキャンバー角も3度近くでのセッティングになりますので、キャンバー調整が出来ない純正アームでは10jj+20を履くことが無理でも、ネガティブキャンバーセッティングの車でしたらこのサイズでも楽に履くことが出来ます。
いってみれば一石二鳥 しかも「普通は装着できない」モノが上手くマッチングしていますので、そりゃカッコいい
より戦闘スタイルになった愛車を見ながら
「目標タイムは何秒だしたら良いですか?」
って真剣に聞いてくれたけど、
「初めてオートポリスでの走行会にでるんだからタイムなんてまず出ないよ。」
ってアドバイスのような、そうでもないような話をしながらも、「2分30~40秒位かな」って一応目安となる基準タイムだけは伝えました(笑)
だけど、故障や怪我なく 誰よりも楽しんで帰ってくると言うのを最大の目標にしてほしいな。
タイムはいずれ伸びるから、まずは場の空気を楽しんでほしい。 そう思う「やまもと」なのでした。
輝きを取り戻せ!
その魅力はいつまで経っても色あせることは無く、人々の心をとらえて離さないZ32型フェアレディZ
最近依頼が来るZ32の傾向を見ていると、何か大幅なモディファイやエンジンチューンをドカンッとやるのではなく、
これからも長く付き合うことが出来る、優しい優しいカスタマイズが目につきます。
例えばエンジンを一旦下ろして、全ての水ホースやオイルラインを総取り替えする そのついでにエンジンルームをクリーニングすると言った作業や、ブレーキ廻りを完全にオーバーホールをしたり、腐食が激しいExhaustを全て交換したり。
「レストア」と言えば大げさかもしれませんが、事実レストアに近い依頼を数多く請けています。
今回オーナーさんから頂いたZ32のご依頼はオールペイントとExhaust系のRefreshでした。
俗に言う「後期型」から新色となったホワイトパールですが、さすがに15年の歳月と今まで行った傷補修は既に限界に達しているようでした。
FRP製のエアロパーツは所々欠けてしまいヒビも多く目立つ。 肝心のボディは紫外線の影響からか、クリアー塗料が浮いてしまい「かさぶた」のような跡が目につく部分にありました。
他にも小さな「えくぼ」も数知れず。
しかし、その数々の傷や痛み それは車を置物として保有するのではなく乗る為に保有しているのであれば、それは当然の事でしょう。それが15年 オーナーと共に走ってきた証でもある訳ですから。 それはそれで傷が多い事も当たり前の話です。
だけどZ32最大の特徴でもあるグラマスなボディがくすみ 痛みが目立つようになってからは、正直 オーナーの心には愛車の存在が痛々しく思えることもあったのだと思います。
人も物も一生 永遠に何時までも綺麗で居続ける。 と言うことはメンテナンス無しではできません。
それだったら、少なくとも自分が乗る間はパートナーには綺麗でいて欲しいと思うことも これも当然の感情でしょう。
オーナーさんと打ち合わせを行い、異色に変更するのではなくホワイトパール⇒ホワイトパールへ同色オールペイントにする事にしました。
但し、このホワイトパール 3コートパールと呼ばれている大変手間のかかるペイントです。 ベースコートを吹き付けた後にパール剤を吹き付け、そしてクリアーで抑えると言う。 1色出すために3工程の塗装を行う本当に大変なペイントですから、きちんと仕上げる為にも納期だけは45日ほど頂戴しました。
CFRPボンネットもUVカットクリアー+GZOXリアルガラスコートを3層に渡りペイントしている点も大きな特徴です。
そして45日ぶりに再開しピカピカに光り輝き完成した愛車を見て「おお~~~ おお~~~~~ 」と、ただただ驚き続けるオーナーさん。
「あそこも綺麗になってる あっここもだ」って感情が高まり過ぎて、うまく言葉にできない様子でした。
車の全塗装を行った 普通の人にしてみれば、たったそれだけの事なのかもしれませんが、その間車を使えない現実や、他の機関で発生するかもしれないトラブルの事、勿論今回のオールペイント費用等を考えると誰もが「やろう」と簡単に依頼できるような内容ではありません。
だけど、そこまでの思いを情熱を胸に忍ばせて待ち続けた45日間と言う長い工期は、愛車Z32の輝きを蘇らせると同時にオーナー自身の直向きな姿勢にも輝きを与えてくれ、自分を奮い立たせるような そんな大切な時間であったのかもしれません。
この生まれ変わり新たな感情を抱く両者の対面の瞬間に立ち会えた事を「やまもと」は嬉しく思います。
ATS & ACROSS CARBON SINGLE CLUTCH SPEC2 16S
ATS総合カタログには記載されない。 少し勿体つけて言うと「幻」の軽量クラッチを用意しました。
その名も「SPECⅡ 16S」
Z33 VQ35DEを例に挙げるとクラッチ、クラッチカバー、フライホイールまで含めたSET重量を10kgとし 純正比-11kgまで低減。
この時のフライホイール単体重量は驚く事に5.4kg 純正比-7.2kgです。
Z34 VQ37VHRも同様に10kg仕様、16kg仕様、17kg仕様まで用意できます。
「やまもと」はZ33,Z34にアフタークラッチを導入する考えとして、元々大したパワーがある訳でもないので多板クラッチの導入は全く考えず、シングルCARBONクラッチで事足りると判断しています。
例えそれがチャージャー装着して350PS出ていたとしても、例え380RSだったとしても僕の答えは変わりません。
クラッチディスクに十分なマージンがあると解れば耐久性も折り紙つきだし何の不安もありません。
すると今度気になるのはクラッチペダルを踏む踏力とSET重量だけです。
その踏力に関しましては、なんと純正より軽い力でクラッチを切ることが出来ると言うことが素晴らしいポイントで、強化クラッチ=クラッチペダルが硬いと思っている方も多いのですが、実際にはそのようなこともなく女性でも楽々にミートできます。
当然ですけど、メタルクラッチ系にありがちなミート寸前にジャダリングが起きてミートポイントでギクシャクすることなんてありません。 CARBONの特性上、ミートポイントでも本当に優しくタッチして普通に乗ることが出来ます。
SET重量は初めに書いたようにDAYTONAが用意したSPECⅡ16Sでしたら純正比-11kg
エンジン始動時から軽いクランキングでエンジンスタートし、アクセルを煽るとフォンッ♬ フォンッ♪ フォンッ♫
DAYTONAのPITに響き渡るサウンドは、まさにRacingsound! 気持ちはinternational circuitのPITガレージに居るようです。
僕は自分でSPECⅡ16Sを用意していながら、試走や点検で車に乗る度にあまりにも興奮してドキドキしてしまいます。
あまりにも完成度が高くなってしまい人に知られるのが惜しい気もしますが(笑) この感動を多くの人に伝えたいなって、今は心の底から そう思います。
強化クラッチにはまったく興味ないけど、フォンフォン♪と恐ろしくエンジンが廻る事にはとても感心があると言う人には、絶対におススメします!
■ATS & ACROSS CARBON SINGLE CLUTCH SPEC2 16S 定価195,300円(VQ35DE) 223,650円(VQ35HR,37VHR)
5.4kgフライ
CARBONシングルディスク