SPOON リジットカラー(Front)for 370Z

前回のBLOG掲載後、Z34リジカラ 沢山のご予約を頂き初期入荷分はほぼ即日完売になりました。



こちらがZ34 リジカラ
フロントはアルミメンバー4か所の上下に挟み込むように装着します。
純正のアルミメンバーに差し込む(打ち込む)筒状のカラーですから、見ているだけでも効きそうですね。



SPOON山田さんより事前に話だけは聞いていましたが、これは凄いズレです・・・
1枚目の画像がフロント側
2枚目の画像はリア側
ボルト径に対してメンバーの穴が非常に大く、しかも一方に寄って位置しているのが解ると思います。
このズレはZ33の比ではなく、思いっきりメンバー位置が偏っている為 センターを出さないと装着できないリジカラの取り付けも一苦労です。


取り付け後はこのような感じ。
隙間が小さく取り付けはちょっと面倒ですけど、リジカラのおかげで最適位置に持っていくことが出来ますので、それはそれで効果に期待できそうです。


リジカラ トップバッターは雪の中 山口県よりお越しのO川さん
「えっ 僕がリジカラの装着 初めてですか! え~嬉しいな~」
大喜びで帰っていかれました。

ご自宅に帰られた後頂いたメールには

“ショップからスロープを降りて道に出た時に姿勢の安定を速く感じました。
最近段差を越えたりする時に違和感を感じて足回りの相談をさせて頂いていたのですが、意外とこれでもイケるかな?
て思うぐらいです”

「やまもと」的スーパーノーマル理論が大好きだとおっしゃるO川さん これでバッチリじゃないですか!
僕は改造することが全てではなく、楽しめる事が最も大切と考えています。 
そう言った意味でもO川さんに良い商品を提案で来て良かったです! 


Roadsterの松Oさんもご入庫
こちらは19inchBBS LM + ブリジストンPOTENZA RE11 + DFV OHLINS ver DAYTONAのセレブなハイグリップ仕様(笑)
オーナーさんは驚く位細かな部分にも気がつくので、コメントを楽しみにしていたら早速メールが到着

“良い感じです!
路面からの衝撃を上手くいなしてる感じで、段差越えたときの室内に響く雑音も減ってます。
ステアリングの感触もシットリして座りが良くなったみたいです。
思ってたより体感できて安心しましたー!”

次回はリアもチャレンジしてくださいます。 お待ちしてますね!

番外編

で、こちらは佐賀県よりお越しのmaroon40thさん
最近お友達数名とワインディングで遊んでいるらしく、敵はBMW Z4やランサーEVOだそうです。
CARBON LSDの装着を随分と悩んでありましたが、家庭内ではドラム式洗濯機の導入を奥様が希望されているとか・・・
「どちらを買おうか」 悩んでいましたが、「やまもと」はドラム式洗濯機の購入をお勧め。
勿論DAYTONAでは洗濯機の取り扱いはございませんが、まずは家庭内でのトラクションを確保することからおススメします(笑)


また 遊びに来てくださいね~


■SPOON リジットカラー for 370Z / 21,000円 (基本作業工賃 10,500円)

見えないパーツが走りを楽しくする!!  370Z





   「見えないパーツが走りを楽しくする!!」
この言葉 今回装着するATS&ACROSSのキャッチフレーズではなく、ライバルメーカー“クスコ”のキャッチフレーズですが(笑) LSDを一言で表現するには本当に的を得ていると思って、自分の言葉のように使っています。

以前にもLSDを語る時 書いたことあるのですが、どうにも機械式LSDと言う響きが悪いのかイメージが悪いのか 
LSDの装着=ドリフト走行
LSDの装着=異音との戦い
結果=自分には必要ない
そう思っている方 物凄く多く多いです(と言うか大半?) 今回装着して頂いたオーナーさんも、当初 同じように随分悩んでいました。
確かに一昔前の機械式LSDでしたら、上記に書いたそのままでした。 僕なんて約15年前 初めてショップさんで機械式LSDをZ32に装着してもらって自宅に帰った時には「これは 何かネジかパーツが外れてしまったな」と思うほどショッキングな出来事であったのを良く覚えています。 それほどゴキゴキガキガキ♪ まさに異音との戦い 辛抱できるか否か?のような普通乗るには苦痛でした。

時は流れ 今や作動音がし難い上品な機械式LSDが世に出始め、僕が好んで使っているカーボンLSDもそうであるように、街中や通常使用時には比較的大人しくLSDを効かせ、だけど一度ムキになって走り出すとLSDのロック率は上昇してアールのキツイコーナーも楽に走る事が出来る。 昔からしてみると夢のようなLSDの登場です。

「やまもと」的持論でモノを言うなら
「フェアレディZに乗っていながら機械式LSDを入れないなんて、車全体から味わうことが出来る20%は損をしている」 
と真剣に思うほどなくてはならないPartsの1つであると僕は考えています。
勿論ですが、僕のZ34にもCARBON LSD装着しています。 7ATですが常時効きっぱなしの2WAYです。 
車庫入れの際、本当に少しだけズズッて作動音は出ますけど、全然許せる範囲  それよりも、直進安定性の向上や低μ路面でのトラクション向上の方が楽しくて楽しくて仕方がないほどです。

例えばECMやダンパーのように装着したとしても外からは何も見えず誰も気がつかないPartsですが、だからこそ楽しむ事が出来る事って最高の贅沢だし最高の感動と思いませんか?
もっともっと自分の感性を信じ 人間であるオーナーと、スポーツカーとして生まれた愛車フェアレディZだけにしか通じあうことが出来ない対話 
自分に自信がある人にしか解る事が出来ない“感覚”を大切に大切に考えてくれるオーナー 僕は大好きです!

ちなみに今回のオーナーさん
納車はお昼頃行いましたが、少し日も下がり始めてきた夕方ころTELくださり

「あのね~ これは良いね~ コーナーに差し掛かるのが楽しくて楽しくて、いつも走ってるワインディング 気が付いたら3往復もしてしまったよ(笑)」

ATS&ACROSS CARBON LSD 2WAY(DAYTONARacing専売品) 



自分色の380RS




はじめてご来店していただけました、Z33 TYPE380RSにお乗りのオーナーさん。
「初めての車検も先日終わって、“もう我慢せずにいじっても良いんだよ”って気分になりましたので来てみました」
すっごく楽しそうに「ワクワク」って音が聞こえてきそうな笑顔で来店してくださいました(笑)

TYPE380RSに乗る前はアルファロメオにお乗りだったそうで、アルファに勝る点 負ける点
そもそも380RSの運動性能ってどういうレベルの乗り物なんだろう? 
オーナーが抱く素朴な質問に、「380RSってダイヤの原石にも似た、磨くとどこまでも輝きを放つ宝石なんだよ」って 
僕の380RSに対する考えを聞いてもらいました。 
オーナーさんが初めて所有することになった国産車が、この380RSと言うのですから国産車の基準と言うのが解りにくかったのかも知れませんね。 とても良い車ですよ。

自分の中で ある程度のビジョンは出来あがっています。
例えば「排気系統はEXマニホールドまでは必ずヤル」等のビジョンです。
問題はどこから進めて、どの銘柄を組み合わせていくか?と言う事と、ヤッている途中から他のパーツが急激に欲しくならないか?と言うポイントで、多分そう遠くないうちにオーナーのビジョン=未来予想図は出来あがりそうです。

まず その第1歩はamuse RS-SILENT STTIから切り出しました。
超軽量titaniumボディにツインサブ太鼓仕様のRS-SILENTです。 そのRS-SILENTをベースに特別仕様インナーパイプ60Ф さらに通常Z33RS-SILENT(R1EXTRA)では115Фtitaniumパイプのテールエンドですが、amuse田名邊さんにお願いしてテールエンドはZ34でOP選択が可能になっている肉厚のある09テール仕様にしました。
何度も何度もRS-SILENTを見ている「やまもと」は「Z33に09テール う~んカッコいい」とオーナーよりもシミジミとカッコ良さを感じていました(笑)

そしてブリリアントシルバーの車体色にも非常に良く似合うシルバーカーボンのMonacoミラーを選んでもらいました。
今こうして画像を見るだけでもワクワクしちゃいますよね!
本当に素敵です。

少しずつ自分だけの色に染まって行くTYPE380RSを心の奥底から楽しんでくださいね!
またのご来店お待ちしております

■amuse RS-SILENT STTI for TYPE380RS




DAYTONA SPORTS ECM for 370Z




去年11月
僕達がLas Vegasから帰ってきて直ぐにamuse RS-SILENT STTIを愛車に装着してくれたオーナーさん。
今度はDAYTONA SPORTS ECMの書き換えにやってきてくれました。

オーナーさんは2世代前のZ32型フェアレディZに13年間乗り続け、平成21年に今の愛車となるZ34型フェアレディZを所有するようになりました。
購入当初は、やはり何と言っても現代のスポーツカー Z34フェアレディZのポテンシャルの高さに圧倒され続けている毎日でしたが、残念ながらその思いはそう長くは続きませんでした。
勿論良い車 良い車と言うことは分かっているのですが、どことなく重く感じる操作性やNAengineの面白みが 醍醐味をイマイチ感じられないとのことで相談を受けていました。

Z32時代にはご自身でも無駄かも?と思うパーツを沢山つけて、車の寿命を大幅に縮める事になると分かっていてもパワーと言う魅力かつ魔力に魅せられ・・・ 
だけど、それはそれで楽しい想い出として今もオーナーさんの胸の中で大切に眠っている1つの記憶です。
Z34になり、それまでとは違った観点から「楽しい車」遊びが出来たらなって そんな思いを僕に明かしてくれ そして来店してくれました。

まずはマフラー交換から行ってみて、それでどの程度変わるのかな? なんて思いながら、悩むに悩んだ末 軽量かつ高性能マフラー amuse RS-SILENTをチョイス 
選んだ動機も十分納得できるもので、オーナーさんの「鉄」を扱う職業柄 
amuse RSーSILENT STTIに使用しているチタン材 
これは鉄鋼最大手 新日鉄が開発した新世代の高耐熱チタン合金 super・tough・titanium この頭文字を取りSTTIと命名しているのですが、この材質の素晴らしさを誰よりも熟知しているからこそ選んだ 思いを込めた1本です。

それから2カ月後
「自分が選んだマフラーは、やはり間違いがない サウンドを感じる時間を知る事が出来た 本当に素晴らしい物だ」
そんな思いと共に、次なるメニューはSPORTS ECMです。
インストールする内容 インストールした後の内容
1つ1つ パソコンの画面を2人で見ながらご説明して行きます。
オーナーさんは車のPROではありませんので、あまり詳しく説明しても話が難しいだけで何にも面白くありませんので、
簡単なご説明と一応の知識として サラリと解説してみました。 必ず感じるVVEL作動開始時の伸びの良さやExhaustの音色の変化 

「これが説明をうけた部分なのかな?」
なんて連想しながらドライブをするのも楽しいじゃありませんか!


「あ~ やっぱりDAYTONAに来て良かった~ 」 


オーナーさんがこぼしてくれた その1言を 僕は大切に思っています。

DAYTONA SPORTS ECM for 370Z

大きな拘りへ




DAYTONA Racingのホームページを製作、管理しているアドバンスド・マイクロ・システム
福永さんのGCZ32最終modelが入庫してきました。

HKS/twinturboをHKS/F-CONで制御し実測で400馬力オーバーを叩き出すマシンを操るそのステアリングにと、
DAYTONA「やまもと」がプロデュースしたCFRP Black CARBONコンビネーションステアリングを選んでもらいました。

純正のエアバック機能はそのまま残し、デザインは完全リファイン
ステアリングをグッと握っても疲れないように、また握りやすいように ガングリップ形状&コブ付き形状
チルト機能が付いていないZ32ではステアリングと太もものクリアランスが他車に比べ狭く圧迫感があるので、Dシェイプ形状にして空間を確保しました。

最近の僕のお気に入りはステアリングを握り、ちょうど親指の上に来る部分 “コブ”の中心でCFRPとレザーがコンビしていますが、拘りは その「斬り方」
コンビ上部は水平に斬っているのに対し、コンビ下部はステアリングに沿って斬っています。 
僕があえて言わない限り誰も気がつかないような小さな拘りですが、ホントは僕が最も拘っているデザインです。

また同じ日にZOOM モナコミラーも装着していただけました。
こちらも依然人気のルームミラーですね。 
「ルームミラーを交換しただけで、どうしてこんなにもイメージが変わるんだろう?」 
装着後 そんな思いを抱きながら不思議そうに車外よりモナコミラーを見つめ、そしてシートに座ると広角ズームミラーになっているZOOMモナコミラーを見つめ 照れ笑い(笑)

いやいや 幸せな顔した自分の笑顔をチラチラ見ながら、楽しいZライフ 
誰よりも心の底から楽しんでくださいね!

リジットカラー Z34 追加設定 決まりました





「一期一ヘェ」でSPOONリジットカラーを紹介してから、沢山の問い合わせを頂くようになり沢山のZ33フェアレディZにリジカラを装着してきました。

Z32,Z34オーナーからも「追加設定の予定はありませんか?」との声も頂いておりましたが、残念ながらZ32専用品は開発販売するほどの声がメーカー側には聞こえてきていない(問い合わせが少ない)と言う事で現段階では予定なしですが、Z34に関しましては今週末ファーストロットが上がってくることになりました。
勿論DAYTONAでは即座に御取り付け対応できるようにと10SETほど既に確保しておりますので、来週くらいから取り付け作業も行える予定にしております。 

そしてZ33用とZ34用ではと大きく異なるポイントが1つあります。
それは、Z33ではフロントメンバーのみの装着でしたが、Z34に関しましてはリア用のリジカラも存在すると言うところです。
勿論、フロントのみ リアのみ の装着も行うことが出来ますので
「まずはフロントで試してから,効果がありそうと解ったらリアも装着」なんて事も可能なんです。

最近、DAYTONAに来ていただくオーナーさんや電話での問い合わせなどで
「リジカラって効果はありそうだけど、逆に効果が高すぎちゃってボディを痛めたりしないか不安だ」 
と言う声 実はこのような不安な気持ちを抱いている方もいらっしゃいます。

言いたい事は凄く分かります。 
「アソビの部分って必要だ」 
簡単に解釈すると恐らくこういう意味ではなかろうかと思います。
だけどホントの意味でのリジカラって言うのは、ボディそのものを強化すると言う物では無くて、本来 自動車メーカーが行いたいであろうボディ、サブフレーム間の連結部分の強化と、そのセンタリング(芯を出す)が一番の目的です。 言うなればアライメント調整に似た考え方かもしれません。

もう少し踏み込んだ話 メーカー担当者の言葉を借りると
現在の車は、その大半がハイテンション材(バネ鋼)を使用した強固なボディと言う「箱」、そして強固なサブフレームと言う別々の「箱」で造られていますが、殆どの車はサスペンション上部取付がボディ、下部がサブフレーム取付られているロアアームとなっており、その「2つの箱」の締結を一層強固にすることで一体化させ、サスペンションの作動をよりスムースにさせることでハンドリング、ドライバビティを向上させています。
「ボディ強化パーツと思われがちですが、ボディにストレス与えてしまう部分的強化を目指した製品では無く、個々(ボディ・サブフレーム)の標準性能を最大限に活かす為の製品なのです。

■SPOON リジットカラー
・Z33/front  21,000円
・Z34/front  21,000円
・Z34/rear  21,000円


心に刻んだメッセージ

DAYTONAが提案している車両総合診断の中で、何か特定の箇所を修理したりモディファイするのではなく、
愛車の全体的なコンディションをお互いに把握するためのplan リフレッシュプランSTEP-ZERO
エンジンルームや下回りの点検、さらにはENGINE MANAGEMENT CONTROL SYSTEMのエラーチェックや、
各種信号の点検や各種学習クリアーなど 
OBDポートから車両情報を読み取りCAN通信が正常に動いているのか?と言うところまで診断しています。

オーナーさんには去年STEP-ZEROを受診して頂いたとき
形の無い愛車の内部の状態をデータにするということで見えない物を見ることが出来て、何となく引っかかっていた事や気になっていたことが一気にクリア。
ほっと一安心で肩の荷が下りた代わりに「商品オーダー」をいただきました。

今日は届いた商品"amuse R1 titan extra”の装着です。
何時見ても綺麗な青~赤~紫へと虹色に輝くテールエンドやメインサイレンサー
純正比マイナス14kgの軽量titaniumマフラーは、前から後ろまで組合わせても、女性の片手で軽々と持ち上げることが出来るほどのマフラーです。
 
Z33がリリースされて間もない頃 amuse 故 田名邊秀樹氏が作り出したR1-TITAN extraは登場しましたが、その後フェアレディZは進化を続け平成17年には同型VQ35DEエンジンは294馬力へ そして平成19年にZ33はVQ35HRエンジンへ さらに平成21年にはZ34型へとモデルチェンジしました。
時代は常に変化し進化している。 
それでも変わらず国内外より支持を受け続けているマフラーというのは、やはりそれだけでも「流行りの商品」ではなく「本物の証」と言えるでしょう。 

そのamuseの代表 いや、正確には「元」代表取締役の田名邊千鶴子氏よりこの年末 1通のお便りを頂きました。
そこには、この20年間 無我夢中にamuseと共に全力で走ってきたこと、自分はこの年末で引退すると言うことやその理由、今後とも良いお付き合いをしていきたいと言うこと、そして手紙の最後にはさまざまな思いが詰まったこの一文が記されていました。

amuseがユーザーに運びたい「楽しさ」の気持ち 僕が伝えて行きたい「楽しさ」の気持ち
互いの思いは完全にシンクロした 僕にはそんな気がしました。

「山本さん!これからも沢山のユーザーを楽しませてあげてくださいね!」

最高にして最愛のパートナー




県内北九州市よりお越しのHZ33ROADSTERオーナーさん
「コンピューター書き換えたいな とは思っているんですけど、デメリットがあると、それはそれで困るので 少し詳しい話を聞かせてもらいたいんですよね」
と言う事で来店頂けました。  いやいや 大歓迎ですよ!

実際にはECMと言っても純正のECMユニット以外には特別カッコの良い姿、形があるわけではなくただのDATAですので、インストールする際には十分にお話をさせていただいています。 
実際の作業の流れはこちらで紹介していますので、今回は中身の話を説明しますね。

そもそもtuning DATAに書き換えると、どんな事が起きるの?

DAYTONA SPORTS ECM導入に関するメリットは
・スピード、REVリミッターを解除、変更できる
・燃料、点火、可変バルブタイミングを最適にコントロールできる⇒最大パワー、最大トルクの向上や燃費改善 基礎体力の向上
・スロットルMAPを自在にコントロールできる⇒アクセル特性そのものを変更することができるので、大きくフィーリングが向上する。
・電動FAN開始温度を変更できる⇒オーバーヒート対策や理想水温の確保が出来る

逆にデメリットは
・若干費用がかかる
・気持ちよく走るようになるので、人によってはついついアクセルを煽ってしまう⇒燃費悪化や免許停止など(笑)

僕はDAYTONA SPORTS ECMの説明をするときに、いつも同じお話をさせていただくのですが、SPORTS ECMの考えとして3つの主軸を大切に思っています。
・まずはパワーの向上 
とは言ってもVQengineの場合 パワーが上がるといっても5馬力とか10馬力未満の上昇ですが、特別リスクを負わずにコレだけ上がるのであれば僕は上出来と思っています。

・フィーリング向上
実はもっとも僕が大切に考えている部分がココ
もっと車に乗っていたい もっとエンジンの音が聞きたい もっとアクセルを踏みたい!
究極の楽しさを追求していると考えてもらったほうがわかりやすいかな? 

・安全性の向上
「チューニングコンピューターだからエンジンに負担をかけるのでは?」
その気持ち(考え)よくわかります。 
だけど、僕が提案しているECMの姿というのは、決してレースシーンを追い求めているいるわけではない=コンマ一秒を競うパイパワーセッティングはDAYTONA SPORTS ECMには必要ないと考えています。
それよりも、先に書きましたが大きくフィーリングを向上させて“もっと乗りたい”と思ってくれるような特性に価値を見出しています。 その為にはエンジンが壊れていては、僕のビジョンはまったくもって無駄になりますし、powerもフィールもあるけど燃費が大きく悪化しては気分は優れません。
多くのフェアレディZオーナーにとって愛車フェアレディZと言う存在は決してアスリートではなく、最高にして最愛のパートナーである。
そう「やまもと」は考えています。

何だかんだと長く書きましたが、結局のところ「やまもと」が行っているデータ造りと言うのは、
最適の燃料を最適に点火してあげる。 最小の燃料を最大に燃焼させてあげる。 
それが出来たら 結果として低排出、高出力、ハイレスポンス 
つまりは無駄がなく最高のPERFORMANCEを得ることが出来ると言う事です。

今朝一番でHZ33オーナーよりお電話頂きました
「正直な話 コンピューターだけでココまで変化があるとは思わなかった。 
帰り道 高速に乗っていたら、気がつくとスピードも乗っているし、本当に自然と車速もだけどそれ以上に気持ちが乗ってくる。
残念ながら雨が降って路面が悪いのでどこまでもアクセルを踏むことはできないけど、それでも十分なまでの感触を得ている。 これは晴れた日が楽しみだな~」

「またDAYTONAに行くから ヨロシクネ!」


DAYTONA SPORTS ECM for VQ35DE





過給機がある生活




年末の話になってしまいますが、新しい1歩を歩きだしたZ33フェアレディZとオーナーさん
年末ギリギリの納車になってしまいましたが、大雪が降った翌日 12月27日に無事納車が完了したことをご報告します。

完成してもあいにくの天候不順と言うこともあり、tuning完成後の試走には大変気を使いましたが、ここにきて改めて思うけどhigh-powered FRって最高に面白い乗り物だなって心の底から そう思わせてくれる良い試走になりました。
今までと同じようにラフにアクセルを踏むと「シュゴ~~~~♪」ってノーマルのVQ35ではありえない加速を永遠にしていくものですから、僕の五感もHKS supercharger+VQ35DEもご機嫌なまでに反応しまくりでした。
路面状況次第では4速に叩きこんでも真っすぐに走ることは困難なほどです。

例えばその1つの方向性として、NAチューニング 
カムシャフトや高圧縮piston等を用いて出力向上を狙うことも出来ますが、費用がかかる割には出力の伸び代が少ないと言うのがNAtuningです。
反面、過給機の場合 
比較的手軽に大出力を狙って行けるメリットがありますので、元から3.5L 280PSもあり基礎体力が高いVQ35DEにはHKS superchargerは相応しいtuningの1つであることは確かだと僕は考えています。

勿論 そのsuperchargerがある生活に慣れてしまい、これ以上に出力を上げていこうと考えだすと そこは底なし沼・・・ 
になるかもしれませんが、今はまだ HKS supechargerをポンとengineに装着するだけで、50馬力以上ものpowerが得ることが出来た訳ですので、これ以上の出力を・・・ と考えるずっと前に、現状のhigh-powered Z33を自分の意思どおりに操る事が出来るよう手なずける事が最重要課題でしょう!


そのpowerを受け止める足として、DFV OHLINS ver DAYTONAを選んでもらいました。
これまでもDFV OHLINSと同じように信頼性も高いビルシュタインdamperを使っていましたが、これからは鍛造ホイールBBS-LM 19インチを履くことで今以上に車高の変化を楽しみたいと言う事や、そのhigh-poweredを確実に受け止める事が出来るトラクションの確保 最も信頼置く事が出来るdamperが欲しいと言うことで、DFV OHLINS ver DAYTONAを選んでいただけました。

同時SETとしてCARBON LSDも予定していたのですが、LSD本体は早々に用意できていましたが、メッキ処理に出している欧州日産純正の冷却フィン付きデフカバーの納期が伸びてしまいましたので、今のPERFORMANCEを最大に発揮できる 本当のお楽しみは今月下旬頃ですね!

「楽しいよ~ あのね~ ガンダムに乗っているみたいで楽しいよ~」

とcharged-Z33と遊んでいるオーナーさん
デフカバーの到着まで、現状で少し遊んでいてください。 CARBON LSDを装着することで、もっと楽しさの奥行きは深まりますよ!