ロードバイクに乗ろうと思う。


先週の話。
昔のレース仲間から「ロードバイク(自転車)の練習するから、興味あるなら今晩にでも見に来ない?」
との電話がありました。
正直、僕は"そこそこ"体力はあるし、少し前まではランニングで身体を絞っていた時期もあったくらいなので(今では考えられませんが、なんと体脂肪11%まで絞っていました!)軽いノリで参加することにしました。

福岡の東部エリアにある「志賀島」を目指し、往復25kmを初ライド。いつものペースから20%ほど落としてもらい、人生初ロードバイクにチャレンジしてきました。
お尻が痛いことを除くと体力的には十分余裕があり、また夜の海岸線をライドすることは身体的なトレーニングやメンタルケアにも良いような気がして、無茶をしなければ良い趣味になりそうな気がします。

去年も似たような話があり その時は「ゴルフ」を始めてみることにしました。
レッスンプロを雇い、毎日のように100球近くを打ち続けた3ヶ月後  あまりの力加減の無さなのか、通称”ゴルフ肘”を誘発してしまい、結果1年近く腕を伸ばすことすら苦痛になることとなってしまい、悲しいかな新調したテイラーメイドの新作ゴルフクラブセットは部屋のインテリアとなりました。


その時の反省もあり、ロードバイクを始めることを悩み、お世話になっているスポーツインストラクターとも相談しましたが、彼の意見は『やりすぎなければ大丈夫」 
負けず嫌いは良いことではありますが、そこが優ってしまい身体を痛めてしまってはどうしようもない。 反面、無茶しなければ楽しい時間は継続でき、さまざまなポジティブ効果が生まれる事と思い、そのような自分の性格をコントロールするトレーニングも含め、ロードバイクを始めてみることにしました。

DAYTONA Racing スポーツエキゾースト feat. SACLAM


思い返せば、初めてフェアレディZ用SACLAMサイレンサーを目にしたのは2008年頃だったと記憶しています。
当時は加速騒音規制なんてものは存在しなかったので、今と比較したら自由なモノ作り、音作りが出来た良い時代でした。

僕はまだ加速騒音をパスする他社のマフラーを聞いたことがありませんので、ライバルと比較して”どう”とは言えないのですが、少なくとも純正マフラーのサウンドは決して悪いモノではなかったと思っている派ですので、正直な話"そこ"を越えれば良いかな?というハードル
それとは相反する、加速してゆく力強さを音にして表したいというハードルを設けていました。

加速騒音と近接騒音を上手くコントロールし、ターボチャージャーが正圧になり始める2800rpm~雰囲気のあるサクラムサウンドが聞こえ始め、そのままアクセルを踏み込んでも快音は消えることなくエンジン回転数に比例して木霊してくれ、濁りのない高周波を奏でてくれます。
高速区間と、音がよく響いてくれるトンネル内でのチェックでしたが、ついついアクセルを踏む右足に力が入りすぎ、高回転域での音色に酔いしれてしまいました。
音に関しては、いくら文章で説明しても伝えること、イメージしてもらうことが難しいので、開発Proto車両が帰福次第に動画として公開したいと考えています。

また、気になる発売時期と価格に関しましては、現在SACLAM社と協議中です。
6月頃のリリースを目指しています。

DAYTONA Racing スポーツエキゾースト feat. SACLAM 基本説明


4月中旬
開発を行っているRZ34エキゾーストの、最終仕様チェックを行うためにSACLAMへ行きました。


新型車は当然ながらアフターマーケットを含む騒音規制は年々厳しい物となっており、現状では”加速騒音規定”フェーズ2をクリアーしなければなりません。
当初Z34用をモディファイしたエキゾーストでテストしましたが、最大出力や最大トルクの発生ポイントがVQ37とVR30では異なりますので両者の特性がマッチングするはずもなくあえなく新規製作へのリプランとなったのは去年末の話でした。


その後、数タイプの試作を作りVR30へマッチングする周波数特性を探し出し、加えて規制がクリアーできるポイントをシンクロさせ、ようやく形になりました。


ぱっと見はZ34用エキゾーストと相違なく見えますが、実は細部にわたり数々の変更点があります。
Z34比80mmほど前方へスライドし、リア太鼓から出る排気管を長くレイアウトし自由度を確保しています。
そのため、マフラーフック部なども新設計を行い、より美しくかつメカニカルな造形を行いました。


出力の大きなVR30
騒音規制をクリアーするために、もちろん中間ユニットや太鼓で音量を絞る工作は必要ではありましたが、最終的に音質を損なわないためにも特定の周波数をカットする"レゾネータ"の新設も行っています。


SACLAMの特徴でもある”リング”
これも歴代フェアレディZ用とは異なるデザインを採用し、またアウターテールカバーを用いることでスラッシュデザインになりました。

人と車と人を繋ぐ。


2024モデルのGT-R
今年の東京オートサロンで公開され、3月上旬に(福岡では)抽選受付が開始されました。
おおよその計画では全国で1100台程度の生産が見込まれていますが、nismoスペシャルエディションは入手困難 例年同様の争奪戦だったとの情報を聞きました。


ちょうど22 nismoの買取が決まった直後、顧客さんがあえなく24nismo落選となりガックリきていた時に、一昨日の本Blogを見てDAYTONAへスッ飛んできてくれました。
運命と言えば良いのか、引き寄せる力と言えば良いのか。 そのような見えざる力を確かに感じ、それと同時に目の前にある22nismoの行く末を瞬時に感じ取ることができました。


その方も、元オーナー氏同様に10年以上ずっとDAYTONAを支えてくださった大切な顧客さんで、常に大きな案件をくださる方です。

車をクルリと見渡し

「自分はコレ位の予算を考えてるんだけど、どう?」

僕は一切の交渉もすることなく、提示してくださったその金額で承諾し、売るとも売らないともアナウンスをする前のご成約となりました。

となれば、当初 密かに予定していた休みにちょっとドライブして、ドヤってみようか?
というプランは、何かあってもいけませんので残念ながらnismoでのドライブは断念。

しかし、常に思うし常に感じるけど。
本当に本当に、DAYTONAは良いお客さんに支えられていること。 そう感じることのできる喜びこそが、モノとかお金だけでは得ることのできない僕の大切な利益なのです。