The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
2020年 残り半期!
あっという間に2020年の半期が終わりました。
とはいえ2月から3〜4ヶ月は自粛生活が続いた方も多いでしょうから、普段と同じ半期であったという感覚を持つ方は少ないのかもしれません。
本来ならばオリンピックムードが高まり始める次期であったのでしょうが、すでに過去のもの的な記憶を持ちつつも2020年は残り半分しかありません。
今日は何を書こうかと悩みましたが、珍しく2019年の6月30日の画像を探してみました。
1年前の今日は長崎ハウステンボスで開催されたスタンスネイションへレクサスLC500で参加し、ピーポー・ザ・アワードを受賞した日でした。
業界経験はそれなりに長いけど、受賞ものには本当に無縁だった事もあり、この日の感激を今もしっかりと覚えています。
本筋であるフェアレディZ/スカイライン系はメンテナンス業務が全般で、なかなか刺激的な車を作る機会もありませんが、新しい車へスイッチしたオーナーさんからの支持も変わらず頂いていることもあり、楽しい車をDAYTONA目線で作る機会を与えてもらうことができました。
このレクサスLC500は、そんなDAYTONAスタイルの代表作であると自負しているだけに、アワードの喜びもかけがえのないものでした。
梅雨入り。
現在ファクトリー2では、東北地方よりプライオリティサービスで入庫したZ34のスーパーチャージャーを組み込んでいます。
フルノーマルから一気にチャージャー取り付けで大幅な出力向上が見込まれます。
問題は天候。 福岡地方は本日より梅雨入りの為豪雨です。 シャーシダイナモセッティングでは天候は関係ないものの、やはり湿度の高い日にはセッティングデータは安定しませんし、ロードチェックも行えませんので不安が残ります。
納期優先ならば致し方ない環境かもしれませんが、幸い時間的猶予はあるので安全に安定した環境でマッピングのチェックを行いたいと考えています。
■STILLEN スーパーチャージャー パフォーマンス パッケージ
・V3スーパーチャージャー
・ハイブーストプーリー
・600ccメーンインジェクター
・高効率燃料ポンプ
・水冷式インタークーラー
・19段エンジンオイルクーラー
・UpRev Osiris ECMセッティング
輸入車の話をしよう。
アウディRS5
V6ツインターボエンジンは450PSを叩き出し、クアトロ(4WD)ということもあり安定したドライブを楽しむ事ができるスポーツクーペです。
フェアレディZやスカイランを降りた/増車したユーザーさんの半睡以上の方は、以後も変わらずDAYTONAへ通ってくださり新しいチューニングやパーツ取り付けを一緒になって楽しんでくれています。
もちろん輸入車に強いショップさんほどの情報量を僕たちは持ってはいませんが、逆にDAYTONAだからこそ出来る輸入ビジネスや問屋さんとのカラミの無い提案ができる事は僕たちの大きな武器となっています。
正確にはカウントしていませんが年間で20台近くの輸入車を扱っています。 輸入車専門店ではないからその都度情報を仕入れて提案を行うことや、国産車のようにプラグインプレー(ポン付け)で済む事は少なく、作業としては容易ではありませんが、それでも「同じ依頼をするならDAYTONAでお願いしたい」と来てくれる方への期待に応えたいので一生懸命にやらせてもらっています。
今回のRS5はドイツのメーカー日本未導入のCAPRISTO(カプリスト)製のフロントフェイス、サイドスプリッター、リアウイング、リアディフューザー等のボディパーツを組み込み、アウディの名門チューナーAPRにてECUチューニングを行いました。
来月にはアウディTTもHREホイールへの交換の為に入庫します。
鍛造Carbonステアリング
380RSオーナーさんから注文を頂戴していたステアリングが完成しました。
純正インテリアで黒/赤のバイカラーを採用しているので、ステアリングもお揃いでバイカラーにて仕上げています。
特記すべきはカーボンでしょう。 現在のトレンドであるフォージドカーボンを使うことにより、他とはカブりにくいので特別感が増すこと間違いなし。
さらにレッドリングも追加で、オシャレでスポーティ そして最新トレンドに沿ったスペシャルなステアリングとなりました。
■DAYTONA Racing / カーボン・レザー コンビネーションステアリングホイール
3ポイント フラットボトムデザイン
フォージド Carbon
レッド スムースヨーロピアンレザー
レッド ステッチング
レッド センターリング
オプション:ステアリングパネル フォージド仕様
VG30DETTエンジン始動
エンジンオーバーホールでお預かりしているZ32は、いよいよエンジンに火が入りました。
各部チェックと行きたいところで、残念ながらガス欠・・・。
明日ガソリンを充填しエンジン調整を行った後にロードテスト。 そしてお引渡しです。 もうまもなく完成です。
海外貨物便の減少と価格高騰。
コロナウィルスが全世界へ広まった影響は経済へのダメージへ大きく関与し、特に飛行機の減便は海外貨物運賃の上昇へとモロに反映されてしまいチョット驚くような送料になっています。
つい先日、アメリカに住む友人より、日本製の有名なオーブントースターと電気ポットを送ってほしいと頼まれました。 金額は2つで4万円しないくらい。
運送会社へ運賃の見積もりを依頼すると送料は8万円。 もし、郵政が使えるなら(サービスは停止しています)2万円くらい。 そのような感じで深刻です。
アメリカサイドもなるべく高価な運賃にならないように調整してくれますが、最初に書いたように減便だけはどうしようもなく、結果として荷物の到着が大幅に遅延しています。
オーダーを頂戴していながら、納期が生じてしまうのはこのためです。 非常に申し訳ない。
徐々に回復している様子ではあるけれど、平常時に戻るにはまだ時間がかかりそうです。 なるべく価格へ反映させない努力と、早いお届けを両立させるための努力はしています。
ご理解いただきますよう、よろしくおねがいします。
新しいセッティングへ挑戦。
STILLENスーパーチャージャー搭載のHZ34フェアレディZロードスターは、セッティングまで完了し無事にオーナー氏の元へ帰ってゆきました。
今回もハイブーストプーリーを組み込み450馬力仕様のパッケージでしたが、この最近オートマチック車との相性が悪く悩んでいましたが、Z1モータースポーツでのセッティングデータや情報を上手にフィードバックさせることが出来、これまで造ったスーパーチャージャーの中でも上々の出来となりました。
純正比150馬力以上も上昇した出力に対し、パドルでのギアチェンジ時で生じるスリップが鬼門となっていました。
これまではトルクマップをチューニングし予測トルクを向上させていましたが、今回はそれに加えギアチェンジの際のドロップオフを計算し、高負荷域へ移動しないようマッピングを行いました。
リザルトとしてはほぼ450馬力
気温は30度を超え湿度80%と過酷な環境下でのデーターですので素晴らしいデーターです。
排気系のモディファイが進むと、中間域での添加と燃料をもう少し調整できそうですが、現状ではノーマル排気ですのでこれ以上の進角はノックを発生させるだけです。
予算の組み立てからチューニングは始まっています。
今週前半にGT7040搭載のZ33オーナーさんが、車両の箱替えの相談で来店していました。
現在よりも少しパワーを出したいことと、最後の車と思ってマニュアル車に乗りたいとの要望(現在はAT)で、Z33後期型かZ34 どちらがいいだろうか?との相談でした。
僕からの提案は、パワー面では今現在実績のあるGTS8555へスイッチし、トランスミッションは6速ミッションへ載せ替え。 そうすることにより、箱替え+チューニングを行う予算の約半分で達成することが出来ます。
もちろん車を入れ替えることにより新鮮味は増しますが、それなりの思い入れもある現在の愛機を手放すことなく維持し続けることができるなら、それは大きな選択肢の一つとなるでしょう。
そして本日、正式にチューニングの依頼をお引き受けし、オーナー氏曰く「最後の車」作りのお手伝いをさせていただくことになりました。
■HKS製GT7040→GTS8555換装
600ccインジェクター
UpRev MAF-GT
6AT→6マニュアルミッション換装
DAYTONA スポーツクラッチキット装着
視覚効果バツグンなタワーバー
当初、本物のチタン材を用いてタワーバーの制作を計画し試作まで作りましたが、自分で欲しいと思うまでの価格まで調整することが出来ずに制作を断念。
そのかわりに、面積の広い純正タワーバーをカスタムペイントしたところ、欲しいと思う半分の価格で販売することが出来、結果として満足しています。
月に2〜5本程度の受注ですので作業も引き受けやすく、MOTO GPライダーさんのヘルメットをペイントしている工房にて施工を行っています。
経験が増えるに従い、段々と派手目な仕上がりとなっており、結構やりがいのある面白い案件です。
■DAYTONA アノダイズド風タワーバーペイント for Z34
魅力あるV型エンジン
Z34へスーパーチャージャー取り付けが完了したところで、今度はZ32へオーバーホール済みのエンジンを搭載します。
インジェクタークリーニングや吸排気バルブなどまで手を入れていますので、今回のエンジンも期待できそうな1台です。
改めて見ると、インマニがないと随分とコンパクトなエンジンであることがわかります。 V型エンジンならではの作りの良さと出力は、大きなボディを持つクルマのために生まれてきたと言っても過言ではないはず。
ちらほらと次期Z35の情報が飛び込んできていますが、その次期モデルへもV型エンジンが使用されることは決定されています。
それはそれで、良かったと思えた日。
"Stay Home"は一つの過去の時代であったかのように、6月に入ると一気に人の流れがこれまでと同じようになり、ショッピングモールやその道中までもが混雑している状況に、静まり返っていた公園での散歩がどこか懐かしくさえも思えてきたりします。 今日の画像は、その静かだった大公園で伸び伸びと体を動かしたこと。 今に思えば、ある程度の自由が失われた反面、お金を使うこともなく仲間と集まるわけでもなかった1日は、まるで少年期にタイムスリップしたかのように、天気の良い芝生の上で汗をかき運動したことは楽しい時間であったことに違いはありません。
もちろん、COVID-19というこれまで誰も経験しなかった未知のウィルスとの戦いや抑制は良い時間ではなかったけど、僕が想定していたGW後の感染者数の増加は全くと言っていいほど当てが外れ意外と静かに推移している環境には、政府主導のコントロール下における成果を評価すべきなのでしょう。
とは言え、問題は解決したわけでもなく、そのリスクは常にあるわけですから、僕は今でも極力不要不急の外出を控えるように心がけています。
Z32最終型 エンジンオーバーホール納車
去年の夏からお預かりしていたZ32ツインターボの引き渡しが無事に終了しました。
特に難しい案件というわけではない予定が、エンジンを開けてみると実はコンロッドが曲がっていたりして、イレギュラーな作業工程が追加になりましたが、それでも最終エンジン調整も上手くいきましたから結果オーライです。
走行距離が多めのZ32はピストンリング等の消耗品の交換やオイルポンプ交換など、エンジンをばらした”ついで”にやりたいことは多々あります。
その中でもバルブ交換は、最近お引き受けする殆どのZ32で交換対象となり、傘の劣化よりはシャフト痩せが多いためすり合わせ等での調整は不可能です。
DAYTONAではツインターボ案件が多いことから、ターボチャージャー交換も同時施工で載せ替えるケースが大半です。
調整式アクチュエーターに強化スプリングを組み合わせていることもあり、ブーストの立ち上がりが早く確実かつタレにくいことは大きなメリットです。
エンジンを搭載してしまうと、これまでの苦労が嘘のように何も見えない状況ですから、完成形よりも施工中のほうがオーナー氏にとっては大きなインパクトです。
ですが一度エンジンを始動させると、スムーズな吹け上がりやパンチのある加速に、同じでもあり異なるものであることは確実に体感していただけるでしょう。
今回はトランスミッションも新品へ換装しましたので、慣らし運転という楽しみももれなくついてきます。
更に10年10万キロ 生まれ変わった愛車で駆け抜けていただきたい!
■DAYTONA エンジンオーバーホール VG30DETT
エンジン分解、洗浄
EX/INバルブ交換
ステムシール交換
ピストンリング交換
親子メタル交換
各種ガスケット交換
ターボチャージャーx2交換
オイルポンプ交換
各種ベルト、アイドラーベアリング及びテンショナー交換
DAYTONAスポーツクラッチキット交換
Nissan North America トランスミッション交換
油脂類充填
エンジン調整
愛される車が集まっている訳だから、感慨深くなる。
Z32系のご依頼は大物ばかりを4台並行作業を行っているため入庫制限していたら、今度はZ33ばかりが8台のお預かりとなってしまい、流石にファクトリー1,2そしてDAYTONAオフィスも大渋滞中です。
依頼内容は実に様々で、先日紹介したHKS GTS8555スーパーチャージャー搭載や、一般車検、LSD交換など、多彩なメニューに混乱気味です。
だけど、これだけ多くのZファンにDAYTONAや日産は支えられているんだなと、ドタバタの中にも嬉しさや、感動にも近い有り難い気持ちがこみ上げてくるのも事実です。
世界情勢が変わろうとも、一気に気温が高くなり不快になろうとも、僕らは最高のプロフェッショナルとして最高のサービスを提供し続けていきたいと思っています。
いつもDAYTONAを使ってくださり、ありがとうございます。