センタリングは基本である。


WHITELINE(ホワイトライン)│リアメンバーマウントブッシュ- NISSAN フェアレディZ Z32
リアサスペンションメンバー(サブフレーム)と車体を繋ぐのは、たった4箇所の大きなボルトです。
その繋目に位置するのがリアメンバー・マウントブッシュであり、純正ブッシュはグリス注入型です。
比較的大きなブッシュには振動を吸収しやすい注入型が採用されることが多いのですが、反面肉薄かつ度かなさる疲労や経年劣化により破断するケースも多く、現在も生き延びているZ32の多くはダメージを負っています。


デイトナではサスペンションメンバーASSY交換を行わず、純正品よりも高い耐久性と運動性能を与えるWHITELINE製ポリウレタンブッシュへと変更を行っています。
サスペンションメンバーは1000mm x 1500mmほどのサイズかつスチール製ですので、ファクトリー2のエンジニアはいつも大変そうにしていますが、
それはそれで手慣れていますので重たいメンバーを1人でクルクルと回しながらブッシュの圧入作業を行っています。


グリス注入型から中実へと変更となったブッシュ。
プロペラシャフトから伝えられる大きな力や、タイヤを正確に動かすサスペンションリンクの抑制に至るまで、リア周りの軸であると言っても過言ではありません。
また、トータルアライメントを決定つけるリア周りの総合的かつ重要な役割を持っていますので、しっかりとした乗り味へと変わることは間違いありません。

選択肢が増えるということ。


WHITELINE │ デフマウント ブッシュ for モータースポーツ
僕が最初にデフマウントの異変に気がついたのは何時だったのだろう?
Blogの検索結果で見る限り、2013年6月にWhitelineデフマウントブッシュが初登場し、時を同じくWhiteline社へe-mailでのオーダーを行っていました。

実に11年間にも渡り売れ続けている商品というのは稀な存在で、もちろん今日までにおいて他社より類似品の販売も行われていますが、Z33/34デフマウントブッシュという括りにおいては、間違いなくWhitelineが日本で最も販売数が多いでしょう。
デイトナが取り扱いを開始してから、カラー変更が行われた以外では仕様変更を行わなかった同製品が、この度 大幅なリニューアルを行い"モータースポーツ バージョン”として追加設定することになりました。

相違点を見ていきましょう。


デフ後方ブッシュ
左:モータースポーツ
右:ストリート(従来品)
形状を一目見てわかるように、ストリート型は単なる純正リプレイスメントではなく、余計なバイブレーションをカットする目的もありましたのでバイクのタイアのように楕円形が採用されました。 ブッシュ(デフ)とクロスメンバーの接地面積は最低限になるようデザインされているのが特徴です。
対するモータースポーツではストレート構造を持ち、極限までブッシュを接地されるようにデザインが行われており、従来品とは真逆の発想です。


デフ前方ブッシュ
左:モータースポーツ
右:ストリート(従来品)
モータースポーツではシャフトのボンディングを行い、またシャフト自体の肉厚も大きくなっていることがわかります。
また、ポリウレタン自体の高度も85→90デューロへと変更を行い、よりハイパワーなエンジン出力と 高いグリップ性能を持つタイヤへ対応できるようチューニングが行われています。
その他、従来品では振動を抑制するために設けられていたパンチングも、モータースポーツでは廃止になっています。

よりリジット化に近い構造を持つモータースポーツ バージョンですが、それでもポリウレタンを採用していますので、タイヤで言うならスーパーハイグリップ ラジアルほどの位置づけであると考えるとイメージしやすいかと思います。
オーナーさんの用途に合わせ選択肢が増えたという事は、より自分好みのZを仕上げることが出来るということ。 それこそがチューニングの醍醐味でもあり、楽しみでもあるのです。

nismo LM-RS1がやってくる


nismo North America / LM-RS1
北米nismo主導のオリジナル ホイール"LM-RS1"が、まもなく日本へ上陸します。
2022年のSEMAショーにおいて、北米nismoがプロデュースを行った400Zへ装着していましたので画像等でご覧になられた方も多いかもしれません。
僕も当時よりスタイリッシュで良いデザインと思い注目していました。
日本国内での販売は行われないようですので、今回 顧客さんからもオーダーを頂戴したこともあり、急遽20セットほどの枠を確保しました。


サイズ展開は下記のとおりです。
19 X 9.5+12
19 X 9.5+22
19 X 9.5+30

19 x 10.5+12
19 x 10.5+22




また組み合わせる事のできるカラーは3色 すべてセミグロス仕上げです。
ブラック
アンスラサイト (ガンメタリック)
ブロンズ


サイズ展開からもわかるように、北米ニスモは完全にZ/スカイラインをターゲットとしており、車種専用設計であると言っても過言ではありません。
ベースにはA6061アルミニウム鍛造材を使用しており、各部をマシニング切削を行い美しい仕上がりになっています。
さらには北米nismo独自の厳しい検査をパスしており、米国国家規格でもあるANSI/ASME認証を始め、アルミホイールの保安基準を示すDOT-T認証も取得しています。


9月にはDAYTONAへRZ34 nismoがいよいよ納車されることが決定しました。
今度のデモカーにはLM-RS1を装着しますので、興味のある方は店頭やイベント時に是非ともDAYTONA RZ34nismoをご覧になられてください。







2024 夏季休暇のお知らせ

夏季休暇のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 誠に勝手ながら、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
なお、サイトでのご購入は休業期間中も通常どおり毎日ご利用いただけます。

デイトナレーシング:
2024年8月11日(日)~ 2024年8月18日(月)休業

DAYTONA Racing E-COMMERCE【オンラインサイト】:
2024年8月10日(土)~ 2024年8月18日(月)休業
※ 通常通り、オンラインでのお買い物は出来ますが、出荷、メールやLINEへの問い合わせに関する返信は8月19日以降となります。 ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

認定中古車が入荷しました。

今現在もRZ34の新車受注は停止したままですが、DAYTONAでは2台のRZ34を行います。


【認定中古車】フェアレディZ 3.0 バージョン ST BOSEサウンド スポーツブレーキ デイトナ所有車両
DAYTONA所有 RZ34の販売を行います。
納車されて約2年間 主にパーツ製作やデーター収集等で使用を行い、各地のイベントへも本車両で参加しました。
当然ながらメンテナンス等は全て自社で行っており非常に状態もよく、ノーマル/チューニング派のどちらへも対応できるRZ34です。


【認定中古車】フェアレディZ 3.0 バージョン ST BOSEサウンド スポーツブレーキ
弊社顧客である医療法人所有のRZ34です。
社外TVキット装着以外は、完全ノーマル車両。
メンテナンスは1年点検を日産福岡販売で行っており状態はよく、色鮮やかなイカズチイエローボディも傷一つ無い状態です。

どちらの車両も納車前整備は日産ディーラーで行った後に、日産自動車の新車保証を継続し納車を行います。
たくさんのお問い合わせをお待ちいたしております。

DRM PCMカーボンシリーズに、新しい仲間が加わりました。


CFRPカーボン Aピラー カバー


CFRPカーボン Bピラー カバー


CFRPカーボン エキゾースト ヒートシールド

今回追加設定となった3アイテムは全て純正被せタイプとなり、外装のデザインは多きく変化しないながらもカーボンファイバーならではの意匠性の良さをアピールしてくれます。
FRPへカーボンシートを載せただけのカーボンファイバー製品が多い中、私達のCFRPは金属プレスと加熱を行う最新のPCM工法を用い、ドライカーボンに非常に近い強度と軽さ(薄さ)そして精密さを併せ持っています。
また使用する樹脂もPCM専用に開発された高UVカットジェルを採用し、高温多湿かつ紫外線の影響をうけにくい作りとなっています。
取り付けは両面テープで固定するのみですから、予約を行い工場へ愛車を運ばなくとも、休日の洗車後などに簡単にご自身で作業を行うことも出来ます。