スーパーチャージな木曜日。


世間では週のスタートは月曜日ですが、DAYTONAでは毎週水曜日がお休みですので木曜日が1週間の始まりです。
DAYTONAお得意のSTILLENスーパーチャージャーはUpRev搭載がスタンダードですが、今年よりARC(アドバンスド・レーシング・コントロール)を新設したおかげでブーストアッププーリーと組み合わせても点火制御が安定し高出力にて制御を行うことが容易となりました。ざっと見積もり3台で1500馬力です。

さあ、ドバイへ行く前に沢山のやり残しが出ないようにササッと効率よく作業や入庫の段取りを進めて行かなくてはと、思えば思うほどに色々と思い出したりして急激に焦りが出始めています。
とにかく日曜日までにある程度の仕事の振り分けをしておかなくてはいけないのですが、逆に僕が担当する仕事は帰国後に予定しているため作業が結構な勢いで溜まり始めていて、今度は年末納期との戦いになりそうです。
このままではいい線に行っても勝たなくては意味がありませんので、僕もブーストを上げてゆきます。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。

美しさにため息が出る火曜日。


さあ、予定より微妙に遅延気味に進行しているオーバーホールのZ32はいよいよ大詰めです。
エンジンは完全に組み上がり、あとは車載を待つだけといったところですが、ハーネスの引き直しやアダプトロニックの簡易設定までは金曜日までには終わらせて、日曜日にはペイントファクトリーへ移動予定と計画しています。
今回も良い具合にエンジンが仕上がったと自負していますが、その哀愁は画像からでも伝わるでしょうか。良いエンジンは写真写りも良いようです。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。

私達は貴方の主治医になりたい。


WHITELINE(ホワイトライン)│デフマウントブッシュ
新規でご入庫頂いたZ33は、老舗チューニングショップが製作を行ったスーパーチャージャー仕様のVQ35DEのオーナーさんです。
HKSのキット物とは言え高負荷域のセッティングはF-CONで燃料制御し、また組み合わせるトランスミッションはスポーツATですので、アクセルのON−OFFで自在に操ることのできるレーシングカートのような面白い車です。
それ故に各部に生じるストレスは純正とは比較にならず、例にも漏れずデフマウントはご覧の通りの状態に。


また点検中に偶然発見したフロントロアアームブッシュは既に抜けてしまい、このままでは安全性に問題が有るため当然ながらこのタイミングでの修理を行うことにしました。
普段通りに乗っていても気が付かず異常が生じている例もあれば、なにかおかしいな?と思いながらもご自身では決定打を見つけれないままということもありますので、ご依頼のあった箇所以外での目視点検の時間も大切にしています。

完成までもう2,3日お待ち下さい。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。

しっかり支えて、バッチリ踏む。


Z1 Motorsports │リアメンバーカラー -nissan フェアレディZ Z34
リア・サスペンションメンバーブッシュの凹凸を利用し、ブッシュの上下へアルミプレートをサンドイッチしセミリジット化を行うという手法。
完全にリジット化してしまうとデフからの共振が室内へ入ってきて、動きは抑制できるものの快適性とは程遠い仕様となるため、DAYTONAではエンジンやミッションを含めブッシュ→リジットを行うことはありませんが、メーンブッシュは残したまま補助的(強化)な役割としてアルミプレートを使うならば互いの利点と欠点を上手にサポートしてくれるため大いに活用するべきです。
アクセルを踏み込んだ(抜いた?)時にリアの挙動が乱れるとヒヤリとしてしまうシーンが多々あります。 やはりそこは2輪駆動の性ではあるのでしょうが、たった2つのタイアが1.6トンもの巨体を押し進めてゆくわけですので、少しのミスが命取りと言っても大げさではないはず。 そんなヒヤリとする瞬間を楽しめるならまだしも恐怖を感じるならば、そこは改善のチャンス!?というわけです。
取り付けは非常にシンプル。 4箇所で固定されているサスペンションメンバーを4cmほど落としてあげるだけでフレーム〜メンバーの隙間ができますので、そこからCリング状のカラーをブッシュへ落としてあげます。そしてミッションジャッキ等でメンバーを元の位置へ戻してあげ、リア側の2箇所のブッシュへ今度は下側から大型カラーを入れてあげます。 丁度ブッシュの凹みとカラーの凸がマッチする形状ですので、ピッタリと違和感なく装着が可能となります。


スーパーチャージャー搭載の500馬力のZ34ですが、バシッとアクセルを踏んでも乱れること無く加速してくれるようになったので信頼性の向上が増したことは言うまでもなく、ノイズも最小限であるから助手席に乗るパートナーからの苦情があるとするならば「もう少しユックリ走って」位でしょう。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。

次は何を修理しようかな?と言い残し、関東へ帰って行かれました・・・。


車検でお預かりしていたZ32は、エンジンオイル漏れの修理と動かなくなった運転席側シートの交換です。


当初、中古でもいいからと探していたシートですが、年式から言えば当然ですが程度の良いものも少ないためRECAROシートへと交換です。
チョイスしたのはSR-7F F仕様は太もも部のサポートが低床されているため、Zのように車高の低い車でも乗り降りが容易で非常に扱いやすいのがポイントです。



エンジンオイル漏れはお決まりのタペットカバーとクランクシャフト部からの漏れです。
走行距離も多い車ですから各部シーリングを念入りに行い洗浄を行い組み立てです。




DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。

凍えるような寒さに設定し、リカバリーを喜んでいただきたい!


お盆前よりエアコン修理でお預かりしていたZ32が納車になりました。


預かった季節ではエアコンがないととても乗れないような気温でしたが、納車ではエアコン不要の気温まで外気は下がっていますのでタイミングを外した感は否めませんが、室内では凍りつくような寒さを期待できますので、使う使わないは別として来季にめがけて懸念材料が1つ減ったと言ったところでしょうか。


結局のところ、当初エアコンガス漏れで疑っていた事案自体はそう大きなものではなく、トータル的にシステムの不具合が生じていたという事が判明し大規模修繕となってしまいました。
最も大きな修理はエアコンラインの詰まり クーリングユニット内になるエキスパンションバルブにゴムが混入していたようで内部圧力が上がってしまい温度が上がってしまうというものでした。


また、残念ながら日産自動車からはリペアパーツの供給がストップしているため、クーリングユニットを含め製作を行いました。
同じく低圧ホースも供給がないため製作。 ついでにドライヤー(レシーバータンク)も交換で回復です。


DAYTONA Facebookページでは、BLOG一期一へぇで紹介しきれない画像や情報を沢山公開しています。
Blogと並行して閲覧することで楽しさ倍増間違いなしです。