ゴールデンウイーク

ゴールデンウィークのお休みについてお知らせです。
4月29日~5月2日は誠に勝手ながら休業日とさせていただきます。
3日より平常どおり営業いたしますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

※休み中のご連絡はメールにてお受けしております

セミレストア・・・エンジン

足回りも終わったところで、エンジン交換へ移ります。
今回チョイスしたのは日産純正ベアエンジンです。
通常ベアエンジンと言いますと、リビルトエンジン(中古再生品)と思いがちですが、何故か日産純正のベアエンジンは全て新品部品です。
理由はわかりませんが、中古部品など使っていません。
その証拠に純正エンジンの返却の必要が無く(通常リビルトパーツを使用する際は、ノーマル部品(「コア」と言います)の返却が必要)まったく持って安心して使用できるのがポイントです。

17年 14万キロ使ったエンジンに終わりを告げます。
ご苦労様でした。

おNEWエンジンです。 
これからはよろしく(笑)


空っぽになったエンジンルーム
今のうちに隅々までゴシゴシ洗います。 これだけで1時間かかりました。

あとはハーネスの補修や、各部点検、ホース類の交換などを行い、エンジン搭載を待ちます。

つづく

セミレストア・・・足廻り

エンジン換装から始めようと思っておりましたが、部品の都合でまずは足、ブレーキからはじめました。

交換前
さすが14万キロ 汚れ、傷みは相当です。


全て外しました。 
ネジでとまっているところは全て分解です。


再利用するパーツは点検後黒塗りで仕上げます。 いくらか見た目が良いですよね。


油圧シリンダーもオーバーホールです。
ブレーキマスター、キャリパー共に洗浄、組み込みします。


ブレーキキャリパーのオーバーホールです。
汚れを取り除かれピカピカに磨かれたピストンが入っていきます。
当然ブーツは新品に交換です。
これだけでも抵抗が減り動きがスムーズになります。


全て組み込みました。
ブレーキ廻りはキャリパーオーバーホール
ホースとローター、パットは新品交換です。
アーム、ブッシュ類は全交換 1G状態での組み込み。
ショックアブソーバーはビルシュタインに変更です。 

さて今週はエンジン、駆動系の施工に入ります。

セミレストア・・・GZ32

Z32 初期モデルでは18年落ち 流石に旧車の部類に片足突っ込んでいるような車は多いです。

今回やらせていただくZ32は初期モデル 平成2年式 色は紺色 このカラーだけ内装も紺色と言う中々マニアックカラーです。
オーナーさんは平成4年にこのZを当時300万円近くで購入したらしいです。
それから今まで乗ってこられていると言う、色々な思い出も詰まったとても愛着ある車ででしょう。
しかしながら年月には勝てず、疲れきったZを復活させてあげたいと弊社を尋ねてきてくれました。
色々と現状を知ることから仕事は始まります。

外装

17年もお日様にあたっていますので、ボンネットは色が飛んじゃっています。


同じくウイングも痛みが激しいです。


リアフェンダーは板金塗装歴があるようで、パテも割れて錆が出ています。
そのほかにも傷が多いです。
色もあってないような・・・
そのほかにも傷、色あせは全面にあることから全塗装でボディは化粧直しします。

機関

エンジン自体ミッション自体は現状では異常なし。 しかし、セルモーターやオイル漏れは見受けられます。
走行も14万キロ オーバーホールでもいいのですが、この際ですのでベアエンジンを搭載することにしました。
その他、油圧シリンダーはO/H 一部ベアリング、補記類は交換する箇所もあります。 
 

下回りを点検していたら発見!
マフラーが曲がって、若干短くなっているようで寸足らず状態です。
この際ですので交換です。

内装

お決まりのダッシュ浮き リペアも考えましたが、部品が入手可能でしたので交換です。


これもお決まり サポートの破れ
価格面からいっても純正シートは高いのでRECAROの導入予定


これまたお決まり 天張りのたるみ その他にも後部シートのサイド内張りのたるみもありますが、残念ながらメーカー製造中止
どうにも頭が痛い・・・

さてさて 
随時レポートしていきますのでお楽しみに