リアウイング


リアウイング
Z32では当然のように装着されていたリアウイングも、Z33になってからは純正ウイングの装着すら少なく、
最近ではセンス良いリアウイングを求めるお客様も少なくありません。 一歩間違えると大変なイタ車になりかねないので、
十分注意してチョイスしています。 
個人的にはべた付けのウイングよりは、脚がある形状の方が似合う気がしますのでお勧めしています。


STROSEK DESIGN ロードスター専用 リアウイング

低めのGTウイングっぽい形状が特徴
ドイツSTROSEK社より輸入商品です。
足がステンレス製 ウイング本体はかなりの重量級のファイバー(FRPではない)
がっちりとしたデザインです。


パワーハウス・アミューズ リアウイングスポイラー タイプ2

同じく低めのGTウイングっぽい形状 STROSEKに比べるとウイングの幅が広くテールエンドの反りも大きいので、どちらかと言うとスーパーGTに使われているようなGTウイングのデザインです。

同じ2本脚ウイングでも脚が伸びてくる位置やウイング形状の違いでまったく異なるイメージになるのも面白いです。

あなたはどちらが好みですか?

■STROSEK Sports Program for NISSAN 350Z STROSEK Rear Wing for the Roadster(同デザインでクーペ専用も有) 定価194,040円(塗装、取り付け工賃別)
■amuse 350Z CSL AERO SYSTEM リアウイングスポイラー タイプ2 定価92,400円(塗装、取り付け工賃別)




美調整



夜、走りにくいのでしょう。

ライトが暗いのか、夜が暗すぎるのか、もしくはK作さんの老眼がはじまりかけているのか。。。 とにかく「もっと光をくれ! more light!!」とのご依頼をいただきました。

K作さんのZ32は最終型ですので純正キセノンです。
初めは明るいと誰もが思ったでしょうが、使い続けていくとレンズが汚れたり、バルブがお疲れになったり、明るさに慣れたりで、イマイチ初めてキセノンの光を見た時のような感動がないみたいです。
まあ、同じZ32でも最終型以外のハロゲンバルブと並べると全然キセノンが明るいですが、、

一般的にキセノンの明るさ(色)はケルビン数で表していますが、純正で4000ケルビン程度と言われています。 若干黄色みがかかった光は、太陽光に近く一番見やすい色と言われています。
そのケルビン数を上げていくほど青色が強くなっていきます。
8000ケルビン位になると雨の夜道等は非常に見難く、実用性も兼ねて考えるとやはり6500ケルビン程度までかなと考えています。
そんなこんなで、デイトナではFGM(FETのセカンドブランド)というメーカーの6500ケルビン程度までを主流で取り扱いしています。


今回ハイビームとフォグランプもキセノンにして、前面フルキセノンにしてみました。
ロービームは純正4000ケルビン
ハイ、フォグはFGM製4500ケルビンです。

レンズの汚れや、バルブ~レンズの距離の違いで、フォグランプが一番明るくなりました。
ハイビームはほとんど使用しないでしょうから良いとして、問題はロービーム
フォグに比べると暗くて黄色い・・

まあロービームはプロジェクターライトですので2重のガラスに遮られますのである程度光は飛び難いので光量は仕方がないと考えて、色だけでも改善しましょうと追加でロービームも色温度を変更してみることにしました。 6000ケルビンくらいでちょうどいいかな?

デイトナのお客様の中には妥協を嫌う方が多く、K作さんと同じようにフルキセノン(すべて同じケルビン数で統一)にはしてみたものの、僅かですがロービームが赤っぽく見えたため「どうしてもロービームの色が気に入らない」と、2度ほどバルブを交換されたお客様もいます。

もしかしますとバルブの色なんて小さなことかもしれませんが、カスタムってそんなもんですよね。
「色が微妙見違う」とか「車高を5mm落としたい」とか・・・
僕自身も今のホイールに交換した直後「やっぱホイールの出面が3mm欲しい」と1週間くらい悩んだこともありました。
オーナー以外は「たった●○」と小さい事かも知れませんが、その「●○」ってオーナーにとっては重要で、するかしないかでは全く違うものであったりしますよね。 ホント気持ちわかります。 
ですので、僕が手を入れた車はオーナーさんが納得いくまで調整させてもらってます。

微調整=美調整 

えっ 
もしかして 僕 良いこと書きました?(笑)


















くらしマン コンバーチブル物語

長らく放置

いえいえ 着々と進んでいます「くらしマン」コンバーチブル

外装の色は決まっても他の仕様がなかなか決まらない(エアロやホイール)
逆に内装の仕様は大体決まったので、内装から仕上げていくことにしました。

純正のレザーは15年選手で痛みもそれなりにありますので、交換(張替え)出来るところはある程度やり直ししました。
色ものを使ってもいいのですが、安っぽくなるとそれも困りますのでステッチのみ黄色を使い、レザー部分は通常の皮&パンチング処理のコンビで製作しました。
まあまあ、しっかりしてきました。


そしてこの車にも・・・
モナコミラー ブラックカーボン
もう1台のZ32にも付けると言ってシルバーカーボン仕様も購入していただきました。
メーカーwebにはZ32への適合がありませんが、問題なく装着できます。

さてさて 来週からは全塗装に旅に行ってもらいます。 はい


そして、、、
「仕事車のオイル交換してください。 あ~一番良いオイルでよろしく」
とのことでしたので、MOTUL ベルスピードを入れてみました。
4ナンバーの貨物軽自動車にベルスピードかよ。。。 贅沢だ

後日談
「お~このオイル凄いよ~ ○■峠の上りで5km/h速度が上がりましたよ! 抵抗が少ないんでしょうね」とコメントをいただきました。
しかし、残念ながら・・・
現在Motul ベルスピードは入手困難になってしまいました。 ごめんなさい


廣島より~Saclam


9月初旬に、広島から新幹線に乗ってサクラムサウンドを視聴しにこられたお客様がいます。
そして9月中旬 「9月下旬の休みを利用して広島発~福岡経由(ラーメン食べ)~山口宿泊を企画しているので、なんとかサクラムの手配をしてほしい。」 そう言われましたが、残念ながらデイトナには在庫切れ。同じくメーカーも在庫切れ。
通常納期は10月初旬のところ、なんとかサクラム社に無理を言いお客様との約束の前日にサクラム管が入庫してきました。

装着後 お客様が「凄いよ 凄く変わったよ」と、たった60分前の愛車との違いに驚いていました。

VQ35HRにサクラム管を装着すると、とても乾いた澄んだサウンドを奏でます。
さらにツインスロットル採用のHRエンジンは、その名の通り(HR=ハイレスポンス)とてもキレのあるサウンドに変化します。

そして、そのサウンドはサクラム管を購入すれば皆さんにも同じように自分のものになります。 デイトナもサクラムも皆に公平です。
そして、そのエキゾーストノートをフェアレディZに装着したら皆さんも同じようにノリノリになります。 このあたりの楽しさの提供も皆に公平です。
そして、サクラムを検討されている方 限定1SET デイトナに在庫あります。 これは弱肉強食? 早い者勝ちです。

10月2日現在 1SET限り デイトナに在庫があります。
次回入荷は10月下旬を予定しています。




セットアップのススメ・・・後編

さてさて

20インチホイールにノーマル車高でも、そこまで変ではありませんでしたが、せっかくなので良い具合に車高のセットを出しましょう。


今回も選んだのは「ビルシュタイン BSS KIT」
ただ車高を落とすのが目的でしたら、ダウンサスでも変な車高調でも良いのでしょうが、ミリ単位での車高のセットアップを行い、組んだ後の乗り心地、ストローク量、バネの精度、寿命までをも考えますと、やはりしっかりとしたメーカー物を選んでおきたいものです。 

ダウン量は前後15mmダウンでひとまず様子をみて、オーナーさんの使い方や希望に合わせ再セットします。
ストローク量は十分 純正のゴツゴツした乗心地ともおさらばです。
本物のスポーツダンパーはノーマル以上の乗り心地で、コーナーでもキチンと踏ん張ってくれます。 


いかがでしょう?
たった15mmの差ですが随分と違う印象を受けます。
デイトナが考える車高短の基本とは「乗れる車高短」「動く車高短」「綺麗な車高短」です。 車高をガンガンに落としてでもキチンと足が動いてくれて、不快なく走れるダンパーこそデイトナ流車高短です。 組み付けもレースカー、ストリートカー共に車両が地に着いた状態(1G)を想定して組み付けていきます。 これはサスペンションブッシュのよじれをなくすために仮想1G状態で組み付けを行います。 これをやるのと、やならいのとでは車高が3~5mm程度違いが出ることもありますので、僕は常に1G組み付けを行います。


そして外装を磨いて完成です。

今日オーナーさんが取りに見えられました。
嬉しそうに愛車を眺める姿を見て「本当にいい仕事ができた」と僕自身も嬉しかったです。
今から2~3週間 日常使用に問題がないか等 車高の確認をしていただいた後に、必要であれば車高の再セットアップと各部増し締め点検とアライメント調整です。
デイトナでは当然のことなのですが、ここまで面倒を見させてもらってから作業終了となります。

「たった15mm 車高を落とすだけで、どこまで手間かけるんだ?」と言われてしまうそうですが、
僕なりの拘りなんです。