Z34 nismo バブリングしてみた。

Z34 nismo バブリングしてみた。


フェラーリやランボルギーニのように、アクセルを煽るとバランバランと爆発音(バブリング)をZが発したらどんなにカッコいいだろうか?
これはアクセルOFF(非同期時)した際に点火カットされ残った燃料が爆発し出ている音なのです。

Zのもう一つの故郷であるアメリカでは去年辺りからバブリングに関するECMの開発が行われていました。
最初はイマイチだった出来栄えも、コンピューターソフトウェア会社であるUpRevの度重なるアップデートの甲斐もありチューニングZのマストアイテムとなりつつあります。
パワーがあれば有るほど燃料もドンドン増加できるので炸裂パワーも大きくなってゆく傾向があります。
日本の事情と異なるのはカリフォルニアを除くアメリカ大陸では触媒レスが未だに多く、排気抵抗がないことからもマフラーから火を吹くZも珍しくありません(笑)

ただ、日本の道交法事情を考えると同じようにはチューニングできませんので、車検や排ガス等を日本仕様へとリセットアップしたファイルが出来上がりましたので、先日に前々からオーダーを頂戴していたオーナーさんへアップロードを行いました。
それがこの動画。 
勿論、車が速くなったり、その他メリットが有るわけではないのですが、今回のリセットアップに合わせて停車時に作動するエンジンリミッターを解除し、一気にレブまで回せるようにセットアップしています。
残念ながらシステム上アクセルOFF→点火カットは出来ませんが、アクセルOFFした際に読むエリアを重点に調整を行い、走行に支障が出ないようマッピングしています。

新規インストールの場合
・DAYTONA SPORTS ECM 98000円
・UpRev ARC(アドバンスド.レーシング.コントロール)10000円
・Race EVO 10000円

既にDAYTONA SPORTS ECMが入っている場合
・DAYTONA Racing リセッティングフィー 35000円
・UpRev ARC(アドバンスド.レーシング.コントロール)10000円
・Race EVO 10000円


夏が過ぎても冷却はマストです。


1年前にDAYTONAにてエンジンオーバーホール、全塗装を行ったZ32が仕様変更や微調整のため入庫しました。
外観はスポイラーの交換や増設などの小変更ですが、完全に生き返ったVG30DETTをもっと楽しむためのブーストアップのご依頼が今回のメーンテーマです。


制御はおなじみアダプトロニックECUで行いますが、同時に冷却系の見直しも行っています。
過給され高温となる吸気温度を冷却するためにはインタークーラーは必須です。
昔は前置きもブームであった時期もありますが、やはり純正マウントを基本としコアの大型化を行うチューニングがZ32には最適と思います。軽量アルミニウム製インタークーラーはZ1モータースポーツ製を選択しています。


パワーが上がると水温、油温も比例して上昇します。
エンジンオーバーホール時に大型ラジエターを既に投入していますので、今回はオイルクーラーの交換を行います。 
ツインターボ車は純正で圧力リリース式のオイルクーラーが付いていますが、EU仕様等と比較すると小型ですし対応できているとは思えません。
油圧ラインは純正を生かしたまま、セトラブ製19段オイルクーラーコアを配置し200%近い容量を確保しています。

本日ご紹介したアイテムは、全てDAYTONAオンラインサイトでも販売を行っています。

ZSpeed HD スリーブシリンダー V2


純正品では何かと故障の多いダイレクトレリーズシステムですが、オハイオ州のZスピードパフォーマンスではボディやシールの材質を改良することで、ボルトオン装着できる強化シリンダーを販売しています。
もちろん、これに代わるハイスペックな商品は登場していませんが、ライバル不在のままにヴァージョンアップを行いV2として新たに誕生しました。
初期V1との相違点は、ダイレクトシリンダーのフルボトムのジオメトリー最適化。 これによりインナーシールを保護しています。
また、これまでに特徴的であったグリーンカラーのダストシールを廃止し、金属製のダストシールドを採用し、クラッチディスクの摩耗パウダーからシリンダーを守る工夫が施されています。
嬉しいことに価格は据え置き。 初期入荷分は完売しましたので、これからオーダーをされるユーザーさんは次期ロットをお待ち下さい。

■Z Speed Performance / HD スリーブシリンダーV2
スチールボディ製純正形状レリーズシリンダー
大型強化スリーブベアリング
ステンレスメッシュ製アクセスホース

待望のZ34LEDヘットライト


MORIMOTO XB LEDヘットライトは瞬く間に予約分が完売してしまい、第2便が本日到着しました。
これまではカスタムメイド ヘットライトがZ34では主流でしたが、基本デザインを大幅に変更することはできずレイアウトは純正をベースにカスタムすることでオリジナリティを強調していましたが、XB LEDヘットライトでは、そもそものHID→LEDへと光源を変更し、シーケンシャルウインカーを搭載しています。
各部クリアランスも申し分ない作りで、カスタム派のユーザーさんにはグッと刺さるユニットとなっています。
10月1日現在でDAYTONAに6セット在庫ありです。