安らぎ・・・ 癒し?

先日のBLOGに書いたように3月のデイトナは目が回る寸前のドタバタ営業でした。

そんな中、気を張り詰めて急ぎの仕事をこなしていると、なにやら小さな兄弟?が作業を見に来ました。
僕はそれどころではありません。 それどころかネジが固くて緩まずに 少々イライラしていました。
足廻りの19mmネジを緩めるためにメガネレンチを握り、気合い一発で「フンッ!」と力をこめると「キキッツ」と少し緩みました。

すると・・・

「パチパチパチ!」

小さな子がネジが緩んだご褒美に?拍手してくれています(笑)

上手く表現できませんが、「イライラしながら仕事していても仕方がない 焦らずにマイペースでやれよ きっと上手くいくぞ」と小さな子に教えてもらったような気がして、恥ずかしいやら何やら・・・

そして、小さな子は「見学させてくれて ありがとうございました」と・・・
僕も「こちらこそ ありがとう  また来てね」と言うと手を振りながら帰って行きました。

小さな子に癒された そんな「やまもと」なのでした。

電動ファン

Z33型フェアレディZ
平成14年7月より発売されたモデル 一番古いモデルでは7年目です。

最近 Z33では珍しくオーバーヒートによるトラブルで入庫してくる車がいます。
Z32フェアレディZでは定番のヒート原因だった発熱量の多さでもなく水漏れでもなく、ラジエター内部の詰まりでもなく その原因は「電動ファンモーター」の不良によるオーバーヒートです。

Z32まではベルト駆動+電動ファンのラジエターファンでしたが、それまでのフェアレディZとは違いZ33,Z34は2個の電動ファンしか付いていません。 そして、電動ファンモーターが完全に動かなくなり(何と!叩くと動く場合もあります)走行中はラジエターに風が抜けるので発熱の問題は無くても、渋滞にはまり風が抜けなくなるとオーバーヒートというケースが最近起こっています。
今日預かったZ33なんてファンモーターが2つ同時に故障・・・
さすがに「ありえないでしょ」と思いながらリレー等も疑いましたが、やはりファンモーターの故障でした。

このように小さな問題?が大きな故障を招きかねませんので、今後デイトナでは車検や大きな点検の際には電動ファンの動作確認を必須項目として作業していこうと思っています。普通は気がつきにくいからですね。
得意のOBDスキャンツールを使うと、御覧のようにファンモーターをハイ、ロー切り替えを任意で作動させることもできますので簡単に そして確実にファンモーター点検をすることが可能です。

これから暖かくなる季節 特に水温管理には気をつけましょう。


 










 

Saclam for Z34

本日 SACLAMの社長さんより電話頂きました。

数日前にアップしたZ34サクラム管情報ですが、本日連絡を頂いたことでほんの少しですが前進しました。

・納期
4月上旬・・・初期ロット 数本程度(デイトナは初期を押えました。 まず間違いなく最速の入荷です)
4月下旬・・・第2便 同じく数本(ほぼ割り当てが決まっているそうです)
5月からは量産?予定

・価格
これが今まで不明だった点ですが予価がでました。
予価273,000円

この値段をどのように見るかは其々ですが、僕は思ったよりも少し安かったかなと思っています。 個人的には300,000円程度で考えていました。
これには裏付け?がありまして、サクラム試作管画像を見てもらうとわかりますが、Z33フェアレディZと違い膨張管の追加や1-2形状だったパイプもZ34では1-2-2と 単純に考えても1.5倍程度 ぱっと見ても普通の車2台分の部材が必要ですので、それなりに高くなるのは致し方ないと思っていました。
それが270,000円程度で手に入るわけですので、これは安いと思いますね。


で、実は・・・
本日サクラムより電話を頂いた際に

「なんとか あと1本 4月中に欲しいのですが・・・」

とお願いしたところ「

「第2便分でしたら1本確保します」

と・・・言うことです。

初期分はお客様への販売が決まっていますので、第2便でよろしいのでしたらお譲り出来ますのでメールでも電話でも問い合わせください。

よろしくお願いします



期待と希望


今や最高の音色を楽しめるマフラーと言えば「Saclam」以外には考えられないでしょう。
雑誌やインターネットでのsaclamマフラーの評判を聞き、「ぜひ一度 生で音を聞かせてほしい」と視聴ご予約を頂き、そのままZ33ver,nismoへ装着をしていただきました。 
右足をほんの少し動かしただけでも音色の変化が楽しめる、まるで楽器のようなエキゾーストパーツです。
ラフに踏むほど甲高く鳴くマフラーは実は隠れた大人しさも持っています。
排圧が低いアイドル域や同じくパーシャル固定で一気に排圧をかけないのでしたら、純正マフラーレベルの音量です。
一気に踏むと気分はストリートミュージシャン サクラムオーナーだけの楽しみ特権です。


さて、先日よりBLOGでも書いていますように、今はZ34フェアレディZへの問い合わせが非常に多くなってきています。
発売時期は?
価格は?
音は?
予約はできるか?

サクラムファンのために解る範囲でお答えしたいと思います。

・発売時期は?
現在試作モデルSTEP2の制作,TEST段階です。
STEP1モデルとは形状を変更し、新規で試作STEP2を制作中です。
また、SACLAMでは3月、4月にかけ他車種の開発も同時に行うため、若干開発、納期は遅くなっているようですが、無事進むと仮定するなら3月末にはある程度完成
一般販売は4月初旬の予定です。
しかしながら初期ロットは完売 勿論デイトナでは初期分を確保しています。(3月14日現在 完売)
第2便は納期不明です(恐らく4月下旬)

・価格は?
これはsaclam社でも不明との回答できています。
予測不能 
Z33フェアレディZでは222,600円でしたので、それ以下と言うことはないでしょうが、常識内で考えてもいきなり300,000円ということも無いと思います。

・音は?
当然ながらZ33の音をサンプリングしていますので、基本音質としてはZ33HRに近くなると思います。 しかしながらZ34は3,7リッターエンジンですので、Z33よりも排気量が多いので排圧が強いでしょうから、完成形としましてはZ33HRのチューニング版ってところでしょうか?
どちらにせよ方向性はほぼ同じと思います。

・予約はできるか?
出来ます。
しかしながら先にも書きましたように、今オーダー頂きましても納期、価格の回答が出来る状態ではありません。 本当にご迷惑をおかけしてます。
saclamでは物凄く評判、音質が良すぎたZ33用マフラーを制作したという実績がありますので、当然ながら新モデルのZ34はそれを超える必要があります。 その為、Z33よりも工夫が必要になり、自分で作った高いハードルを越えるのを迫られ開発が遅れていると解釈してもらっていいと思います。
それほどまでにZ33saclamは最高であるし、今度のZ34saclamはもっと最高傑作になる可能性が高いというお話です。

もうしばらく
もう少しだけ お待ちください。

















Z34 カスタム開始

会う人会う人に聞かれます

「Z34型 フェアレディZって良いですか?」

答えは意外に難しく、機関や内装の質感等はさすが最新の物だけあって申し分ないと思っていますが、
ノーマルの外観が気に入らなく、どうしても返事に困っていました。
あの前上がりに見える牙のように見えるフロントバンパーデザインも嫌いでした。
パッと想像しても、このままローダウンしたからと言ってカッコ良くなるのか不安に思っていました。

が・・・

先月より予約を入れているビルシュタイン製オーダーメイド車高調 エナペタルETS KITがようやく製品版として完成したと言うことで、急ぎで送ってもらいました。


ビルシュタインETS KIT TYPE HA
バネレート フロント8K リア7k
基本ダウン量は-30mm



まずは指定の状態で組み込んでみます。
ダウン幅はまだまだありますので、今後車高のSETは決めていきます。


まずはノーマル
ホイールも純正18インチです。



次に30mmローダウン
明らかに車高が低くなりました。 前上がりに見えるバンパーも、そこまで目立たなくなってきました。


Z33に付けていた手持ちの20インチのホイールを装着してみました。
これはカッコいい
雑誌なんか見てたら、「Z34へはZ33サイズは装着できない」とか「フロント9.5jj オフセット+40」と情報があると思ったら、別の情報誌では「9.5jj 10.5jj オフセット+25」等 てんでバラバラの情報でした。

このくらいローダウンするのでしたら、リアなんて10.5jj オフセット0は余裕で入りそうです。

もう少し様子を見ながら煮詰めていきたいと思います。

はい


■エナペタル オーダーメイド車高調
ビルシュタインダンパー ETS KIT TYPE HA
バネレート フロント 8kg/m リア7kg/m 
ダウン量  フロント-30m リア-25~40mm
定価 304,500円 (基本技術料 21,000円)

※1本1本 完全オーダーメイドの為 納期が2週間ほどかかります。




外装諸々完成編

K作号はひとまず塗装行程から取り掛かることにしました。


F,バンパーのスムージングです。
純正バンパーは加工すると、「跡」が出やすいのがネックです。
丁寧な下処理をすることによって少しでも「跡」が出にくいように工夫しています。


同じくスムージング
こちらはリアワイパー穴です。


K作号に限らずでしょうが、小さなへこみ(えくぼ)は知らず知らず増えていきます。
自分からぶつけて凹ませることは少なく、実は隣に止まった車のドアで凹まされるケースが多いようです。
デント(えくぼを専用ツールを使い押し出してもとの状態に戻す)で直す予定でしたが、小さな凹みを追いかけていくとパネル1面塗ったほうが早くて綺麗で安く仕上がりそうでしたので左右ドア、左右リアフェンダーを塗りました。


ひとまず外装は完成です。
エアロボンネットのチリも綺麗に収まりました。
スムージングも今回も上手くいきました。



リアバンパースポイラーはUS「スティレン」社のタイプⅢです。
通称「SMZ」と呼ばれる00年くらいに登場したリアアンダースポイラーです。
マフラーを囲む形状のエアロですので、マフラー出口のバランスを気にしていましたが、藤壺マフラーとのマッチングは最高に良いです。

Z32のハイマウント付きリアフィニッシャーを含むテール全体を見ると楕円なデザインというのが解ると思います。
僕はこのデザインを物凄く評価していますし、Z32の一番好きな部分でもあります。
それを、最終型純正のリアウイングと今回のスティレンリアバンパーを全体的に見ていくと、テールデザインを2回りくらい大きくした楕円形上に見えると思います。  
非常にまとまりが良く、地味すぎず 派手すぎず。

Z32のボディデザインの良いところ、そして良いところを伸ばすツボを心得ている。 
本当のZ32の美しさをよく解っているオーナー 
今回リア周りの組合わせを考えたのは僕ではなくオーナー(K作さん)なのですが、
さすがK作さん 毎月3000kmをZ32と共にするだけあって見る目が違う。
良いセンスをしているな~ と感心している「やまもと」なのでした。


まだまだ 続きますよ