新・三種の神器。


DAYTONA with OS技研 スーパーロックLSD
スポーツモデルとスポーティモデル
現実としてnismoを含む全ての市販車としてのフェアレディZはスポーティモデルでしょう。 見た目こそはスポーツカーの“それ”であったとしても、機能面ではその性能が追いついていない事が感じられます。
その為にチューニングの存在意義があるわけですが、前々から書いているように300馬力近いエンジンパワーと、1.5トン近い車重を持つフェアレディにとって差動装置デファレンシャルギアのアップデートはスポーツ走行の有無にかかわらず必須であると私達は考えています。
どれだけエンジン性能が良くとも、どれだけサスペンションが素晴しかろうとも、その能力を路面に出力する能力はデファレンシャルギアの性能に全てかかっています。 


WHITWLINE デフマウントブッシュ
US nismo ヒートシンク・アルミニウムカバー
何をキッカケでデフケースを降ろすのか? 先に書いたLSDの装着で降ろすのか? もしくは大流行中のデフマウントブッシュの交換でデフケースを降ろすのか?
これまでのケースでは、デフマウントブッシュからのオイル漏れ→WHITELINEデフマウントブッシュへの交換→完成 の流れが多かったのですが、「せっかくデフケースを降ろすんだから何かついでにやっておきたい」とのリクエストも多数寄せられています。
その場合、勿論DAYTONA with OS技研 スーパーロックLSDを第一に提案していますが、既に装着されている場合などには、ヒートシンク・アルミニウムカバーの提案を行っています。
デフケース内部の蓄積オイル容量が1.5L程度と運動量の割にはオイルが少ない為、どうしてもギアオイルの発熱が増し各部へのダメージが強くなってしまいます。
可能ならばオイル容量を増すのが理想ではありますが、それが出来ないならばオイルを冷やして潤滑させればいいわけです。 
熱が伝導しやすいアルミニウムカバーを放熱板と走行風により自己冷却させ各部への負担を減らす。 デフケースを降ろした際に同時作業を行えば5,000円程度の追加工賃で交換を行えますので、それこそ必須アイテムです。



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ハイレスポンスではない。スムースレスポンスである。


DAYTONA SPORTS ECM Performance Line at Factory.
MY14 FairladyZ nismoがコンピューターチューニングで入庫頂きました。
専用コンピューターを搭載するnismoですが、それは“パワーアップモジュール”的な感覚での専用プログラムではなく、専用フルデュアルマフラーの装着によるパワー向上に対応する保守的なプログラムと考えるほうが正しい姿です。
つまりはクーペモデル同様にパフォーマンスの追求には余地が残されていますので、空燃比、点火タイミングの最適化から始まり、各種リミッター値変更、更にはETC(エレクトリックスロットルコントロール)のアジャストにより、安全マージン、エミッションは純正同等レベルに残したまま、フィーリング&パフォーマンスの向上を図っています。

Zを初めて乗った方は「出だしのモッサリ感が・・・」とアクセルを踏んだ直後の僅かな部分が「全体的に残念だった」というような意見に流れることもありますが、逆に出だしの改善を行いすぎると今度は「ギクシャクして乗りにくい」と更に残念なコトになってしまいます。
そのことからもアクセルの初期タッチに対する期待感がその後の全体的な評価を決めると行っても言い過ぎではないかもしれませんが、それくらい大切なことだと理解した上で僕たちは神経質なくらいアクセルフィールの改善を行ってきました。 

今が最高か?と聞かれると答えは難しいですが、僕達が今現在持つ感性をシッカリと形にできているということだけは断言できます。


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STILLEN デュアルインテーク。


STILLEN デュアルインテークキット
「純正形状のエアクリーナーが最も優れ、剥き出しタイプのエアクリーナーは良いものはない」
多分、Z32以降のZ33,Z34ではそう信じられてきた事と思うし、事実エンジンルーム内にポンっと剥き出しタイプの大型フィルターが付いているだけなら確かに良いことはなかった(見た目以外に)でしょう。
最も駄目な出来事としてはエンジンルーム内の熱をダイレクトに吸ってしまい酸素密度の低下を引き起こす懸念がある事がとても悪い現象です。 今の季節でしたら、吸入温度は走行中で30度半ば 渋滞等のアイドリング中でしたら60度超えなんかは普通です(最も熱害が少ない純正エアクリーナーBOXの場合) それが隔壁もない剥き出しとなると。。。


その点、STILLENデュアルインテーキキットではウレタンで形成されたカスタムフィットウレタンボックスで囲われる形で覆われており、吸入口とエンジンルームを完全にシャットアウトしています。
さらにエアフィルターには信頼のK&N これまでのオイルメンテナンスが必要であった湿式から脱却し、完全乾式型へと移行しましたのでメンテナンスは不要です。さらに新開発トルネード製法によりフィルター全体から空気を取り入れる“ハイフローコニカルエアフィルター”を採用し、全く新しい発想から生まれました。


冷たい空気はアルミニウムパイピングを通りエンジンへ吸い込まれていきます。 その効果とは、軽快なクルージングをより楽しい時間へと変化を与えてくれ、よりパワフルなエンジンレスポンスにきっと満足いただけるものと私達は信じています。

私達DAYTONAは日本唯一のSTILLEN Authorized Dealerです。 確かな製品を確かな情報で、ご案内、販売いたします。


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新しい魅力。


Nissan FairladyZ Roadster



SACLAM Silencer Kit for 370Z.
これまでの音質チューニングの1つであったレゾネーターを廃止する反面、小型サブユニットを導入することにより、より理想に近い音質に近づいたとSACLAMは言います。
それは気温や湿度などの環境の違いにより数db単位での音質、音量の変化が生じていた旧モデルを改善し、今までになく自然環境の変化に動じない強く響き渡るユニットの開発に成功した事の現れでもあります。 どんな時にでも正当性を持った企業姿勢が自信に満ち溢れた排気音となって現れている。 僕にはそう聞こえてなりません。


DAYTONA SPORTS ECM PERFORMANCE LINE for MY14.
来月にはエキゾーストマニホールドを交換してしまうので再びアップデートを行う必要があるけど、それでも現状の良さを全て表現したいのでインストールを実施しました。
あくまでも安全マージンは保ったまま、純正では横一線に伸びる味気ないエンジン特性に山と谷を創ったとでも言えばわかり易い表現かもしれません。
リスクを覚悟しトップエンドのピークパワーを数馬力追いかけていくよりも、常用回転域でのトルク向上、そしてフィーリングの重視 私達が着目しているポイントです。
それはUPREVエンジンマネージメントシステムの活用により、最適かつパフォーマンス性の高いプログラムへと導いているのです。


これまで以上に素敵な動画が撮れることを願ってます!


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見えないけど見えるアイテム。


DAYTONA ドアストライカーカバー
今では上級プレミアムサルーン車で当然のように装着されているドアストライカーカバーでも、ふとZ32,Z33,Z34に目を配ると そこには金属むき出しのままの状態で、無機質なドアストライカーが、時には若干錆びたりして何とも寂しく装着されています。
そこへDAYTONAストライカーカバーを被せてあげるだけでグッとイメージが向上し、たったこれだけの作業で車が真新しく感じるという素敵なアイテムです。
装着は指先2本でグッと押し込むだけ。 カバー背面にはツメがありストライカーに噛み合いますので簡単に外れることもありません。
機能パーツでもなんでもありませんが、乗り降りするときには必ずドアを開けツイツイ目が行くストライカーに、今日からはカバーが掛けられスタイリッシュな愛車を想像するだけでも楽しくなってきませんか? 
ほとんどの日産車に対応しますが、Z32だけは若干形状が異なりますので専用品をお買い求めください。


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いまどきのツインクラッチの在り方。


■OS技研 ストリートマスター ツインクラッチシステム
Z1モータースポーツ 強化レリーズピボット
クラッチの感触が怪しくなってきたのをきっかけに、フライホイールまでを含めたスポーツクラッチへとシステム変更です。
昔ながらのツインクラッチとは異なり、半クラッチ時のミートがやりやすいので繋がりの感触がノーマルに近く扱いやすいことは大きなメリットです。
また、軽量フライホイールの採用によりエンジンの吹け上がりが鋭く、ついつい右足を煽ってしまう楽しさも大きな利点でしょう。
Z33前期~中期はレリーズフォーク式ですので、強化クラッチの有無に関わらず、クラッチ交換時(ミッション着脱時)には強化ぽボットへ同時交換を行うことにより、事前にトラブルを回避するテクニックの1つです。





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STILLEN Super Chargedが出来るまで・・・4


STILLENスーパーチャージャーの組み込みは完了し、STILLEN社より送られてくるベースデーターをECMへフラッシュしますが、燃料はとても濃く「一応エンジンはかかって走れるレベル」程度ですので、やはりチューナーがUPREVを用いて各部をアジャストしていく必要はあります。 これは先月渡米した際に現地STILLENスーパーチャージャー装着のオーナー達へ質問しても全くの同意見でした。



各部動作チェックは専用のアナライザーを用いてスキャニングを行います。
これまでに蓄積したデーターを元に微調整を行いますが、意外に一発で決まらないのはアイドリング領域と、今回はオートマチックミッション車でしたからトルクマップの組み立てには相当な時間を要しました。


パーシャル~全開域まではセットが決まりやすい反面、アイドリング域はエンジン回転数が低いため慣性が働きにくく結構な燃料(パワー)を使います。
一旦始動すれば問題はありませんが、エンジンを温めて→冷やして再始動 それが温度別-40度~100度まで、20度刻みで始動時燃料噴射を設定できるのですが、おもいっきりハマってしまいましたが、最終的には満足できるレベルまで詰めることが出来ました。
また、ATミッションのギアチェンジ時のフィーリングを左右するトルクマップでは、パワー、トルク上昇分を加味したデーターに変更しないとスリップロスが発生してしまい、逆にやりすぎてしまうとシフトショックが大きくなるので、その辺りは実走チェックは欠かせません。


MT車でしたら90%以上はシャーシダイナモ上でチェックが出来ますが、AT車は先に書いたようにトルコンのスリップ率も同時に見ていく必要があるので、そのほとんどは実走でのセッティングとなりました。 
更にDAYTONA GT-Sフェンダーも装着してくださいました。 リアバンパーのダクトと並んだツインダクトは、空気を切り裂き走り抜けていくイメージそのものではないでしょうか?


週末
予定通りオーナーさんがお迎えに来て下さり、これから約1ヶ月間 いろんなシュチュエーションでチェックを行ってもらいます。
各部増し締め点検、調整まで行いすべての作業は終わります。
久しぶりに乗り込むZに少し緊張していた様子でしたが、普段と同じドライブコースでアクセルを踏んで行くうちにその気持もシンクロしていくはずです。
ただ、これまでとは大きく異なるのは+130馬力の出力を得ていますので、いつもと同じだけアクセルを踏むと大変なことになってしまいます(笑)


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798名のオーナーへお贈りするアイテム。


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2014年5月22日 日産自動車株式会社より、本年9月末日を持って日本国内におけるフェアレディZロードスターモデルの受注を中止する旨の声明が発表されました。
この発表には複雑な思いや驚きはあるものの、総生産台数の3%ほどのシェアを私達の顧客が持つ事実にも驚きを隠せませんでした。


mods4 cars SMART TOP
そのようなニュースが流れる中で、顧客さんが面白いパーツを見つけてきてくれました。
なんと、純正キーレスのボタンを押すだけで幌を開け閉めできるというスグレモノ!
しかも、純正では完全停車時に開閉ボタンを長押しすることで幌の開閉動作を行っていたけど、smart TOPでは走行中(速度調整可能です)でも開閉可能 オープン動作はワンタッチにて行えるというから便利すぎるアイテムです。


例)キーレスボタン(オープン)を3回クリック


すると、ウインカーが交互に点滅を繰り返しながら屋根が開きます。


開き終わったらドアウインドーが立ち上がり(設定でウインドーを下ろすことも出来ます)完了
屋根を閉めるときは逆手順 キーレスボタンを3回クリック(クローズ)するとクロージング動作が始まります。

私達は日本国内に残る797名のZ34ロードスターオーナー様向けへ、U.S.ネバダ州ラスヴェガスに本社を置くMotiveMods社と契約を結び正規輸入を行うことが出来るように手続きを済ませました。
オーナーのご協力のもと、製品の取り付け、取り扱いに関しましても、DAYTONAで全て検証ができています。
店頭取り付け、通信販売、業者販売 全てにおいてサポート出来る運びになっています。
近日中には動画でのご案内も行いますので、是非ともご覧になられてください。


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梅雨なのに気分爽快


DAYTONA with OS技研スーパーロックLSD for 370Z
U.S.nismo アルミニウム製デフカバー
Z34 7速オートマチック車へスーパーロックLSDの装着を行いました。
メーカーサイトでの適合表を見ても6速マニュアルしか設定がありませんが、DAYTONAではOS技研への特注オーダーとして専用品の製作を依頼しています。


クラッチを切り動力を遮断することが出来ないオートマチックミッション車では、いうなれば常にLSDが作動し続けている環境ということもあり内部も特殊なセッティングとなっています。
最も気を使っているポイントは作動音の発生×LSD効果の高さ イニシャルを下げていき低荷重、低負荷時のフリクションを極限まで落としているため、通常走行時での異音発生率はゼロに等しい反面、パーシャル~全開までのロック率を上昇させるレスポンスの良さは素晴らしいの一言につきます。 Carbonと異なり熱の影響を受けにくい為、ドライブ中に急激なフィーリングの変化を受けることもありませんから、常に安定した性能を楽しむことが可能です。


また、とても細かいことかもしれませんが、組み付け前には高圧スチームにて洗浄を行い、防錆処理を行った後に車載する流れです。
気分爽快 リフレッシュし清々しい気分からの再スタートです。


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Zファンのためのシリコンホース


Z1MOTORSPORTS インダクションシリコンホース
シリコンホースが入荷した早々にZ34 Ver,nismoオーナーさんから電話注文を頂き、先週末に早速装着を行いました。
これまで(今でも)取り扱いを積極的に行っている英SAMCOのシリコンホースと比較しても、遜色ない品質やデザインですので極端にどちらが良い、悪いとジャッジできるようなレベルではないため、どちらを選ぶかは単純にロゴ、金額、色がマッチングするかどうか?が一つの判断材料になりそうです。

唯一大きな違いがあるとすれば赤のトーンの違いです。

伝統的なサムコレッドは日本の色でたとえると朱色のようなイメージの濁りのない明るい赤です。
SAMCOホースも、クラシックシリーズのAPレーシングブレーキも、赤色=若干朱色っぽい薄めの赤色がスタンダードです。

Z1が表現したレッドは画像のとおりnismoエンジンカバーとのカラートーンを合わせたようなまさに「赤!」です。
こちらは「Radi-Cal(ラディカル)」シリーズのAPレーシングブレーキの赤のような濃くはっきりとした「真紅」です。

レーシーさをイメージさせるパキっとした赤色を好まれるのでしたらZ1シリコンはうってつけのアイテムになります。


更に嬉しいことに、今ならもれなくZINOステッカーをプレゼント。
あの街にも この街にも 沢山のZINOが現れる事を僕は楽しみにしています。


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外すことができないアイテム。


DAYTONAへ向かっている最中に、突如発生したクラッチトラブル。
それでも、なんとか無事たどり着くことが出来ました。



■nismoスポーツクラッチキット
クラッチトラブル時にはトランスミッションの着脱を行いますので、可能ならば不安要素はこれを機会に改善することは次の安心へとつながる1歩です。
また、その機会を利用して純正クラッチ→スポーツクラッチへ変更することを検討するにも絶好のチャンスです。
今回はシングルクラッチでは好評のあるnismoスポーツクラッチ(フライホイール、クラッチディスク、クラッチカバーのフルセット)をチョイスしました。
クラッチディスクにはノンアス材を選択し純正プラスα程度のミューを確保 更に、重量のあるダブルマスフライホイール→軽量フライホイールへの変更で車の特性は驚くほどピックアップが上昇します。 


Z1モータースポーツ クロモリ強化ピボット
トランスミッションを下ろした際には絶対に交換しておきたいのはレリーズピボットです。
これはクラッチを踏む際にテコの原理で動くレリーズフォークの支点になる、言わばクラッチの柱ともなる大切なパーツです。
もし、この柱が折れてしまったら、残念ながらクラッチを切ることは不可能です。 そうならないためにも、是非ともクラッチ交換の際にはレリーズピボットの交換をオススメします。


〆にはリアバンパーへZINOデカール!


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