ワールドワイド Radi-CAL2 再販開始


まさかのSTILLEN取り扱いのAP Racingが撤退してから早1年。
UK経由で新たにAP Racingの窓が開くことになりましたので、DAYTONAでも販売を再開します。


AP Racingは拾の豊富なキャリパーバリエーションを持っていますが、DAYTONAが主契約を結んだものは最新のRadi-CAL2
フロントは6/4ピストンを選択でき、リアは4ピストンの最新キャリパーを使用します。
キャリパーブラケットとディスクローター(ベルハウジング含む)はアルコン社の傘下企業が製作を行い(STILLENではオーストラリアDBAでした)ブレーキラインはブリテッシュHEL社がサプライヤーとして参入しています。


選択できるキャリパーカラーは3色
ブラック
レッド
レーシンググレー(新色)

選択できるディスクローターも3
ドリルド
カーブドスリット
フィッシュフック(Jフック)

また、非常に嬉しいことに従来型Radi-CALよりも20%ほど価格を抑えることができたことに加え、フロント専用4ピストンキャリパーKITも新設しています。
まずはオンラインサイトをご覧になられてください。

各車種専用設計
AP Racing Radi-CAL2 CP9560 6ピストン フロントキット 370mmディスクローター 390,000円
AP Racing Radi-CAL2 CP9542 4ピストンリアキット 350mmディスクローター 340,000円
AP Racing Radi-CAL2 CP9540 4ピストンフロントキット(新設) 355mmディスクローター 320,000円

http://shop.the-daytona.com/?mode=srh&sort=n&cid=&keyword=RADI-CAL2

ファクトリー2でもZ32作業開始。

先日のBlogでファクトリー1でZ32を対応 ファクトリー2でZ34を対応と書いたばかりですが、予想に反してSTILLENからの荷物が多すぎて急遽パレット対応となり出荷されず(合計5機のスーパーチャージャー他)、この混雑状況に待ち時間をつくるわけにも行かず、ファクトリー2でもZ32の作業を開始することにしました。


最終型Z32ツインターボです。
エンジンオーバーホール他、多少の電装パーツ類の交換での依頼です。


なにか不具合が生じてからの作業と言うわけではなく、長く乗り続けるためのエンジンオーバーホールです。
強化パーツやチューニングを施すのではなく、DAYTONA的ゼロ点回帰。 最新のアイテムを少しだけ盛り込んで、古いエンジンを新しく蘇らせることが僕達の最大のテーマです。

5型 Z32ツインターボ エンジン着脱


関西地方より輸送されてきたZ32の作業に入ります。
この最近はZ32案件が多数入っているのは良いのですが、どれもこれも急遽必要になる部品の手配が間に合わずに納期遅延となりご迷惑をおかけしています。
またZ34向けのスーパーチャージャー案件が4件ほど重なっており、ファクトリー1ではZ32を フェクトリー2ではZ34を分業にて進めています。


話は戻り、関西の自動車工場様にて整備中に冷却水漏れが生じてしまい、半年近く手つかずだった個体だそうです。
事前に圧力テストを行いましたが、そう大きな問題も抱えていない雰囲気でしたが、意外にオイル漏れが多くエンジンを降ろして作業に入ることにしました。
と、同時にターボチャージャーの交換もこれを機会に行います。


エンジンを降ろしてみると、ちょっと驚くような珍事件を発見したりもしましたが、当然ながら手直ししながら作業を進めてゆきます。