The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
今年の「〆」は・・・ 吉野さん よろしくお願いします。
最近デモカーよりもデモカーっぽい貫禄たっぷりになってきた吉野さんのZ34nismo.
お世辞抜きで『ほんっとにカッコイイよな~』ってしみじみ思いながら、お決まりの試走コースで眺めていました。
アルトラック製EXマニホールドが高回転域でイイ音出すんで、普段より1つ下のギアを使いグングン山を駆け登って行きました。
ダンパー寸法や減衰力、車高を理想的にアジャスト出来ましたので、これほどまでにローフォルムでありながらもダンパーストローク量は十二分に確保できています。
特にスポーツ向け車高調整式ダンパーは自由長が短い製品がよく目につきますが、路面の凹凸や低速、高速 様々な条件で使用されるストリート仕様ではバンプストローク(縮み側)は当然のことですが、リバンプストローク(伸び側)のコントロールが最も重要だと考えています。
OHLINS Ver.DAYTONAは全長調整式ゆえ、ストローク量の調整を容易に自在に行える利点があります。
信じられないほど乗りやすく、恐ろしいほどの粘りもある。
今僕の中で考えつく究極のダンパーユニットがここにあります。
今回の入庫ではZELEPerformance製カーボンピラーパネル、ミラーカバーの装着を始め、車高調ダンパーの調整、そしてヘットライトの加工でした。
昼間見ても魅力満点なのに、夜になるとこの”目”に魅せられてしまいます・・・。
CCFLイカリング+LEDライン 純正ではオレンジ色の反射板であった箇所にもLEDで光らせています。
今年1年を締めくくるにふさわしい仕事をさせてもらえました。
来年1月下旬からは内装のカーボン加工が始まります。
今年1年 有難うございました。
駆け抜けた2011
今月7日にZ4が納車され、昨日までの20日間で大きくCustomizeModifyが進みました。
すごく勢いがイイE89 Z4オーナーさんです。
今回の入庫でBMWPerformance製6POTブレーキシステムの導入を行いました。
BMWではオプション装着扱いのブランドがBMWPerformanceですが、この6POTブレーキはイタリアBrembo製 しかもモノブロックキャリパー。
ディスクローターは1Pのスリット/ドリルド338mm 大口径ローターです。
それにGruppeM製ブレーキライン カーボンスチールフィッティングを組み合わせ、より確実なカッチリとしたブレーキシステムを造りました。
さらに車高調整式ダンパーの導入です。
海外ブランド物を含め3メーカーほど選出しましたが、今回はBMW専門ブランド 3Dデザイン サスペンションKITをチョイス。
車高調の心臓部であるダンパーはOHLINS製ということも決定した大きなポイントでした。
それにBBS LM-RチャンピオンEDや、end.ccアルカンターラ ミラーカバーや・・・・ 紹介しきれないほど沢山の沢山のModifyを行いました。
初めての輸入車に乗るオーナーさん 初めてE89 Z4を触る僕達
「少しドイツ語勉強して、ニュルブルクリンクに行って走りたいよね~」
なんて夢を膨らませながら活き活きとした車談義をしていましたが、その時が来るまではしっかりとドイツ車に乗る練習をしましょ!
一緒に。
2012年も誰よりも駆け抜ける喜びを楽しんでくださいね!
それでは また来年 お会いしましょう!!
幸せな一時
特に2人で競い合っていたり、話し合っていたりするわけでもないのですが、ノーミさんのZ33が入庫するタイミングと、S口先生のZ33が入庫するタイミングが同時期になることが多く、今回もうまい具合に入庫が重なりました。
S口先生 今回はエアロパーツの装着です。 DAYTONAが得意としているVer.nismoバンパーにサイドリフレクターを埋め込むオリジナルnismoバンパーです。
リアは元からnismoを装着していましたので、今回はフロントバンパーとサイドスカートの取り付けです。
nismoは通常 腰下のペイントを明るめのガングレーメタリックで塗り分け処理していますが、今回はS口先生の要望もあり腰下はブラックでペイント。
とは言え
『腰下は黒で塗ってください~ えっ色味? ツヤ? メタリック?? 僕わかんないから山本さんにお任せします~』
と、何とも言えぬ課題を頂きまして・・・。
艶のあるなし メタリックやパール S口先生に似合いそうな計7種類のブラックをチョイスし、『ディープブラックパールエフェクト』というブラック+オリジナルでS口色に調色してみました。
パッと見は通常のブラックですが、陽の触れ方によって深く緑色っぽくも見える絶妙な配色が僕なりのポイントです。
ガレージに停めた愛車を眺めながら一杯飲むのがますます楽しくなったでしょ
ねっ? S口先生。
リファイン
ノーミさんからエンジンTuningの依頼が来ました。
VQ35HRを搭載するZ33Ver.nismoは日本国内ではポン付けで大幅なパワー向上を望めるチャージャーPartが少なく、かと言ってエンジン本体のチューニングを行えるPartも少ないのが現状です。
Tuningを行うのにコストパフォーマンスの話をしてもどうしようもありませんが、それでもNATuningとは費用対効果は非常に少ないと言われています。
その中でも、エンジンの根本的性格の鍵を握るカムシャフトの交換はNATuningを行う中で最も効果を感じやすい部分ではないでしょうか?
今回はノーミさん からのオーダーでTOMEI製ハイリフトカムシャフトを用いてTuningを行いました。
作用角268° リフト10.80mm
1枚目の画像がノーマルカムシャフトとの比較です。 「ハイカム」って聞くとトンガッたイメージを持つ方も多いですが、形状のそのものは逆で山が丸みを帯びている方がハイカムです。
ハイカムとはバルブを押す時間を機械的に長くしてあげるPartですから「形状が緩い=長く押す」と言う理屈です。
長く押すということは、燃焼室に入る吸気時間が長く(多く) 逆に排出される時間も長く(多く)することができますので、同一のサイクルでもパワー向上を望めると言うわけです。
装着後の試走では純正のECMマップでは全く走ることができない程 燃料の入り方は変わってしまいました。
特に非同期→同期時の燃料噴射時間のタイミングが難しく、特にノーミさんのZはATですからね。 ナラシ前の「仮」セッティングだけでも5日間を要しました。
この期間に足元のお色直しも行いましたよ。
若いスタッフは「これヤバイ!」と興奮しながら叫んでいましたが、本当に「ヤバイ」くらいかっこよくきまりました。
さらなるローダウンとホイールカラーのリニューアルです。
お正月明け ナラシを終えたタイミングでオイル交換と本セッティングに入ります。
オーナーさんが楽しみにしているのはもちろんのことですが、我々もナラシをしてもらっている間にも毎日さまざまなデータを検証しながら考えをめぐらせ、その日をとてもとても楽しみにしています。
日々進化する最高のフェアレディZ
今年4月に『 Zを預けます。 好きにしてください。 』という衝撃的な言葉を僕にくれたオーナーさん。
DAYTONA Sports ECMとamuse R1チタンマフラーを装着してくれましたが、今度はフットワークTuningの相談を受けました。
と言いましても、特にどこがどう悩んでいるって相談って訳でもなく、1回メールを返信しただけで
『もう お任せでお願いします!』
って、これまた新たな衝撃的なお返事が帰って来ました。
オーナーさん曰く『自分がどうこう考えるよりも、山本さんが一番車の楽しみ方を知っていると思いますから、だから全てお任せしておきます』
って事なんですね。
嬉しい事やら 期待が重くのしかかってきて緊張するやら(笑)
オーナーさんが久しぶりに車の事を一生懸命考えましたと言ってくれた以上に僕も本当に本当に一生懸命考えました。
LSDは数量限定で再販となったATS CARBON LSD Ver.DAYTONAをチョイスです。
組み込み後には軽く試走して初期のナラシまで完了した上で引渡しをしています。
同じくDFV OHLINS Ver.DAYTONAも組み込み後は1台1台僕が試走を行い減衰力、車高バランスのチェックを必ず行います。
ただ「字」にするといつもお馴染みのpartsですが、Ver.DAYTONAの文字が物語るようにそれはただひとつとして同じ物ではありません。
同じ機械を、同じように組み込んでも必ずしも同一の結果になるとは限りません。
もしかすると製造誤差の影響かもしれないし、もしかすると僕の思いによるものかもしれない。
タイヤのせいかも?組み込む季節の影響もあるか?
何が原因でも、たった1つ変わらないことは僕が満足したセッティングでお渡ししているということ。
勿論、日々 僕の僕自身に対する要求はどんどんとエスカレートしていきます。
言うなれば、これが僕が最高と思うフェアレディZ の姿です。
■DFV OHLINS Ver.DAYTONA for 370Z
■ATS CARBONLSD Ver.DAYTONA
彼が決めた最高の選択
国武くんが次にオーダーをしてくれたのは
「HKS製 スーパーサウンドマスター」通称SSMの装着を行いました。
SACLAMとHKS SSMを比較検討される方が大変多いのですが、高周波サウンドマフラーとしては後発であるSSMは不等長EXマニホールド装着車両でも濁りがないサウンドを弾きだしてくれる所が特徴的です。
国武くんも、ギリギリまで両者を比較し悩んでいましたが、最終的にはVQ35DEエンジンには既に藤壺製の不等長EXマニを装着されていたところも決め手の1つとなり、思い切ってSSMを選択。
だけど、この選択は諦めや妥協ではなく むしろ自ら進んでSSMをゲットしに行ったと言っても過言ではないでしょう!
まだ若い彼がこの1年どんどん成長しながら頑張って仕事して そしてその一年の集大成として自分で選んだマフラーです。
『少し遠回りして自宅に帰り着きました いや~スッゴクいい音なんですよ 本当にコレを選んでよかった』と話してくれる。
国武くんの喜び=このサウンドを聞くと全てを理解してもらえると思います。
モノ造り 信頼創り
ロックンローラー幸さん 今年最後のModifyを行いました。
RoadsterボディにVer.nismoのエアロパーツをフル装着し、ローフォルム&ロングノーズでバチッと決まりましたがトランク廻りが少しだけ寂しいから、このボディに凄く似合うウイングを探していました。
クーペボディ用のリアウイングはありますが、ことRoadster専用のリアウイングとなると皆無です。
例えRoadster専用のウイングがあったとしても、それを幸さんが好むかどうかは別問題ですから、いっその事 クーペ用のリアウイングをRoadsterへ加工装着したほうが選択肢は広がりますので、その方向を含み探すことにしました。
選んだウイングは2本足のローマウントウイングIMPUL 934S
勿論クーペ専用です。 IMPULは取り付けの位置決めの型紙が入っていますので、指定寸法で仮合わせを行うと・・・
7mmほど台座が浮きます。 トランクの形状がクーペ、ロードスターで異なるため当然の結果です。
そうなりますと足りない台座の成形を行うわけですが、形だけを手軽に作ろうと思うとパテで足を作るというだけの単純な作業になりますが、ウイングという特性上 走行時の振動や空力を他のスポイラー以上に影響をうけやすいと判断。
安易なパテでの形成ではなくウレタン樹脂を用いた形成で行いました。
我々は今考えつく絶対的安心度=モノ作りをオーナーさんへ提供し、オーナーさんからは絶対的満足度。
信頼も絆も、ウレタン形成も容易にできるものではありませんが、成し遂げたあとのやまもと的満足度も最高潮です。
そしてオーナーさんからいただく「いいね!」の笑顔を糧に、師走の一日 僕たちも猛烈に走り続けています。
癒される時間
DAYTONA Sports ECM Pack,Bの施工で九州東部より来店くださいました。
HZ33 フェアレディZ Roadsterです。
現状では藤壺製のマフラーが装着されている以外はノーマルでしたが、近々DAYTONA BigThrottleの装着も検討しているとのことでしたので、
今後のModifyも想定したプログラミングを行いました。
それ以外のオーナーさんからの要望は『とにかく元気良くエンジンを回して欲しい』ということでしたので、活きのいいのを造りましたよ(笑)
作業の待ち時間には代車をお出ししてDAYTONAより車で約15分の場所に位置するワーナー・マイカル・シネマズで映画鑑賞を楽しんでもらいました。
”RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ”
映画を約2時間鑑賞した後 DAYTONAに戻ってきて頂き納車です。
僕はある程度の年齢になって、家族もいて 自分だけの愛車 しかもオープンカーなんだ。
「恵まれた環境だな」って同僚がいつも僕をうらやましがるよ。
今日は特別な1日なんだ。 数カ月にもわたり小遣い貯めて、そして念願のTuningを行なうんだ。 凄く凄く楽しみな1日の始まりだ。
待ち時間に1人で映画鑑賞して 何かと思うことがあって胸にグッと来て 感動して スクリーン見てたら涙が出てしまった。
思い起こせば、1人で映画を観るなんていつぶりだろう? 最後に1人で映画を見たのはいつだったか思い出せもしないな。
今から愛車に乗って高速のって帰路につきます。 そしてらお店でで触ってもらった愛車がおもいっきり変化していることにすぐに気がついて またまた感動して・・・
今日は本当に良い1日だったな。 この年になって。理解ある家族にも環境にも恵まれ、こんなにも贅沢な時間が過ごせる。
自宅に戻ったら、夕食のテーブルで今日1日の出来事を家族に話そう。
『僕はね 君たち家族のお陰でこんなにも楽しく素敵な1日をおくることができたんだよ』って。
大切な君たちへ ありがとう。
■DAYTONA Sports ECM Pack,B
フェアレディZ VQ35DE
風を読む。
大変長らくおまたせしました。
Z34フェアレディZ、CKV36スカイラインクーペ用 エンジンアンダーパネルが各30SET完成しました。
ご来店、通信販売にて沢山のオーナーさんよりバックオーダー頂いておりましたが、順次 発送、お取り付けを進めています。
通信販売をご利用のオーナーさんへは発送手続きが本日までに全て完了です。 到着までしばらくお待ち下さいね。
さて、「入庫しました」との連絡を入れるとダッシュで相川さんが来店してくれました。
リッターバイクで風を感じながら走るのが大好きな相川さんはフェアレディZでも走行風を意識!
純正OPのエアダムやリアウイングも装着していますが、アンダーパネルに関しては自分でFRPで造形してでもフラットボトム化できるパネルを造ろうと思われていたそうです。
それほどまでにアンダーパネルの必要性を感じていたのと同時に、DAYTONA初のエンジンアンダーパネルに強い関心をいだいてくれました。
そして今ロッドからはアンダーパネルに“DAYTONA”の文字をパンチング加工しました。
冷却効果が上がるとか、整流効果が高くなるとか そんな大それた効果ではないのですが、見えない腹底?のオシャレとでも言いましょうか?
例えるなら靴の裏底にブランドネームや、マークが刻印されているのと同じ。 くすぐったいポイントです。
我々は珍しく?おもいっきり自己主張して、究極の自己満足と言う効果を手に入れました。
■DAYTONA Racing エンジンアンダーパネル Z34
定価 ¥42,000(税込)
普通のスポーツカー あります!
先月末DAYTONA Sports ECM pack,Bをご依頼いただきましたオーナーさんへBILSTEIN BSSダンパーの装着を行いました。
フェアレディZに乗る前にはチューニングを施したスズキSWIFT Sportsにお乗りだったオーナーさんの今度のテーマは
『普通』!?
と言うのも、お父様より譲り受けたフェアレディZであることもあり、ご兄弟の監視の目も厳しいとか?
いかに姿、形を変えずに、愛車の本質を改善するか? いや~ 話をしているだけでもワクワクしてきました(笑)
そういう事ですので『ダンパーは締め上げながらも車高はノーマル寸法を維持して欲しい』 と言う、スーパーノーマルプランのご依頼です。
後期ダンパーユニットを使いスーパーノーマルを造っても良かったのですが、よりスポーティな動きを期待できるようにBILSTEINダンパーをチョイス。
もう1つの提案として純正形状のショートストロークダンパー+メインスプリング(強化or純正)でも良かったのですが、純正形状に拘るなら足は長く 極力ストロークを伸ばしたいと思いましたし、車高調整式ダンパーBSSを選んでもコストの面で大差出ない事や、万が一 今後アルミホイールの変更を行い車高の変更が必要になった時の事などを考えますと、今回はBSSキットを選定する方が吉と判断→実行へ移りました。
BILSTEINダンパーへ変更前、変更後では僅か3mmの車高変化もありません。
しかし、明らかに純正とは動きの違うダンパー 具体的に言うならピッチングの減少 アクセルON ブレーキングON時での姿勢変化の少なさに驚かれていることでしょう。
運動性能の高さがスポーツカーであるフェアレディZの誇りです。 思う存分、DAYTONA流スーパーノーマル 真のフェアレディZを楽しんでください。
■BILSTEIN BSS KIT PSSG581
減衰力固定、4輪車高調整式
単筒式モノチューブ高圧ダンパー
24ヶ月法定点検
DAYTONAではスペシャリティカーのカスタマイズモディファイ以外にも、板金塗装、車検整備もすごく得意であったりもします。
2年に1回の法定点検 つまり車検ですが、ただ単に『税金回収のための儀式』な~んて思うことも暫しありますが、そうじゃなくて2年に1回の健康診断と思えば車検って制度がありがたくも感じてくる!なんて言ってもらえることがよくあります。
『定年になるまで乗り続ける!』
まだまだ定年退職までには数年の時間がありますが、それまでの間は気持よくトラブルフリーで走れるように。
法定点検以外に油脂類の交換や、スパークプラグの交換、そして未だ未交換のクラッチO/H しました。
すべての作業は修理ではなく予防です。
車検が完了した数日後 オーナーさんが遊びに来てくれました。
『なんかね~ 良いんだよね』ってボソっと言うので、「どうしましたか?」と尋ねると
『DAYTONAに入庫したら調子が良くなるんだよね』って言ってくれます。
車検の際にはOBD総合診断を確実に行いますので空燃比学習などもクリアーさせています。
それ以外に特別なことを行ったとすれば・・・ そうですね
実はここだけの話なのですが、僕がオマジナイをしていますから!(笑)
バランスの上でしか成り立てないTuning
パン工房ノーミさんのご紹介で福岡県西部より、Z33オーナーさんが来店してくれました。
納車されて間もないZ33ですが、既にオーナーさんの中ではある程度の完成象が出来上がっているということでしたが、まずは相談を兼ねて遊びに来てくれました。
オーナーさんとしては一気にHKS製スーパーチャージャーを組み込む考えもあったようで、それはそれでジャジャ馬を飼い慣らす感覚で面白いものになると想像されますが、もっと深く読んでいくと全てのクルマはバランスで成り立っています。
例えば0-100kmの加速はスポーツカーにとって大切なテーマですが、もっと大切な事は100-0kmの減速です。
特に国産スポーツカーの大半はエンジンは高出力でありながらも、ブレーキやサスペンションがその性能に追いついていない。
もちろん全ての性能を高次元でバランスさせようとするとコストの問題が生じてきますので自動車メーカーとして行うには限界がある。
DAYTONAが考え提案するTuningの形のひとつとして、有り余る力をただ車に与えるだけではなく、不足した力を補うものでもあると考えています。
280PSのパワーを受け止める高性能ダンパーDFVオーリンズVer.DAYTONAを手にした今
自らもDFVオーリンズVer.DAYTONAオーナーであるノーミさんからのアドバイスが意図したことや、僕の思いや考えを誰よりも理解してくださっていることでしょう。
■OHLINS Racing AB
Road&Track Version.DAYTONA for 350Z
思い描く
DAYTONA Sports ECM→アルトラック ロングエキゾーストマニホールド→amuse R1チタン マフラー→DFVオーリンズ Ver.DAYTONA
オーナーさん 毎月1回 Z34nismoのアップデートが行われていますが、今回はアルミホイールです。
チョイスしたホイールはDAYTONAでも人気があるTWSです。
7スポークの2ピースホイール TWS EXlete107S 20インチ 9.5JJ 11.0JJ フラットハイパーガンメタ リバースリム
タイヤはADVAN SPORTS 255/30R20 、285/30R20
TWSはほぼ受注生産方式ですので、ご注文いただいてから今日まで60日ほど時間を要しましたが、待った甲斐がある 納得の行く完成になりました。
ホイールに限らず、例えばDAYTONA Carbon×Leatherコンビネーションステアリングも同じ傾向ですが、ハイクラスのパーツになればなるほど様々な選択肢が用意される傾向にあります。
ホイールの場合 サイズ(インチ、幅、インセット) カラー 形状(リムパターン、製法パターン) それに見合うタイヤサイズの選定
1台に装着するホイールとしては無数の選択肢があります。 たった1つの選択を間違うと大きな痛手になることもあるし、だからといって全パターンのサンプルが用意されていて、1つ1つ確認するわけにも行かず。
選択肢が多いということは、悩みの種が増え続ける反面、選び抜いた時にしか味わえない大きな喜びがあります。
そうなってくると、結局のところ現状の姿×オーナーが考える理想となる姿×カスタマーのノウハウによって1つの完成形が誕生するわけですが、僕の中ではまだ見ぬ完成形を頭の中で追い廻しすぎて、いざホイールを受注した後でもそれでもまだ悩み続け「あ~ やっぱりインセットの変更お願いします」なんてメーカーさんにお願いすることも数々あります。
だけど、悩めば悩んだだけ キッチリとした形となって現れた姿に「やっぱりカッコよくなりましたよね」なんて自信満々にオーナーさんに自慢していたりもします。
1つだけ2人で実物を目にして“うーん”とうなったのはオリジナルにカスタムした「Z34フェアレディZ ver nismo専用牽引フック(TRACTION HOOKS )
」
『金メッキにしておいて』とオーナーさんからのオーダーのまま金メッキ処理しましたが・・・
想像と金の感じが違っていて描いていたイメージとチョット違う・・・僅かに派手になりすぎ?てしまいましたね(笑)
こちらはもう少し別の形で処理し直しますね!
■TWS(TANEISYA) EXlete107S
・20×9.5JJ
・20×11.0JJ
■横浜タイヤ ADVAN SPORTS
・255/30R20
・285/30R20