2021年 業務終了


12月28日で無事に2021年の業務を終了することができました。
この1年を振り返ってみると、予定していた東京オートサロンの開催中止に始まり、大きなイベントへの参加は全てキャンセルとなりました。
緊急事態宣言中またはその前後をも含めると、実際にDAYTONAへ足を運ばれて・・・等の作業は大きく減少はしましたが、反面プライオリティサービスを利用した入庫は増え、またはオンラインストアの成績もとても良いものとなりました。
作業に関しては依然Z32系の依頼は多いのですが、よきせぬ生産廃止部品が恐ろしいほど多く、作業内容の割には時間を要してしまうことも多かったです。
Z33/34系はチューニングやリフレッシュメニューのご依頼が非常に多く、こちらは比較的順調に推移していた印象があります。

さて来年にはいよいよお待ちかねのツインターボZ34の登場の年になります。 術にメディアで報じられているように、その発表は東京オートサロンです。
あわせて日産カスタマイズモデルのお披露目でもあるということですので、興奮冷めやらない年越しとなります。
どちらにせよ、ツインターボZ34に期待せずにはいられません。

最後になりますが、今年1年 皆様方の応援に支えられ業務を行うことができました。
まだまだ顧客サポート体制など不十分な面も多くありますが、2022年も変わらぬご支援をくださいますようよろしくお願いいたします。

2021年12月29日
DAYTONA Racing 代表 山本ゆうき スタッフ一同

48回目の誕生日


Blogを書き出して約6000日
これまで"山本"個人のことはあまり書いていませんでしたが、12月20日に48歳になりました。
当日はスタッフ皆でお祝いや誕生日ケーキもサプライズで用意してくれて、皆の想いが嬉しかった。 結構な孤独と戦いながらこの2年で世の中の流れは変わり、僕自身もDAYTONAという事業を見直すタイミングでもあったけど、大きな励みとなりました。 スタッフの雇用を始め、より充実した顧客サービスにも力を入れ、DAYTONA3カ年計画を始動します!
ちなみに今季は残すところ2営業日となりましたが、営業成績はこれまでの最高売上高をマークしています。 いい意味に見直すタイミングですので、現在お預かり中のオーナー様 どうかご安心を!


海外出張サイズは2種類持っていますが、肝心の国内サイズは随分と以前に購入したグローブトロッターでしたので、誕生日記念で前から欲しかった33L機内持ち込みサイズのスーツケースを新調。
RIMOWA一択で3種検討しましたが、右側のデザートカモフラージュに決定しました。
これからの旅を宜しくな! 相棒!! 

TILTON(チルトン)ダイレクトレリーズ 発売開始。


■Z1モータースポーツ ロードレースクラッチキット
Z1モータースポーツが、あのレーシングクラッチ及び油圧システムのサプライヤーであるTILTON(ティルトン)とタッグを組み、フェアレディZ向けへロードクラッチを発売しました。
大きな特徴として、まずは純正では相当なネガティブ案件であったCSCの見直し。 TILTON製ではボディ本体はスチール製へと新設計が行われ、組み合わされるレリーズベアリングは日本製のKOYOを採用。
クラッチディスク/カバーはストリート〜サンデーレースまでをカバーできる守備範囲の広いオーガニック材シングルディスクを採用。 フライホイールは従来型同様にシングルマスの軽量モデルをパッケージしており、夢のようなチューニングクラッチが完成しています。 Z34全車〜Z33HRエンジン搭載まで装着可能です。

このままでは終われない。 正常進化。


■WHITELINE │ デフマウントブッシュキット
フェアレディZにおいては2002年より採用されたR205型デフユニット。 これまでにも数多くのレポートを紹介してきましたが、やはりネックとなるのは3点支持による剛性の不足。
そのダメージは本体ではなくブッシュへと伝わるのでまだ良いのでしょうが、蓄積されたダメージはブッシュの破壊へと直結しています。
特にリアサスペンションメンバー後部の1点へ力は集中するようで、デフの揺れ(歪)によりブッシュは破れ、注入されているグリースが飛び散ってしまい、その役割を終えるケースが大半です。
さらに、来年4月以降に発売とされている新型フェアレディZにおいても、既存のリアサスペンションメンバーを使用するという情報もあるため、これまで以上に出力が高くなるユニットに対して日産が何らかの対策を行ってくるのか?
私達は非常に興味深く見守っています。

日産自動車、特装・モータースポーツの新会社を設立


日産グローバルサイトより大きな情報がアナウンスされました。

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠、以下、日産)は、17日、関連会社である株式会社オーテックジャパン(本社:神奈川県茅ケ崎市、社長:片桐 隆夫、以下オーテック、NISMO CARS事業部を含む)と、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:神奈川県横浜市鶴見区、社長:片桐 隆夫、以下ニスモ)を統合した新会社を、2022年4月1日付けで設立すると発表しました。

日産は、ワクワクするクルマの幅広いラインアップや、お客さまの多様なご要望にお応えするカスタマイズカー、そしてより人や社会とつながる体験を提供することなどを通じて、移動の可能性を広げています。今回、日産直系の特装車開発・製造メーカーであるオーテックと日産ワークスとしてモータースポーツを担うニスモを統合することで、両社が持つ専門ノウハウや高度な技術力、実績に裏付けられた高いブランド力を、さらに強化し、グローバルに活用の範囲を拡大していきます。また、新会社を日産の重要な戦略的子会社として位置づけ、日産グループ全体の持続的な成長に貢献することを目指します。

今回の新会社設立にあたり、日産の最高執行責任者(COO)であるアシュワニ グプタは、次のように語りました。「オーテックは幅広い技術を活かし、お客さまの様々なニーズを満たす特装車を提供してきました。一方のニスモは、モータースポーツを通じて、日産車のチャレンジスピリットやドライビングプレジャーを象徴する存在です。この2社が一体となることで、より一層ワクワクするモビリティをお客さまに提供していくことができると確信しています。」

また、両社の代表取締役兼最高経営責任者の片桐 隆夫は「オーテックとニスモは、ともに30年以上の歴史を持ち、非常に多くのファンの皆様に支えられています。これまで受け継がれてきた社員の高い志や高度な匠の技を一体化し、未来へとつなげることで、これまで以上にお客さまに愛され、支持される存在として、さらなる高みを目指してまいります。」と語りました。

新会社設立である4月は新型フェアレディZの発売時期に近いこともあり、新会社となる日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社より嬉しい発表が行われるかもしれません。
これまでのnismoグレードと同様に、スタイリッシュかつパフォーマンスの高いモデルが提供されることを期待します。

クルマのキャラクターを左右するエグゾースト 目指すは快音


中部地区より入庫くださったZ33フェアレディZ後期型。
DAYTONA得意のサスペンションブッシュプラン〜SACLAMサイレンサーに至るまで、大幅なアップデートを行いました。


SACLAMサイレンサー for Z33
サクラムの代名詞というべきZ33サイレンサーキットをVQ35HRエンジン 更にはマキシムワークス マニホールドと組み合わせました。 
DEエンジンにも同様の組み合わせを行った例は数知れずありますが、音質の美しさという面においてはDEさらにはZ34 VQ37VHRよりも格段に優れていると思っています。
音圧的にも嫌らしさはなく、アクセルを踏み込むとレブリミットである7800rmまで乱れることのない音程の良さは最高傑作です。


■DAYTONA Racing スポーツエアクリーナー
一昔、二昔前ではエンジンルームに誇らしげに鎮座する巨大なエアクリーナーはシンボルでもありました。が、現代のライトチューニング車両ではエアクリーナーの"ムキダシ式"を上手に活かすには相応の労力が必要となります。
逆を言えば純正エアクリーナーボックスの性能が良いと言うことです。 エアクリーナーに求められる性能は、吸入空気の濾過、そして低抵抗。 エアクリーナーボックスに求める性能の良さとは、吸入温度の維持 すなわちエンジンルーム内の熱気をいかに遮断することができるか? またより外気温度の近い生の風を導くことができるか? すなわちエアクリーナーボックスの仕事を最大限にサポートする役割がエアクリーナーにはあります。



脱炭素には程遠いけど人に近いクルマがあってもいいじゃないか!


DAYTONAを開業してまもなくからのお付き合いですので、これまで4台のGCZ32をご購入いただき約15年のお付き合いをさせていただいています。
現在の愛機は3型ツインターボ2/2 5速 今回は車検預かり及び少点検、交換作業のご依頼です。
・24ヶ月法定点検
・エアコン不調→エアコンガス漏れ?
・パワーステアリングオイル漏れ→低圧ホース
・ラジオアンテナ収納不能→交換
・リアゲートダンパー ガス漏れ→交換
・リアバンパー サイドマーカー交換
・ライトSW及びACスイッチ部ブラケット交換
・オートエアコンアクチュエーター交換


気がつくといくつかの部品は製造廃止になっており、絶対に純正部品じゃないと駄目な箇所も容赦なく製造廃止・・・。
これまでは「日本が駄目なら北米から」が通用していた手法も、米国においても製造廃止。 純正部品に頼れないから、様々なルートで作ったり、直したり。 時々諦めたり。。。
それでも100%内燃機エンジンを搭載する車で遊べる時代の終わりはそう遠くない時代にやってくるから、もしも多少の不具合があったとしても、それも含めて良い時代だったと振り返る日がやって来きます。
2035年まであと14年 Z32にはそれまで生き残っていて欲しい!