貴方の声を正確に受け止めました。



先月、納車され直ぐ様DAYTONAへ入庫してくださったZ34Ver.nismoオーナーさんがドライバーズシートの交換へやって来ました。

エンジン油温が高いことから、当初オイルクーラーの増設を検討されていましたが、その前にヤルことが出てきました。
まるでソファーに腰掛けているような純正のシートではドライビングポジションが悪く、しかもオーナーさんは座高が高いのでルーフに頭が当たるということです。
出来るだけポジションは低く 出来るだけショルダーサポートを強くして欲しい 
『理想は以前所有していたランサーエボリューションだね』とオーダーを請けました。

今までの経験上、オーナーさんが希望する条件をクリアーするシートはRECARO SR-6に決定。 そして、あまり室内の変化を感じさせないように配慮した結果、ブラック/シルバーを基調にレッドステッチが入ったRECARO SR-6 ASM LIMITEDを選んで見ました。
この場合のイイ/ワルイの基準はローポジションか否か そしてショルダーサポートの包み込み、家族にバレにくい形状(笑)が程全ての判断基準ですので、選択さえ間違えない限り勝負は早いです。
結果 ローマウント化にも成功 ショルダーのホールド性も想像以上にイイ しかも内装色に同化して純正っぽい 当然ながらランサーエボリューションのRECAROシートよりも座りやすいと喜んでもらえました。

何事でも同じなのですが、大切な事はオーナーの要望をしっかりと聞き その考え その気持ちを理解し、正しい知識と正確な製品の元 最も相応しい選択を考えることが店側(アドバイザー)の勤めであると思います。 
勿論、好みもあります 予算もあります。 しかしながら、それらも含めてBESTなチョイスをオーナーさんへ提案する事が最大の役割であり、モノを売る以上に重要な仕事であると僕は考えています。

■RECARO SR-6 ASM LIMITED

1/10の宝物




ガンダムPAPAさん OS技研クロスミッションを導入です。
元々アメリカの350Zチューナーからの要望があり日本で製造が開始されたというクロスミッションを1年前のSEMAショー OS GIKEN-USブースで見た時に、まさか1年後のSEMAショー直前に自分の手で触れる日が来るとは思っても見ませんでした。

オーダー元がOS GIKEN-USということもあり、日本国内での割り当ては10SETの限定生産で販売が開始されました。
つまり、この希少なクロスミッションは海外で活躍する目的以外に、大切な10名のJAPANユーザーの為に生まれ、そして10名のJAPANチューナーの手によって組み込まれることになるわけです。
今回 僕もPAPAさんも1/10に当てはまる、とてもレアな経験になりました。
この貴重なクロスミッションは念入りにラッピングを行いトランスミッションに組み込み、そして昨日車載を行いました。

各ギアのナラシにかかる距離を500kmに設定。
今週末にはナラシ完了できそうな勢いですから、11月1日の渡米前の最後の仕事にPAPAさん号を念入りに点検、調整、オイル交換して、不安なくアメリカに旅立つ予定にしています。

そして、またアメリカ発のレアアイテムを見つけてきたいという思いは、まるで少年時代に経験した”宝物探し”の感覚のようで、まだ見ぬ宝に今のうちからドキドキとしています。

■OS技研 クロスミッション
FS6R31A

おしゃれの基本は 足元です





「おしゃれの基本は足元から」 とはよく言ったものです。
Z33オーナーさんが足元のアップデイトで入庫してくれました。

スペシャリティカーにとって足元を決める作業とは、車そのものの見え方が一発でキマると言っても過言ではない為、大変重要なModifyの1つです。
ダンパーシステムは誰がなんと言おうがDFV OHLINS Ver.DAYTONAに決定です。 20段階減衰力調整機能、車高調整機能を兼ね揃えた高性能Specialダンパーです。
車の本質を追求しつくした「やまもと」自慢の愛が詰まったダンパーをまずは装着です!

だけどオーナーは思いました。 
ハンドリングや運動能力 程良く落ちるローダウンフォルムはキマっても、タイヤホイールが純正の18インチのままでしたら、それはそれで何だか寂しいかも。

そうきますと、次に装着を想定するのは当然ながらタイヤ、ホイールでしょう!
ADVAN RS-D19インチ 9JJ,10JJとYOKOHAMA S-Drive235/35R19,275/35R19と組み込みました。
大口径ホイールの深リムはホントに大胆で格好いい。 

しかしながら、またもや悩みの種が新たに出てきまして、今度は大口径ホイールから見える純正ブレーキがカッコ悪い。
現車はBremboではなく純正片押しブレーキでしたので、これを機にVer.SのゴールドBremboへグレードアップです。

そうきますと、室内にはZOOMモナコミラー ブラックカーボンが欲しいところです。
と、なりますと・・・ キリがないので一旦完成です(笑)

外観もしっかりと落ち着きましたので、仕上げとしてボディコーティング デイトナプレミアムコースを是非ともお勧めします!
色の深さもさることながら、愛情の深さまで増してしまう 特別なコーティングメニューです。

■DFV OHLINS Ver.DAYTONA
■ZOOM モナコミラー 
■ADVAN RS-D 19インチ
■YOKOHAMA S-Drive 19インチ
■日産 Bremboブレーキシステム







繊細さを極めろ



Z34フェアレディZ 40thAnniversaryにお乗りのMaroonさん
『ガンメタに輝くノーマルホイールが大好き』って最初は言っていましたけど、時の流れと共に誰もが好みは変わるものです。
RAYS TE37SL 19インチホイールを装着です。 

40thAnniversaryには特別仕様のレッドキャリパーやレッドシート、レッドステッチ等 『レッド』を部分的に使用している所から、やはりホイールもレッドがワンポイントあるデザインがキマるだろうなとは思っていましたが、ここまで見事にハマるとは僕自身でさえ思っても見ませんでした。
小さなコダワリ アルミホイールナットはRAYS製の『レッド』 TE37SLのエアバルブがレッドであることから、ホイールナットも全くの同色RAYSレッドでピタリと色合いを合わせてみました。

凄くマッチングは決まったんだけど、今ひとつ残念なポイントがたった1つだけあります。 
それはタイヤです。

Z34純正タイヤサイズ245/40R19,275/35R19をそのまま今回使用しましたが、実は前後でタイヤ外周径が異なります。  
厳密に言うとフロントタイヤが6mm大きいのです。
数字としてみるとたった6mmの外周径の違いなのですが、視覚効果の面で言うとこれは致命的弱点です。  どういう事かというと、サイドウォールの高さの相違からノーズが高く見えてしまうのです。 
オシャレに街を流すフェアレディZとして、前上がりはナシでしょ!
って話をMaroonさんに言うと『う~~ん う~~~ん ものすごく気になってきた』ってバタバタし始め    そして・・・僕が思うジャストサイズのタイヤのオーダーをいただきました(笑)

まあホントはタイヤの溝も少なくなってきたし、貫通はしてないにしても釘も踏んでいたし、フロントは純正のPOTENZA RE050 だけど、リアタイヤはPOTENZA S001に先日交換して銘柄違いだし。
色んなタイミングが重なって、フロントタイヤを交換するには丁度いい頃合いですよって案内しただけなんですけどね。

今回作業を行ったのはホイールの交換です。 今までも同じタイヤを装着していたのにもかかわらず、ホイールを交換したら無性にタイヤサイズに違和感を覚えてしまう。
人の感覚とは繊細かつ不思議なものです。

■RAYS TE37SL 19×9.5JJ +22
■RAYS TE37SL 19×10.5JJ +12

共有する気持ちと時間と喜び


1年ぶりに岡山県のZ34オーナーさんが来店してくれました。
「いや~1年ぶり」「もう1年も経つ?」 お互い?変わらず元気にフェアレディZを乗っているよって、久しぶりに合う友人にも近い感覚でオーナーさんとお喋りを楽しめました。

今回は下記の交換をオーダー頂きました。
・DAYTONA Racing BigThrottle Ver2
・OKDプラズマダイレクト
・SAMCOインテーク&クーラントホース


全国(世界)的にOKDプラズマダイレクトの人気は上昇中で、僕がオーダーした際Z34フェアレディZは相当数のバックオーダー状態でした。
プラズマダイレクトはその特徴柄 流れ作業、大量生産できる商品ではなく、1つ1つ丁寧に分解組み立て点検を行い、日本人らしい神経細かな製法で組み上げられる工程を重んじる為製造キャパシティに限界があります。
『オーナーさんも楽しみに待っているから、なんとか作業日にまにあわせて欲しい』とオカダプロダクツ伊藤氏にお願いして、なんとか作業1日前にギリギリDAYTONAに到着しました。


SAMCOホースも機械製作ではなく1本1本がイギリスのホース職人の1つの作品です。
DAYTONA BigThrottleも1つ1つ手作業で分解、洗浄、加工を行い組み上げられています。

僕は販売、取り付けを行う側の姿勢として、できるだけ製造者の努力を知りたいと思っています。その為、年に1度は東京、アメリカの企業へ訪問しています。
その製造者と話ができるようになったら、今度は逆に製造者にユーザーの気持ちを知ってもらいたいと思っています。 例えば なぜ、ユーザーはそのPartを選んだのか?を真剣に聞いてもらいたいのです。
1万円でも10万円でも100万円でも同じですが、ユーザーがそのお金を稼ぐのにどれほどまでに努力を重ねたのか? その努力の結晶を、どんな気持ちで我々に託してくれるのか?
真剣に考えれば考えるほど、販売を行う責任がどんどん重くなります。 だけど裏を返せば、オーナーさんが喜んでTELやメールをくれた時。
その喜びは今まで以上に何倍も大きなものになることも僕は知っています。


第2回 デイトナTV


第2回 デイトナTV
無事オンエアー終了することができました。

最初の3分くらい 毎度のことながら緊張しながらのスタート
と言うのも、今回は進行表はあるけど台本がほぼ無い状態でしたから、アドリブで話を進めて行く必要があった為 BLOGと違い言葉の修正ができない難しさを考えていたら無性に緊張してしまいました。。。  お恥ずかしい。
例えばローカルTV見ていて「このタレント 話下手だな」なんて思う事あったりもしますが、いや~実際カメラを前に話すのって非常に難しい。 
まだまだ言い足りない言葉って多くあるのですが、BLOGも収録も同じで、限りある時間の中で最善の言葉で伝えるってのが仕事であって、ダラダラと話すだけなら近所の立ち話となんにも変わらないわけで、僕はタレントでは無いにしても公共に情報を発信する立場としてプロであるとも言えるわけです。

よく考えなくとも、沢山の視聴者さん 沢山の関係者さん 沢山の協力者さん達のお陰でデイトナTVは成り立っているわけです。
我々DAYTONAはBLOGやUSTREAM等を通じ、1メディアとして情報を発信している立場にいるわけですから、その責任はキチンと果たさないといけませんからね。
そういった意味でも今回は何かと反省材料が多いですが、次の3回目の配信に向け全力で挑みたいと思います。


はい
ところで、昨日の配信ですがオープニングとエンディングにBGMが流れてたことに気が付かれたことも多いかと思います。
こちらの音楽には実はタイトルがありまして『DAY TONIGHT』と名付けられた音楽です。 
DAYTONA とNIGHTをもじったようなタイトルですが、驚くべきはDAYTONA TVの為に製作された音楽であるということです。 
DAYTONAに来てくださっているオーナーさんが我々のために一生懸命作ってくださった楽曲なんです。
今後もデイトナTVのBGMとして『DAY TONIGHT』を流していきますので、「へぇ~ どんな車乗った人が作ったんだろう」なんて事も想像しながら聞いてくださいね。

そして、DAYTONA TVですが、こちら若干編集しましてハイライト版として視聴することができます。
番組URLはこちら⇒http://www.ustream.tv/channel/daytona-racing

それでは次回のDAYTONA TV 
11月16日に放映を予定しています。 

See you next month! 



意思を感じる


山陽地方よりCKV36スカイラインクーペのオーナーさんが来店してくれました。
勿論 お目当てはDAYTONA Sports ECM Pack.B  追加でMOTUL8100 5w30エンジンオイルの交換もご依頼頂けました。

作業時間は約3時間  待ち時間の楽しみ方の1つに博多駅ビルをご紹介しています。
食事、買い物、映画、喫茶 1箇所で全てが揃っていますので、ご夫婦、カップル 勿論、単身でも待ち時間を余すことなく満喫できるスポットであります。
時間をかけ遠方から福岡に来てくれたのですから、どうせだったらDAYTONA以外にも福岡、博多の街をユックリと見ていただきたいなと思って案内させてもらっているのが1番の理由です。
アクセスはラクラク DAYTONA最寄りのJR大野城駅から快速電車で10分で日本随一の駅ビル『博多駅』に到着です。
この日のオーナーさんも博多駅をご案内 地下にあるラーメン屋さんで餃子と合わせて食べたら満腹になったとニコニコしながら帰ってきてくれました。

肝心の作業は、何の問題もなくクリアー
スカイラインのECMをアナウンスしてからはご依頼も相当頂くようになりましたので、V35,V36系 ほぼすべてのデータが揃っています。
Z34と見比べて面白いなと感じるポイントは特にVTC,VVELマップ 同型エンジンを搭載しながらスカイラインはスペシャリティクーペ フェアレディはスポーツクーペ
しっかりと特性を区別してマッピングを行なっているところにメーカーの意図といいますか、明らかに顧客ターゲットを明確に別け考えている特性を見ながら『DAYTONAはこう考える』って僕なりの明確な意思をECMに吹き込んでいます。
しかも、今回のオーナーさん ご職業柄、法には絶対逆らわない(逆らえない?)お立場の方ですので、この勝負は使いもしない高負荷、高回転域でのポテンシャルアップではなく、ごく自然に使う常用域、法定速度以下でのPerformanceを最大限に発揮させる必要がありましたから、尚更最も得意とするDAYTONAの意思と自動車メーカーの意思を区別することが出来たのではないでしょうか?

DAYTONA Sports ECM Pack,B CKV36

10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
番組URLはこちら⇒http://www.ustream.tv/channel/daytona-racing

もう、不快な思いはサヨナラ



会長Z32が久しぶりにModifyです。
今までZ32の2シータ、4シーターを2台と乗り継いできた10年来のお付き合いあるオーナーさんです。
ここ最近はModifyよりも修理 何とか現状維持を精一杯行なっていくお付き合いをしていましたが、その頭痛のネタも一段落?
抱えていたトラブルも解消し、今回は自分の好きなPartsを好きなようにチョイスできる楽しい時間がようやく訪れました。

DAMPERです。
会長さん 今までは黄色の高級純正形状DAMPER+純正スプリング(少し前までダウンスプリング)で乗っていますが、ここまで来る過程でも様々なDAMPERを装着してきました。
車高調整も純正形状も様々なPartを装着してきました。
好みの変化もありますが『もう少しスポーツカーらしい運転を楽しみたい』ってポツンと言葉をこぼすんですね。 先にも書いたように、とにかく故障、修理で頭を抱える時期も長くありましたので、良いパーツで楽しむ以前に解決しないといけない問題が山積みって感じでしたからね。 今思うとこんなにも会長の楽しそうな顔見るのも久しぶりでした。

会長Z32に限らず全てのZ32はボディのヤレが大きな個体も多く、あまり極端なDAMPERを入れるとホントにボディにムチ打ちながら走っている気がして僕は我慢なりません。
硬すぎるとダメ しかし柔らかすぎてもダメ 市販パーツの組み合わせでは限界があります。
その点OHLINS DAMPERは、急激なエネルギーをバイパスさせるDFV(デュアル・フロー・パス)が働いてくれますので、ドスン、ガツンとした衝撃もヤンワリと回避してくれ、またセットアップ次第でストリート~サーキットまで幅広く使うことが出来る次世代スポーツDAMPERであると僕は考えています。

つい先日nissan motersports Internationalより、即レース参戦可能なNISSAN FAIRLADY Z NISMO RCが1,250万円で販売が開始されました。
そのFAIRLADYZに標準採用されているDAMPERは我々が通常使用しているOHLINSと同一のファクトリーで組み上げられたOHLINSであると言う事実も、いちOHLINSユーザーの予備知識として会長にもお話をさせてもらいました。



追加作業
タモンデザイン F1ーLAMPをAbflug製CFRPデュフューザーへ取り付けです。
室内に設置したコントローラーのダイヤル1つで点灯~点滅~消灯をコントロールすることができます。
気分はフォーミュラー1!!  

BOOST UPで370PSを叩き出す名機VG30DETTTで自分だけのワールドチャンピオンカーを楽しんでくださいね!

■DFV OHLINS Ver.DAYTONA for 300ZX


10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
番組URLはこちら⇒http://www.ustream.tv/channel/daytona-racing

ようこそフェアレディ の世界へ


DAYTONAリフレッシュプラン STEPーZEROのご依頼でZ32オーナーさんが入庫してくれました。
まだ納車されて1週間ほどしか経過しておらず、言うなればこれからのパートナーになる彼女の健康診断に行くって感じでのご来店ですね。

後期型の2シーター、ノーマルルーフという大変珍しいZ32です。
Z32はTバールーフが標準装備でしたから、レスオプションであったノーマルルーフってことは「ワザワザ選んだ」ってことなんです。
いや~ツルンッとしたZ32のボディラインは美しい!

さて点検の結果ですが、オイル漏れ、水漏れ、OBD診断、下回り点検の結果から見ても年式の割にはとっても良好で状態は上々でした。
とは言え、クルマそのものが消耗品の塊であるということを考えると、ぱっと見た目では状態は良くとも、足回りのブッシュも劣化していたりと間違いなくゴムパーツは硬化していると思われます。
始まったばかりのフェアレディライフを長く深く楽しむためにも、中長期計画としてSTEP,3をお勧めします。

柔軟性のあるゴムブッシュ、確かな強度を持つフレッシュのアームを兼ね揃えることで、もっともっとZ32と言う名車の奥深さを知ることが出来るはずです。
せっかくこれほどまでにコンディションが良いZ32に乗ることが出来たのですから、僕の希望としては もう1ランク上のZ32を知っていただきたいと願います。
僕は新車のZ32からレースカー、初期型から最終型まで、すべてのモデル、どのようなコンディションのZ32であろうとも、まるで本能であるかのように知っています。

これからは僕を良きアドバイザーとして何でもご相談ください。

DAYTONA リフレッシュプラン STEP-ZERO


10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
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“Arigatou”





Z33HKSスーパーチャージャー搭載のオーナーさんが、ご近所の量販店にてドイツ製シートを購入しましたが
『ポジションが合わないから見て欲しい』
って来店されました。

ドイツメーカーのシートレールカタログにも記載があるのですが、Z33にリクライニングシートを装着する場合 シートポジションは純正よりも上がってしまい、しかもドア側にオフセットされてしまいます。  これがなかなかの曲者で記載寸法以上に違和感を感じるのです。
対処の方法は色々あるのですが、市場に出ているレールの中でもいちばんローマウントかつ左右オフセット量を調節できる社外レールに入れ替え乗ってもらいましたが、どうしてもポジションが好きになれない と・・・。
オフセットの問題は解決しましたが、太腿部のクッションが厚いので足が持ち上がってしまい、アイポイントは問題なくても全体的にポジションが高く感じちゃうんですよね。

シート業者さんに依頼してクッションを薄くしてもらおうとも提案しましたが
『いいや 実は当初比較候補にしていたブリッド製へ変更する!』
なんて言い出しましたので、さすがに2度も買い直しをすることになったら具合が悪いので、ブリッドに現状を話した上でオーナーさんがチョイスするシートと純正シートとのポジション差を調べてもらいましたら最大マイナス5mmとのこと。 今よりもポジションが低くなるのは間違いないと判断しオーナーさんに報告しました。

ブリッド STRADIA2 JAPAN
背面はCFRP シートに深く腰を沈めてみて初めて分かるのですが、高剛性を最大の売りにしているだけあって何て言うんだろう?
体とシートが一体化しているといえば分かりやすいかな?
フィット感が抜群にいいんですよね。 かと言って窮屈でもない。
肝心のシートポジションも以前使っていたシートに比べても随分と目線の位置が下がりましたのでオーナーさんは大満足の様子です。
『よしよし 良いよ!』
ってシートに身を置き楽しそうにステアリングを握る58歳の笑顔が素敵でした(笑) 

関東にお住まいだったオーナーさん お仕事の都合でフェアレディZに乗り単身九州へやって来たのが我々との出会いのはじまりでした。
これまで名立たる有名ショップでメンテナンス&モディファイを行なっていたオーナーさんですが、作業が終わりお茶飲んでいると とっても嬉しいことお話ししてくれました。

『俺もさ 今まで色んな店に行ったんだけど、この店と、そして貴方(やまもと)と過ごす今が一番楽しい。 
DAYTONAに行くことが出来たってのが九州に来て一番良かったなって思ったことなんだよね』

最大にして最高の褒め言葉を頂き感無量です。 今までたくさんのお店や人と接し経験を積んだオーナーさんの言葉は僕にはとても重く、だけどホントに涙が出そうなほど嬉しい言葉でした。
僕達は現状に甘んじること無く いただいた言葉を最大のエネルギー源として、これからも どんどんイイお店 イイ仕事を目指していくことを必ず必ず約束します。  

ありがとうございました

10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
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気分までもグラデーション




ずっと欲しかったフェアレディZをようやく手に入れ、1年ほどノーマルで乗っていたZ34オーナーさんです。
BLOG一期一へぇを見ては、自分の車にはどんなパーツが似合うかな~って想像をふくらませ、そして自分なりのビジョンも組み上がりご来店頂けました。

スポーツカーと言えば、まずはマフラーでしょ!
選んでいただいたのはamuse R1チタン プログレスでした。 消音材(グラスウール)を一切使用しないプログレスは経年劣化による音量の上昇を防いでくれます。
穴が空かない限り新品時での音量、性能を維持し続けてくれる新しいタイプのスポーツマフラーです。

テールエンドは「やまもと」オススメ肉厚のある09テールに虹色に輝くAグラデーション仕様です。
『パールが効いたホワイトボディには絶対にこの組み合わせしかない!』って僕の好みを押し切りましたが(笑) どうですか? やっぱりグラデーションカラーと眩しいくらいのパールボディが凄くマッチングしたでしょ!
耳で聞くチタンサウンドも良いですけど、エンジンを始動せずにもウットリ見入ってしまうマフラーも、これまた魅力的ですよね。
慣れてきた頃にDAYTONA Sports ECMで、もう1ランク高い走りの質を検討してください。

さらにZOOMモナコミラー シルバーカーボンも装着頂けました。
こちらは音を発することはありませんが、室内にポツンと浮かぶ雲型ルームミラーがカッコよすぎて見入りすぎてしまうケースが発生しています。
運転中には気が散って仕方がない事もあろうかと思いますので、ミラーばかりを見ずに十分に安全運転に気をつけてください。 また、簡単には「慣れ」ませんので、あわせてご注意ください。

10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
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プロローグ




毎月1回DAYTONAに来ていただくことが行事のようになっているZ34Ver.nismoオーナーさん。
DAYTONA Sports ECM、DAYTONA Bigスロットルに始まり、アルトラック ロングエキゾーストマニホールド、アミューズR1チタン エクストラと、吸排気を一通りModifyを進めて行きました。
更なる出力向上を狙ってはいますが、ドカンッ!と一発でパワーを上げることが出来る過給器系がリリースされたらそれを狙いましょうということで、今月からはオシャレの基本 足回りに移ります。 まずはダンパー そしてブレーキ、ホイールとModifyしていく予定です。

今回のDFV OHLINSダンパーは今までとは若干仕様を変更しました。 
ワインディングでのリアのトラクション確保を行いながらも、バンピーな路面では跳ねを抑制出来るシーンが頭に浮かびましたので、バネレートの変更に加え、ダンパーのガス圧の見直しを行いました。
特に今後は20インチもしくは21インチの幅広、低扁平タイヤを装着することまで想定されていますから、なおのこと今回の改善が上手くいく・・・    予定です。
組立後の純正19インチでの試走では僕が考えていたように4輪が接地感も凄く向上しキチンと動いてくれ、あまりにもツボにはまってしまい ちょっと1人で気分が盛り上がりコースを2週ほど回って帰っていくほど気分は高まりました。
今後の展開がますます楽しみでなりません!

DFV OHLINS Ver.DAYTONA for 370Z Ver.nismo


10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
番組URLはこちら⇒http://www.ustream.tv/channel/daytona-racing

モヤモヤ⇒スカッ! 気持ちの音です。






愛知県より今年2度目の来店をしてくださったZ33オーナーさんです。
前回の来店の際にDAYTONA Sports ECM、YAMAHAパフォーマンスダンパーを装着して頂き、とっても気に行って乗って頂いていたのですが、その数カ月後 地元で車検整備を行います。
車検から終わって帰ってきた愛車に乗り込むと、何故だか愛車のフィーリングが異なったように感じ初め、再びDAYTONAがある福岡県まで足を延ばしてくれる事になりました。

Ver.nismo専用の前後異形ホイール+BS製RE01Rのハイグリップな組み合わせを、何の強化も行っていないSTD車両に装着していた事もあり、高速道路等スピードレンジが高いシーンでは車体のフワフワ感が顔を覗かせていたと言います。
ストレスが溜まってくるとスカッと気分を変えるために走りこむシーンで、逆にストレスが溜まっていたのでは元も子もありません。
その点を見直ししたいということでDFV OHLINS Ver.DAYTONAを無条件で選択 僕の一押しで、もう1歩の粘りを出す為にDAYTONA×ATS CARBON LSDも選定してくれました。

オーナーさんが希望するフェアレディZの姿は手に取るようにわかります。
何故ならば、オーナーさんが希望する姿=僕が望むフェアレディZ像であるからです。
僕がセットを出したら、あとは車高も減衰力も自分では触らないといいます。 
『山本さんが良いって言う その姿で乗りたいんです』
って嬉しい言葉を言ってくれ約800km離れた自宅まで先ほどお帰りになりました。

DAYTONA Sports ECM 
DFV OHLINS Ver.DAYTONA 
DAYTONA×ATS CARBON LSD
誰がなんと言おうと、絶対的自信があるDAYTONA「やまもと」の魂が宿った3点SETをフルで装着
心ゆくまで楽しんでください。

DFV OHLINS Ver.DAYTONA for 350Z
DAYTONA×ATS CARBON LSD
■SAMCO INTAKE PIPE
■SAMCO COOLANT HOSE

10月19日(水)21:00~
デイトナTV go on air!!!
番組URLはこちら⇒http://www.ustream.tv/channel/daytona-racing

名古屋出張 お仕事編

この2連休を利用して、今年7月にDFV OHLINS Ver.DAYTONAを装着してくれたZ34Ver.nisimoオーナーさんの所まで行って来ました。

丁度その時期(7月)Z34リアダンパーは正立式へとリニューアルしたDFV OHLINSですが、減衰ダイヤルアジャスターをメーカー指定で組み込みますと、かなり大きなサービスホールを内装に開ける必要があります。
できる限り穴は小さくしたいと考え、僕なりに工夫して直径8,0mmのサービスホールからアジャスターロッドを表に出す方法を取りました。
ところが、走行中にロッドが僅かに動くため、またロッドもワイヤー式で有ることから走行中の振動で首を振り内装とロッドが時に干渉して僅かにコト音が出るときもあるとオーナーさんから連絡頂きました。
ロッドを少し動かしてあげると音も出ないから問題ないとオーナーさんは言っていましたが、どうしても僕は気がかりで、また事故云々の問題ではなく我々は対策をとる必要があると判断し、工具とパーツを持ってオーナーさんの元へ飛んで行きました。


始発のJALで羽田空港着です。
そういえば今月末ははじめて羽田空港から渡米の予定もありますよ。
これから新幹線に乗り換えますので品川駅まで移動します。




9時37分発の博多行き新幹線に乗りオーナーさんの待つ名古屋まで向かいます。
寝過ごすと、そのまま博多に戻るという・・・。 なんとなく緊張します(笑)


しかし眠い・・・。
今朝5時30分起床でしたからね。  ちょっとお休みします zzzzzz



JR名古屋駅で乗り換えして、到着した駅で待つこと10秒
オーナーさんがお迎えに来てくれました! ありがとうございます。 
張り切って道具を持って来すぎでしたので助かりました。
ちなみにその重量20キロ!
電動ドライバーからスパナや特殊工具などなどを20キロ分ですからかなり厳重なセキュリティチェックを受けました(汗)


オーナーさん宅で作業を行います。
これが問題のアジャスター 非常に出来が良いと自信があったのですが、残念ながらこの方式は排除して少し作り直します。


トリムを外したところです。
このようにワイヤーをイモネジで締め込む方式でアジャスターとロッドを固定しているものですから、まっすぐに立ち上がることもあれば斜めになることもあり、
それで干渉しちゃうんですね。 まあ、この方法でもロッドに吸収剤を巻くとか、サービスホールを10.0mm程度まで広げるとまず干渉はしないのですが、
今回はロッド方式はヤメてアジャスターを直付けしました。


今度はメクラ蓋を外して小さなマイナスドライバーで減衰力調整を行います。
どちらが良いかはオーナー判断になりますが、頻繁に減衰力調整を行わない限りこちらのほうが綺麗に収まりますよね。 


無事解決 ピース!
この重たい荷物は宅急便でDAYTONAに送り、僕は駅まで送ってもらいました。 

オーナーさん 僕の言葉を信じて、対策を待っていてくれてありがとう!

『また来春にでもDAYTONAに行きたいです』って言ってくれてありがとう!

オーナーさんが意を決して福岡まで愛車でやってきてくれる労力やリスクを考えると、このくらいのサポートは行なって当然と僕は考えます。
仕事は欲しいけど、サポートはしないなんてのは 遠方だろうが地元だろうがありえません。
今回のように、遠距離の場合はサポートがやりにくいのは これは事実です。 だけど、出来ない訳ではありません。 遠いから少し時間がかかるだけです。
サポートするのが嫌だったら、元から仕事を請けなければ良いだけの話で、請けるのでしたら最後までサポートするのは・・・ 当然です。
とか何とか書きますが、本当だったら1発でキマって手直しが発生しないのが一番なんですけどね! 


では、またもや東京まで戻ります。


小腹がすきましたので昼食です。
エビフライ&味噌カツがウマそうでしたが、ボリュームが凄すぎてこちらにしました。
名古屋名物「ひつまぶし」
最後に茶漬けで食べ〆ですが、新幹線の中でどうやってお茶をかけるんだ!!! お湯はどこにあると言うんだ!!!
まあ美味かったので良いですが・・・。


そして品川に到着です!
いやいや お疲れ様でした。   


From 北海道!?





DAYTONA問い合わせフォームより北海道在住のZ34オーナーさんよりご質問頂いていたのが先々週の話。
そして1本の電話が鳴ります。 電話機のナンバーディスプレイには市外局番011
たまたま僕が電話の応対をしたのですが、やはり市外局番011に見間違いはなく北海道にお住まいとのこと 
そして問い合わせフォームから質問したのも自分だと言います。 “まさか”とは思いましたが・・・

『作業の予約を入れて欲しいのです』

北海道から、どうやって九州まで来るのですか?と聞いたら

『北海道から京都 舞鶴港までフェリーで来て、それから高速道を走って福岡に行きます!』

もしもし? こちらは九州の福岡県ですよ!
北海道と九州は日本列島の端と端ですよ!!  いや もう その話聞いたら鳥肌たってしまうほど感激してしまいました。
さすがに北海道からの来店は・・・     初めてです(笑)

作業メニューはDAYTONA人気コースです。
・DAYTONA Sports ECM Pack,B
・SPOON リジットカラー 前後
・nismo コンペティションオイル2108E

DAYTONAで使用するエンジンオイル、ここ2,3年は頻繁に銘柄を変更してきました。
MOTUL300Vに始まり、REPSOLコモンレールと使ってきましたが、粘度の問題で使いにくいことがあったり、供給の問題で使用出来なかったり、僕なりに納得できるハイグレードオイルを探し続けましたが、nismo×MOTULのWネームエンジンオイルコンペティション2108EをDAYTONAで使用するハイグレードオイルとして決定し、日本に2台しか存在しないという専用のnismoコンペティションオイルタンクまで設置しました。
nismoではVQエンジン向けnismo S2やスポーツリセッティング実施車両への指定オイルとして2108Eを使用しています。
DAYTONAではハイグレードオイル つまりはDAYTONAで言うところの標準オイルとして、ノーマル車両からTuning車両まで幅広く使用することにしました。

作業は1泊2日で行いました。
到着後 雑談、打ち合わせを行った後は、最寄りのJR駅までお送りし博多のHOTELに向かってもらいました。
『中洲で一杯飲みたいな~ ラーメンも食べたいな~』
って福岡の街に興味津々なご様子でした。
翌朝JR駅までお迎えに上がりましたが
『いや~ ラーメンが美味しい!』
って夜の博多にも満足いただけたようです。

この日は舞鶴港に行く前に大阪でお好み焼きを食す予定があるとか・・・
北から南 南から北へと大移動のオーナーさん。
北海道では沢山のフェアレディZの仲間に囲まれ”近々サーキット走行も視野に入れている”と楽しそうにフェアレディZライフを満喫している様子が印象的でした。

この度は南の島 九州までお越しいただき誠にありがとうございました。

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