遊びココロは本気の現れ。


Thunder Bolt │バルブステム キャップ VC-4a
サンダーボルトのエアーバルブキャップをよく見てみると、一番奥に黒色のラバーリングが備わっています。
これは当然のことながら、エアバルブ本体についているバルブコア(虫ゴム)から微量ながら漏れ出すタイアのエアーリーク(空気漏れ)を止めるためにシーリングの目的で備わっています。
例えば、サービス品などで配布されるバルブキャップを何度か見たことがありますが、ほとんどのケースでラバーリングが装着されておらず、この場合 当然ながらエアーリークを止めることは不可能です。
反面、ホイールメーカーや純正オプション品等で用意されているバルブキャップはラバーリングが装着されています。 当然サンダーボルトの安全基準は純正品と同等または超える仕様を提供する必要があるため、高い水準に準じて製造されています。


使用しているラバーリングの材質は"1種A型"
工業用ラバーリングで、性能は-30℃~100℃まで対応できる耐油性、耐摩耗性に優れるニトリルゴムを採用しています。
サンダーボルトは優れたデザインや軽量なアイテムを創るステージで、同時に安全や耐久性を確立させる製品を生み出す努力をしています。
本製品はJ-CAR向けLug NutであるBE ONE-Seriesをデザインする上で「スケールをリサイズしてバルブキャップとして育てよう」と生まれた遊びのアイデアですが、発想は思いつきでも製作は真剣に取り組んでいる姿勢をぜひとも着目していただきたいと思っています。


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有り余る力を正確に止めよ。


Pre Ownedコーナーへ掲載していたAP Racing Radi-CAL1前後セットは、掲載早々に新しいオーナーさんへ渡りました。
以前は海外ブレーキと言えばBremboかAP Racing,Alcon程度しか選択肢がありませんでしたが、今日ではアジアン ファクトリーが繰り出すマルチピストンブレーキが華やかで、また価格も手頃な商品が多く流通しているようです。
ドレスアップパーツとして割り切るなら"それ"も一つの選択肢であることは僕も十分理解していますが、僕やDAYTONAに来る人達を見ていると少なくとも"それなり"に飛ばす人も多いですから「あまり良くわからないものを装着するくらいなら純正のほうが良いのでは?」となってしまうのはブレーキとは命にかかわる危険性を伴う重要保安部品であるためです。


その点、AP Racingは現在ではBremboの傘下企業となり世界基準の品質に加え、世界中でのありとあらゆるカテゴリーでのレース活動における技術や品質についての性能は今更語る必要もないでしょう。
加えて、DAYTONAが販売するAP Racingは世界で唯二の企業であるAP Racing USAからの正規販売商品ですので、キャリパー本体は当然のことながらブラケットやブレーキホースに至るまで、全てが純正クオリティです。


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レクサスLC500 モディファイ いきなりクライマックスです。


ワイドフェンダーを装着するにあたり、なんとかフェンダーを切らずして装着できないだろうか?と考えはしましたが、タイア/ホイールが標準ボディの枠内に収まる位置ならば切らずとも収まりはつきますが、流石にそれじゃあカッコが悪すぎます。 昨日も書きましたが、もっとワイドなホイールを履くためのワイドフェンダーな訳ですから、切りたくない=無理の図式は簡単に成立するわけです。
特にリアはフェンダーが二重の袋状になっているから加工が大変です。 ただ、ここまで来ると10mm切ろうが50mm切ろうが同じことです。 最善のポイントまで加工を行うことが大切です。


対するフロントはアルミフェンダーの1枚ですので切断はとても容易。 前日に行ったシュミレーションで弾いた値にマーキングを入れます。


そしてカット。


まだワイドフェンダーを装着する前ですから、この状況だけを見ると『やってしまったな。。。』感が強いのは仕方ない。


リアは更に『やっちゃったな』感が色濃く出ます。
表面のフェンダーをある程度の位置まで切り落とすにはフロントと同じですが、裏面のパネルをある程度の長さまで残し、切れ目を入れ表面に折り返して再びリアフェンダー内を袋状に戻します。
そのため、折り返した糊代に点付けでスポット溶接を行います。 また、リアはスチール材の為フロントほどは簡単に進みません。
ある程度のところで切断面に錆止めを施工し、シーリング処理を行い防水を行います。

とりあえず、Blog3回目にして最大の山場は越えてしまいました。が、あと2つほど山はありますので継続してレクサスBlogを閲覧いただければと思います。


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レクサスLC500 モディファイ スタートです。


LEXUS LC500プロジェクトは密かに進行中です。
同時に行う足回り等のアップデートもあることから、ボディワークは最後の最後に行おうかと思っていましたが(作業傷などが生じてもいけませんので)、部品入荷の都合上 致し方なくボディワークを最初に手がけることになりました。


ということで、"タネ明かしから"ということになりましたが、LC500にはワイドフェンダーが装着されます。


勿論、今後ローダウンやワイドホイールの装着が行われますので、その想定を職人が考えています。
スポイラーと路面とのクリアランスを測定し、最大にローダウンできる量を想定します。 
そしてタイア外形である729mmの円状に切り抜いたダンボールをショックアブソーバーと垂直になるように動かしながら、最大ローダウン時のタイアの位置を割り出すわけです。


当然ながら純正フェンダーではローダウン時にタイアがヒットしますので(だからワイドフェンダーを装着するわけですが)切り上げが必要となります。
何度も取り付けては外し、障害となる箇所を探してゆきます。


事前に型紙のようなものでカットポイントを予め教えてくれたら嬉しいのですが、そこはローダウン量とタイア幅がそれぞれ異なるでしょうから現車で合わせてくださいとのメーカー談。 装着する台数もごく少数に限られているだろうから、半分は致し方ない事情です。
さあ、ある程度は予測できましたのでマーキングを行いカットの準備に入ります。


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数値は一つの判断基準にしか過ぎない。


梅雨本降りが始まる前にエンジンセッティングを実施するには丁度良いタイミングでした。
単純にシャーシダイナモ測定を行うだけなら雨でも雪でも関係なく全天候型で対応できますが、極力湿度の低い気候のほうがエンジンにとっては好都合ですし、何よりも道中のロードセッティングは雨天時には行なえませんので、そういった意味においても梅雨前にセッティングを行うことが出来る最後の1日だったかもしれません。


まずは現状の体力測定から開始します。
VQ35DE+HKS GT7040スーパーチャージャー+HKS F-con ISです。
考え方としては純正ECUをベースとしF-conで部分的に補正を行うサブコンピューターというシステムです。
ロガーで空燃費と点火タイミングをモニタリングしましたが、マッピングの作り込みは"さすが!"というほど美しく推移していました。 チューナーさんは随分と時間をかけてマッピングを行った事が想像できます。


次にF-conを取り外し純正ECUへシステムを切り替えUpRevチューニングを行ったグラフです。
比較すると実パワーで9%の上昇 +28.2馬力の最大出力をマークしました。 勿論、アクセルをポンと入れた瞬間から違いがわかるほどの出力差はあります。
ただ、反面 最大トルクは3%ほど落ちてしまいました。 約3000rpmで最大値を発生しますが、トルクを出そうと空燃比を調整すると、オーナーさんがが最初に話していたアクセルを入れた際の重さ(レスポンスの悪さ)がどうしても抜けきれませんでした。
結果として、数字を追いかけることが今回の目的ではないことからも、トルクに関しては数字を捨て感覚を選びました。

もう少し編集できそうな項目がありますので、納得のゆくセットにして納車を行いたいと考えています。


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見慣れているデイライトがウインカーへ変身


Western CustomZ│DRL(デイライト) Ver2 - nissan フェアレディZ Z34 MY15~ nismo
最初からフェアレディZ nismo MY15~のオーナーさんは気にならないかもしれませんが、他年式やグレードからのコンバージョンとしてショートノーズnismoのバンパーを装着する際に、結構なネックとなるのはデイライトの存在です。
純正供給パーツとしては2個で9万円弱と結構な価格設定を行っているためです。 だからといってデイライトを取り付けないってのは基本的に"ナシ"でしょう。
そのような悩みの解決としてWestern CustomZ製DRLVer.2は最善の選択肢となるかもしれません。


単純に価格が1/2だから良いとか言うつもりは毛頭ありません。 4連灯×4LEDを内蔵する同ユニットは、結線を行うとデイライト機能(ホワイト)とウインカー機能(アンバー)を使う事ができるメリットがあります。
またボディはABS樹脂ですので、その使い方はアイデア次第。 水圧転写を行いカーボンパターンを行うのもいいし、ボディ同色へペイントするもよし、勿論そのまま装着してバンパー内のバイカラーとしてアクセントとして考えるもよしです。

流通量の少なさ故にアフターパーツ不足に悩むMY15 nismoバンパーへ、アクセントパーツとしてはとても力強いアイテムの登場です。


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感じ方と伝え方。 


他店でのHKSスーパーチャージャー取り付け,セッティングが行われているZ33ですが、どうにもフィーリングが好きになれないとリセッティングとアップデートを兼ねた依頼で入庫しています。
DAYTONAにどれほどの“コト”を期待されているのかまではわかりませんが、僕はそれほどまでに優れているセッティングのノウハウを持っているわけではなく、漫画にあるような"○□のチューナー"的な天才肌でも何でもありません。

普通に考えて"手直し"的な仕事は、最初に仕事を請け負った者が責任を持って行うのが筋だし、それらフォローやクレームまでを含めた施工であるとDAYTONAでは考えているためです。 
手を入れた者(ショップ)がオーナーの納得がいくまで有償、無償を問わずやるのが自然な姿です。 だから、基本的には一度は頂いた仕事をお断りします。
ところが、少なくはないケースで「何度か症状や要望を伝えたけど、時間だけかかってなんにも変わらなかった。」と仰るオーナーに『僕に任せておけば問題ないですよ。DAYTONAは完璧ですから』と答えることができれば、オーナーにとってどんなに頼もしい存在だろうかと思いはしますが、現実はそう甘くはありません。

このようなパターンは他店へ通われているお客さんを自社の顧客へと獲得するチャンスではあるのですが、何度も言うようにチャチャッとやって100点取れるならこのような結果にはなっていないはずですし、それと同時にDAYTONAに来てくださっていたオーナーさんが「あの店は金だけとって駄目だ」と他店へ流れるケースだって事実あるわけですので、そんなこんなの人間模様はすべてが紙一重です。 
幸い僕達にとっての大きな財産は、例え僕達が一緒になって『あのショップはクソですよね!』と言ったところで、それを喜んでくれるオーナーさんが1人も居ないことです。
だから、僕達に出来ることは精一杯の仕事を提供する それだけなのです。


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予防や予測だけでは対応できない。 求められるのは何なのか?


関西地方よりやってきたZ32は、約2ヶ月に渡りEFIエンジンハーネス交換やブレーキキャリパーのオーバーホール、パワーステアリング系統の修理を行い、無事に先週土曜日に納車しました。
その後、鹿児島県を経由し月曜 夕方にフェリーに乗って火曜日早朝に関西へと帰り、空あり陸あり海ありのちょっとした豪華旅行のような移動経路のはずでした。

が、なんとフェリーに乗る直前でエアコンダクトから白煙が出るということで連絡をもらい電話口でクルマの状況を判断したところ、助手席マットに濡れがあるということから、おそらくヒーターコアからの冷却水漏れが発生しています。
車には暖房を効かせるために、エアコンシステムの一部に小型ラジエターが配置されています。 その熱源はエンジン冷却水をそのまま使用していることからも、万が一システムにトラブルがあれば車内に冷却水が漏れ出すために、その蒸気がダクトから出たのではと推測されました。

もうフェリーに乗る寸前であったこともあり、車はそのまま一路関西へ戻りこの週末にプライオリティサービスを利用して再び福岡へと戻ってくるように手配を行いました。
今回の作業との因果関係はありませんし、何かを気をつけていれば未然に防ぐ事が出来た話でもありませんので、そういった意味では誰のせいでもないのですが、こうもオーナー氏の手間を取らせてしまう事に僕は改めて自分達の仕事に対し大きな責任を感じています。


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懐かしい音楽ではなく、これが最新の音楽である。


■SACLAM │サイレンサーキット for Z33
間違いなく"サクラム"の名を日本中へ広がるきっかけとなったであろう、名機 Z33サイレンサーキット 18000-NZ1-K000。
”マフラー”という砲弾+重低音が主流であった時代遅れのチューニングパーツから、サイレンサーという音響機に移り変わった瞬間に僕自身が立ちあえ、協力できたことは僕たちの19年に及ぶ事業の中においても大きなキャリアであったことは言うまでもありません。

記憶では日付までは覚えていませんから、Blog一期一へぇのアーカイブを見て最初にSACLAMを記事にした日を探してみました。 

2007年9月25日 

この日、初めてSACLAMを手にし宇野さんが創る作品に感銘を受けたことは、はっきりと記憶しています。 
同じことを繰り返し行うと次第に飽きてくることもあれば、逆に物や造り手の良さを再発見でき深化してゆく愛情も有るわけで、勿論 僕たちがSACLAMに対する想いは後者であることは言うまでもありません。

あれから11年 
気がつくと恐ろしいほどの時間が経過していますが、それでも変わらずSACLAMやDAYTONAを支えてくださるオーナーさんが居ることに改めて感謝しています。
取付後のファーストアイドルが木霊するファクトリーの中で、ラテンサウンドが美しく優しい音色が聞こえています。 メカニック達やオーナー氏の表情を飛び切りの笑顔へと変えてくれました。


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アウトレットコーナー更新。


主にZ33とZ32用のUSEDパフォーマンスパーツの掲載を行いました。
Blogで紹介する前にいくつかは売約となってしまいましたが、あの人気のSACLAMサイレンサーを始めOHLINSダンパーKITもあります。
どれもDAYTONAで取り付け、取り外しをさせてもらった極上部品ですので、ぜひともこの機会にゲットしてくださいね。
お買い上げ頂き、そのままDAYTONAで取り付けも歓迎しますし、もちろん全国配送も承ります。
とにかく、一度閲覧されてみてください。

The Daytona International Sales アウトレットコーナー


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ビタミンカラーのZ32に囲まれて、元気と勇気をもらってます。


さあ、今日から6月がスタートします。
今月を乗り切ると2018年の半期が終わるということで、今年もあっという間の1年となりそうな予感です。
半期の反省や成果を報告するにはまだ少し早いけど、仕事は相変わらず順調で忙しくやらせてもらっていますし、健康面においても特に問題はなし。
大きなトラブルなどはないけど、いろんな悩みは抱えている。 けれど、それは生きていれば当然のこと。
振り返る時間は大切だけど、振り返ってばかりいたのでは上手く前には進めない。 だから今ある材料や課題と真摯に向き合い前へ進んでゆくことが大切なんだ。

と、自分に言い聞かせるために6月最初のBlogに書いておきます(笑)


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