東京スペシャルインポートカーショーへの旅・・・その2 番外編

ということで、首都高速に乗り「大森」まで行って来ました。
大森といえば聖地大森nismoファクトリー!


じゃじゃん 到着です


展示されているレースカーはル・マンで戦ったR390GT1 32号車
当時は5台近いR390が走っていましたが、残っているのはこの1台だけだそうです。


では入ってみましょう!
「たのも~~う」 と入りましたが誰もいません・・・


入り口はこちらでした
営業時間も営業日も少ない不思議なnismoショップです。



店内に入るとこんな感じ
待合室ですね ガラス越しに作業風景を見ることができるのですが、う~ん こりゃタマラン 無茶無茶キレイなPITです。
この日は翌々日に開催されるZ-チャレンジの参戦車両も2,3台メンテナンスに来ていました。


特別にPIT内を案内してくれました。
チリ1つ落ちてませんね。作業風景自体がディスプレイのようです。


特別ついでにR390GT1も見せてもらいました。
このヘットライトはZ32フェアレディZのライトなんですよ。


リアビュー
このレースカー 大好きでしたので、ルマンでの有志よく覚えています。
まさかこの目で見ることができるとは思っていませんでしたので感激です。


さて時間も迫ってきたので帰ります。


のどが渇いたので自販機で調達 自販機もnismoです。
何かとカッコええ・・・


で、とても短いですが今回の旅は終わりました。

今回の東京インポートカーショー
いろんなBLOG見てると規模が小さいとか有名店が来ていないとか書いているのが目に付きますが、僕にしてみたら去年やその前 以前のことを何にも知りませんので、僕は今年が始めて見るインポートカーショーになります。
それは今年始めに見に行った東京オートサロンも同じで、見慣れた人にしてみたら規模縮小で何てない内容なのかもしれませんが、僕にしてみたら凄く勉強になった今まで見たことない規模の大イベントでした。
話を戻しますが、今回僕が東京に行ったのは高価な輸入車カスタムの手法を見てみたいと言う事にも興味はあるのですが、それ以外にもショップスタッフの対応や見慣れぬメーカーの商品にも関心がありましたので自分の目で確かめに行きました。 
短い時間で全てを読み取ることは不可能ですが、それでも普段福岡にいるだけでは目にすることができない良い勉強をさせてもらえました。 
それは当日行くことが決まったnismoファクトリー視察も良い勉強 良い刺激になりました。 
いつの間にか「こんなキレイなPITで作業できたら気持ちいいだろうな~」って、僕自身ユーザー感覚でユーザー目線でモノを見れたことが一番の収穫ですね。
これらの視察をただ「面白かった」では仕方がありませんので、今回学んだことを僕なりに料理して味付けして自分のモノにすることが大切と思います。
そして大切なことがもう1つ
この連日 予約作業の仕事が立て込んでいる中、貴重な時間をお客さんからもらって東京に行かせてもらったことに感謝しています。 
僕が学んだことは これは必ずデイトナに生かして顧客さんがより満足できる仕事を提供できるように努力していきます。

ありがとうございました

370Z TYPE Roadster × ROCK'N'ROLL






同じく、ただいま新車ナラシの真っ最中のもう1人 roadsterに乗るY氏がナラシオイル交換&簡易点検&諸々?でDAYTONAに入庫してくれました。

前回来店頂いた際オーダーもらっていたARC製大容量アルミ オイルパンの装着を行いました。 ナラシの段階から油温上昇がどうも気になるということで、まずは不安なく安心してroadsterと付き合っていけるようにとエンジンオイルを純正比+600cc確保できるARCオイルパンの導入です。
油量が増えたことによってエンジンオイルの熱は分散されますので、同一条件で比較を行うと-6℃程度油温を抑えることができますので「ストリートユースでオイルクーラーまでは必要ない」ユーザーにとってはBESTなパーツとなっています。

そして今デイトナで最も人気がある人気があるCFRPモナコミラー&ブルーワイドミラー
「ブラックカーボンにしようかシルバーカーボンにしようか悩むな~」
と楽しそうに頭を抱えていましたので、実際に両方のカーボン モナコミラーを現車に装着して選んでもらいました。
明るいボディカラーやシルバーやホワイトを多く室内に使っている車はシルバーカーボンを選ぶことが多く、逆に濃いめのカラーを多く使用している車にはブラックカーボンを装着することが多いのですが、濃いマルーンのオープンボディには白く輝くシルバーカーボンの方が良い意味で主張しているのが気に入りましたのでシルバーをチョイスです。

そしてSACLAM SILENCERの試聴や、ローダウンのご相談等など 今後の方向性や可能性を提案させてもらいました。
「僕はミュージシャンだから変な拘りが強いんだ。 例えば見える所だけじゃなくて見えない小さなところや、もっと言うなら核となる部分にメスを入れ根源からやっていきたいんだ。」

何を言いますか 僕も妙な拘りダイスキデス!
ROCK'N'ROLLならではの拘りポリシーが沢山詰まったRoadsterにしていきましょうね!



■ARC 大容量オイルパン 

■ZOOM engineering モナコミラー シルバーカーボン

■ブルーワイドミラー

370Z TYPE 40th anniversary × SACLAM SILENCER KIT




ただいま新車ナラシの真っ最中の1人 40th anniversaryに乗るM氏が2週連続でナラシ1000kmのオイル交換&簡易点検でDAYTONAに入庫してくれました。

先週のナラシプランで来店された時に
「ナラシ運転が終わったら即エンジンをブン廻してみたい。 だけど、せっかく気持ちよく廻してもマフラーが純正だったら無音でツマラナイので、ここは気持ちよく高周波サウンドが聞きたいな! よし決めました ナラシが終ったら即装着できるように今のうちからSACLAMオーダーです!!」
M氏にはSACLAM以外の選択肢は初めっから無かったようで、2000kmもの退屈なナラシが終ったら頑張った自分へのご褒美としてSACLAM SILENCERを注文してくれました。

しかしながら、ナラシ完了目標は2000km 
当初の装着予定は5月下旬と考えていましたが、ようやく1000km突破した今 DAYTONAに来てみると、目の前に置かれているのは自分がオーダーしたSACLAM管が・・・
恐る恐るパンドラの箱を開けてみると、ピカピカと光り輝く音楽器のように美しいSACLAMの魅力には勝てず、ナラシ完了までの残り1000kmを目前にM氏はご褒美の先取りをしてしまいました(笑)
だけどM氏はご褒美は受け取りましたが「残り1000kmナラシをする」ことには変わりなく、僕が思うには 最大の試練として「全開にできない高周波サウンドを聞く」と言う 目の前に美味しそうな物があるのに「待て!」の号令をかけられているという、実は最も残酷な道を選んでしまいました(笑)

今頃 「アクセルを床が抜けるまで踏み込みたいけど踏めない」 悔しい思いをしているでしょうが、M氏は2度目の2000km達成の自分へのご褒美として今度はSACLAM Y-PIPEをオーダーして最大2000rpmで奏でるSACLAMサウンドを聞きながら帰って行かれました。。。

もう少しですよ ここは男の見せ所です!! 頑張ってくださいね!

■ Saclam Z34 SILENCER KIT
  18000-NZ2-K000

幻の逸品



通常ナンバープレートについているステンレス製の6角頭のボルトは、自動車を登録する際に所轄の陸運局から無料で頂けるステンレス製のボルトを付けていることが多いです。
最近では6角ボルトの頭に付けるキャップや盗難防止形状のボルトもよく見かけますが、僕が選んだのはM6 TITTANキャップボルト それも焼き入りでした。

最初ボルトを取り寄せた時はグレー色の無垢の状態でしたが、あまりにも地味すぎて誰も僕のナンバーボルトがTITTANとは気がついてくれませんでしたので、一発でTITTANと誰もが気がつくTITTANならではの色が欲しくなり、僕がバーナーで焼きを入れグラデーションカラーにしてみました。
実は既製品の焼き入りTITTANボルトも多数存在しますが、形状や色合いが好きになれずに態々TITTANの部材屋さんからM6キャップボルトとワッシャーを取り寄せました。
僕が焼き入れをし出来あがったボルトは、さすがに細かなパーツですので思ったようには色がつきませんでしたが、まあ普通のボルトよりも見た目も良いので僕なりにまあ満足しています。

同じように福岡カスタムカーショーで展示したパールのZ33ロードスターのサトダさん。
彼の愛車にはド派手なTITTANコーティングリムのブラックフリートV810を履いていますので絶対にTITTANボルトは似合うと思い
「ナンバーボルトもTITTANだったらカッコいいやんか」
とススメてみると
「自分で焼きを入れてみます」
と僕の横でバーナーでボルトを炙り無垢のボルトを自分色に染めていました。

今回TITTANボルトは全部で10本オーダーしました。1台3本使用しますからこの時点で残り4本しか残っていません。
すると 
山口県からZ34のO氏がDAYTONA sports ECMのインストールでご来店。
作業の待ち時間に僕のZ34を見ていたらO氏はTITTANナンバーボルトに気がつき

「あの チタンのナンバーボルト カッコが良いので欲しいんですけど」

僕は自分が焼いたTITTANボルトに気がついてくれたのも嬉しいし、それをカッコいいと言ってもらえたのも非常に嬉しい!
当然ながらラスト4本のTITTANボルトは3本を僕が焼きを入れてO氏のZ34へ装着しました。

こんなチョットした小物でも「俺流」のコダワリある物を装着したいし、チョットした物でも人から「良いねっ」て言われると無性にうれしくなっちゃいますよね。
それが僕の手で焼きを入れ自分の好みにあわせたものですから、特別思いが強かったのかもしれません。

■DAYTONA Racing TITTAN M6ボルト 
まぼろしの逸品





点火の面白さ





続くときは本当に連続して続くもので、ここ最近の人気アイテム「オカダプロダクツ プラズマダイレクト」
今度はパン工房ノーミさんの配達マシン ver nismoへ導入です。

プラズマダイレクトの素晴らしさは今まで何度も書いてきましたが、点火系のチューニングというのは想像以上に体感できます。
この点火パワーを増強してマルチスパークしてくれるプラズマダイレクトも点火tuningなのですが、例えば基本中の基本 スパークプラグの交換
VQエンジンの場合 実はスパークプラグ1本交換するだけでも違いを感じ取ることは可能です。
ノーミさんのver nismo は今までスパークプラグの交換歴はありません。 
つまりはライン装着のDENSO製のイリジウムプラグが装着されていました。 
それを今回プラズマダイレクトの装着にあわせNGK製イリジウムプラグへと変更 
合わせて熱価も上げ現在の吸排気を含めた仕様に合うようにチョイスしてみました。

ノーミさんの反応は上々!
特に5速からの伸びが段違いでよくなり今まで以上にスムースに走るノーミさんは、帰りの福岡都市高速で自宅へ帰るICを素通りしてしまうほど運転に夢中にさせてしまったようです。
VQエンジンの場合 プラグの熱価を変えるだけでも面白いほどに反応を示してくれるのもポイントの1つですので、「プラズマダイレクトは高いけど何か点火系の見直ししたいな~」と悩んでいる方は意外にプラグ交換 効きますよ!

プロテクションフィルム





毎度おなじみS口先生 HZ33ロードスター
ご友人のベンツのヘットライトにグレー調プロテクションフィルムを施工されているのを見て
「僕もやりたい」
素直に影響を受けたようで(笑)施工依頼の連絡をいただきました。

このプロテクションフィルム 
本来は飛び石傷などからボディを守るために作られたもので、簡単に考えるならボディにラッピングするような感覚です。
それを応用した色付きフィルムをヘットライトやテールに施工して、スモーク調やブルー調、イエロー調にレンズ部を変身させることが出来る、ひと昔前で言うヘットライトカラーに似た今風のやり方です。

施工に使うフィルムはウインドーフィルムよりもはるかに厚く、約150ミクロン ざっと下敷き位の厚さですので、「フィルムをライトに張るだけ」と言っても曲面デザインがなされたライトへの施工は考えるほど容易ではなく熟練職人が手間と時間をかけやっと張ることができるほどの難しいフィルムです。

完成したスモークテールやライトは アダルトな不良(ワル)を演出するには十分すぎるほど渋くイイ味出しています。 
薄っすらとスモークがかかっているのが、これまたポイントでこの色加減が最高に素敵です。
個人的にこういうワルいノリが大好きですので、僕のZ34へのプロテクションフィルムを検討しています。 
S口先生同様 僕も素直に影響を受けるのでした(笑)







慣らしの駅・・・デイトナ







偶然にも希少なプレミアムディープマルーンを選んだ2名のオーナーさんが新車慣らしの最中にデイトナに足を運んでくれました。
1台はロードスター 内装はボルドー 「Zと言えばデイトナと思い、まずは顔を出して見ました」と来ていただきました
もう1台は40th anniversary こちらは納車当日にデイトナに来てくれました。

2人とも大排気量、大パワーの初フェアレディZにワクワクドキドキしながらも、実は美味しいところは未だ味わっておらず退屈な「新車ナラシ」の最中です。
このBLOGを随分と参考にしてくださっているようで、1年前 デイトナZ34が納車されナラシをしていたことも参考にしているとのことでした。

僕個人的な考えなのですが、Z34に搭載されているVQ37VHRは大パワーエンジンですがターボのような大パワーを発する補記がついている訳ではありませんので、やはり何と言ってもごまかしが効きにくい「素」です。
自然吸気エンジンは自分の能力以上の事を行うことが出来ませんので、その素を磨き輝かせることが最も大切なんじゃないかなって思うんです。

だから「退屈なナラシ」も非常に大切なことと思うし、そもそも金属加工工場から出荷されて角がある金属の物質の塊の組み合わせで出来上がった物がエンジンなんですから、個々のパーツを擦り合わせ 擦り合わせ 互いの角を落として丸くして

「お前は俺の為に仕える大切な大切なエンジンなんだぞ!」

とオーナーが金属に教えてあげる教育の時間みたいなものと勝手に思っています(笑)


その為には初期段階では大量の金属粉が混ざるであろう潤滑油の交換はシビアに行いたいのでオイル交換の徹底をお勧めしています。
新車ナラシでは例えば2000KMとか 距離だけを重点に考える方もいますが、走行距離を稼いだとしても金属粉が混ざったオイルをジャブジャブ浴びながら行うナラシをするというのは・・・

どの姿が正しいとかはないのですが、僕の場合 回転数を3000RPM程度に抑え750KM程度走行で1回オイル交換とオイルエレメント交換を行いました。 これは先にも書いた、金属粉を取り除くためのオイル交換です。
その後、回転数を4000RPMに伸ばしてもう500KM走行で更に1回 オイルとオイルエレメントを交換しました。 これはウガイを行う感覚でのオイル交換ですので、この後もう300kmも走ると本命オイルに入れ替えました。

まあ、最低1000km 頑張るなら2000kmナラシをしたらOKなんじゃないかなと、納車されたばかりのお2人に話をしていたら早速「デイトナ流 ナラシ オイル交換プログラム」を実施してくれました。

使用するエンジンオイルはREPSOL エリート5w-30
いくらナラシ用オイルで直ぐに廃油になると解っていても、妙なオイルは使いたくありませんので、デイトナではナラシ用でも信頼性のあるREPSOLを使用します。
オイルエレメントは当然日産純正を使用して、ナラシ終了までの2回のオイル交換と2回のオイルエレメント交換をサービスプライスで実施しています。

退屈なナラシが終えた後の1杯(本命オイル) が効きそうなプロジェクトでしょ!
ナラシ信者が新車時にしか味わえないデイトナ流 ナラシ講座でした。

■DAYTONA流 ナラシパック ¥15,000円
REPSOL エリート 5w30 10L
日産 オイルエレメント 2個
各部簡易点検、雑談等・・・ サービスです。