信じられない! とオーナーは息を呑む。


車検入庫と合わせて、ヘットライトのポリカーボネート・コーティングを実施しました。
保管場所の問題や経年劣化により、近年の樹脂ライトは黄ばみを生じ、それがクルマそのもののイメージを低下させている感は否めません。
そこで透明度の高い、まるで新品ライトへと戻るかのようなDAYTONAヘットライト・コーティングは人気を集めています。
勿論、通販サイトや量販店で同様のシステムや溶剤が販売されていることを僕たちは知っています。 しかしながら、完全にプロフェッショナルユースとして開発された溶剤そのものの性能に加え、経験値の高い職人が削り出す"研ぎ"は誰もが真似できるものではありません。
ライト一つの作業においても、バンパーを外しライトを外し施工してゆく。 手間のかかる仕事ですが、クオリティの高さは絶対なのです。

4型ツインターボ オーバーホール案件


ファクトリー1では、中部地方より入庫したZ32ツインターボのエンジンオーバーホールを行います。
基本メニューでの組み込みとなりますが、アイドリング時にエンジンのラフさが目立つため、最初にセンサーからの信号や圧縮比を見ましたが、特に大きな異常があるわけでもないので、その辺りの問題はエンジンを分解しながら探ってゆくことにしました。


また、合わせてエアコンのガス漏れも発生しているとのことでしたが、これに関してはエンジンルーム内の問題は見えていません。
EFIハーネスの交換も行うので室内側の分解を行ったところ、残念ながらエバポレーターからのガス漏れと判明し、新規作成を行うか修理を行うかの判断をこれから行います。


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FINITE ELEMENT DESIGN


FINITE ELEMENT DESIGN (ファイナイト エレメント デザイン)│ ドライカーボン フェンダーダクト for Z34
フロリダのCADデザイナーである"ケビン・ホーキー"は、自身が操るツインターボを搭載した370Z nismoの為にフェンダーダクトの開発に着手しました。
仕事柄の抜群のプログラミング能力と、ポルシェ911 GT3 RSをイメージしたかのようなデザインセンスは、瞬く間にSNS上にて話題となり限定生産にて量産化を行う事になりました。


とは言え、自分用にワンオフ製作ならば細かなディテールを無視することができたのですが、製品となると同じように作るわけにも行かず、結局の所 純正フェンダーのレザースキャニング→採寸の段階からやり直し、高精度CNCマシーンにて治具製作を行ったりと想定を遥かに超える労力と時間に「このビジネスは大失敗であった」と彼は笑っています。


またケビンの強いこだわり故に素材はドライカーボンを使用している点にも注目していただきたい。
アメリカを初め世界各国へのデリバリーが限定にて販売を行い(当然ながら既に完売)ましたが、当然ながらDAYTONAは入手に成功しています。
現在5セットのみ在庫を持っていますが、完売してしまうと次回の生産予定はありませんので、幻の商品と言っても過言ではありません。
すべてのZ34へ装着可能ですので、以前DAYTONAで販売を行っていた純正フェンダーベースのGT-S仕様と同様に、純正ラインを大切にしたい方へ是非ともおすすめしたいアイテムです。


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見えないと意外と異変には気が付かない。 では、見える修理をおこなおう。


Z34ロードスターが車検で入庫しました。
日本国内において年度末である3月が最も自動車の販売が多い時季であることからも、車検の依頼も同じように多くなる時季です。


スパークプラグや油脂類等の消耗品の交換作業を行っていた時に異変を発見。
エアクリーナーBOXからスロットルチャンバーへ流れてゆくパイピングの下部に装着されているチャンバーです。
エンジンのカムカバーと干渉していたようで、熱と振動によりチャンバーの一部が完全に破壊されていました。 勿論、この穴から熱気やホコリ等がエアフィルターを通過せずにエンジンへと吸い込む事になっていましたので危険です。


Z1 MotorSports │ インテークシリコンホース for 370Z
問題のチャンバーを除去するために、チャンバーの取り付けが必要ないZ1モータースポーツ製シリコンインテークホースへとアップデートを行い問題を解決し、あわせてエンジンルーム内の彩りも良くなりすべてが上手くまとまりました。


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3型オーバーホール案件 2


車両より降ろしたエンジンは、早速洗浄作業へと進んでゆきます。
その後、計測→研磨→組み立てへと流れてゆきます。


シリンダーヘッド廻りは問題もなく、バルブの再使用も出来そうですから安心しました。


カムシャフトもスクラッチは少なく、このあたりは流石新車からのワンオーナー車ということもあって、これまでに行ってきたオイルメンテナンスが結果へとつながっています。
軽度のラッピングを行いフリクションの低減を狙ってゆきます。


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大口径アルミ鍛造シリンダーの魅力は。。。


DVF OHLINS Ver,DAYTONA E.R.S for 300ZX
もはや純正パーツでさえ廃盤なZ32のサスペンションへ、リプレイスメントではなくアップデイトとしてDAYTONA監修のOHLINSが好評です。
車高調無段階機能とか20段階の減衰力であるとかのメカニカル的なセッティング機能よりも、DFVとの名の通りデュアルフロー化されたサスペンションシリンダー内部のバルブがもつ突き上げ間の無い動きが高評価を受けています。
特にZ32はTバールーフ付きの車両が多いため、硬めのサスペンションを装着するとキシミやタワミを気にしながらのドライブとなってしまいます。 勿論、そのようなナンセンスなダンパーはZ32にとってはタブーですので、サスペンションの動きが手のひらや腰と背中の中間から伝わってくるような質感へと上げてゆくサスペンションチューニングがZ32には必要であり、唯一無二の存在がE.R.Sなのです。


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3型オーバーホール案件 1


先日、中国地方より入庫してくれたZ32ツインターボは新車ワンオーナー車です。 その契約の日から今年で25年の歳月を経て、一旦エンジンを含む総合的なリフレッシュ作業に着手することとなりました。


極端な使われ方はしていませんが、やはり相応な走行距離と経年劣化は否めず、目につく箇所は総合的に改善を行う予定にしています。
使用するエンジンプランはDAYTONAコンプリートを搭載します。 
オーバーホール用のエンジンシールキットが日本国内に在庫がなかったり、ピストンやメタルも海外取り寄せであったりと、何かと部品調達に時間を要すところですが、これからは消耗パーツは基本的にストックしていく方向で検討しています。

また、数年前に作ったプランなのですが、現在とは金額的にも内容的にもアップデートする必要がありましたので、このタイミングでページの更新を行っています。
http://www.z33.jp/refresh/z32_bto_engine.htm


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