納車スペースは、新しい1歩でありたい。


DAYTONA社屋の車両保管スペースを、展示会等で使用する樹脂タイルを敷き詰めリニューアルしました。
これまで納車の際の整備説明等はリフトスペースで行っていましたが、去年は屋外にもカーポートを設置したこともあり今まで以上に屋内を広く使用することができ、
少しずつではあるのですがディスプレイ等も行う予定にしています。


車両を置くと、ちょうど鼻先には赤白交互ののラインが来るようにデザインしました。
レースシーンなどでは黒白はチェッカーフラッグ(ゴール)を意味しますが、赤/白にしたのはチューニングや整備が終え、今から新しいスタートに立てるようにと、
海外サーキットを参考に紅白のスタートラインを意識しました。
また、日本では古くから伝わる慣習として、紅白はめでたい・祝い・縁起がよいことの象徴と言われています。
そのような思い込め設置してみました。
DAYTONAへ来てくださったオーナーさん達の良いZライフになれば幸いです。

多くの人に楽しんでもらいたい。


水曜日
2週間ぶりにRZ34へ乗って外出しました。
やはり400馬力オーバー+アルファを発するVR30は非常にパワフルで、福岡都市高速を走っても大パワー車ゆえの加速性能の素晴らしさに運転も快適そのものです。
日産自動車は本当にスタイリッシュでパワフルなフェアレディZという素晴らしい車を発売してくれました。

先日、nismo North Americaのアフターパーツ専任者とメールのやりとりをしていたら、RZ34のデリバリーに関する情報をもらいました。

"Only 200-220 Z’s being produced per month internationally currently. "
現在、世界中で僅か200-220台/月のRZ34が配車されている。

現在、日産自動車が世界中でどの程度のバックオーダーを抱えているかはわかりませんが、世界中で200-220台とはあまりにも少数過ぎて驚いてしまいました。
福岡での初期ロット(発売日より2,3日程度の発注)の納車完了が8月頃を目標としていますが、現在抱えているオーダーと配車スピードを照らし合わせると、
すべての納車が完了するまで10年かかるとの事でした。

僕は先行で2台ものRZ34を入手することが幸いにもできましたが、この状況が続くならば本当にオーダーカットが起こりうる可能性があるかもしれません。
なんとか全てのオーナーさんへ行き渡ることを切に願います。

はじめの1歩


前回より3ヶ月も経過しましたが、ようやく動き出した全塗装。
今はまだ、最初の下地つくりを行っている段階ですが、とにかく純正部品の欠品が多くて前途多難な状況です。
どの程度まで復元できるか分かりませんが、出来るだけいい状態へ導き、DAYTONAにて保有したいなと考えています。

フェアレディZ / ZXツインターボ 2/2 最終型 / AT
GF-GCZ32
完成時期・・・未定

心に響く音でありたい。


前回お伝えしたように、騒音値や過吸気エンジンの特性により”そこ”まで攻めた音作りは出来ないにしても、認証の枠内に収まる良いエグゾーストであることに違いはないのですが、どこか物足りなさを感じていました。
「聞く人が聞けば解る」のではなく、僕が欲しいのは鳥肌が立つような排気音です。

宇野さんも僕も感じていたことは同じだったようで、協議の結果 騒音試験をパスしたものの、言い訳をしながらユーザーさんへ提供するのではなく、納得のいく音作りを行うことに合意し、特に4500rpm付近の再チューニングを行うことにしました。
騒音試験はやり直しとなってしまいますが、最後の純ガソリン車になるであろうRZ34へ相応しいエグゾーストを必ずやお届けいたします。

白木原ベース サイドストーリー


大野城市 心のふるさと館にて開館5周年記念特別展「白木原ベース サイドストーリー ~街のなかのアメリカ文化、そしてPOP吉村伝説の誕生~」を開催しています。
戦後は板付基地(現在の福岡空港)を中心に、アメリカ人が駐留していたことは知識として持っていましたが、この大野城市に駐留していたとは僕は全く知りませんでした。


遠方の方が九州自動車道 太宰府ICを降りDAYTONAへ向かう長い道路こそ、板付基地のアメリカ人用の居住地区"白木原ベース”であったのです。


また、今は平和そのものですが、その道路はかつて世界で最も危険とも言われていたそうです。。。。


オートバイ好きの方なら誰しもが知っているチューナー"ヨシムラ”
これも知りませんでしたが、(株)ヨシムラジャパンの創業者である故 吉村秀雄氏は福岡で生まれ、隣町の雑餉隈(ざっしょのくま)にてオートバイショップを営んでいたそうです。
米兵が持ち込むオートバイへチューニングを施し、その技術の高さから数々の優勝を勝ち取っていたといいます。




3階の特別展示会場では、吉村氏の当時の作業場の再現スペースや、当時のレースバイクやトロフィー等が展示されています。

4月25日~6月18日まで開催されていますので、是非ともDAYTONAへお寄りの際には、心のふるさと館へお立ち寄りください。
DAYTONAから車で10-15分程度の近距離です。