チューニングVQ35DEエンジン


ファクトリー2ではZ33 VQ35DEエンジンのエンジン製作が進行中です。
・ワイセコ / 8.8:1 低圧縮鍛造ピストン
・イーグル /鍛造コンロッド
・TOMEI / カムシャフト 256°-10.2mm
・TOMEI / 強化バルブスプリング
・ARP / ヘッドスタッドKIT


先日作業を終えたばかりのHKSスーパーチャージャーGTS8555を装着したZ33へ搭載します。
こちらの車両はハイブースト仕様にて制作を行い、組み合わせるトランスミッションはマニュアルです。
そのため鍛造ピストンの仕様を純正値から変更を行い低圧縮化を行っています。
数ヶ月前までは純正エンジンへHKS GT7040スーパーチャージャー+オートマチックミッションでしたが、一気に様変わりです。

並行して、もう1機 VQエンジンを制作していますが、そちらはオートマチックミッションですので、ローブースト+高圧縮ピストンを用いて仕様の異なるVQ35DE+HKS GTS8555を作っています。

拝啓 フェアレディZ コンセプトモデル 様


新型フェアレディZプロトモデルの発表から一晩あけ、あちらこちらよりメッセージを頂戴していますが、少数の方が誤解されていますが新型フェアレディZの発表ではなく、あくまでもプロトモデルの発表であったということ。
「いつ納車ですか?」と聞かれても最終デザインや仕様すら決まっていない現状では購入することは当然ながらできません。
開発中にもかかわらずメーカーがその途中経過を大々的に披露するということは稀であると思いますので、そこで誤解を生じているようです。

会見の中でフェアレディZに対する思いや姿は人によって大きく異る的なことを話されていましたが全くその通りです。
僕は当時F31レパードに乗っていましたがZ32の登場でフェアレディZが大好きになり、まさか当時は考えもしませんでしたがそのまま天職になりました。
当時の印象としてはフェアレディZとは真面目ちゃんが乗る国産スポーツカー的などちらかというとネガティブなイメージでしたが、Z32はまさにワルに愛されるスポーツカー。 その当時R129型ベンツSLが欲しかったのですが、僕にとってはフェアレディZとはそういう存在です。


おそらく僕の声は日産自動車へ届く事はありませんが、新型フェアレディZへは4シートの復刻を願いたいです。(ですが僕は迷わず2シーターです)
スカイラインクーペの国内販売もない今、4座クーペモデルは2座モデル以上に貴重な存在です。 もちろんコスト面で、〜Z32型までのようにプレスラインや寸法を変更してまでのラインナップは難しいでしょうから、同じボディを使用し2座/4座を選択もしくはシートを倒すことにできる形状でも良いと思います。
新車を購入できる層は2座でも良いと思うと購入するでしょうが、それから3年落ち、5年落ち 中古車市場へ流通したときに、4座モデルならばと家庭の許可が出る可能性は高く、バブル絶頂の時代にデビューしたZ32でさえ4座モデルのほうが販売台数が多かったわけですから、フェアレディZは2座に拘る必要はないかと思います。

フェアレディZの販売苦戦の理由の1つに価格も大きいかと思います。 なぜなら中途半端だから。
Z33がそうであったように新車価格300~360万円なら2シーターもアリでしょう。 
BMW Z4 M40iのように新車価格が850万円なら2シーターもアリでしょう。
現在のZ34プライスタグは400~650万円

新車購入者の資産価値も高くなる(人気車に乗る)。 4人フル乗車はないにしても3人乗れる。 そのための大きなコストはかからない(リアシートはオプションにしても良いかも?)。
無いと使えないけど、有ると使う使わないの選択ができる。
更に価格は安いほうが助かりますが、エンジンV6ツインターボ1択ならば500~650万円(スカイライン400R 562万円)nismo 750万円


DAYTONA的予測では僅かな変更で販売台数は1.3倍!  さあ、どうだ?

2020 フェアレディZ プロトタイプ


日産自動車株式会社は日産パビリオンにて、時期フェアレディZのプロトモデルをオンラインにてワールドプレミアしました。
事前の予想通りパワーユニットはV型6気筒エンジンにツインターボを搭載し、6足マニュアルミッション
ボディサイズは全長4382mm(4250mm) mm、全幅1850mm(1845mm) 、全高1310mm(1315mm) ()内はZ34の値。
ブレーキは大型を採用し期待をもたせてくれる内容に興奮しました。

オンライン中継をずっと見ていて、いくつかの一般質問の中で大変興味深かったのは、ライトやテールなどのレンズについての質問でした。
自動車の印象を大きく左右する特徴的なアイテムとして、レンズの存在は絶対であると僕も思いますし、時代を表すアイコン(中継内においてもアイコンというワードも度々使っていましたが)であると考えています。
Z32時代はハロゲンバルブが主流で、その中においてもプロジェクターライトの存在はZ32を印象つける中でも大きなものでした。
Z33ではHIDが一般的に採用され始めて時代でもありましたが、やはり同じくプロジェクターレンズでした。
Z34も同様にHID + プロジェクターですが、それまではレンズと言えば四角をイメージしていたものをL型にデザインできたことは大きな時代の流れです。


このプロジェクターレンズというのは、僕が思うにS30型フェアレディZが丸形のヘットライトでしたので、そのこ開発者サイドのメッセージが込められているような気がしています。
そして今回のプロトタイプにしても、よく見るとプロジェクターレンズが採用されていることがわかります。
今の時代ならばLEDヘットライトは当然ですので、これまでよりも更にデザイン性に優れたレンズを採用することもでき、またLEDライトにおいては多灯式も珍しくはありませんが、そこは大きな丸形プロジェクター1灯というのが嬉しくなってきました。

今の所は発売時期も価格も、当然ながら最終形もわかっていませんが、大変待ち遠しく感じました。

MY14ニスモへスワップ


近畿地方よりプライオリティサービスで輸送されてきたZ34フェアレディZ 40thアニバーサリーを、MY14ニスモフェイスへコンバージョンしました。
ヘットライトもインナーブラック仕様ですので、パット見はニスモそのもの。
しかしながらインテリアは40thボルドーですので、ニスモなのか?何なのか?の判断が難しい1台になりました。
当然ながらすべて純正パーツを使用し組み上げていますので、全く違和感のないフィッティングとデザインで、オーナーさん専用のオリジナルnismo(40thアニバーサリー)を作ることができました。

AUTO KIT-X / リアアンダーディフューザー V2 CFRP


入荷数の少ないAUTO KIT-X(オートキット エックス)製リアアンダーディフューザーV2(センターダクト/メッシュ)が少数ですが10セット入荷しました。
本国アメリカでは不思議な現象が起きていて、コロナウィルスの影響で全体的に底冷えかと思いきや、外出できない自動車マニア達は我先にと急ぐかのごとく買い物を行っているようで、北米市場へ輸出を行う他のサプライヤー達も口を揃えたかのように同様の状況であると教えてくれます。


INFINITI G37 / CKV36 スカイラインクーペへ装着することのできる数少ないハーフスポイラー形状かつルックスも抜群に良くなるとなれば、その人気は当然ながら日本だけにとどまるわけでもなく世界中での引き合いとなります。
今回入荷できた10セットは実は今年2月にオーダーした商品です。すでに6セットはバックオーダー先への納品が決定していますので、実際に販売できるのは4セットのみ。
次回は2021年の入荷となります。 

The Nissan Z Proto is coming

The Nissan Z Proto is coming


日産自動車は時期フェアレディZのプロトタイプを9月16日に神奈川県横浜市にある日産パビリオンにて公開するとのアナウンスを開始しました。
プロトタイプのデザインや企画は北米日産が主導となっている模様で、Z誕生50年の情熱や伝統に現代のテクノロジーを加え開発を行っているそうです。
2週間後 どのようなZが公開されるのか、楽しみでなりません。