焦っても仕方がない。 1つ1つを確実に。


今週は実働時間が短いせいか、仕事が捌けない事に焦っています。
1型Z32オーバーホール案件は、予定よりも1週間遅れでエンジンを降ろす寸前まで進みました。 この後、エンジンを分解し各部測定を行った後に、再見積もりの予定です。


最終型Z32はアライメント変化が大きいためキャンバーアームの取り付け依頼をいただきましたが、実はアッパーアームよりもロアアームのダメージが大きく急遽交換作業が追加です。


ボールジョイントが完全にガタついてしまい、リフト上でタイアを触ると前後に動いてしまうほどのガタツキでした。
@22,000円以上と高価なパーツですが、万が一ボールジョイントが抜けてしまうと大事故にもつながりかねません。 交換後は当然ガタツキもなく正常なハンドリングとなりました。
Z32といえばアッパーアームとテンションロッドばかりに目がいきますが、ロアアームも要注意ポイントの一つです。


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パーツの形は1つでも、色味をコントロールすることにより楽しみ方は幾通りにも広がります。


CKV36スカイラインクーペへスポイラー等の取り付けを行いました。


STILLEN│フロントスプリッター
スカイラインはキャラクター特性から、ビックバンパーへの交換よりもリップ系の装着が多く、その中でも米国STILLEN製の支持は多いです。
あえてバイカラー化を行うことにより、小さなスポイラーを大きなアクセントとして使うことができます。 マット系の色味を差し色に使用したいとのリクエストでしたから、カーボン柄をラッピングにて仕上げてみました。



AUTO KIT-X│リアアンダーディフューザーFRP
通常はCFRPをそのままの状態で使うことが多いのですが、フロントリップスポイラーとカラートーンを合わせる目的もありましたのでFRP製をオーダーしました。
その上で先に使用したラッピングにて仕上げを行いましたので、光沢が控えめなカーボンディフューザーの完成です。


ズームするとこのような雰囲気です。
パット見ではラッピングかリアルかの判断がつきにくいほど、フィルムの品質や職人の技術は一昔前よりも向上していますので僕たちも自信を持っておすすめできます。
今回はカーボン柄を使用しましたが、例えば赤でも青でもカモフラージュでも素材がフィルムなだけにアイデア次第でお好きなように仕上げることができますし、気に入らなくなればイメージチェンジも容易です。



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Z32クオーターモール。


Z32では「ある ある」的なウインドウモールディングの劣化。
ただ残念なことにクオーターモールのみは純正部品で入手できないので(ガラスASSYでの販売でしたが、それも製造廃止)劣化されたままの状態や、妙な塗装によって安っぽい仕上げになっているクルマも多数ありました。
気に古く見えてしまうのもそのためです。


300° DEGREEZ(スリーハンドレッド ディグリーズ)│ クォーターガラスモール
300° DEGREEZでは、ドアとクオーターの両方のモールを用意しています。
やはり純正の作りと同じようにステンレスフレームの上から樹脂コートされたモールディングのほうが質感があるので、クルマの見え方は自然体です。
また交換はとても簡単で工具すら必要ありませんから、純正品のようにガラスを取り外す必要もなく比較的容易に作業を行うことができます。 


ただ一点だけ注意が必要なのはコノ部分
モールディングとウェザーラバーがクロスしている箇所です。ウェザーラバーはモールに接着されていますので、温めながら優しく丁寧に「剥がす」事。
モールディングは交換してしまうので問題ありませんが、ラバーは再使用しますし表から僅かでも見える部分ですので、この作業の肝となります。
フィニッシュを丁寧に行ってこそ美しさは保たれるのです。


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1型 ツインターボ オーバーホール案件 2


1型Z32はオーバーヒートしシリンダーからの吹き替えしを発症しているのは確かですが、エンジンの音は悪くありません。
エンジンを降ろす前に各シリンダーのコンプレッションを測定しました。
結論から行くと6発共に多少のバラツキはあっても正常範囲内に収まっていることや、状況を考えると腰下のダメージは無いものと判断しました。
それら結果と概算見積もりをオーナー氏へ報告したところ「どうせなら、フルオーバーホールで依頼したい」とのリクエストをいただきましたので、週末〜来週にかけエンジンを降ろしフルオーバーホールの準備に取り掛かります。


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最終型 リフレッシュ案件


お盆前よりお預かりしていた最終型Z32は、リフレッシュメニューの確定までに少し時間を要してしまいました。
費用対効果のバランスをどのように組み立てるかは、僕個人的な感覚だけではなくオーナーさんにも当然参加して頂く必要があり、ボンッと大きく出した見積もりの中より事の優先順位、希望する順位、そして予算の枠組みを行ってゆきます。
オーナーさんからの要求は微振動を取り除く事、シートの張替えを行いたいことは最優先順位としてリクエストを頂いていましたので、それらを中心にスケジュールを確定させています。


最終型専用レザーシートであるタンカラー。ご覧のように前オーナーによる補修跡が逆にダメージを目立たせてしまっています。
市販のプレミアム/レギュラーレザーより選びたかったのですが(納期が早く比較的安価ですので)、残念ながら微妙にカラートーンを外してしまいます。
勿論、それは市販カラーゆえ致し方のない事ではあるのですが、そこを妥協するとセンターコンソールやリアシートとのカラートーンも外してしまう結果へとなりますので、ここは時間を要しても"調色"を選択しました。
文字通り、純正レザー同じ色に調色した色素をレザーへ染色を行うというスタイルです。時間も費用もかかりますので、どちらかというと一般的なスタイルではないのかもしれません。
しかしながら、新車当時の風合いが現代社会へ蘇るものだと考えた場合、そこは通常ならば時間でもお金でも買うことのできない特別な空間であるとオーナー氏は理解を示してくれました。


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2型オーバーホール案件 2


こちらの車両はオイル漏れ、水漏れは事前に確認できていますが、エンジンそのものに対する大きな損傷はありません。
基本的には、これからも長く乗ってゆくためのオーバーホールという意味合いが強いのです。


とは言え、エンジンを降ろしてみると"それなり"のダメージは随所に見受けられます。
シール類が完全に駄目になっていたり、ホースやハーネスなどの劣化は年式相応に大きなものです。

今後ベーシックなエンジンオーバーホールを行うことと並行し、エンジンルーム内に残された補機類等を取り外してゆく作業へと進みます。
エンジンが降りている時間を利用して、エンジンルーム内の再塗装を行います。


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関西国際空港被害に伴う貨物到着遅延についてのお詫び


平素より、弊社製品をお取り扱いくださいまして、誠にありがとうございます。
つい先日、北米からの荷物が正常に入荷するようになったとのBlogを書いた矢先に、このような案内を行うことは本位ではありませんご案内します。
 
この度の台風21号の影響により、関西国際空港(KIX)が閉鎖されました。それに伴い、関空へ向かう輸入貨物全般が海外の各空港にて足止めされています。
また、既にいくつかのパッケージは関西国際空港にて待機していたようですが、荷物の行方や状況に関するアナウンスは現在までに届いていません。

現時点では、関西国際空港の完全再開についての目処がありませんので、当方では成田空港経由にて輸入・通関手続きを行う予定ですが、各社とも同様の対応を取ることが予想され、成田空港・国内配送の混雑も予想されます。
それに伴い下記の製品については入荷が遅延することとなりますので、何卒ご理解いただき、ご高承くださいますようお願い申し上げます。

・TwinZ Design
・Z1 MotorSports
・STILLEN
・AP Racing
・MISHIMOTO
・Concept Z Performance
・Z SPEED PERFORMANCE


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北米からの入荷は順調です。


北米からの荷物は現在順調に入荷しています。
意外と問い合わせが多い「北米からの荷物が遅れているとBlogで見ましたが、入荷に時間はかかりますか?」の問い合わせですが、何事にもキャンペーンがあるように、税関に関しても"取締月間"にも似た時期があり、1年を通して1,2度ほどは長い足止めを生じるタイミングもありますが、今現在はスムーズな流れで輸送を行っています。


AUTO KIT-X CKV36スカイライン アンダーディフューザー
フロリダからの荷物もほぼ予定通り入荷しました。


TwinZ Design CZ32フェアレディZ オーバーフェンダー
ジョージアより、おなじく予定通り入荷しています。


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不安要素が消えた時。


ずいぶんと以前に、4型GZ32に乗っていたオーナーさんが、同じく4型GZ32へとスイッチしメインテナンスの為DAYTONAへ入庫してくれました。
実の所は車を乗り換えて"しばらく"は経つのですが、住まい最寄りの工場ではどうにも上手くいかないことも有るらしく、それら相談とともにご来店。
メインテナンスプランSTEP.0を実施したところ、早速クランクシールからにじみ出るオイル漏れを発見し、その修理とあわせてクラッチオーバーホールも同時に行いました。
オーナーが大切にする思いは車の随所から伝わってくるものがあります。既に次なるプランもお引き受けしていますので、部品の到着を今しばらくお待ち下さい。


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