The Ichigoichi-hey!!!
デイトナ「やまもと」の一期一へぇ!!!
前略 パパ様
CKV36スカイラインオーナーさんが毎月、毎月 地味~?にカスタマイズを楽しんでくれています。
お仕事柄あまり派手に手を入れることが出来ませんので、見えないところで手を入れて面白くなりそうな箇所を見つけては、あれこれオーダーくださいます。
先月はCUSCO ストラットタワーバー ハイブリッド(新作のリブ付き)、SAMCOクーラントホース、インテークパイプ、SUPERLAPタイロッドエンド
今月はBiot2ピース フロントディスクローターを装着しました。
元々CUSCOの補強パーツを装着されていたこともあり、新しく装着したタワーバーで剛性確保を行い、SAMCOホースで吸入流速の確保や、劣化しやすい純正ゴムホース⇛高品質3層シリコンホースへと耐久性と信頼性 何よりも見た目の良さ!を手に入れ、ブレーキは・・・ 当初Bremboのカタログを見ていましたが、理性のために自粛され(笑)純正キャリパーベースに2ピースブレーキローターへ変更 70ピンホールを追加で加工するなど、それはそれで楽しんでいるようにも見えます。
カメラにギターにクルマに旅行と多趣味なオーナーさん
『本当にお金がかかる趣味が多くて・・・』
って笑って言いますが、理解のあるご家族にもめぐまれ、それだけのコト(仕事)毎日しているじゃないですか!
明け方4時とかみんなが寝静まっている時間でも仕事して、毎週毎週 西に東に飛んでいきバリバリ働いてますもんね。
そんなパワフルな方と色んなお話できる時間は僕にとっても心が安らぐ時間だし、「その場所に居るだけで」って位 DAYTONAがオーナーさんのオアシスになれたらいいなって
僕はそう思うんですよね。 お疲れになった頃にまたお立ち寄りくださいね(笑)
PS CKV36オーナー パパさんへ
10月末発売のNIKON最新型ミラーレス一眼カメラV1の件、昨日発注しました。
来月末から行くラスベガスに持って行き撮影してみます。
DAYTONA Carbon×Leather コンビネーション ステアリング 番外編
大好評 DAYTONA Carbon×Leather コンビネーションステアリングですが、Carbon、Leather配列パターンやデザインは独自のアイデアがあれば、
それに応えることも可能な場合が多く、その1例として最近作った2本のステアリングを紹介したいと思います。
Z33フェアレディZ アルカンターラステアリング+ケブラー ステアリングパネルです。
ステアリングを握る親指上部のコブのみ成形 Dシェイプ、ガングリップ無しのベースに東レ アルカンターラを貼り込み、ステッチは×××状のヨーロピアンステッチ製法を用いてレッドステッチ仕上げで作りました。
また、エアバック両脇のシルバーのパネルにケブラーを貼り込み、全体的にドイツ,イタリア車に近い印象を感じる仕上がりとなりました。
Z34フェアレディZ ALLCarbonステアリングです。
ポイントは、当然ながらオールCarbonと言うところ。箇所箇所にシルバーCarbonの模様を入れ大胆かつシンプルにデザインされました。
実際に運転してみると予想に反してステアリングの滑りもなく、「見た目だけ」ではなく実用性もある1本です。
製作工程は、一旦ステアリングをブラックCarbonに貼り込んだ後、パネル上に成形したシルバーCarbonをはめ込んでいます。
そのままでは段付きが生じますから、全体を樹脂コーティングしパネルの落下などは起こらないようにしています。
これらのステアリングさすがに手が込んでいますので製作時間はアルカンターラ2ヶ月、ALLCarbon3ヶ月かかりましたが、両者ともに絶対的満足度にはかえられない時間であったと思います。
逆に、自分がコレだ!と思うステアリングを作るのにたった3ヶ月で済むわけで、そのステアリングを置くのは愛車を手放すとき・・・
愛車に乗り込み、まず一番に触れるステアリング 愛車を降りるとき、一番最後に触れ合うステアリング。
皆さんはステアリングに対して 何か特別な感情を抱いたことはありませんか?
それに応えることも可能な場合が多く、その1例として最近作った2本のステアリングを紹介したいと思います。
Z33フェアレディZ アルカンターラステアリング+ケブラー ステアリングパネルです。
ステアリングを握る親指上部のコブのみ成形 Dシェイプ、ガングリップ無しのベースに東レ アルカンターラを貼り込み、ステッチは×××状のヨーロピアンステッチ製法を用いてレッドステッチ仕上げで作りました。
また、エアバック両脇のシルバーのパネルにケブラーを貼り込み、全体的にドイツ,イタリア車に近い印象を感じる仕上がりとなりました。
Z34フェアレディZ ALLCarbonステアリングです。
ポイントは、当然ながらオールCarbonと言うところ。箇所箇所にシルバーCarbonの模様を入れ大胆かつシンプルにデザインされました。
実際に運転してみると予想に反してステアリングの滑りもなく、「見た目だけ」ではなく実用性もある1本です。
製作工程は、一旦ステアリングをブラックCarbonに貼り込んだ後、パネル上に成形したシルバーCarbonをはめ込んでいます。
そのままでは段付きが生じますから、全体を樹脂コーティングしパネルの落下などは起こらないようにしています。
これらのステアリングさすがに手が込んでいますので製作時間はアルカンターラ2ヶ月、ALLCarbon3ヶ月かかりましたが、両者ともに絶対的満足度にはかえられない時間であったと思います。
逆に、自分がコレだ!と思うステアリングを作るのにたった3ヶ月で済むわけで、そのステアリングを置くのは愛車を手放すとき・・・
愛車に乗り込み、まず一番に触れるステアリング 愛車を降りるとき、一番最後に触れ合うステアリング。
皆さんはステアリングに対して 何か特別な感情を抱いたことはありませんか?
復活 そして 発進!
8月上旬に納車されたばかりの、まだまだ新車の香りが強く残っているZ34ver.nismoが入庫してきました。
オーナーさんとは納車前からお会いして、電話して、メールして この日のために色んなやり取りを行なっていました。
一番にオーダーを頂いたのはDAYTONA Carbon×Leather コンビネーションステアリングを含む、内装パーツ3点
シフトノブとサイドブレーキもカーボン加工のご依頼をいただきました。
Ver.nismoならではのREDステッチと合わせるべく、珍しくREDカーボンで仕上げて見ました。
『純正でこの仕様ですか?』って思えるほど、内装との同化が自然で上質な空間に仕上がったコクピットに思わずうっとりしてしまいます。
次にオーダーを頂いたのはLSDの装着でした。
以前DAYTONAもプロデュースしていたATS CarbonLSD ver.DAYTONAは製造ロットの関係で残念ながら再販の予定を無くしていました。
ところが、少ないながらも問い合わせを何度か頂いているうちに、僕自身も再販を前向きに考えたほうが良いかなって思うようになったところへATS株式会社 取締役 井上誠さんの協力も得られ、これを機にATS CarbonLSD Ver.DAYTONAの再販が数量限定(年/10台)で決まりました。
それで今回トップバッターになって頂いたわけですが、旧仕様とは若干特性変化をもたらせたNew CarbonLSD イニシャルトルクを僅かに上げ、よりトラクション性能の確保を目指しました。
あの重たいZ34がアクセルON、OFFの操作をする右足と、ステアリング操作でクイッ クイッって車の向きをコントロールでき、大きなアールのコーナーでも常に後ろから前へ前へ押し出される駆動力の強さに改めて感激してしまうほどです。
前回のATS社×DAYTONAとの契約分が完売し、僕は他メーカーLSDも数種TESTしましたが『何をどう考えてもフェアレディZに相応しいLSDはこれしか無い!』って自信を持って言うことができます。
その他 フロントバンパーのスムージング処理やSPOON リジットカラーの装着など。
これからの「愛車」 ファーストステップとして内外装、駆動、シャーシと一通りサラっと仕上げました。
オーナーさん筋金入りのスポーツカー好きです。
BNR32フルチューンに始まり NA1 NSX、AP1 S2000、ロータスヨーロッパ、ランサーEVO、R35GT-R そして今回の愛車Z34フェアレディZと乗り継いできたわけですが、
なにか こう 魂が震え上がるような 見ているだけでもゾクゾクする そんな愛車をこれから乗りましょうよ!
我々も一緒にその道を進んでいきますから・・・。
■DAYTONA Carbon×Leather コンビネーションステアリング
■DAYTONA Carbon シフトノブ (完全受注生産)
■DAYTONA Carbonハンドブレーキ (完全受注生産)
■DAYTONA New CarbonLSD 2WAY
■SPOON リジットカラー
nissan CPV35 with DFV OHLINS ver.DAYTONA
6月にDAYTONA Sports ECMをリフラッシュしてくれたオーナーさんが、足回りを良くしたいと相談してくれました。
車内には2つのチャイルドシートが装着されている愛おしいスカイラインクーペです。
現状は純正ダンパーにローダウンスプリング、タイヤはBS製のハイグリップラジアルタイヤの組み合わせです。
Z33フェアレディZも同じですが、純正ダンパーは唯でさえストロークが短く、設計上 常に軽くバンプタッチしながら走っていくように考えられていますので、ハイトが短いローダウンスプリングでは質の高い車を目指すのは不可能です。
そこで、DAYTONAが最も得意としているDFV OHLINSダンパーを用いて、上質な走りと 快適な乗り心地 ワクワクさせてくれるようなハンドリングを実現できないか?チャレンジしました。
国内ではROAD&TRACK仕様はZ33の設定はありますがCPV35の設定はありません。
例えマウント方法は同じでも、軸重はZ33とCPV35では異なりますし、ホイールベースの相違等 Z33用をそのまま流用しても好結果が出るはず有りませんのでなにかヒントになるようなことが無いかを探していたところ、スカイラインの需要が多いアメリカ OHLINS USAにはinfinity G35(スカイライン)の設定があることが判明しましたので、早速OHLINS USAのデーターを参考にDFV OHLINS ver.DAYTONA for CPV35を製作しました。
主な変更点はバネレートの変更(Z33 9.8kg ⇛ CPV35 11.6kg) リアはZ33同様8.9kgです。
また、必要に応じた減衰力、車高のセットを作りました。
それに加え今回は追加作業でロアアームブッシュを始め、nismoで設定があるZ33向け強化ブッシュを全て使用し、同時に各関節を締め上げて、よりコントロールしやすいスカイラインを目指すことになりました。
4輪アライメントもZ33とは方向性に変化をもたせ、クイックなステアリングフィールの中にも直進安定性を追い求めるようリアのトーはZ33よりも+1.0mm程度インに振り、キャンバーは起きるだけ起こし+2.00度です。
各部調整を終え、いつもの試走コースに出かけて行きましたが、車風に似合わずステアリングを斬り込むとスパッと応答が良く旋回性能は抜群。
反面リアは恐ろしく粘りがあるトラクション性能です。
試しにリアの減衰力を基準値よりも上げて試走しましたが、2ノッチも絞ると別物 トラクションが高すぎてプッシングアンダー気味になりましたので、今度はフロントも減衰を2ノッチ上げると、これがカクンと動いて また楽しい。
よく曲がり、よく粘り、本当に扱いやすい車になりました。
だけど、減衰上げるとそれはそれで揺れ動きも出てきますので、街乗りも考えるとまずは僕の推奨値でしばらくは乗った後 「あれはこうだ」とご意見くださいね。
現状はオールマイティに扱いやすくBESTな設定です!
■DFV OHLINS ver.DAYTONA for CPV35
nissan CPV35 HKS SuperCharger with DAYTONA Sports ECM
HKSスーパーチャージャーを搭載したCPV35スカイラインクーペオーナーさんがDAYTONA Sporst ECMへの書き換えに来店くださいました。
ノーマル⇛nismo スポーツリセッティング⇛エンジンブロー2回⇛HKSスーパーチャージャー+ノーマルECU
と、なかなか波乱万丈なカーライフを楽しんでいるようで、移動距離もハンパではなく現在の走行距離は20万キロオーバー!
CPV35以上に惹かれる車 買い替えしたいと思うほどイイ車には未だ巡り合わず、それだったら今以上にもっともっと楽しめるスカイラインへとアップデートと言うわけです。
HKSスーパーチャージャーや、現状のノーマルECMも含め Z33VQ35DEの同仕様とは若干異なる箇所もありますが基本的な考え方は同じです。
ただ、スカイラインのほうが車重もあるので中低速域のトルクバンドを幅広く持たせるように注意しリセッティングを行い、高回転域では2度とブローを起こさないよう安全マージンを十分なまでに確保です。
6AT車ということもあり、乗った感じは まさにレーシングカート(笑) 結構なスリリングを楽しむことができます。
この日 台風の影響もあり、天候はあいにくの雨天 それでも納車1時間後には
『明らかに低中速域が激変してスーパーチャージャーを装着した時の感動が蘇りました!』
って連絡くださいました。
天気は土砂降りでも、オーナーを載せたCPV35は晴天そのもの。 気分一新 大好きなスカイラインと一緒に、どこまでも走り続けてくださいね!
そうそう、筋トレが趣味と言うオーナーさん
脱メタボ腹を目指す「やまもと」に、非常に効果的な筋トレをどうか教えてください。
ご来店ありがとうございました。
■DAYTONA Sports ECM for CPV35
心は貴方の側に
『正直な話 Zに乗っていて“楽しい”と思ったこと ほとんどありません』
関東圏内に住むZ33オーナーさんからメールが飛び込んできたのが今月初旬の出来事でした。
メールを数回やりとりしていく中で、お互いがお互いのことを手探りに だけど確実に1つの目標へと向かって連絡を繰り返していきます。
・愛車は17年式Z33フェアレディZで走行は3万キロ
・純正OPのマフラーのみ装着で改造などは行ったことがないということ。
・メインは街乗りで、無茶な運転はしないということ。
・体が揺れ動く振動に嫌気をさしているということ。
・そもそも 大前提として改善できるのか?
メールでのアドバイスやBLOGの記事を参考に、今までDAYTONAで繰り広げられた色んな出来事を例に挙げ『どれが自分に合うのか?』
をしっかりとイメージしてもらい、そして連休を利用して福岡まで旅行?に来てもらい そして決行に移りました。
・DAYTONA リフレッシュプラン STEP,1
・DAYTONA Sports ECM Pack,B
・SPOON リジットカラー
・LLC交換
作業メニューは上記のとおりです。
土曜日 午前中から作業を開始して、お返しは日曜日 午前中 つまり24時間で仕上げました。
バタつく足回りの改善に日産純正後期ダンパーを組み込み同時にロアアームを交換しますが、走行3万キロとは言えロアアームブッシュの痛みは相当なものでした。
細くて長い前期リアダンパーも、リップルコントロール式ダンパーへと交換して、嫌味のないスポーツカー
アジがあるフェアレディZへとモディファイします。
そして、クルージングドライブを意識して、「一瞬の面白さ」よりも「長く親しみやすい」フェアレディZを僕なりに意識してDAYTONA Sports ECMにせよ4輪アライメントにせよ、扱いやすいように調整してみました。
帰りは(行きもですが)福岡~ご自宅間は1000キロ以上の道のりです。
オーナーさんは
『僕にでも違いはわかるでしょうか?』
初めてのModifyに喜びと不安が入り混じるような心境に僕なりの言葉をかけました。
「この変化が良いか悪いかは別問題として、もし変化を感じることができない場合 これから先のフェアレディZライフはガソリンだけを入れて乗ることをお勧めします(笑)
だけど僕は断言できます。 DAYTONAから路上に出るまでに変化を楽しむことが必ず出来るはずです!」
笑いあいながらお話を続けたいのは山々なのですが、オーナーさん そろそろお帰りの時間です。
名残惜しくも、お見送りをして別れました。
そして、ご自宅に帰りついたオーナーさんより連絡頂きました。
DAYTONAを出た後 神戸で1泊し、翌日 ご自宅に無事帰り着いたと言うことでした。
『一番驚いたのはDAYTONA Sports ECM “加速が凄まじく良くなった”と言うことはありませんが(笑)
自分の意のままに車が動いてくれる。
当たり前の動きが当たり前に出来る。
軽く車が動く現状に驚きを隠せない』
と喜んでくださいました。
ダンパーも、今までの「ただの塊」 安っぽいスポーツカーの演出感から、しっとりとしたグランドスポーツの上質感をしっかりと感じてもらい、行きと帰りで2500km近く移動しているオーナーさんですが、
『移動距離の割には疲労感はかなり少なく済みました』
と行きと帰りでは良い意味で車の印象が全く変わることになりました。
最後の最後に『1つだけ残念なことがあります』
と書いていたので、ドキッとしましたが、
『残念なことは それは住まいとDAYTONAが遠すぎるということ。』
DAYTONAの事 大好きになってくれるほど、この問題は大きなものへとなりますよね・・・。
だけどですね、少なくとも我々とオーナーさん オーナーさんと愛車の距離が、物凄く近くなった
と言うことで今はご勘弁ください!!
ありがとうございました。
日産フェアレディZが、DAYTONAフェアレディZに生まれ変わりました。
Z33VersionST 6速に乗るオーナーさんが車検の為入庫してくれました。
今から約5年前にDAYTONAで販売した車両ですが、今回の車検を機に手放そうか? もしくは乗り続けようか? 色んな思いを胸をよぎったことと思います。
オーナーさんは、もう時期『イチョウマーク』を貼って車の運転をしないといけない年齢です。
体力や視力 そして、なにより大切な家族の理解も必要だし。 だけどフェアレディZに乗りたい。
自分の答えは『車種云々ではなく これを機にきちんと整備が行き届いた安全な車に乗ろう!』と言うことでした。
『時間も費用も全て貴方にお任せする』
当初、予定していた作業が進むに従い 段々と、それまでは気が付かなかった部分のアラが見え始めてきました。
本当に不思議なものです。
手を入れては試運転を繰り返すほど素晴らしく良い部分は確実に増えていくのですが、逆に僅かなネガが部分が顔をのぞかせます。
もしかすると、一般的には気が付かないレベルかも知れません。
だけど、どうせなら気がついた部分は潰していきたいと思い、オーナーの了解も得ていますので、伸び伸びとした本当に気持ちがいいフェアレディZに生まれ変えることが出来ました。
作業メニューは下記のとおりです。
・DAYTONA リフレッシュプラン STEP.ZERO
・DAYTONA リフレッシュプラン STEP.1
・ACコンプレッサー交換(ベアリングから僅かに異音発生のため)
・ラック&ピニオン交換(右に切り込んだ際異音発生のため)
・同ブッシュ交換(SuperPro製)
・トランスミッション着脱 クラッチオーバーホール
・リア ディスクパット交換(ZONE製)
・全オイル、ウォーター、ベルト交換
・24ヶ月法定点検
9万キロ使用したダンパーは純正後期のニップル式ダンパーへ交換
痛みやすいロアアームブッシュも交換です。
当初全く予定していませんでしたが、ステアリングを右へ切り込む際 ある一定以上のスピードで斬り込むと『パキンッ』と異音がします。
普通に乗るには問題ないかもしれません。 しかし、切り込むスピード次第で音が出ます。 交換です。
クラッチは滑りがあったわけではありません。
クラッチペダルを踏むと、古くなったスプリングが錆びついたような嫌な感触が足の裏から伝わってきます。
原因はクラッチカバーの劣化です。
今すぐ故障⇛不動になる可能性は非常に低いです。 しかし、とても感触が悪いです。 予定していませんでしたが交換します。
ACコンプレッサーも同じです。
今すぐ異音が原因でACトラブルになる可能性は非常に低いです。
しかし、現に僕の耳には異音が聞こえています。 1年中エアコンをつけていると言うオーナーさんの話から、僕は交換に踏み切りました。
安く済ませるだけでしたら、いくらでも安価で終わらせる方法はあります。
逆にレストア級の整備を希望されるのでしたら、何もかも徹底して交換していく方法も僕は知っています。
今回はそう言うことではなく、大切な事はオーナーの望む姿 オーナーの声を正確に聞くこと。
正確な作業の元 オーナーの望む(以上)の姿で納車すること。 そして、途中でフェアレディZに乗るのが嫌にならないようにする事。
大切な事はこれなんじゃないかなって僕は思うんです。
5年前 DAYTONAからオーナーの元へ羽ばたいていったフェアレディZは、またDAYTONAで新しい命を吹き込まれました。
『私が先か 車が先か どちらが先にクタバルか はははっ 勝負だな』
って、アクセル全開で藤壷レガリスR SuperTiのサウンドを残し、自宅で待つ夜の楽しみ=晩酌に帰っていかれました。
「僕が手がけた楽しいフェアレディZにこれから乗る事になるんですから、『クタバル』どころかオーナーさんもクルマも『長生き』すること間違いないですよ!」
そう僕はお答えしました。
九州での楽しい思いと、愛車の変化を楽しむ旅 そして、また必ず会いましょう
先週 1週間のお休みを九州で過ごした兵庫県のオーナーさん。
DAYTONAに立ち寄ってくれた際に2つの作業を依頼してくれました。
1つはZOOM モナコミラー Black Carbon
ブルーワイド曲面ミラーを採用したDAYTONA人気のインテリアModifyの1つです。
『バックミラーが見やすい』こともウリ文句の1つですが、一番の利点はカッコよすぎる存在感ではないでしょうか?
車の真ん中にドンと構えるルームミラーは、レクサスや輸入車のように厚みがあるほどカッコがいい。
ところがフェアレディZのミラーは薄くて不恰好・・・。 カッコイイはずのフェアレディZが台無しです。 それも大口径ホイールにローフォルムをキメているフェアレディZなら尚更です。
誰もがモナコミラーが見える位置で立ち止まり『おお~ 何だか俺の車 カッコイイぞ!』って愛車の前で頷く様子を見ていると、贅沢な時間の流れを楽しんでいるようにも見えました。
もう1つはDAYTONA BigThrottle
大口径スロットルの装着で可能な限り吸入空気量を取り入れています。 とは言え、現状よりも削り代を多く取り入れると今度はサージタンク側が大口径ではないため段付きが起きてしまいます。
そうなると吸入気流は乱れてしまい相当なまでにフィーリングダウンにもつながるため、そのギリギリの線でボアを広げる形を取り入れています。
更に、Throttle内部は鏡面加工を行いスムーズな吸入を手助けると共に、ブローバイガスから来るスラッジの付着=アイドリング不良を防止しています。
パーシャル域でも全開域でも どの領域からでも力強く走りだす事ができるDAYTONA BigThrottleはNAチューニングを進めて行く中で、絶対に外すことができない大切な1つです。
オーナーさんが九州で過ごした1週間は、鹿児島県への旅と3度の阿蘇 大観峰へのドライブ
楽しい九州での思い出と、2つのPartsを持ち帰って 『また九州に来ますね!』ってにこやかな笑顔を残して帰って行きました。
また必ず必ず会いましょう。
■DAYTONA BigThrottle for VQ35DE
■ZOOM モナコミラー
小西さん
いつも無口で
常におだやか、冷静沈着
いかなる感情も簡単には表に出さない。
そんなコニタンが『なんだかエンジンの音が変なんですよ』と相談してくれました。
ボンネットを開けエンジンルームを覗き込むと直ぐに原因は判明。
ラジエター冷却ファンの固着による重っ苦しい音と判明。
これを機に、タイミングベルトやウォーターポンプを含め総交換しました。
これで2度目の交換 走行距離は実に17万キロになります。
『それと気になるパーツがあるんですけど。。。』
『リジカラってZ32用は有るのですか?』
勿論ございますとも! これも機に?入れちゃいましょう!!
Z33,Z34ともまた異なるメンバーの作りですが、Z32は基本設計が随分古いので、随分とリジカラの効果を感じることができそうです。
フレーム~メンバーのホールもZ33、34に比べるとかなり大きいので、車重があるZ32にはもってこい!です。
納車時の説明の際も全く感情を表さないコニタンですが、ドアをバタンッ♪と閉め、走り出す前に『どうも お世話になりました』と軽く会釈をしてくれるのですが、
実は嬉しくて嬉しくてたまらず目も口元もゆる~くなりかけて、思わず笑みがこぼれてしまう。
多くは語らないけれどちょっとだけニコッと笑ってくれるコニタンが僕は大好きです。
■SPOON リジットカラー
日産 フェアレディZ Z32全車
最高さ!
色鮮やかなモンテレーブルーのZ33オーナーさんがDAYTONA Sports ECM Pack,B施工のため来店してくれました。
足元にはRAYSホイールと、ビルシュタインPSS10ダンパーの組み合わせ、マフラーはamuse R1チタン Aボディ Bゴールドリングテールで、ルックス、ハンドリング、サウンド共に、しっかりとした自分色のフェアレディZを造っているオーナーさんでした。
ご依頼頂いたZ33は、ここ最近DAYTONAでは大変取り扱いが多いVQ35DE 294PS搭載モデルです。
このモデルの特徴としてEX-VTCの採用がありますが、とてもハンチングが出やすく実走行⇒調整を何度も繰り返し、一番理想的な状態を作るセッティング技術が求められるのですが、バッチリとEX-VTCセッティングが決まると+150rpm引き上げたREVリミットまで"フワンッ”とエンジンが一気に廻ってくれると共に、伸び伸びとした走りを楽しめとても気持ちがいいものです。
作業~納車までの時間があるとき 僕はいつも決まった山間部の試走コースを走っています。
道幅は狭く、ウォーキングしている人も沢山いますからスピードが出るコースではありません。
しかし、いい具合にアップダウンがあったり、いい具合に複合的なコーナーがあったり。 一瞬道が開いた瞬間にアクセルを踏み込みエンジンを回して、そしてブレーキング ターンイン。
Tuning後試走すると どのZに乗っても良いんですよ。 僕が『手を入れた』と言う思い込みもあるのかもしれませんが、それにしても『最高だ!』な~んて思いながらステアを握りアクセルを踏み 体中の神経がシビれる瞬間です。
例えば派手な演出の方法として、電子スロットルセッティングで一気にエンジンが回ったような気分になるのも悪くはありませんが、高効率エンジンマネージメントを行い、エンジンそのもののポテンシャルとしてエンジン吹け上がる感覚を1度知ってしまうと『悪くはない』ではなく『最高だ!』の方をおススメするのは僕の今までの経験からすると当然の事なのです。
■DAYTONA Sports ECM Pack,B for 350Z 294PS Model
More Enjoy! More Feeling!!
平成22年式のZ34オーナーさんが初来店してくれました。
BLOG一期一へぇやDAYTONA TVをいつも見てくれていたとのことですが、実際にお会いするのはこの日が初めてです。
僕の顔を見た瞬間
『あ”っ デイトナTVで見た人と同じ顔だ!!』
って大変驚かれていましたが、影武者はいません 全く同一人物です(笑)
別のオーナーさんからは『BLOG書いている人って、どんな人なんですか?』とも聞かれたことありますが、それもこれも僕なんです。 はい
この日、頂いたオーダーはDAYTONA Sports ECM Pack,B それとDAYTONA Racing 牽引フックです。
22年中旬以降に搭載されているA11マイコン制御の最新型ECUのZ34でしたが、ここ最近DAYTONAではA11モデルは数多くリフラッシュを行っており、数々の実績のもとMoreエンジョイ Moreフィーリングを追求したDAYTONA人気のTuningメニューの1つです。
本当にZが軽量ボディになったのでは?と錯覚してしまうほど、車の動きやアクセルを踏んだ感覚が今までとは異なり、ついつい高速道の途中で下車して峠道を登って帰路についたとのEメールを頂きました。
ガングレーに輝くバンパーからメッキ加工された牽引フックがレーシーかつオシャレにワンポイントに自己主張しているZの姿も僕は大好きです。
S耐久 nismo R35GT-Rにも同形状の牽引フックが装着されていますが、メッキ加工されているか否かの違いだけで、素材は同一のものを使用して、単にファッションフックとして考えているのではなく、その存在意義でもある「もしも」の為に安全に確実に働く実用フックとしています。
『次に来店するときにはマフラー決めるよ!』
と言い残し帰って行かれましたが、先ほどお電話いただきました。
『マフラー注文です!』
■DAYTONA Sports ECM Pack,B
■DAYTONA Racing 牽引フック
旅立ち
CPV35オーナーさんがホイール装着、4輪アライメント調整で入庫してくれました。
選んでくれたホイールはRAYS HOMURA2×7 RBC/ダイヤモンドカット 19インチです。 人気ホイール+人気カラーと言うこともあり予定していた以上に納期がかかってしまいました。
オーナーさん お仕事の都合でしばらくは福岡には戻れない生活が続きます。
『どうせだったら出発前にDAYTONAで一通り手を入れてから福岡を離れたい』
とのオーナーさんの思いとは裏腹に、ホイールの納期は遅れる一方 お盆前に入荷の予定が8月末まで納期が延びてしまい、最終的には出発2週間前にホイールが届くという 少しヒヤッとしたスケジュールでした。
合わせてDUNLOP SP SPORTS MAXX 235/35R19 275/35R19を装着したこともあり、程良く幅広にオシャレにキマって、これにはオーナーさんも待ちに待った甲斐があったと大喜びです。
仕上げに4輪アライメント測定を行い、偏摩耗防止、直進安定性向上に直接つながるシビアな0.1mm単位の調整も同時に行いました。
遠く離れた土地に行くわけですから「今からのお世話やお付き合いを」と考えるならば、新しい土地で新たな息を吹き込むことも考えたはずです。
しかしオーナーさんはそれを選ばなかった。
オーナーさんの行動の意味や深さを考えると、嬉しいとか感謝とはまた違う 絆にも似た、心からの信頼関係を僕は感じました。
この先 どこに居ても どこへ行っても 僕が手がけたスカイラインクーペということに変わりありません。
オーナーさんがスカイラインを降りるその日まで 我々は全力でサポートをし続けます。
ありがとうございました
K作さんのZ32
8月中旬から約2週にわたりお預かりしていましたK作さんのZ32。
北九州都市高速を気分よく流していたら落石?を直撃してフロントウインドーに大きなひび割れを作って入庫です。
自動車ガラス専門の修理屋さんに来てもらいウインドーリペアを試みましたが、残念ながら傷は深くあえなく交換となりました。
だけど残念なことばかりでもなく、これは新車の時やウインドー新品時にしか味わえない、傷1つ油膜汚れもなくどこまでもクリアーな視界を確保できる喜びを良しとしましょう!
ついで?作業に少しジャダリングが気になっていたので、フロントF50Bremboブレーキに組み合わされていRdd2ピース ブレーキローターを3年ぶりに交換
更についで?クラッチを踏み込んだ時のキシミ音が少し気になってきたのでトランスミッションを降ろしてnismoカッパーMIXクラッチKITも3年ぶりに交換
と言ってもK作さんの場合 3年=10万キロなので『たった3年しか持たなかったな~』の思いと『10万キロも使用できたんだ』との2つの思いがありますから少し感覚が麻痺しちゃいますね。
普段メンテナンスを行わないPartsのリフレッシュも無事終え、気分一新 どこまでもZ32と走っていきましょう!
秋の訪れ 秋の音色
パン工房ノーミさんから新しい依頼がきました。
今年、ノーミさんのZ33nismoは藤壺メタルキャタライザーへと変更しECUも燃料を3%以上増量しないと目標A/Fに向かわないほど充填効率を上げることに成功しましたが、同時にSACLAM SILENCERの炸裂音がちょっと強く出ていました。
タイミングよくSACLAMより『メタルキャタライザー対応 Y-PIPE』がリリースされましたので、流用加工を行いノーミさんのZ33nismoへ装着しました。
結果は上々! メタルキャタライザー仕様なのに最大限音量を絞ることを出きたのもナイスではあるのですが、それ以上にまた一段と音質がいいんですよね。 本当に整えられながらも音圧が強いラテンミュージックといえば伝わりやすいでしょうか?
そうなってくるとECMマップも現状に一番合うようにリセッティングを行います。 今回は負荷率75% エンジン回転6000rpm以上の領域と、負荷率90%以上 4000rpm~5600rpmの燃料MAPを主に最適かつバランスよくマッピングの変更を行いました。
迫力あるSACLAMサウンド以上のDAYONA×SACLAMサウンド 更に魅力を増していくのでした。
■DAYTONA Sports ECM for VQ35HR(オンリーワン BESTセッティング)
■SACLAM メタルキャタライザー対応 Y-PIPE