左足を巧みに操るクラッチワーク。


Z SPEED PERFORMANCE│CMAK クラッチレリーズ作動変換キット
Z34へZ SPEED PERFORMANCE製クラッチレリーズシリンダーを装着していましたが、それから3年目の車検のタイミングで作動変換へとアップデートを行いました。
両者の比較を問い合わせ頂くことが多いのですが、見ても分かる通り油圧の力のみを使いベアリングを押し上げるダイレクトレリーズ式である純正方式。
作動変換の場合、小型の油圧シリンダーからの力をレリーズフォークを使いベアリングを押し上げる3点支持となります。


もちろん、部品点数が少ない=トラブルを防ぎやすいと考えるのが機械工学的ではあるのですが、残念ながら大型シリンダー1つだけでは役不足であった純正品。
そのレイアウトを守り、可能な限り強化パーツを組み込んだZ SPEED PERFORMANCE レリーズシリンダー
ミッションケースへの追加工は行わずに、全てのストレスを低減させたZ SPEED PERFORMANCE 作動変換です。


また、もう1つ作動変換式の利点を書くならば、それはクラッチのストローク量が増えること。 油圧シリンダーが外部へ移動し、その分スペースの広くなったレリーズ/スリーズは可動領域が広くなるため、ペダル操作が非常に容易になるという利点はストリートをメーンに走るオーナーさんにとっては大きな収穫になるでしょう。




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大きくも軽い。これぞスポーツパーツだ。


Z1 Motorsports │ 2ピース ブレーキローター for Akebono
akebono製ブレーキローター単体に触れた方なら知っているでしょうが、見た目と重さが比例しない密度を持つ鋼材のため"おっ"と驚くような重量です。
それでもスポーツ走行を数度繰り返すと歪を生じてジャダーの発生を誘発しているようですので、重たい割には強度はさほどでもないようです。
Z1モータースポーツ製スポーツローターは、センターハウジングを鍛造アルミホイールへも使用されている6000番台の合金を使用し、全体的な重量をコントロールしています。
結果として4.5kg/1枚の軽量、フロントセクションだけでも9kgの軽量化を行うことができるため、純正品から本商品へ交換するだけでスポーツカーへ求められるほぼ全ての運動性能、進む、曲がる、止まるを向上することができるのです。


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隣県でもプライオリティ サービス。


DAYTONAがプライオリティ サービスを考案した時、遠方からの来客があまりにも多く、道中の事故や時間的制約などのリスクを低減させたいとプランを作りましたが、それが九州内であっても隣県であっても、忙しいオーナーさんに代わって輸送業務は専門機関にお任せするという事例が増えています。
こちらのZ34 nismoは隣県より入庫。 エンジンに関するメンテナンスを行いました。
仕事が多忙で移動も多く、自宅やオフィスに居る時間も少ないことから、オーナーさん宅の最寄りの日産ディーラーをデポ地として往復輸送を行いました。 


こちらも隣県のオーナーさんですが、海を渡る必要がありますので、日産モータープールのある"苅田(かんだ)"へ一旦運び、その後オーナーさん宅へ納車を行いました。
アルミホイールの新調と、ボディーコーティングを引き受けました。

オーナーさんがお仕事の出張等で毎週末のお休みさえも仕事で動かないといけないスケジュールが重なるならば、そういう時は無理して時間を作るよりも僅かな費用で自宅車庫まで輸送してくれるサービスが便利の良い場合もあります。その前後で、私達は行った作業についてのフォローをオーナーさんへ行っています。
また、本当ならば自社で輸送も行い納車へ立ち会うのが理想ですが、残念ながら僕の体と時間も1つしかありませんので、その時々での優先事項に時間を費やしています。 トラックに乗ってオーナーさん宅へ伺い、気持ちを共有したいたい思いはありますが、僕は僕で時間が取れずに現状の輸送法に頼っている点は非常に申し訳なく思っています。


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1型 ツインターボ オーバーホール案件 3


予定より遅れ気味でも、無事にエンジンが降りた1型です。
オーバーヒートの原因を探しながらの分解を行います。


コンプレッションは十分にあったので、腰下はチェック程度でそのまま再利用を検討しています。ブロックの歪やシリンダーの傷は皆無でした。
そのため、予算という枠内でパフォーマンスの高い仕事を行うためには、腰下に時間と費用を投じるよりもタービンやパワステ系などの補機類に予算を用いるほうが良いと判断しました。


残念ながらオーバーヒートによりシリンダーヘッドは歪が生じています。
本来ならば新品交換が望ましいのですが、左右で40万円近い予算をヘッドだけには使えませんので、修正面研を行いヘッドガスケットで圧縮比を調節する方針に向かいます。
あとはサビ水が廻っていますので配管類の交換は必須です。

全体的なプランを組み直し、オーナーさんとの予算のすり合わせが終えましたので、各種パーツの手配を行い一刻も早く確実に元の姿へ戻ることのできるよう最善を尽くします。


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純チタンで作る排気管。


DAYTONA Racing │ チタニウム フロントパイプ
車検整備の最中に発見した、ステンレス製フロントパイプからの僅かな排気漏れ。
これを機にチタニウム製フロントパイプへと交換を行いました。 60øからの集合で76.3øへと拡張を行う集合管は、スムーズな気流の道筋を作り効率の良い排気管となっています。
また2-1集合部には溶接ではなくスリップジョイントを採用し、熱膨張や振動等のダメージから排気管を守ってくれる設計になっています。


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ATF交換のすゝめ


今週は立て続けにオートマチック・フルード交換のクルマが入庫しています。
マニュアル・ミッション車とは異なり、クラッチディスクの無いオートマチック・ミッションは、唯一のメインテナンスがオイル交換であるけれど、メーカーが無交換を推奨していたり『交換すると壊れる』的な神話があったりと、どことなくATFは交換悪なイメージがついて回っているようですが、DAYTONAでは2010年に現在も使用しているATFチェンジャーを導入してから本日まで、一台の車もトラブル報告は上がってきていません。 
正しい交換、正しいオイルを使用するなら、当然ながら油脂を交換して悪影響が出るはずもなく、本車両は2年/毎 つまりは車検の度にATF交換を行っています。 変速ショックの低減や、加速性能の向上、すなわち燃費改善へも影響していますので、世間の評判はさておきDAYTONA内では好評のメインテナンスなのです。


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ハードに合わせてソフトも変更。


DAYTONA SPORTS ECM アップデート
エキゾースト系の仕様変更に伴いECMのアップデートを実施しました。
以前UpRevを使いECMチューニングを実施していましたが、今回はメタルキャタライザーの装着を行いましたので大幅に空燃比の変化が生じていますし、VQ37VHRはキャタライザーの交換でコーションランプの点灯も誘発してしまいますので、その対応策を取りました。


とにかくメタルキャタライザーを装着するだけで、エンジン環境はガラリと変化します。
逆を言えば純正触媒にはそれだけの抵抗=浄化させるだけの能力を持っていると言えますし、逆にメタルキャタライザーでは法内での浄化能力をキープしつつもスポーツ性能を引き上げる低抵抗化をウリにしていますので、エミッションというレギュレーションの中でも大きく性能が異なるのも面白いポイントです。
ほぼ全域において7%ほどの燃料増加で目標空燃比値との帳尻があいますので、それに伴い点火タイミングも最適化を行いました。


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クラッチは目視点検できないだけに、異変を察知したら即対応。


新規で来店してくれたZ32はクラッチトラブルです。
2速でも軽くアクセルを煽るだけでエンジン回転だけが上昇する様子ですので、クラッチの消耗具合は末期です。


クラッチを交換する際にはトランスミッションの着脱が必要です。
そのため、一緒に交換できるものは極力同タイミングでの交換を案内しています。 結果としてトラブルを未然に防ぐのみならず、2度手間3度手間 すなわち工賃の節約(出費)へもつながると考えています。

今回交換を行った部品

・クラッチディスク
・クラッチカバー
・レリーズベアリング
・ピボット
・シフトカラー×2
・クランクシャフト オイルシール(リア)


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CKV36 スカイラインクーペ ヘットライト LEDシーケンシャルウインカー搭載


アメリカ西海岸で流行しているLEDシーケンシャルウインカー搭載のヘットライトASSYが若干数入荷しています。
主な特徴は6眼(ロービーム/ハイビーム/フォグ)ライトかつ、ポジション/ウインカーはLEDを搭載し更にウインカーはシーケンシャル(流れるウインカー)リレーを内蔵しているというすぐれものです。
インナーベゼルはマットブラック仕上げ。 レンズはクリアーとスモークの2種をご用意しています。

取り付けは基本的にカプラーオンにて装着可能。 ただし、AFSとオートレベライザーは使用不可ですのでご注意ください。

本日よりThe Daytona Internationalにて販売を行います。現在各1点のみ国内在庫があります。
コチラ




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旧純正レイアウトへ。


STILLEN │ロングチューブ デュアルインテークキット for Z34 フェアレディZ
吸気温度を下げることによるエンジンのパフォーマンス変化は確実に体感できるほどの違いがあります。
過吸気付きのエンジンであれば、それを強制的に低下させるためにインタークーラーの装着が行われていることが一般的ですが、NAエンジンの場合は吸入ダクトから導入されエアクリーナーBOXより吸い込まれる温度が最も低い温度ということになりますので、エンジンルーム内にエアクリーナーBOXを設置しているエンジンはどうしても吸入温度の上昇に悩まされてしまいます。
であるなら、エアクルーナーをエンジンルーム外へ設置してみては?と考えついたのが本キット。 このレイアウトであればバンパー内へエアクリーナーがあるため、高温になりがちなエンジンルーム内の熱気を吸うこともありません。 
本国からのレポートによると、純正ECMで動かした場合でも17.6馬力以上のパワー上昇を確認しており、最も冷たい空気をエンジンへ吸入させることの大切さを立証したデーターでもありました。

また参考までに、20年以上前に製造されたZ32型フェアレディZでは純正でこのようなレイアウトを持っていました。
想像を創造する、さすが北米日産の名チューナー STILLENの作品です。


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力を出すにはエネルギーが必要。


DAYTONA SPORTS ECM Powered by UpRev
VQ型エンジンを搭載するようになってからは、自動車が排出するガス すなわち環境問題を視野に入れ、低燃費かつ高出力に燃焼させる内燃機を日産は開発してきました。
エンジン単体としてみると素晴らしい効率でパワーを絞り出していますが、それ故 吸排気のチューニングを行うと一気に燃料が不足してくるのは致し方のない問題です。
いくら優れたシステムであったとしても、ハードを変更したらソフトウェアの補正だけでは捉えることができませんので、それにあわせてマッピングの修正は必須。
燃料増量補正や点火タイミングの変更 または電子制御スロットルのアジャストを行うと、クルマは面白いように反応を示してくれるのです。勿論、V-MAX(車速リミッタ)は大幅に変更することにより、楽しみは幾分にも増えることは、皆さんの想像のとおりです。


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2型オーバーホール案件 3


エンジン分解に着手しました。
エンジン外部を見て、ある程度の想像はしていましたが、内部の汚れも相当なものです。


ピストン上部にもスラッジが蓄積されており、これはオーバーホールのヤリガイがありそうです。
左バンクのヘッドガスケットにはうっすらとしたサビが何箇所か見受けられました。 ガスケット抜けの可能性も視野に入れながら、洗浄を終えたら計測に入ります。


シリンダーヘッドも同様にスラッジの蓄積が見受けられます。
全てのネジは一度取り外し、エンジン用強力洗剤の桶に入れ汚れを取り除きます。 その他、シール類のリムーブなど。下処理に1~2週間ほど時間を見ています。


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Western CustomZ(ウエスタン・カスタムズ)が若干数 入荷してます。

NY発ウエスタン・カスタムズより、Z34フェアレディZ用カーボンパーツが2種類届いています。


Western Customz │CFRP 3連メーターパネル for Z34
フェアレディZを象徴する3連メーターのトップフードへ、高品質綾織カーボンパネルを装着します。
既に背面には3M製両面テープを貼っていますので、そのまま純正フードパネルへかぶせていただくだけで装着は完成です。



Western Customz │CFRP ロールバーカバー for HZ34
実のところは、5年ほど前にDAYTONAでロールバーカバーを制作しようと思っていた時期があり、型まで形成を行ったところで何だかんだと多忙となり企画倒れした経緯があるだけに、ウエスタン・カスタムズより届いた製品を見て「ああ〜、やっぱり実行しておくべきだった!」との悔しさ半分、その思いが形になったので良しとしようとの思いが半分(当然彼らはコチラの計画を知りませんので、その思いは一方的ですが)個人的に非常に複雑な気持ちですが、Z34ロードスターのロールバーは大きいので絶対に目立つハズです。

今日から10月 幌を開けて走るには良い季節になってきました。


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