AP Racing Radi-CAL2


先日より多くのお問い合わせを頂いているAP Racing Radi-CAL2について。 現時点で僕達が把握していることをお伝えします。


AP Racing社は2016SEMAショーにおいて新開発Radi-CAL2をワールド・プレミアしました。
これはRadi-CAL同様にAP Racing Pro5000レーシングキャリパーの性能をフィードバックしながらも、より軽量、高剛性、そして冷却性能を大幅に向上させたモデルとなります。
最も大きなセールスポイントはキャリパーボディの小型化に成功したということ。 これにより、今までは19inch以上のホイールを推奨としていたシステム(6pod)を、18inchよりフィッティングが可能となりました。
更に、これまでのRadi-CALユーザーへはRadi-CAl2のキャリパー単体を販売する事ができますので、ブラケットやディスクローターはそのままに最新システムへとアップデイトを行なっていただくことが可能です。 販売時期は2017年の早い時期を目指しています。


また、AP Racing社がロードカー向けのプログラム(設計、製造、開発)を世界で唯一認証している企業は米STILLEN社"のみ"で、私達は同社のオーソライズドディーラーとして認可されています。そして、私達はRadi-CALのスタート当初より深く携わっています。
何を伝えたいかというと、世界的にブレーキ販売を行うAP Racingは皆さんも御存知のようにBrembo社が保有しています。同社はブガッティやアストンマーチンそしてケーニセグへもブレーキをOEM供給を行うグローバル企業です。 そのBrembo社の広告をご覧になられた方も多いとは思いますが、バスターKIT(キャリパーやローターのみを本物を使用し、ブラケットやベルハウジング、フローティングシステムを独自の製品と組み合わせ、テスト実績のないものを安価な価格で販売を行っている規格外の粗悪な商品。)の撲滅をAP Racingも今後の一つのテーマとしてゆきます。 
その為、今後全てのRadi-CALにはQRコードと製造番号を印字し「何時」、「誰が」、「どこから」販売をされたものであるのかを明確にします。 つまりは、それがユーザー保護になるものと考えると同時に、今現在それだけ無責任な販売者による製品を購入したユーザーの事故やトラブルが後を絶たないという事実です。勿論、正規に販売を行われているAP Racingには全ての検証が行われており、大切なクルマやユーザーは適切に保証されています。


今現在Radi-CALをご注文/ご検討いただいているユーザー様へは若干のウェイティングタイムを頂きますが、良いものをお届けしますので今しばらくお待ち下さい。


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チューニングとは運動性能を楽しく伝えること。


Z1 motorsports│ウレタンエンジンマウント
基本的には巨体なエンジンは、たった2つのマウントにて車体側へ固定されています。
しかも、純正設計では主な目的として振動を吸収するために作られているため、とても柔らかな材質(ラバー)が快適性を確保してくれますが、当然ながら経年ヘタリは生じゴムは劣化し硬化し段々と振動は大きくフレを抑制できないものへと変化してゆきます。
勿論、スポーツ製品へ交換すると純正と比較して僅かな振動が生じるため、"それ"が全てとは僕は思いませんが、例えばアクセルのON−OFF 即ちパワーの伝達性能の高さはスポーツマウントに軍配が上がることは紛れもない事実です。
"それ"だけでパワーが上がったかのような感覚に襲われることは、いままで力が逃げていたことの裏返しです。 ロス無く的確に車の性能を伝えること。 スポーツパーツの真髄というわけです。


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ステアリングの印象は、クルマの印象さえも左右することだと僕は考える。


Z34オーナーさんの日常の"アシ"として購入されたスバル レボーグのステアリングを早速加工しました。
オーナーさんは年間の走行距離が4万キロ弱と、過走行気味な使い方をされ九州を西へ北へと駆け抜けていくことが大切なお仕事の一つです。 レボーグの前に使用されていたスバルフォレスターは2年で8万キロも走行してしまい、故障を誘発する前に早め早めの車両入替を行われたというわけです。
ところで、僕も10年前にはスバルを日常のクルマとして使っていた時期もあり、当時は大のお気に入りだったレガシー ツーリングワゴンを3台も連続して乗り継いだ経緯もあります。ですが、この"レボーグ"という名称自体が僕には全く馴染みがありませんが、それもそのはず。 2014年をもってレガシーツーリングワゴンは消滅し、あたらにインプレッサをベースとしてレガシーツーリングワゴンサイズへと改良を施しレボーグとして生まれ変わったという経緯があるそうです。
話は少々ずれましたが、先月納車されたばかりの愛車であっても、短い期間で長い時間を楽しむからこそお気に入りのポイントはしっかりと抑えておきたい。 上下方向にはシッカリとした彩度をもつナッパレザーを配置し、左右方向には質感の良いアルカンターラをチャームとし、インナーウレタンを施工することにより柔らかなタッチを実現。 これからの2年間 シッカリとした愛車のパートナーとして活躍します。


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エンジンアライメントを体感して欲しい。


ATI│スーパーダンパークランクプーリー for 350Z
エンジンの芯(軸)となるクランクシャフトは、個体のコア(体幹)であるとも言える大切なポイントです。
特に左右60°伸びるV型エンジンを持つZにおいては特に軸ブレが生じやすいのは周知の事実。 その不安定な要素を減衰してあげるパーツがスーパーダンパーの大きな役割であり、明らかにエンジンが持つ質の向上に一役買ってくれます。
アイドリング域から高回転域まで、エンジンの回転がまるでウソのように滑らかに軽やかに伸びていき、簡単に言うならばタイアは偏摩耗しホイールバランスが取れていない不安定な状態から、新品タイアに高精度バランスを調整した直後のような滑らかな質感を体感していただくことが可能となり、まさにエンジン界のアライメント調律と行っても過言ではありません。


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DAYTONA Racing Z34カスタムヘットライト


■DAYTONA Racing│ Z34カスタムヘットライト
樹脂レンズ最大の欠点、劣化となるヘットライトの黄ばみ。 当初、交換を機に新品ヘットライトへ電照を施そうってことになりましたが、基本パターンはヘットライトのインナーやプロジェクターカバーのペイント、それにWイカリングやドットLEDが通常メニューですが、それはそれで定番すぎて面白みがありません。
現在のカスタムヘットライト業界では、アクリルを使って光をコントロールするのが人気なコースとなって、例えばミニバンやVIPの世界ではライトカスタムに要する予算が100万円オーバーなんて言うケースも実在し、そういう意味ではこれまでのフェアレディZのライトカスタマイズなんて全く工夫の無い提案ばかりであったと反省しつつも、さすがに100万円とは行きませんが“ある程度”の予算内でカッコの良いカスタムヘットライトをご提案できればと思い、オーナーさんからご予算と最低やりたいことだけをリクエストいただき、あとは「おまかせ」という流れで制作に取り掛かりました。


僕は現在のアウディやメルセデス、レクサスが採用しているシーケンシャル点灯(流れるウインカー)をどうしても採用したく、その為にウインカーポジションを変更し本来ドットのある箇所をくり抜きアクリルにて形成を行いました。
また本来のウインカー部にはバルカンLEDを採用しDRLとして活用。 プロジェクターレンズ廻りのイカリングはこれまでのチューブ型ではなくアクリル削りだしで作り込みし、ライトが点灯しても消灯していても十二分な見ごたえのあるヘットライトへとモディファイを行いました。
また、シーケンシャル点灯のウインカーはリモートコントロールにて点灯パターンを複数へ変更可能となっており、公開している動画を見ていただければランダムに移りゆく様子を確認していただくことが可能です。


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