GODZILLA Z33

TEAM DAYTONA Racingの1員の通称「ゴジラ(GODZILLA)」が、今まで乗っていたランサーエボリューションⅤを後輩に売却して、Z33フェアレディZを買うと11月初旬に言い出しました。 
ですが、彼は今年結婚しました。。。
そして現在マイホーム建築中です。。。
それは無謀でしょうとの僕の考えとは真反対で、彼の奥さんも「行け行けGOGO!」と彼の背中を押し、出来る限りのカーライフを応援しているようです(笑)



ゴジラはモータースポーツ暦豊富で、今までもシビックでJAF公式ジムカーナー競技に参戦していたり、峠でランサーぶっ飛ばしたりサーキットを走ったり。
彼は彼なりに自分の技量と予算でモータースポーツを楽しみ、最終的にはタイヤと車高調、吸排気だけ触ったDAYTONAメンテナンスのランエボ5でオートポリス2分07秒でLAPしていました。
これは、少しでもオートポリスを走っている人でしたら解るでしょうが、リミッターカットしただけのノーマルエンジン+ラジアルタイヤADVAN NEOVA+普通の車高調で出た結果ですから驚くほどの驚異的なタイムです。
そして今度はその彼がZ33を操ると言うのですし、勿論舞台はサーキット オートポリス これは面白くなってきました。

とはいえZ32型フェアレディZでは1分57秒台で周回していた我々デイトナも、Z33型からは「タイムが全てだ!」という体育会系路線を大幅に変更して、楽しく長く乗れる軽快快速マシン造りに徹していましたので、Z33を ましてや長年ロードカーをサーキットを走らせたことがありませんのでターゲットタイムの想像もつきません。
ちなみに「やまもと」が最後にロードカーを走らせたのは6年前?位
BNR32 スカイラインGT-Rが最後かな? マフラー交換しただけのノーマルを「やまもと」がドライブして2分22秒程度でLAPしていました。

デイトナがサーキットを離れ約4年 今は何のデーターも情報も持ちませんが、ざっとオートポリスを走らせているZ33のタイムを調べると、どの程度のチューニングが行われているのかは?ですが、2分17秒程度も出ればとりあえずは速いような感じの印象です。
ひとまず当面は予算の問題が相当にありますので、当面は油温上昇を嫌い機械式LSDすら装着出来ませんが、彼のペースで徐々にバージョンアップして、結果としてタイムにつながると良いなと思っています。
今回デイトナは技術支援を主にゴジラのバックアップを行い、サーキットを走るZ33のデーター、セッティング技術を顧客様へ反映できるように勤めます。

GODZILLA Z33
型式 UA-Z33
車名 フェアレディZ 
グレード VerST
エンジン VQ35DE(280PSモデル)

チューニング
吸気 DAYTONA 乾式フィルター(試作)
排気 nismo ベルディナ
ECM DAYTONA フルカスタム(試作)
足回り HKS ハイパーMAX
ホイール WEDS SA-70 10jj 18
タイヤ ADVAN NEOVA AD08 265/35R18
オイルクーラー TRUST STDオイルクーラー


NMB ピロボール


車高調整式ダンパーKITを選ぶときに「ピロアッパーマウント」と言う商品を見られたこともある方も多いと思います。
純正ダンパーではダンパーシャフトの受け止め部(アッパーマウント)は振動や異音防止でゴムブッシュで受け止めますが、このピロアッパー仕様の場合 画像のピロボールで受け止めます。

メリットは入力した力をそのまま金属のピロボールで受けますので、よりスポーツ走行を楽しむ為のダイレクト感の向上に尽きると思います。
デメリットは価格が高価であったり、ゴムと異なりありのままの振動が車体側に伝わること等です。

そもそもブッシュと言う部品自体基本はメンテナンスフリーですので、ゴムを使うケースが多いのはやはり振動や異音を嫌ってのことであり、ピロのダイレクトな操作性より快適なドライブを楽しめる方が当然ながら良いので、ストリートでの使用では一般的にはゴムブッシュの方が優れているのは当然のことかもしれません。
ですが、スポーツマインド溢れるオーナーさんが少しでも喜ぶようにとクイックなステアリングフィールにを少しでも楽しんでもらおうと、サスペンションメーカーはピロボール仕様の選択肢も用意してあるわけですが、これはこれで問題もあってピロボールもメンテナンスフリーと思っている方が多いです。
ゴムは力を逃がせますが、ピロは力を逃がしませんので、そのストレスはピロ自身にかかります。 
寿命はまったく見ても解りませんが、判断方法として段々とクリアランスが広くなっていき金属同士のぶつかり合う音が出始めたら交換かなと思います。

これは個体差あると思いますが、僕はピロアッパーのピロボールなんて2年も使えば交換と言う考えを持っています。
とにかく不快な音が出るから交換したい。
ピロアッパー装着の車に乗ると「コトコトッ コトコトッ」と如何にもピロボールが擦り減りましたと言う音が僕は嫌いで、特に助手席に人を乗せているときに「コトコト」音が聞こえだしたら恥ずかしくて仕方ありません。
「じゃあ ゴムブッシュを選べよ」
と言われてしまいそうですが、やはり僕もピロマウントのダイレクト感は大好きだし、意のままにステアリングを操るんだぞって感触はピロの方が優れているのでこれはこれで譲れません。
しかし異音だけは嫌です。 だったら定期的にピロボールを交換したらいいだけの話ですよね。
意外にもお客さんと話していたら「ピロマウントだからコトコト音は仕方がないと思っていた」と言われ諦めていた方も多いので、僕はメンテナンスさえ行えば良い部品であることに間違いはないとピロボールの定期交換をお勧めしています。
特にダンパーオーバーホールの際にはピロボールの交換もお勧めしますよ。

参考価格
NMB ピロボール 33Φ-18Φ 4,725円


amuse R1 TITAN


とても高価でレース用マフラーとしてのイメージが強かった「チタン製マフラー」
それを価格面や保安基準に適合させたチタンマフラーを製作し、グッと身近なモノにしてくれたのが今回紹介するamuse R1 TITANではないでしょうか

チタン材を使用して造るマフラーの最大のメリットと言えば重量にあると思います。
現に純正マフラーでは22,3kgの重量ですが、amuse R1 TITANですと8,65kg
その差-13,65kgです。 これは軽い
リア太鼓とセンターパイプを合体させた状態でも、片手で持てる軽さです。

そしてチタンマフラーの特徴として、すぐに目で見て違いがわかる「色」
熱を持つと綺麗な虹色に変色し、グラデーションカラーを楽しませてくれるのもチタンマフラーの素晴らしい特徴です。
今回チョイスしたのはアミューズBテール ブルーグラデーション仕様ですので、バンパーから見えるテールエンドは完全な焼き色ブルーベースにレッドリングがチラリと入っているのがポイントです。


チタンマフラーの音色というのは、これまた特殊な音を奏でてくれます。
例えば普通に造るステンレスマフラーでは重低音響く音が一般的で地響きするような商品が多いかと思いますが、チタンマフラーは軽快な乾いた音が特徴的で、ブリッピングでも良さは十分に有るのですが、走行時 特にトルクが乗る辺りの3500rpm近辺での弾けんばかりのサウンドは僕は最高に好きなポイントです。

R1 TITANは「軽」「色」「音」そして「力」までも兼ね揃えたデイトナでも大人気のマフラーで、絶えず人気の実力派商品の1つです。

オーナーは平成生まれの青年 デイトナで初めての愛車となるZ33を買ってくれ、今回デイトナでカスタムをしてくれました。
まだまだ若く、決して余裕のあるお金が沢山有るわけではありませんが、悩むに悩んで僕に相談してくれて、そして今回のamuse R1 TITANを選んでくれました。
装着後はそれはそれは満足な様子で、特にエンジンを始動したときの「ボオンッ♪」と一瞬エンジン回転数が上がるときの音を特に気に入っているようで、車内でニコニコしながら「ヤバイ ヤバイ」と喜んでいるそうです(笑)


■ amuse R1 TATAN Bテール仕様
メイン76,3⇒60φ テール115φ
定価 239,400円(基本工賃 7,350円)

VG30DETT オイル漏れ修理

S氏のZ32 TWIN TURBO
走行は12万キロ程度ですが、Z32初期型モデルですので約20年前の車両です。
それを大切に大切にメンテナンスしながら乗っていますが、さすがにオイル漏れの発生が多く、ざっと下廻りを見てもどこからオイルが漏れているのかが解らないほどオイル漏れが酷いので、今回は思い切ってエンジンを下ろして作業することを提案してみました。


今年は沢山のVG30を降ろしましたが、この車両が一番オイル漏れが酷いですね。
しかし、水廻りのメンテナンスはいいので錆の発生は少ないです。


エンジンをマジマジと見ますが。。。
結構な具合です・・・


オーナーさんの予算の都合もありますので、全部修理!とまでは行きませんが、できる限り予算内で良い仕事を行いたいので、エンジン本体のシール関係とパワーステアリングポンプの交換をするようにしました。


特にオイル漏れが酷かった箇所は、カムシャフトのオイルシールやカムカバー ガスケットでしたので、ヘッドを中心に徹底交換です。
同時にタイミングベルト類も交換
勿論エンジンマウントも交換
そしてクランクシャフトのシールも交換
おまけに水ホースも一部交換
・・・
キリがありません(笑)


この手の予算が決まった大作業は、妥協との戦い?みたいな所があって、「予算内でキチンと仕事をする」という現実と「ついでだから、コレも交換しておこう」という理想?の思いが交差します。
中途半端に終わらなくてもいいように、見積もりの段階である程度は対応できるように3万円程度のショートパーツ代としての予算をいただきますが、、、、
大体のパターンで一部サービスになるケースが定着しています(笑)


Z32初期型エンジンは、脱着作業が完了してもエンジンがキチンと始動できるケースは少なく、決まって「ボッボッボボボb。。。」と時間をかけてエンジンと搭載しても不調な場合がほとんどです。
その原因は古く固くなり青錆が出たハーネスが接触不良になり不調になることが多いので、2度手間3度手間にならずに済むように、ハーネスには「接点復活材」というケミカルを塗り組み込んでいきます。

すると・・・
1発でエンジン始動OKでした。
LLCを注入しながら各部点検 無事完成しました。

S氏は「いや~ もう車古いんで捨てちゃおうかな」なんて何時もトラブルの度に言っていますが、誰よりも大切にフェアレディZと向き合っているって知っていますよ。
良い状態を維持し続けることはとても時間もお金もかかりますが、今までどおりS氏のペースでZ32と歩いていけるといいと思います。
そのお手伝いをデイトナはやらせていただいていますが、僕達もできる限りの協力はやらせてもらいますので、状態の良いZ32に乗り続けてくださいね!!




日日是好日

日々是好日(にちにちこれこうじつ)
これは「毎日がよい日である」という意味の禅語です。

私たちの人生には雨の日もあり、風の日もあり、晴れの日もあります。
しかし雨の日は雨の日を楽しみ、風の日には風の日を楽しみ、晴れの日は晴れの日を楽しむ。
すなわち楽しむべきところはそれを楽しみ、楽しみ無きところもまた無きところを楽しむ、これを「日々是好日」というそうです。



2009年
大好きな書家・吉田真紀ちゃんがこの言葉をカレンダーに書いて贈ってくれたもので、僕は一年間この素晴らしい字(言葉)に支えられて僕なりの好日を過ごしてきました。

僕が吉田真紀ちゃんの書(字)が好きな理由はたくさんありますが、優しく強く慈しみ深く、繊細だけど大胆で、その字を見ているだけで心が落ち着き安らぐかのような不思議な魅力に惹かれます。
それと、、、、、すごくキュートでおっとりしてとにかく信じられないくらい可愛らしい人なのです、はい。



そんな僕が大好きな吉田真紀ちゃんの字をいつもお世話になっている皆さまにも贈ろうと思いつきまして、2010年の年賀状をデザインしてもらいました。
とてもとても素敵なものが出来上がりましたので、新しい年の最初のご挨拶にお届けします。

それにしても彼女との打ち合わせの時間はそれはそれは楽しくてうきうきしますのでなんとかしてその時間を引き延ばそうと必死になるやまもとですが・・・・・・



2010年はDAYTONA×吉田真紀コラボ年賀状からはじまって、今までにないおもしろいモノを作ってみようと少しずつ打ち合わせ中です。
彼女に何度も会うためには商談も小出しにしていかないといけませんのでかなり頭を使います(笑)




ルネ・ジャパン

書家・吉田真紀を中心に‘書’という切り口から世界へ向け、新しいジャパンデザインを生み出すことを目的としたプロジェクトユニット

福岡モーターショー‘09 その1

いよいよ福岡モーターショーが開幕となりました。

2年前は土砂降りでしたが今年は小雨ですが暖かかい一日です。
朝一番で予定していた仕事を済ませてから出掛けていきましたので入り口での混雑もなくスムーズに入場できました。



まずはメイン会場「モーターショーパビリオン」
ここではモーターショーと輸入車の展示が行われていました。



メルセデス・アウディ・VW・ロータス・FIAT・アルファ・GM・BMWなどなど
このあたりは車検等で入庫してくる車両なども展示されていますので、モーターショーというよりなんとなく日常を感じてしまいます(笑)













LEXUS LF-A
いわずと知れた国産車至上最高峰のスーパースポーツカー、かっこえーーー!!!
威風堂々たるその姿にしびれます。
世界500台限定、予定価格は3750万円だそうです。



LEXUS FT-EVⅡ

とても小さく可愛らしいコンセプトカーです。
ちなみにアクセルもブレーキもペダルではなくすべて手動だそうです。



FT-86 Concept
現代によみがえったハチロクですね。
ちらっと写真に写っていますが、その奥にはAE-86も展示されていてたくさんの人で賑わっていました。



本日一番人気
インド タタモータース 「ナノ」
日本で初めて公開されたそうですが、その価格は11万ルピー、日本円にしてなんと21万円です。
職業柄考えてしまいますが、21万円の新車ですから最大値落ちも21万円です。
例えばこれを新車で買って1年後 中古車店での店頭価格は幾らだったら妥当なのか? 
15万円? しかし、あと6万円出したら新車が購入できる
10万円? 金額は魅力ですけど利益は??
なんて考えながら見ていました。 

これまでの自動車の歩み(進化)と常識を覆す発想に誰もが驚きを隠せない様子で見入っていました。


さてさて
ひととおり見て回りましたので会場を出て徒歩5分の国際センター(カーライフパビリオン)へ移動します。

FUKUOKA MOTOR SHOW ‘09

福岡モーターショー2009



クルマといっしょに、あしたへ出かけよう

12月11日(金)09:30~18:00
    12日(土)09:30~19:00
    13日(日)09:30~19:00
    14日(月)09:30~17:00

マリンメッセ福岡・福岡国際センター・福岡国際会議場



いよいよ明日より開幕です。

誠に勝手ながら明日11日(金)はモーターショー見学のため午前中臨時休業とさせていただきます。
13:00より通常営業いたしますので、ご迷惑をおかけいたしますがなにとぞご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。



福岡でのモーターショーは2007年に開催されて以来ですので2年ぶり2回目となります。

一期一ヘェで見るFUKUOKA MOTOR SHOW `07
福岡モーターショー`07その①
福岡モーターショー`07その②
福岡モーターショー`07その③

2年前には原油の高騰によるガソリン価格の上昇などもあり自動車ユーザーには厳しい時代だと書いてありますが、その2年後となる今、ガソリン価格はじりじりと高騰してそして100年に一度の大不況でさらに厳しい時代となることなど予想もしなかったことですが・・・

それでもクルマが好き!
楽しいクルマに乗りたい!
気持ちいいクルマと遊びたい!

時代や景気がどうであれこの気持ちだけは変えられないものです。
そしてその気持ちは明日への原動力であったり勇気や元気につながるものだと思っています。



今回の福岡モーターショーでも、多くの人にクルマの楽しさや素晴らしさを体験してもらうということがその開催のテーマとなっています。

今後の自動車業界の行く末や人と自動車との関係がどうなってゆくのかはわかりませんが「世界の自動車の今」をこの目で見て「未来」を感じることができればいいなと思いながら、福岡モーターショーへ行ってきます!





賑やかな週末でした




遠方のお客様や平日はお仕事でデイトナに来られない方も多いので、
週末のご予約が重なり沢山の素敵なフェアレディZが集まり賑やかになります。

ここ福岡も気温がグッと下がりだしたので、粘土が固いオイルを使用しているマニュアル車両は「ギア入りが悪い」と立て続けに相談を受けました。
僕自身も経験があるのですが、このギアが入りにくいと言うのはオーナーにとって物凄いストレスなんですよね。 朝一番はスコッとシフトが入るけど、温まりだすと入らない またはその逆
色々試した結果、町乗りが多い方でしたらwakos7590LSDやOMEGA 690シリーズを使用しています。
後日、偶然にもデイトナが使っている問屋さんに面白いほどギアが入るようになるオイルの取り扱いを開始したと言うことで、是非ともTESTして良かったら定番オイルとして使ってみようと思います。


そしてZ34 Saclam silencer KIT 
年内納入できる最後の1本はこちらの車両へ取り付けしました。


ブルーワイドミラーの取り付けで福岡市内より来店
娘さんと仲良くラーメン食べ歩きしながらデイトナに来ていただきました。

色々なフェアレディZと沢山のオーナーとお話でき、様々な角度からオーナー目線の話を聞くことができました。
特にシフトの入りが悪いトラブルなんて、オーナー以外の人にとっては「そんなもんでしょ」みたいに思われますが、オーナーにとっては乗る気も薄れるほど嫌な悩みの1つだったりもします。
メカニカルトラブルでしたら修理以外の方法はありませんが、なんとかケミカルの力を借りて快適なシフトフィーリングになるといいと思いますので、魔法のオイル?がデイトナに届き次第 TESTを開始してよかったら案内しますね。

内装カスタマイズ

もうすぐ20万キロ走行のK作さんZ32
タバコをお吸いにならないK作さんの車内は比較的きれいな状態で保たれていますが、純正のRECAROシートのサポート部は潰れていたり、ジャージ生地の内装材を綺麗にしたいということでカスタマイズ依頼を請けました。


今回の変更ポイント
・純正レカロSR-Ⅲ⇒新発売 RECARO SR-Ⅶ(カムイ/シルバー)
・ドア内張り張り替え⇒アルカンターラ 
・コンソールBOX等張替⇒アルカンターラ
その為、一旦内装はバラバラにして張り替え業者へ送ります。
この時の納期は約2週間でした


その間、別にオーダー頂いていることがありますので着々と進行していきます。
エンジオイルの交換や水温計の増設等など・・・

そんな中 ついついうっかりメンテナンスを怠っていたのがエアフィルターの交換
K作さんはARCインダクションBOXを使用しています。 Z32はエアクリーナーの位置が悪いので水吸いしやすいのですが、このARCインダクションBOXは水吸いもしにくく、走行風も当たりにくく最も理想的な形状をしていると僕は思っていますので、随分販売させてもらいました。 
しかしながら去年廃版になってしまいましたので、この商品は幻の1品ですよね。
ですが廃版になった今でも交換用フィルターはありますので安心して使用できます。


さて、内装が帰ってきました。
Z32レザーシート仕様の純正トリムの質感に似ています。
たしか当時はエクセーヌを使用していたと思いますので、エクセーヌの自動車用として開発されたアルカンターラを今回は使用しましたので、ある意味似て当然かもしれません。


内装を組み込みRECARO SR-Ⅶを2脚入れます。
そして完成



じゃじゃん!
ドアトリム シート センターコンソールの質感、色使いの良さが画像から伝わりますでしょうか?
ゴワゴワした純正の生地とは異なり、アルカンターラ独特のしっとりした生地に包みこまれ運転できる幸せを想像してしまいます。 
誰が見てもZ32フェアレディZとは思えないような上質な車内にカスタムしました。

いつもと同じ朝を迎え、車のドアを開けシートに座る
真新しいレカロに吸い込まれるように、しっかりと背中と肩をホールドされる。
エンジンを始動しギアを入れ走り出す
いつもと同じ朝で いつもと同じ道なのに何かが違う
太陽の強い光が車内を明るく照らしてくれる
黒でもないグレーでもないアルカンターラBK材が何か気分を良くしてくれる
トリムにそっと指を滑らすと、優しい生地には新しく命を吹き込まれた車内と言う空間に喜びを感じずにはいられなかった。
ドライブに行こう 仕事にも行こう 趣味をしに行こう
嬉しくて嬉しくて 笑みを浮かべながら今日もお気に入りのZ32フェアレディZに乗っている。
たまらないね!




Saclam silencer KIT for CKV36 SKYLINE COUPE


フェアレディZ専門店のデイトナですが、最近は姉妹車両でもあるスカイラインクーペckv36への製品の問い合わせ メンテナンスの問い合わせが増えつつあります。
特に人気なのはフェアレディZ34同様saclam silencerですが、週末になると視聴問い合わせが大変多く、今後もあらゆる対応、アドバイスが出来るようにckv36と言う車を勉強している「やまもと」です。


Z34フェアレディZとはレゾネーターパイプの取り回しが異なる点や全長が異なる点
車外で聞く音質自体はZ34,CKV36同等ですが、Z34と違いCKV36はフロアパネルやタイヤハウスの防音対策をしっかり行っていますので、車内に入ってくる排気音はZ34に比べるととても静かに聞こえて、よりジェントルマン仕様になってます。


Z34には無い レゾネータのステーがカッコイイ。。。
△ステーの丸いパンチング加工が凄くかっこいいですが、どうせだったら丸い穴をプレスして3D形状にしたらもっとカッコ良いと思いますのでsaclam宇野社長へお願いしてみましょうかな???

軽いブリッピングをしましてもZ34とは違いアクセルのツキがいいし、回転落ちも早い。

う~~~ん CKV36のほうがスポーツカーっぽいフィーリングですが気のせいでしょうか(笑)?
今後はIMPULハイパワーコントロールユニットやBIGスロットルを装着したら、ますます楽しくなりそうな1台です。
 

世界文化遺産姫路城のある街へ

DAYTONAは毎月第一火曜日と毎週水曜日は定休日ですが、今回はこの連休を利用して兵庫県は姫路市まで遠方納車です。

遠方納車の場合、一度も実車を見ることなくまたお会いしてご説明することもなかったというのに全てをお任せしてくださったお客様のもとへは動ける可能な範囲であればなるべく自分たちでおうかがいして直接お届けしたいと思っています。
それでも定休日のタイミングと納車日の都合で陸送業者に委ねることも多いですが、今回はちょうどよいタイミングで納車日が決まりましたのでいざ姫路へ。

入念な最終チェックはより確実なものとするためダブルチェックを義務付けています。



早朝まだ暗いうちに出発です。
澄み切った空気がキーンと冷えた冬の朝は気持ちが引き締まるようで一番好きです。

寒いからあたたかさがよりうれしく、あたたかいことを大切に思えるというと「どMだ」と言われますが・・・・・



本日は全治三ヶ月のオバさんは足手まといになりますのでお留守番。
姫路城を見たい!神戸にも行きたい!神戸牛食べたい!と騒いでいましたが当然無視、僕一人なので身軽&気楽です。



それでは行ってきます!